「最近、ラノベばっかり読んでいる影響か無性に自分でも小説書きたくなってきた。だから、最近『小説家になろう』でベタだけど異世界ものの小説を投稿する事とにしたわ。でも、なんかカッコいい響きの技とか言葉っていうのが全く思いつかない。心理学とかの用語にかっこいいのがありそうな気がするから参考にしたいなあ。」
ふむ、確かに心理学用語には割とカッコいい感じの響きの用語があるかもしれんな。
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラーのぐれんの おにぎりです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「厨二心に火がつくなんかカッコいい、面白い心理学用語を50個集めてみた」という話です。
今回は以下のような方に向けておおくりします。
- 変わった響きの言葉を探している人
- カッコいい響きの心理学用語を探している人
- 心理学の用語にどんなものがあるのか気になる人
心理学の用語には、結構かっこいい感じのものがあります。
ミュンヒハウゼン症候群にデストルドー、シャーデンフロイデ、、、、色々ありますな。
今回はなんかかっこよさげな心理学用語を49個紹介してみようと思います。
創作活動をする際にインスピレーションを得るために活用するもよし、友人に言ってみて反応見て遊ぶもよし、しりとりに強くなるために覚えてみるもよし、色々と活用法はあるでしょう。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
シャーデンフロイデ
シャーデンフロイデとは、一言でいうと「他人を引きずり下ろすときに感じる快感」の事。
いわゆる、「他人の不幸で飯がうまい」という意味の言葉である「メシウマ」が、これに近いかもしれません。
ゲシュタルト崩壊
ゲシュタルト崩壊とは、 全体性を持ったまとまりのある構造から全体性が失われ、個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象の事。
例えば、漢字を凝視しすぎると漢字の各部分がバラバラになって見え、結果としてその漢字が何という文字かわからなくなるのはゲシュタルト崩壊が起こっております。
デストルドー
デストルドーとは、ジークムント=フロイトさんが提唱した精神分析学用語で、「死へ向かおうとする欲動」を意味する言葉です。
ダークトライアド
ダークトライアドとは「マキャベリズム」と「ナルシシズム」、「サイコパシー」の3つのパーソナリティ特性の総称の事。
「暗黒の三要素」と訳されたりもします。
ミュンヒハウゼン症候群
ミュンヒハウゼン症候群とは、虚偽性障害に分類される精神疾患の一種です。
症例としては、以下のようなものがあるとか。
周囲の関心や同情を引くため病気を装う
周囲の関心や同情を引くため自らの体を傷付ける
インポスターシンドローム(詐欺師症候群)
インポスターシンドロームとは、自身の実力を過小評価することで「自分が実力がないのに周囲をだましている詐欺師である」と感じてしまうというものです。
いわゆる社会的成功者に多いとか。
集合的無意識
集合的無意識とは、ユングさんが提唱した分析心理学における中心概念。
個人の経験を越えた先天的な構造領域であり、人間の無意識の深層に存在するとされています。
ウェスターマーク効果
ウェスターマーク効果とは、幼少期から同じ生活環境で育った相手に対しては、成長してから性的興味を持つ事は少なくなる、という仮説的な心理現象のこと。
この仮説は、人が近親相姦を嫌悪する理由を説明する際に用いられたりもします。
セルフコンパッション
セルフコンパッションとは、簡単に言うと「自分自身に対する思いやりのこと」です。
アフォーダンス
アフォーダンスとは、環境が動物に対して与える「意味」のことです。
ラバーハンド イリュージョン
ラバーハンドイリュージョンとは、「自分の手をゴムの手であると思ってしまう現象の事」です。
多分、多くの人は「何を言ってんだコイツ?」とお思いでしょう。
三項随伴性( さんこうずいはんせい)
三項随伴性とは、行動療法を行う前に用いられる行動分析のこと.。
行動分析は、先行条件(Antecedents)と行動(Behavior)、結果(Consequences)の3つ項目から分析します。
それぞれの頭文字をとってABC分析とも呼ばれるんですね。
アーキタイプ(原型)
アーキタイプとは、ユングさんが提唱した分析心理学(ユング心理学)における概念です。
夜に見る夢のイメージや象徴を生み出す源となる存在だとされている模様
デスライティング
ケント大学の心理学者が効果を確認した技術で、自分の死について思いをはせることで「自分の人生の希少価値がましメンタルの状態が改善する」とされています。
例えば、以下の様な記述がデスライティングの具体例になります。
- 「自分が死んだらこの世界は行ったどうなるのか」
- 「もし、自分が明日は生きていないとしたら?」
注意点としては、うつや不安に関する病気にり患している人は,デスライティングにより余計にの状態が悪化する可能性があるという事です。
アイザカウワー現象
入眠時に柔らかく重い塊が、自分の顔に向かって動いてくるというイメージのこと。
アウフガーベ
アウフガーベとは、実験者から被験者に与えられる問題のこと。
アナクリティック ディプレッション
アナクリティック ディプレッションとは、「依託性抑うつ」等と訳される乳児が母親から3ヶ月以上にわたり引き離された場合に発生する、うつ病の精神運動抑制に似た精神症状のことです。
アメンチア
アメンチアとは、精神障害初期に見られる思考の錯乱状態の事です。
参考
https://www.almediaweb.jp/glossary/0030.html
ペルソナ
ペルソナとは人格、位格を表すラテン語です。
メサイア コンプレックス
メサイア コンプレックスとは、個人が救済者になることを運命づけられているという信念を抱く精神状態を示す言葉です。
ロールシャッハ テスト
ロールシャッハ テストとは、1921年にスイスの精神科医ヘルマン=ロールシャッハさんにより考案された投影法に分類される性格検査の代表的な方法のひとつです。
ロールシャッハ テストでは、被験者にインクのしみを見せ何を想像するかを述べてもらって、その言語表現を分析することで被験者の思考過程やその障害を推定します。
レジリエンス
レジリエンスとは、「精神的秋服力」等と訳される「困難で脅威を与える状況に対してもうまく適応する過程や能力,および適応の結果の事」です。
詳しくは以下を参照。
多元的無知
多元的無知とは、社会心理学における用語。
集団の過半数が任意のある条件を否定しながらも、他者が受け入れることを想定しそれに沿った行動をしている状況を指しています。
例:「自分はキーマカレーが嫌いだけども自分の友人たちはキーマカレーが好きだろうから、自分はあんまり気乗りしないが今日の打ち上げはキーマカレーの専門店でやろう」。
詳しくは以下を参照。
スティグマ
スティグマとは、「他者や社会集団によって個人に押し付けられたネガティブな意味あいのレッテル」のことです。
福祉分野では「差別」等と訳されます。
参考
東京慈恵会医科大学 森田療法センター
コーシャス シフト
コーシャス シフトとは、集団極性化における概念の事。
コーシャスシフトは、1人で意思決定を行う時より集団で行う時の方が、より安全性の高い無難な意思決定になることです。
その反対は、リスキーシフトと呼ばれます。
催眠性トランス
催眠性トランスとは、意識的な思考が弱って抽象的なイメージの思考が強い意識状態のこと。
ダブルバインド(二重拘束)
ダブルバインドとは、「ある人がメッセージとメタメッセージの矛盾するコミュニケーション状況におかれること」です。
例:親が子供に「おいで」と呼びかけ、いざ子供が親に近寄っていくと突き飛ばされる。しかし、呼ばれて、寄っていかないと怒られる。
ジオン
ジオンとは、知覚において対象の特徴を構成する円柱形やくさび型などといった幾何学的形態のことです。
クロスモーダル現象
クロスモーダル現象とは、視覚と味覚、視覚と聴覚などの本来別々とされる知覚が互いに影響を及ぼし合う現象のこと。
例、着色料で赤く染色されただけシロップのかかったかき氷が、イチゴ味であるように感じる。
スキーマ
スキーマとは、「過去の経験や外部の環境に関する構造化された知識の集合」、つまり出来事や行為、事物などに関しての一般的知識のことです。
セルフエスティーム
自尊感情、つまり自尊心のことです。
自尊心について詳しくは以下参照。
超心理学
超心理学とは、超感覚的知覚(ESP)、念力(PK)などといった超常的現象を研究する科学の一部門のことです。
ツァイガルニク効果
ツァイガルニク効果とは、人は達成できた事柄よりも、達成できなかった事柄や中断している事柄の方をよく覚えているという現象のこと。
スペシフィック ハングリー(特殊飢餓)
スペシフィック ハングリーとは、タンパク質や脂肪、ビタミン,塩分などといった特定の栄養分や体内成分が欠乏した時に,それを含む食物に対する欲求が選択的に生じること。
例:カルシウム摂取不足の子どもが、通常は食べない灰や壁土を食べる。
バクスター効果
アメリカのポリグラフ専門家であるクリーヴ=バクスターさんによって発見された、植物にポリグラフ(嘘発見器)を接続することで検出されるあたかも思考のような反応のこと。
ヒューリスティクス
ヒューリスティクスとは、、必ず正しい答えを導けるわけではないものの、ある程度の水準で正解に近い解を得られる方法。
マントラ
マントラとは、サンスクリットで本来的には「文字」「言葉」を意味する言葉。
マガーク効果
マガーク効果とは、言語音声の音韻知覚において聴覚情報と視覚情報の相互作用を示す現象の1つです。
と言っても中々分かりにくいですよねえ、、、。
プルキンエ現象
プルキンエ現象とは、暗くなると,青や緑などといった短波長の色が明るく見えるようになる一方で、赤などの長波長の色が暗く見える現象のこと。
レミニッセンス
レミニッセンスとは、「記憶した事柄がある程度時間を経ることでかえって明確に想起されること」です。
大人よりも児童に現れやすく、また多くのことを不完全に記銘した場合に生じやすいといわれています。
カバートアグレッション
カバートアグレッションとは、凄くざっくりというと「いい人のふりをして他人に近づいてきて支配しようとする人」のことを言います。
サバイバーズ ギルト
サバイバーズ ギルトとは、災害や戦争、虐待などを奇跡的にあって奇跡的に生還した人達がしばしば感じるという罪悪感の事です。
サイコパス
サイコパスとは、感情の一部が欠如しているのが特徴的な精神病質者です。
一般に、サイコパスには「良心がない」とか「罪悪感がない」等と言われていますね。
ラピッドサイクラー
ラピッドサイクラーとは、1年に4回以上の躁(そう)、ないしうつ病相をくり返す人のことです。
パラダイム
パラダイムとは、研究の成果を理解したり解釈するために用いる典型的な理論体系の事。
「研究で用いられる典型的な実験手続きや技法をさす場合」と「モデルや概念あるいは理論などをさす場合」の2つがあります。
バッファー
バッファーとは、入力した情報を心内で一時的に保持し,それとともに長期記憶との情報のやり取りを行うと仮定されている機構のこと。
ソンディ・テスト
ソンディテストとは、ハンガリー生れの精神医学者ソンディさんにより、1947年に創始された人格検査です。
結構、不気味?な検査ですねえ。
やってみたい人は以下からどうぞ。
http://www2.osk.3web.ne.jp/~hani/szondi/
カインコンプレックス
カインコンプレックスとは、「同胞間の抗争,嫉妬などの事」を指します。
カインとアベルは共に、最初の人間であるイブの子でしたが、カインが嫉妬により弟のアベルを殺してしまうという神話に由来。
視覚的断崖
視覚的断崖とは、子供の奥行き知覚能力の発達を検証する目的で、ギブソンさんとウォークさん.により開発された実験装置。
この装置は、1メートルほど先の地点からガラス板の下にある床板がなくなっており、下を見ると断崖絶壁になっていて下に落ちてしまうように感じられる仕掛けになっています。
この装置を用いて、生後6ヶ月~12ヶ月の乳幼児の奥行き知覚能力を検証したら、ほとんどの乳幼児が視覚的断崖のところで立ち止って泣くなどの恐怖反応を示したとそうな。
まあ、そりゃあそうだわな。
ちなみに、視覚的断崖のイメージ図が以下。
引用
おわりに
この記事では「厨二心に火がつくなんかカッコいい、面白い心理学用語を49個集めてみた」と題しておおくりしました。
ふう、結構沢山あっての疲れましたわ(笑)。
なにか、「お!これかっこよくね?」て思うような響きの心理学用語はあったでしょうか?
しかしまあ、こうやって集めてみると、実に色んな言葉がありますなあ。
色んな心理学用語を覚えて、しりとりマスターを目指してみるのも楽しいかもしれませんね。
では!
参考記事等
「ブス彼氏は冷める」彼氏がブサイクで別れたい女性の心理や原因「別れるべきか?」
「コンプレックスの本当の意味」コンプレックスは劣等感だけじゃない
参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8