当ブログの心理学系記事等を読む際の注意点。科学論文は真理とは限らない。

当ブログの心理学系記事等を読む際の注意点。科学論文は真理とは限らない。
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「この記事めっちゃためになる!へー、それでこれが典拠となる論文ね、ま、英語だから読めねえけど(笑)。でも、ネイチャーとかの権威ある科学雑誌にのっているし信用できるべ!」

おっと!その思考あぶねえよ!?

ましてや、論文が英語だったら記事にされる際に誤訳されたり、誤読されたりしていないとは言い切れないゾ。

オニギリス!

脱マンネリストのオニギリです!

当ブログへようこそであります。

わたし、当ブログにて人間関係を良くし人生の幸福度を向上させるために役立つ情報や自己実現についての情報等々を発信しております。

そんなわたしからちょいと当記事の内容に関して、一言注意を申し上げておきたい。

それは、、、、

「記事内に参考論文がある場合であっても、安易にその記事の内容を正しいと思わず、あくまで参考として考えること、批判的な視点を忘れずに読むこと」

を推奨します!

はい、なぜこんなことを言うのかですが、理由があります。

この記事では「論文が示してあっても安易に信じてはいけない理由」について述べておきます。

では、ゆるりとおおくりします。

1、素人の意見は参考にとどめる

はい、そもそも論文ってやつは読むのが大変です。

実は、研究者でも自分の専門外の論文は読んでも分かんないってことが普通にあります。

そして、時には専門家自身が間違うこともあります。

まず、「論文をよめる」という状態は、論文の読み方以前に「その分野の常識としての基礎知識を知っているか」が前提となっています。

前提があって初めて「論文を読んで内容が理解できる」という話になります。

まあ、わたしはそもそも法学出身でそれも学部どまりなため、論文についてそんなにしっかり語れる立場ではないですがね。

とはいえ、まあ国内の論文が中心でしたが、そこそこ論文を読んでそれを痛感しました。

論文を理解するために必要な常識を学ぶには大体2通りあると思います。

  • その分野の定番教科書を読み込む
  • その分野の重要論文を読んだ上で関連論文にあたる

まず、その分野の大まかなこれまでの学説の歴史的変遷等を教科書等で俯瞰することは有効ですね。

道しるべが無いとどこに進んでいいか分かりませんから。

わたしは心理学に関しては「ド素人」です。

大学院に進学するのに必要な知識くらいは最低限蓄えとかないとまずいので、今現在、以下の本で心理学の学問体系を勉強しようとして現在励んでいるところです。

素人なりにできる範囲で科学系の記事や論文を読んでその正否を判断してはいますが、どうしてもそこは素人の検証。

いい加減なこともあるでしょう。

また検証と言えば、2019年10月末頃メンタリストダイゴさんが英語論文の中に宿題は無意味とは書いていないにもかかわらず、「宿題は無意味」と言ってしまったことがありした。

論文を読み慣れているはずのダイゴさんですらこんな間違いを犯すという話です。

なので、あくまで「まあ、役に立つかためしてみようか」という「参考にする」というスタンスでお願いします。

まあ、そもそも個人のブログ程度に、そこまで高い期待をしている人はまずいないとは思いますが、念のために。

2、英語の論文は要注意!

特に英語で書かれている論文が参考にある場合には要注意です。

人にもよりますが、英語に慣れが無い人は確認さえせずにまたは、確認できずに記事の内容を信がちになってしまいます。

でも、それは無理からぬことです。

なんせ、英語の論文って英語自体が読めても、その分野の専門用語や一般的であってもその分野独特の解釈が必要になる単語がありますから(例えば、心理学系の論文だとdesignを実験計画と訳しますね)、単に英語が読めるだけではきついんですよねえ、、、文法自体はやさしいんだけど、、、。

ちなみに、わたしは本職が英語の教員です。

なので、まあ英語が読めないってことはないです。

だけど、結構な確率で論文を読んでいると「?」て感じの単語に出会います。

なので、これから心理学の英語論文を読もうという方は、心理学系の論文でよくつかわれる英単語を覚えておくといいでしょうね。

例えば、こんな単語帳を使って勉強するといいと思います。

わたしも勉強し続けないといけないですねえ、、、。

3、論文の正しい読み方を教えてくれるサイト

私が個人的に科学論文の読み方を学ぶのに参考になったなと思ったサイト等を紹介したいと思います。

科学論文の読み方を学ぶのに、役だったと個人的に思ったのは以下のサイト等です。

https://rabotiku-sato.com/entry/2016/11/29/020928/

http://www.chem.waseda.ac.jp/koide/20160108.pdf

http://okatenari.com/2017/06/02/post-595/

あとは以下のような本で勉強するのもいいですね。

わたしも精進したいと思います。

4、科学の条件には3つある

はい、あなたは「科学的に」なんて言われた時に、思ったりしないでしょうか?

「ん?科学ってなんやねん、、、、」みたいに。

実は、科学であるためには条件があります。

それが以下の3要素。

  • 人間が観察可能かどうか
  • 再現性
  • 反証可能性

上記で特に大事なのは再現性と反証可能性です。

再現性とは、実験観察を繰り返しても同じ結果がでるという事です。

そして反証可能性とは、哲学者カール=ポパーさんによって提唱されたものです。

反証可能性を具体的にいうと、不利な証拠が出た場合にちゃんと反証される、つまり間違いを認める理論が科学であるという話です。

逆にいえば、どんな事例であっても「あれこれ理由をつけて言いくるめられる」のは科学ではないという事です。

例えば、科学か否かに関してこんな逸話があると言います。

ポパーさんと心理学者のアドラーさんは同時代の人であり友人でした。

ある時ポパーさんはアドラーさんに、アドラー心理学で説明できないと思われる事例をあげて説明を求めたと言います。

これに対してアドラーさんは色々と理屈をつけて見事説明しきったそうです。

これによって、ポパーさんは「アドラー心理学は科学ではないのではないか?」と思ったといいます。

まあ、判断は難しいですが、なんでもありになったらそれは「科学ではない」という話ですね。

5、そもそも世界に真実なんて存在しない!

元も子もない話ですが、論文に真実はのっていません!

どんなに確度の高いとされる研究論文による結論であっても、いつかその事実がひっくり返るなんてことは普通にあります。

そうです、この世界は人知の及ばない不思議な事であふれているんです。

今、正しいことや常識とされていることなんて数年後には「間違ったことや非常識になっている」なんて普通にありえます。

なので、論文に限らず今現在「真実とされていること」にすら「真実ではない」という視点をもって臨まないといけないと思いますね。

そうそう、本当に正しいことなんて「この世界にはない」んですよ、わたし達が勝手に正しいと思っているだけです。

だから、「常に批判的にものをみる視点」が大事なんです。

なので、そもそも「論文自体も批判的に読まないといけない」んです。

だから、わたしの記事なんて明石屋さんまさんの「ほんまでっかTV」くらいのエンタメとしてみてやってくださいな。

本当に真実に近いものを求めるのなら、「その特定の分野の研究の第一人者の本」を読んでください。

記事内でもよく本を紹介しているので。

ま、このブログで何となくの知識が増えるだけでも、自分で探索する下地はできるんじゃないかと思います。

ま、事前に手掛かりを知っているのといないのとでは、大分違いますからね-。

ということで、よろしくお願いします。

おわりに

この記事では当ブログの記事を読む上での注意点について述べてみました。

科学は日々進歩しています。

一時期揺るがない真実とされたことであっても、ある時突然くつがえるなんてこともあります。

例えば、歴史上太陽が地球の周りをまわっているという天動説は、地球が太陽の周りをまわっているという地動説に取って代わられたりしましたね。

ですから、今正しいとされていることも「いつかくつがえる可能性」があります。

何についても全てをうのみにするのではなく、必ず一旦疑う習慣を持ちたいものです。

では!

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