今回は以下のような方に向けておおくりします。
- 健全な恋愛について考えてみたい人
- 恋愛について色々と考察してみたい人
今回の話題は「健全な恋愛なんて本当に存在する?恋愛における健全性とは?」という話です。
たまに「健全な恋愛」という言葉を目にすることがありますが、実はわたしはこの言葉を最初見た時、「不倫が違法行為であるから悪」はいいとしてこの言葉に大分違和感がありました。
なんせ、恋愛とはそもそも本能による行動ですし、個人的に「恋愛とは双方の魅力で殴り合う戦争」位の認識でしたので。
しかし、心理学かじった結果、「恋愛関係も結局人間関係の一種なのだから、健全な人間関係の条件と同じ視点からとらえればいいではないか」と思い至った模様。健全な人間関係の条件は以下の通り。
- 柔軟な関係である
- 親密さを恐れない
- お互いにありのままを受け入れている
- お互いが成長を目指し努力できる
- 現実と幻想のバランスが取れる
- 与えることと与えられることのバランスが取れている
今回は「恋愛における健全性とは何か?」や「恋愛において健全性を保つためには何が重要か」等について考えてみたいと思う次第。
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目次
ちまたでよく言われる恋愛における健全性
さて、ではまず「健全な恋愛」というものについて考えていくにあたって、世間一般で言われる恋愛における「健全性」というものが何であるのかを少し確認してみたいと思います。
どうも、調べてみると健全な恋愛は以下のような特徴を持っているようですねえ、、、。
- 不倫や浮気はしない(不倫は違法行為なため当然っちゃ当然)
- 相手の言いなりにならない対等な関係である
- 安らぎを感じられる関係である
- 長期的に関係が続くものである
、、、ふむふむ、なるほどねって感じです。まあ、その通りかなって感じの項目がならんでますね。
上記4項目の中で、特に「浮気をしない」と「安らぎ」に関してはことさら強調される事が多い印象です。
逆にこれらを反対にしてみると、「不健全な恋愛の特徴」になるんですかね?気になるので、やってみると、、、
- 不倫や浮気をする
- 一方により一方的に支配される主従関係である
- 非常に刺激的で不安と隣り合わせの関係である
- 短期的な関係である
んー、これはどう見てもアウトっすねえ。「こんな恋愛したくねえ、、、」てほぼ間違いなくみんな思うはずです、、、、まあ、こうして情報として提示されている場合にはね。
実は、この不健全な恋愛の特徴は「モテる男性と女性との恋愛の定石パターン」であり、本能的には正解といえてしまうようなものです。
このことから、本来の恋愛関係が「いかに人が理性で考えた理想論とは真逆の方向に位置するものであるか」がよくわかるというもの。
一般的にいわれる「健全な恋愛」の特徴を逆転させた「不健全な恋愛」は、モテる男性と女性との恋愛関係の定石パターンとなる。
心理学的な視点から見た場合の健全性
今度は心理学的な視点から恋愛の健全性を考えてみましょう。恋愛関係も人と人との関わり合いなので、結局は人間関係です。
てことは、理屈でいうなら「健全な恋愛とは?」という問いに答えることは、ほぼ「良好で健全な人間関係は?」という問いに答えることと同義といえるでしょう。
ということで、健全な人間関係の条件を列挙してみると以下の通り。
- 柔軟な関係である
- 親密さを恐れない
- お互いにありのままを受け入れている
- お互いが成長を目指し努力できる
- 現実と幻想のバランスが取れる
- 与えることと与えられることのバランスが取れている
ふむ、どうも上掲の世間一般で言われている恋愛における健全性と、随分と重なるところがあるように感じられます。特に、最後の「与えられることと与えることのバランスが取れている」というのが大事。
以上の項目を一言で要約するなら、「お互いに向上心や寛容さを持ち、現実的と幻想のバランスが取れた対等で柔軟な関係」ってことになるでしょう。
これは非常に納得できます。しかし、現実的に考えると相当に難易度が高い印象。
正直言って、「お互いに相当人間性が高い人物でないと到底実現しえないしろもの」といった印象すらあり「僕の考えた最強の~」くらいの無謀さを感じますよね。
心理学的な立場から、健全な恋愛を考えるとあまりに非現実的なものとなる。
恋愛を美化しても理想を夢見ても無駄?
さて、心理学的な見地から見た「恋愛における健全性」については上述しましたね。
再度確認すると、恋愛における健全性とは「お互いに向上心や寛容さを持ち、現実的と幻想のバランスが取れた対等で柔軟な関係」でした。
確かにこれは「理屈してはその通り」て感じがします。ただ、これはあくまで理性でとらえた場合の結論。
恋愛とは、そもそも本能によるものであることを忘れてはいけません。
あくまで恋愛を本能的な側面からとらえるなら、原則として恋愛は、お互いの魅力の総量の均衡によって成立するものです。
魅力の総量は、外見的魅力を主軸として、そこに性格的要素等が加算されて決定されるといえます。
もし、相互の魅力の総量に著しい差異があったなら、魅力の高い方に対して明らかにパワーバランスが傾くので、魅力の低い側は自然と強い側の機嫌を取るようになっていきます。
いうなれば、「魅力度の格差によって必然的に主従関係は生じる」のです。俗にいう非モテコミットはこうした状況で生じます。
恋愛関係では、刻一刻と変化するお互いの魅力の総量の格差により必然的に主従関係が発生する。
しかも、このパワーバランスは刻一刻と変化し変動を続けるもの。
もし、理論上の理想状態である「対等の関係」に近づけようとするならこのパワーバランスの偏りをどうにかして調整する必要に迫られるのです。
パワーバランスの偏りを正す方法には例えば以下のようなものが考えられます。
- パワーバランス劣位側が優位側と拮抗するだけ外見をはじめとした魅力を上げる
- パワーバランス優位側が自分の立場を利用して劣位側から搾取しない
以上の2つの内、最初にあげた「パワーバランス劣位側が優位側と拮抗するだけ外見をはじめとした魅力を上げる」は場合にもよりますが、かなり無理があり非現実的です。
整形をしたり相当にメンタル等を鍛えたりでもしないと無理かと思います。
なので、あくまで現実的に考えるなら、2つ目の「パワーバランス優位側が自分の立場を利用して劣位側から搾取しない」という話に落ち着くでしょう。
魅力的に強い側が自分のその優位たる地位を濫用せず、なるべく「相手と自分との間に公平性が保たれるように」と意識する必要があるというわけです。
現実的には、恋愛の健全性は「パワーバランス優位側が自分の立場を利用して劣位側から搾取しない」ことで実現できる可能性がある。
冷静に考えると、これまた相当ハードルの高い方法ですよね。なんせ、「人は優位に立つとえてして横暴になる」ものですから。
もし、この方法を実行しようとするなら、その前提条件として「お互いが相当人格の出来上がった人格者」というものがないといけなくなります。
しかし、そんなことが実際問題可能でしょうか?もはや、ごくごく一部の男女にしか不可能な芸当でしょう。一般化するにはどうも無理があります。
そこで妥協するなら、「人格的に優れた方がパワーバランス優位側になり、劣位側を可能な限り搾取しないマイルドな主従関係を形成しそれを維持し続ける」という形に落ち着くでしょうね。
健全な恋愛関係は、お互いが相当な人格者同士の場合しか成立しえない。妥協するなら、「人格的に優れた方がパワーバランス優位側になり、劣位側を可能な限り搾取しないマイルドな主従関係を形成しそれを維持し続ける」のが最善。
そう考えると、「やっぱり理想は理想だよな」て話に落ち着きそうです。
ただ、だからと言って上述のように心理学的な視点から「恋愛における健全性」を考えることが無駄とは言えません。
例え、実現は出来ずとも「目指したほうがいい望ましい状態」が分かるのであれば、必要に応じて軌道修正もできますのでね。
おわりに
この記事は「健全な恋愛なんて本当に存在する?恋愛における健全性とは?」と題しておおくりしました。
恋愛における健全性は心理学的な観点から言うと、「お互いに向上心や寛容さを持ち、現実的と幻想のバランスが取れた対等で柔軟な関係」でしたね。
ただ、この健全な関係はあくまでもっぱら理性によるものであり、恋愛が本能によるものであることを加味すると「所詮は理想論にすぎない」といえそうな感があります。
とはいえ、例え実現が無理な理想像であっても向かう先が分かるのはいいことです。
正直現実的に言うなら、対等な関係は魅力で優位に立つ側が「相手から搾取しない、ないし負担になるほど搾取しない」という良識を持っていくことが唯一の解決策でしょう。
「柔軟に」お互いの関係をとらえて臨機応変に対応していけたらいいですねえ。ま、むつかしいですが。
では!
参考