今回の話題は「恋愛で中身が大事と言って意味があるのは、基準以上の見た目の人だけよ」という話です。
今回は以下のような方に向けておおくりします。
・恋愛は中身が一番大事だって思っていたけど、どうもそれは違う気がしてきた人
・自分の性格は比較的いいはずなのに、誰にも見向きもされなくておかしいと思っている人
恋愛では、中身と外見のどちらが大事だと思うでしょうか?
世間的には「中身こそ大事」と言われることが多いと思いますので、中身でしょうか?
、、、いいえ、現実的にいうなら、「外見も中身のどちらも大事」です。
「人間は中身が大事」は至極まっとうな話で、決して嘘ではありません。
わたしも「その通りだ」とうなずく以外にありません。
しかし、恋愛においては「最低限の外見」を持たない時点で中身、つまり内面は見てもらえないので「中身さえよければ」という言葉は気休めにすらならないまやかしです。
まず、見た目を底上げして、中身を見てもらえるようにしましょう。
この手の「まずは見た目をどうにかしないと何にもならないよ!」て感じの話はもう当ブログで過去になんどもしてきているのですが、それでもしつこくこんな記事を書くっていうのはそれだけ「性格さえよければ」の様なきれいごとが蔓延しているって思うからです。
そんなことを真に受けてニッチもサッチもいかなくなっている人が沢山いますから、わたしとしては別に世直しなんてする気はさらさらないけど、「いや、性格なんて見た目が悪い時点で原則意味ねえよ」ともっと恋愛における外見の重要性を強調したいのですよ、あえてね。
「外見改善なくして恋愛なし」って話ですよ。
思いやりある良い性格であればこそ、見た目を磨かないともったいないというものです。
見た目から何とかしないと、恋愛が全くうまくいかず挙句の果てに「恋愛なんてめんどくさい、、、」という事になりかねません。
という事で、早急に雰囲気イケメンになりたい人は「
では、ゆるりとおおくりします。
目次
中身は大事だけど、中身を見たいと思わせないと何も起こらないんだ
中身、つまり性格といった内面は非常に重要です。
長期的に関係を続けていくのであれば、間違いなく「思いやりがあって誠実な人」を選んだ方が適当といえます。
なので、結婚相手には「思いやりと誠実さ」は必須要件です。
理屈で考えていけば、おそらく誰しもこのような結論に至るはず。
しかし、この結論は所詮は「理性で出した結論でしかない」という事に注意が必要です。
人は恋愛相手を選ぶ際に、理性だけで決めているわけではありません。
必ず本能による「この人はありかなしか」といった判定が無意識におこわれています。
男女問わずね。
本能は「人間の生存に関わる決定を行う」ので、理性よりも本能の指令の方が優先されます。
相手の見た目を気にするなんて言うのは普通の事なのですな。
性格が悪いわけでも何でもないわけです。
あえて、「壁」になぞらえて表現するなら、本能によるありなし判定が「本能の壁」であり理性によるありなし判定が「理性の壁」でしょう。
大雑把にいうと、本能の壁は「主に容姿」、理性の壁は「性格等の内面」といった感じですかね。
本能の壁を超えない限りは、理性の壁に到達できないので性格を評価するしないといった話にはなりません。
だから、まずは外見を「最低限あり」と思われるようにすべきであるという事です。
ちなみに、「タイプじゃないけど好きになる」なんて話もありますが、あれは「タイプではないけど最低限はクリアしている」って意味ですのであしからず。
タイプド真ん中が100点満点中100点だとしたら、「少なくとも付き合えるくらいの点はマークしてた」というくらいの意味だと思っておきましょう。
間違っても、外見が10点とか0点でも付き合えるという意味ではないので、そこはお間違いないなく。
中身を強調したいのもわからんではない
ただ、世の中にこんなにも「恋愛では中身こそ大事」論を唱える人が多いのもわからんではないです。
個人的に世の中に、「中身こそ大事」論者が多い理由として考えられるものは以下。
・先人たちの教訓
・そうであってほしいとの願望
以下順次捕捉していきます。
・先人たちの教訓
恋愛や結婚を経験した人たちが、実際に経験してみて「やっぱり、見た目だけじゃうまくやっていけないな」と思い、ある種の教訓として他の人達に「いくら見た目が良くても~」等と説いて聞かせるなんて場面はそこかしこにあります。
まあ、これはその通りなのですが、そもそも恋愛出来た時点で「本能の壁を超えるだけの外見的魅力」はあったので、そこについても言及しないと未経験者や経験不足の人達には参考になりません。
数学で言うなら、正負の加法や減法と言った事も知らないのに、いきなり四則演算を教えられるって感じでしょうかね。
正しく理解するなんて、ムリに決まっています。
見た目の問題をすっ飛ばして性格を語ってもあまり意味はありません。
なお、個人的に過去に外見第一で恋愛していて手痛い失恋経験をした人ほど、中身の重要性ばかりを強調する気がします。
例えば、「元彼は顔はめっちゃかっこいいが自己中すぎてとてもじゃないけど、一緒に居られなかった。性格が何より大事だよ」
とか
「彼女は尋常でなく可愛く美人だったけど、わがまますぎていっつも振り回されてばかりだった。あげく浮気されて捨てられた、、、。恋愛するなら性格第一で考えるべきだ。」
みたいにね。
彼彼女たちの言っていることはもっともなのですが、そもそも最低限の外見がない時点で恋なんて始まらないので、失恋することもありません。
・そうであってほしいとの願望
多分、世の中のほとんどの人は「恋愛で外見がある一定水準以下だと相手にされることはない」と内心うすうす分かっているではないかと思います。
しかし、それを「認めたくない」から、「恋愛は中身が一番大事!」なんてその場しのぎのきれい事が蔓延するし、また、こぞってみんなで「そうだよね」と白々しい共感ごっこをして遊んでいるのだと思えて仕方ないです。
こんな綺麗ごとを真に受けると、「じゃあ、見た目なんて気にしなくても思いやりがある人になればモテるのか」等と考えて、結局なにも報われない人(特に男性)が生まれてしまいます。
改めて「性格より先に外見の改善が不可欠」と認識すべきでしょう。
まあ、、、でも、こういった「中身が一番大事」という言葉にすくわれる心理もある程度は理解できますよ。
なんせ外見、特に顔は整形でもしない限りは変えようがないので、それが問題で恋愛できないとか無下に扱われるなんて言われたら、「理不尽じゃんか!」とやり場のない怒りに襲われるでしょうから。
わたし自身は、過去に自分の顔が完全に左右対称でないことが少々気になっていました。
具体的に言うと、左目と右目の形状がほんの少し違うとか鼻が1ミリか2ミリくらい顔の中心からずれているかもって事が少し気になっていた時期がありましたね。
その時に、少しだけ「理論上は特段悪いとこはないきはするのだが、多分直さないといけないとこはあるんじゃなかろうか?少なくとももっと左右対称である必要がある。少し整形でもしたい気がする、、、」みたいに感じていたことがあります。
ちょっとね、「どこからどう見ても完全で欠点のない顔にしたい」って思っていた時期があるのです。
顔は自分ではどうにも変えられませんから、変えたいと思ったら、もうそれこそ地獄の始まりですよ。
さすがに死にたいとまでは全く思いませんでしたが、ほんの少し気分が落ちたのは確かですね。
自分も含めた全人類が「顔なんてものを気にしないで性格だけで相手を判断するようになったなら、こんなこと気にしなくていいのに」て少し思ったりしてましたねえ。
ただ、別に恋愛をするだけなら特段、美形である必要はないので、実は顔はあまり問題になりません。
あまりに相手の容姿に関して高望みをしていない限りは、身ぎれいにしておけば恋愛自体はできるのです。
だから、もっと世の中に「まずは最低限の見た目。それから中身が問われる。ただし、最低限の見た目は努力で獲得できる場合が多い」みたいな論調が一般化すれば、勘違いして時間を無駄にする人が減ると思うんですけどねえ、、、。
見た目を整えるとしても、一体何をすればいいのか?
さて、では見た目が大事って事はわかってもらえたと思うので、具体的にどうやって見た目を改善していくのかについて触れていきたいと思います。
まず、男女ともにいえることについて言っておきますと、「自分が負担にならない程度の親切を日頃からする」ようにしましょう。
他者に親切にするようになると、自分の外見の評価が上がるって研究がありますのでね。
詳しくは以下。
では、いよいよ男女別に見た目改善について考えていきます。
男性の場合
男性については生まれつきのイケメンはとりあえず置いといて、いわゆるブサメン~フツメンの人達は、雰囲気イケメンを目指しましょう。
まずはスキンケアを一生懸命頑張るといいですな。
なお、雰囲気イケメンのなり方については以前の記事を参考にしてみてくださいな。
女性の場合
では、次に女性の場合の見た目の水準のあげ方、つまり「雰囲気美人になるにはどうすればいいか」について考えてみたいと思います。
女性の場合、以下のような事に気をつけると雰囲気美人になれると思いますね。
・体型を整える
・髪型や服装は男性目線で考える
・肌を整える
・唇と目に重点を置いてメイクする
以下順次簡単に補足。
・体型を整える
ある研究にて、BMI19の女性がモテるという結果が示唆されています。
進化生物学的にはやや脂肪の多い体型の方が好まれるはずなので、この結論は一見なんだか腑に落ちません。
しかし、一応説明はつくといいます。
なんとBMI19という数値は、「若い女性に多いBMI帯に含まれている」んだそうです。
実は、平均的に見た場合、18歳から20歳の女性のBMI は、17から20の間にある傾向が高いんだそうな。
ただ、この19という数値は結構なやせ型ですので中々しんどいものですから、「参考値」としてとらえておくのがいいでしょう。
まあ、男性は何にもまして「若さ」というものを重視するという事を、覚えておくといいのかもしれません。
・髪型や服装等は男性目線で考える
これは男性についても同じことが言えますが、「髪型や服装は異性の目線で考える」のが大事です。
例えば、髪型で言うなら、個人的な趣味を優先してベリーショートにしたり前髪ぱっつんにしたりするのはあまり賢明じゃないってことですね。
美容室に言ったら、男性の美容師さんに「男性受けする髪型にしてほしい」と頼んでみるといいかもしれません。
女性の美容師さんは話しやすいでしょうけども、「異性を意識した髪型にしてもらう」という意味では選択してはいけませんね。
同じ髪型であっても、担当する美容師さんの性別によっては結構差が出ると思われます。
また、ネイルは、シンプルなものがベスト。
いかにも「気合入ってるな」と言った感じのものは、避けた方がいいと思いますね。
そして服に関しては、男性店員に「予算~くらいでコーディネイトしてほしい」等と頼むといいでしょう。
モテたいのであれば、服装もあくまで男性目線に徹した方がいいですな。
・肌を整える
上述したように、女性は何をおいても男性に「若さ」を意識させることが大事です。
そのため、絶対に肌は綺麗にしていかねばなりません。
日頃から、睡眠を十分にとり野菜中心の食生活にする、タバコは吸わない、飲酒頻度を減らす、毎日キチンと日焼け止めを塗る、お風呂上がりに保湿する、、等に気をつけて肌をきれいにしましょう。
なお、お風呂上りの保湿に際しては、高価な化粧品など必要なくて「化粧水+ワセリン」で十分です。
あと、必要に応じてレチノールをぬって肌の代謝を高めるのもいいかもしれません。
ただ、レチノールは刺激が強いので、事前にパッチテスト等を行って大丈夫そうかを確かめてからにしましょう。
もし、異常が少しでもあると感じたら皮膚科へ行きましょう。
ただ、一番安心なのは美容皮膚科医に相談してレチノール入りの化粧品を処方してもらうのが最善でしょう。
例えば、美容感度の高い人が最近注目しているゼオスキンなんてそのいい例ですね。
・唇と目に重点を置いてメイクする
少し残念なことにメイクでどれだけ魅力が上がるかと言ったら、せいぜい2%位であるとする研究があります。
なので、やはり「美肌」というのが一番大事ってことでしょうねえ。
とはいえ、メイクは無駄ではないので、「肌>体型>メイク」といった感じの優先順位で見直していくといいでしょう。
女性の顔ではスパースネス性が高い、つまり「刺激の強い情報が少ない顔」の方が好かれるという事を示唆する研究があります。
つまり、「薄い顔が好かれる」という事です。
また、「目や鼻などの特定の顔のパーツの主張が強くない顔」を目指すのも大事ですね。
なので、ことさら濃い化粧をするのは、モテるという目的からしたら逆効果という事になります。
女性同士では、主張の強いメイクが支持される傾向があるようですが、男性に受けがいいのは断然いわゆる「ナチュラルメイク」、要は「あまり化粧してる感じのしない自然なメイク」です。
メイクする際には、目・鼻・唇・眉毛といった主要なパーツをほんの少し目立たせるナチュラルメイク(自分のフルメイクの基準から30〜40%薄め)を心がけるといいでしょう。
特に、唇に関しては重点的にメイクすると効果抜群です。
メイクの際には、赤系のリップを使って「上唇と下唇の比率が1:2」になるようにすると若さと健康を印象付けられる可能性があります。
なぜ、「唇を重点的にメイクする必要があるのか」というと、以下の二つの研究の結果が根拠です。
「概要」
50人の男性に様々な女性の顔写真を見せ、その視線を追跡し10秒間どこを見ているかを調査した。
「結果」
- 男性の大半は、10秒中5秒以上女性の唇を見ていた
- 赤いリップをつけている場合は、ピンクのリップをつけている場合より見ている時間が長かった(赤:7.3秒、ピンク:6.7秒)
「概要」
男性150名を対象として、様々な唇をした女性の画像を見せて、どの女性に最も魅力を感じるか調査した。
「結果」
女性の魅力を大きく左右していたものは、上唇と下唇の比率であり、最適な比率は上唇と下唇の縦の厚みの比率が1:2であった。
ただし、一つ補足。
上掲の研究はみな海外のものなので、「ここ日本で同じことが言えるのかどうか」については少々議論の余地があるでしょう。
以前マガーク効果の記事にて触れましたが、英語を母語とする人たちはわれわれ日本人に比べて、相手の口の動きを頼りに何を言っているかを判断する傾向があるといいます。
参考
このような背景を踏まえると、どうも英語を母国語とする人達は自然と意識が口へ向かいやすいんじゃないかなんて気がしてしまいますねえ。
あと、日本人に二重はあまりいませんが、イギリスは白人がほとんどであり二重が当たり前です。
やはり、二重は若く見せるために重要な要素なので、それがあるのとないのではかなり印象が違うと思います。
なので、可能なら末広型の二重をアイプチ等で作るのもいいと思うんですよね。
なぜ、ここで並行型二重と言っていないかというと、「並行型二重が似合う日本人はそんなに多くない」からです。
余談ですが、一男性として個人的な好みを言っておくと、やはり二重の方がいいですな。
自分が平行型の二重だってこともあるのかは知らんけど、二重の女性の方が好きですね。
という事で、メイクについてまとめると、以下のようなことに気をつければいいという事になります。
・シンプルなナチュラルメイク(自分のフルメイクの基準から30〜40%薄め)
・上唇と下唇の比率が1:2になるようにする
・赤系のリップを使う
・目・鼻・唇・眉毛といった主要なパーツをほんの少し目立たせる
・可能なら末広型の二重をアイプチ等で作る
そもそもターゲッティングをミスると恋は実りにくい
上述した通り、恋愛は基本的には見た目を小ぎれいにして雰囲気美人や雰囲気イケメンになっていれば、誰にでもできるものです。
しかし、相手があることなので、あまり自分の外見的魅力以上の相手と付き合おうとするとうまくいかない可能性があります。
やはり、恋愛では原則として相手の外見に関しては、
「自分の外見レベルと同じレベル以下、ないしそれよりもほんの少しだけ上の相手」
くらいが妥当です。
恋愛では外見的魅力のつり合いが重要ですから。
なので、基本的には「美人やイケメンと付き合いたいなら自分もそのレベルまで外見をあげる」のが原則となります。
イケメンと美人が付き合うのが当たり前でありそれが妥当というもの。
ただ、あまりに相手と自分との容姿に落差があると、もはや整形でもしないと落差が埋まる可能性がないので、その場合はターゲティングを変更するのが賢明でしょう。
もし、自分より格上の相手を落としたいのなら、男性の場合だけですが、以下の記事を参考にしてみてくださいな。
女性の場合、もしイケメンと付き合いたいなら
「顔は整っているが自分の外見に自信がなくてファッション等に無とんちゃんくなイケメンの原石」
に対して外向性を前面に出してアプローチをかけると意外といけると思います。
そして付き合ってから、ファッションとかは改善していけばいいです。
ただ、あまりイケメンが自信を持つと、浮気することも考えられるのでそこは注意でしょうね。
おわりに
この記事は「恋愛で中身が大事と言って意味があるのは、基準以上の見た目の人だけよ」と題しておおくりしました。
恋愛では、まず見た目の水準がある一定以上ない事には何も始まりません。
「中身が全て」とか「中身こそが大事」なんていうのは、もはや「単にそうあってほしいという現実を無視した願望」に過ぎないでしょう。
容姿の足切りラインを超えて初めて、性格の評価が行われるってことです。
ただ、「恋愛する」だけなら、およそ誰でもできます。
もっとも、「あまりに自分よりも外見的魅力の高い人にアプローチする」と、恋が成就することはない気がしますけどね。
それだけは注意。
では!