死ぬまえに後悔すること5選。人生後悔だらけにならないために行動だ。

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

・人生で後悔しがちな事を事前に知っておきたい人

・人生後悔したくない人

・話しのネタが欲しい人等

名無しの猫氏
先日、うちのじーじがなくなった。

去年からガンで闘病生活を余儀なくされていた。

じーじは本当堅物で口数が少ない典型的な仕事人間だったらしい。

死ぬ間際に、偶然わたしだけじーじの遺言を聞いたけど、「もっと家族との時間を大事にすべきだった」って言ってたなあ。

なんか、すごく切ない気分になったわあ、、、。

うん、そうよねえ。

なんか、心に来るものがあるよね。

オニギリス!

脱マンネリストで心理カウンセラーのオニギリです!

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「死ぬまえに後悔すること5選。人生後悔だらけにならないために行動だ」という話題です。

人生はできる限り後悔なく生きていきたいものですね。

人生を後悔なく生きていくためには自分が人生において「どのような価値を大事しにしてきたいか」を知り、その価値に沿って生きていくことが大事です。

とはいえ、自分にとって何が大事かなんていきなりはわからないかもしれません。

そこで、一般にどんな人生においてどんな後悔が多いのかを確認して改めて自分自身の心をみつめ直してみてはどうでしょうか?

では、ゆるりとおおくりします。

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人生の後悔で多いことトップ5とそれぞれの対策

人は多かれ少なかれ生きていれば、後悔の一つや二つあるものです。

でも、生きている限りいつでも「そこから再出発できるもの」。

過去の後悔を糧に前進してそこから後悔ない人生を生きることはできます。

しかし、死ぬ間際に後悔を感じてしまうのではあまりにも救いがありません。

もっと、早くに気がついていれば後悔なく生きれたであろうに、、、。

さて、では先人たちは一体どんな後悔を残しながらこの世を去っていったのか、その実例を確認してわたし達は彼彼女らに学び後悔なく生きていくための教訓といたしましょう。 

そこで参考にしたいのがオーストリアの看護師であるブロニー=ウェアさんという方の著書「死ぬ瞬間の5つの後悔」です。

この本の著者であるブロニーさんは緩和ケアの介護に長年にわたって携わってきたといいます。

※「緩和ケア」とはがんと診断されたときから行う、身体的、精神的な苦痛をやわらげることを目的として行われるケアのこと。

その中で彼女は多くの人を看取ってきました。

その経験から患者が死の間際、人生でもっとも後悔しているとしたことで多かったものを5つにまとめているのが本書になります。

で、その5つについては以下のようになっている模様。

  • 他の人の期待に沿う人生ではなく、自分の想いに忠実に生きればよかった
  • 仕事だけに人生を捧げ、他の大切なものを疎かにしてしまった
  • 自分の気持ちをもっと正直に伝えればよかった
  • 友人とのつながりや連絡を絶やさなければよかった
  • 自分自身をもっと幸せにしてあげたかった

んー、何とも言えない理由がずらり。

では、順次見ていきましょう

・他の人の期待に沿う人生ではなく、自分の想いに忠実に生きればよかった

ブロニーさんによると最も多かった後悔がこの「他の人の期待に沿う人生ではなく、自分の想いに忠実に生きればよかった」という後悔であるといいます。

自分のやりたいことを我慢して人からの期待に応えたり期待を裏切らないようにした結果、結局は自分自身の人生を生きれなかったと感じるわけですね。

それもそのはず、人生の目標等を他人の判断にゆだねたのでは他人の人生を生きているのと変わりません。

人間が納得するためには脳神経科学的に「自分で選んだと感じること」が非常に重要となります。

他人の意見を優先してしまうのは自尊心や自己効力感等が足りないからというのもあるでしょう。

参考までに自尊心や自己効力感の高め方を置いておきます。

参考

自己効力感って何?意味とその高め方を解説!あなたはできる!

自尊心とプライド、自負心、矜持との違いは比較。自己否定せずありのままを受け入れる

・仕事だけに人生を捧げ、他の大切なものを疎かにしてしまった

これは男性の患者に最も多かった後悔のようですね。

日本でもおなじみの仕事人間の末路といった感じです。

仕事第一の仕事人間として人生のほとんどの時間や労力を仕事についやしたあげく、過程が崩壊し離婚してしまうケースをあったといいます。

仕事にやりがいを見出すのも決して悪いことではないですが、仕事だけが自分にとっての人生で大事にすべきことであるのかが問題です。

例えば、他人に自信をもって話せるくらいに根注できる趣味がある人は幸福度が高いなんて研究をあったりしますし、そもそも仕事だけに徹していて遊び心のない人はパフォーマンス等いう点では熱中できる趣味をもっている人に比して低いなんて研究もあるようです。

人は仕事一筋ではおそらく幸せにはなれないのではないでしょうか?

ぜひとも、仕事人間になっている人は自分の胸に手を当てて考えてみてくださいな。

「本当に仕事だけやっていれば満足なのか?幸せなのか?」と。

参考

責任とは何?責任感は必要なんだろうか?やりがいって何?

・自分の気持ちをもっと正直に伝えればよかった

本当は伝えたいことがあっても、相手とのいざこざを考えてしり込みしてしまっな何も言わないで我慢してしまったままだと死の間際に後悔するといいます。

もちろん、場合によっては自分の意見を控える必要があるでしょう。

特に出世競争の現場では本心をうまく隠し通さないといけない場合が多々あります。

とはいえ、自分の心に嘘をつき続けて生きるのはつらいということですね。

そして、自分気持ちに嘘をつくのが当たり前になった結末が「人生の後悔」となるということ。

我慢は体に良くないっすね。

ムカつくこととかは紙に書きなぐったりするとスッキリしますねえ。

あとできるなら、自分が信頼できる「心の安全基地」ともいえる友人やパートナーを作って自分の本心を偽らなくても付き合っていける人間関係を作りたいもんです。

そして、もう一つ。

感謝の気持ちは意外とみんな「言わなくてもわかってくれるだろう」と思いがちですが、「言わないとつたわりません」。

このような思い込みを感謝軽視バイアスなんて言いますから、注意してくださいな。

言いたいことを我慢するのもそうですが、「伝えたいときに伝えたい気持ちを素直に伝える」のは人間関係には大事ですね。

参考

ありがとうには絶大な効果がある。だから、感謝はしっかり伝えよう。

社内政治で勝者になるには「根回しだ」!さあ、社内政治で勝ち上がれ!

・友人とのつながりや連絡を絶やさなければよかった

死の間際、友人関係を後悔することも多いといいます。

事実、人間関係は人生の幸福度に多大な影響を及ぼすということがハーバードの成人発達研究でも言われているので、納得できるとことではありますね。

そして、中には何らかのきっかけによって親しかった友人と疎遠になってしまい結果、連絡を取りあうことなく死に直面したという人もいたようです。

この場合、多くの場合後悔を感じていたそう。

ただ、この場合は人間関係のつながりもそうでしょうが、罪悪感からの解放がなされていないというのも大きいかもしれません。

罪悪感から解放される一番の方法は「謝罪すること」です。

もし、相手がもうこの世にいないとかで謝罪が不可能な場合には「自分があの人を傷つけてしまった経験から反省しもっと他人に優しく接しよう」等と考えるように「罪悪感を昇華する」しかないですね。

やはり、人間関係が人生に与える影響は大きいです。

参考

なかなか消えないしつこい罪悪感を消す方法。罪悪感よ、さようなら!

・自分自身をもっと幸せにしてあげたかった

「自分自身を幸せにする、大切にする」と聞くと割と当たり前のような気もしますが、実際にはこれができてない人はごまんといるはず。

ここ日本では「自分に厳しく」なんていわれることがあっても「自分に優しく」なんて言われることはほとんどないし、それはキリスト教文化圏の国々でも変わらないようです。

自己犠牲を美化してしまうのも悲劇を生みます。

自己犠牲はいってみれば悪徳です。

本来、利他的行いとは「自分と相手の両方を生かすもの」であって、「一方だけが得をするものではない」のです。

そして、行動分析学的視点から理論的に考えた場合「無償の愛」は存在しません。

それはすべての行動(思考も含まれている点に注意)というものは目的的だからです。

目的がある以上そこに「見返りが必ずある」といえます。

なので、利他主義とは厳密には利己的利他主義、つまり「自分のために相手を助ける」なんです。

まさしく、情けは人の為ならずということ。

純粋に人のために尽くすなんて論理的に「ありえない」んですね。

いわゆるきれいごとや過度に美化された理想論が好きで現実から目を背けたがる人は頑として無償の愛を信じたがりますがそれは幻想です。

愛情は相互的なものであって無償の愛は存在しません。

例えば、親には子に対する無償の愛が存在しているのならなぜ虐待がこの社会に耐えないのか?

この社会では「親、特に母親は子供のことを身を挺して守るべきだ、無償の愛を注ぐ存在だ」等と過度に美化された固定観念が蔓延してます。

親である以前に一人の人格ある人間です。

そのような硬直した価値観がこの社会の親達を苦しめることになるんですよね、、、。

自分自身に思い遣りをもって接し、余った分の思いやりを他人に与えるくらいでいいんです。

まず、自分ありきですよ。

自分が死んだら何にもならんでしょ?

自分自身に優しいからこそ他人にも優しいんです。

これでこそバランスが取れています。

なお、自分自身を幸せにできなかったと感じていた人は「自分は幸せになってはいけない」とか「〜に従って生きてかなければならない」といった固定観念に囚われていたといいます。

柔軟な思考と自分自身への思いやりが幸福に生きていくには必要なんですね。

参考

セルフコンパッションを活用して脱完璧主義!自分を思いやろう。

幸せ恐怖症?幸せになれないのはアッパーリミットのせいかも?

人生を後悔だらけにしないため行動しよう

さて、上述の内容からブロニーさんが言う「人生における5つの後悔」は何が原因で、どうしたら後悔しないかについてある程度見えてきた気はします。

しかし、「頭で分かった」だけでは意味がありませんね。

実際に「行動せねば仕方ないです」。

はい、実践することを先延ばしにしている限り、先人たちと同じてつを我々は踏み続けることになるわけですね。

後悔しないためにも「一刻も早く走りださないとね」ってこと。

ただ、走ろにも「どこへ向かったらいいのか」という人は多いかと思うので、自分の向かうべき方角をまずは知る必要があるでしょう。

その方角というのが「あなたにとっての大事にしたい価値」です。

もっと、踏み込んで言うなら「あなたはどう生きてどんな風に人々とかかわって生きたいか?」ということですね。

例えば、上記5つの後悔を「自分が大事にしたい人生における価値」として再定義した場合には以下のようになると思います。

  • 自分の気持ちに素直に行動したい
  • 友人関係や友人同士の交流を大事にしていく
  • 自分自身を思いやる

さて、あなたはこの3つの価値に沿って人生を生きていきたいと思いますか?

それ以外にはありませんか?

あるとしたら、この3つのほかに付け加えておきましょう。

そうして、ある程度自分自身が大事にしたい価値が見えてきたら、具体的に行動です。

価値に優先順位をつけて価値に沿ったゴールを設定してできるなら具体的な期限を切って行動開始です!

それを積み重ねていくこどが、人生の満足と幸福につながりますね。

なお、価値に執着するのもよくないので、価値は軽く持っておくくらいにしましょう。

でないと、それが苦しみの原因にもなります。

価値の設定と価値に沿った行動について詳しくは以下からどうぞ。

人生を幸せに満足して生きるには「今ここ」、「気付き」、「価値」を重視しよう。

人生を後悔したくなければすぎた過去に縛られないのが大事

人生を生きていく過程で小さな後悔をし時にその後悔にとらわれてしまうこともあるでしょう。

そんな時は、その後悔を受け入れたうえで自分の価値の導く方向へ着実に努力を重ねて生きるといいです。

後悔を「あの時は仕方なかったんだ」と自分に言い聞かせるのも一つかもしれませんが、「あの時のことを後悔している」と感じているのなら、それを無理に正当化することはないんですよ。

実際、「あの時は仕方なかった」と無理に正当化してみたところでまたその後悔はことあるごとに顔を出してきます。

いくら正当化しても悩みの種が尽きることはありません。

だから、「後悔を感じているのを認めてその感情を放っておけるようになればいい」といえます。

そう、心に自分の後悔や苦しみ、悩みを置いておける空間を作ってそこに放っておくのです。

「あー、後悔があるなあ」と思う程度でその後悔とはいい感じに距離を取って付き合っていくわけですね。

これは瞑想やマインドフルネス呼吸のような気づきのトレーニングを通して養えます。

ぜひとも、日々の習慣に瞑想やマインドフルネス呼吸を取り入れて、嫌な感情から逃げたりするのではなく嫌な感情を気にしないすべをみにつけていってくださいな。

マインドフルネス呼吸と瞑想については以下からどうぞ。

気持ちの切り替えが早い人になるための方法5選

人生を後悔しないために「今ここ」から始めよう

過去を見たら後悔があり、未来を見たら不安と恐れがある、、、だから、いまいち足を踏み出すことははばかられる、、、。

そんな時は「今ここ、この瞬間に集中する」ということを大事にしてください。

人生の時間は全体としてみればかなりのものです。

しかし、細分化してみれば「今この一瞬」の連続。

そう、鉛筆で紙に引かれた線は顕微鏡で見れば黒鉛の粒子の集まりであり、数学でいえば線とは点の集合体なんです。

人生も「今この一瞬の集合体」。

だから、「今この一瞬」を自分の価値に導かれながら「集中して生きる」ことで人生という線が充実したものなるでしょう。

「今、この一瞬」を丁寧に集中して着実に積み重ねたその先に後悔という不純物の限りなく少ない素晴らしい人生が完成する、、、そんな気がします。

もう、過去も未来もいいのです!

そんなものは!

見つめるは「今この一瞬、この一秒、いや意識すらできない意識の間隙」、意識を研ぎ澄まして命を燃やしていきましょう。

、、、悔いのないように、、、。

そう、それはいつからでも始められるのです。

心がその足の向かう方角を決めたとき、全ては始まるんです。

その瞬間から、、、。

おわりに

この記事は「死ぬまえに後悔すること5選。人生後悔だらけにならないために行動だ」と題しておおくりしました。

正直、人生生きていれば後悔の一つや二つ当たり前のようないするものですが、できるなら後悔なく生きていきたいものですよね。

しかし、後悔しないようにという意識にとらわれすぎても「この選択によって後々後悔しやしないか」なんていう不安が生まれてしまったりもするんです。

なので、大事なのは「後悔する気持ちを感じつつもそれを放っておくという姿勢」ですね。

人生誰でもミスを犯し選択をあやまり、時に後悔します。

それはしごく当たり前のことであり、自分を責めることはないんです。

大事なのは自分が何を人生で大切にしたいのかを知り、それに従って「今この一瞬に集中して生きていくこと」。

いいのですよ、過去の後悔など。

自分に対して正当化してみる必要もない。

いつもあるのは常に「今この一瞬」。

では!

参考記事等

「30代からの終活」人生なんてあっという間に終わるから備えておこう

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「心に響く名言(迷言?)」心に残る名言60選「人生に豊かさと気付きを」

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