今回は以下の様な方に向けておおくりします。
人生を豊かにしたい人
判断ミスを減らしたい人
話しのネタが欲しい人等
心理カウンセラーで脱マンネリストのおにぎりです。
今回の話題は「人生を豊かにする質問5つ提示してみる」という話です。
わたしも人の事は全く言えませんが、人は往々にして人生で判断を間違えてしまいます。
例えば、「買う必要のないものを衝動買する」とか「自分軸がなくて他人の奴隷みたいになり下がる」、「思い込みが強くなりすぎる」という場合が判断ミスの具体例といっていいでしょう。
今回はこうした事態に陥りかけた時に、使える質問を5つ提示してみたいと思います。
「あ、ちょっとやばくね?自分、、、」と思ったら、独り言でも脳内ででもいいのでつぶやいてみて下さいな。
ちなみに、本記事と合わせて認知バイアスとデバイアスについての記事も読むと、より判断ミスを防げると思う次第。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
それはいったい誰のため?
いつも他人の目を気にしすぎたり、いつも他人に無茶な頼まれ事をされても何となく気をつかって引き受けたりといった事をしている人は、「それはいったい誰のため?」という質問を活用するといいです。
こういってはあれですが、他人の目を気にしすぎている人は俗にいう他人軸の人、つまり「「自分はこうしたい」という明確な意思のない人」と言えるでしょう。
相手のために配慮するのは大事ですが、そもそも「自分の時間は体力は自分のために使うもの」です。
あなたは基本的に「自分の人生を生きている」のであって、「誰かのための人生を生きているわけじゃない」のですよ。
どうして、他人の意見やどうこうなんかに一々影響されて、あれこれと深刻に悩まねばいけないのでしょうか??
正直、「んな事、しったこっちゃねえよ」と吐き捨てて無視したっていい場面もあるというか、そのくらいの気持ちはあってもいいんです。
その気持ちを外にどう表現するかはまた別の話ですが、他人にいいようにやり込められている人は都度都度「自分の人生の主導権は我にあり」と言う事を確認してください。
なので、例えば、いわゆる老害的人物が単なる理不尽なマウンティングを「お前のためを思って~」等ととってくるのに対して罪悪感を覚えたり、他人の目を気にしすぎたりしていると自覚した時は、
「それはいったい誰のため?」
等と自分に問をぶつけましょう。
そうすると、少しだけ人生の主導権を取り戻すことができると思います。
ちなみに多少余談ですが、あなたのコンプレックスを刺激するような嫌ないじりを公然としてくる相手に対しては、罵声ではなく「どれだけそのいじりが滑っているか」を周囲の賛同を引き出しつつ強調するといいです。
単純に言い返したりすると、あなたもそのいじってきた人と同レベルに見られますが、どれだけ滑っているかを指摘すれば相手の能力や人間性の低さを露呈させることができます。
それ今する必要あるの?
期限に追われたりやるべき事が山積している時は、取り組むべき物事を決める際に一度は「それ今する必要あるの?」と問いかけてみるといいでしょう。
日々誰しもやるべき事をたくさん抱えているので、物事に優先順位をつけないとやっていられません。
物事の優先順位は、主に「今すぐにやるべきか」という短期的目線と「腰を据えてじっくりと継続的に取り組むべきか」という長期的視点という2軸で考えることになります。
しかし、やることが山積したり期限を切られて忙しくなってくると思考力が鈍って、物事の優先順位を間違ってしまうこともよく起きますよね。
例えば、使用期限が明日までの「100円オフクーポン」を期限キレが近いから使わないともったいないと考えて、店舗に急ぐなんて場合は大体の場合は「無駄な労力」です。
あなたは、あるものが必要だから買うのであって、「100円オフクーポンを使う事」それ自体が目的ではないはず。
それなのに「クーポンの期限が切れて使えなくなるから」というだけで焦って消費行動をするのは、正直愚行と言わざるを得ません。
なので、ちょっと疲れてきているなと思ったら物事の判断をするときに一度優先順位を確認するために、「それ今する必要あるの?」とか「それすぐにする必要があるの?」等と自分に問いかけてみるといいでしょう。
ちょっと視野狭くなってない?
疲れているときは、物事を判断する最にかならず「ちょっと視野狭くなってない?」と問いかけてみましょう。
人は疲れていたり睡眠不足になっていたりすると、自然と思考の幅が狭まって目先の事にばかり目が向くようになってしまいます。
視野が狭くなると、思い込みが強くなって特定の意見だけを支持したり、自分と異質な考えを持つ人をことさら排除しにかかるなどといったおよそ自己破滅的ともいえる行動をとりがちです。
このような視野狭窄が自身の将来に暗い影を落とすのは、もはや賢明なあなたならお判りいただけるところかと思います。
どんな物事にも例外は必ずや存在するものですから、物事を狭くとらえてしまうと思わぬワナに引っかかって手痛い失敗をするんですよね。
なので、常に視野は広く持っておきたいものです。
もし、あなたが以下のような状態に陥っているとの自覚が少しでもあるのなら、物事を考える際に意識的に「ちょっと視野狭くなってない?」と自分に問いかけるようにしてみて下さい。
・最近疲れ気味で疲れが取れていない自覚がある
・「絶対」とか「間違いない」といった強い断定口調を多用している自覚がある
・周りの人を「コイツは敵か味方か?」等といった基準でばかり見ている自覚がある
・自分のこだわりが強すぎて他人と衝突することが多く、後になって「いいすぎたな、、、」とか「もっと、別の対処の仕方はなかったのか?」等と後悔する事がしばしばある
視野を広く持つように努力すると、自分の可能性を拡大できますな。
お前、エスパーなん?
他人の評価や目が気になって仕方がなく「きっと自分はほかの人たちからバカにされているんだ、、、」等と思う人は、自分に対して「お前、エスパーなん?」と言かけてみるといいでしょう。
人の気持ちなんてものは、基本的に本人しか知りえません。
なので、「きっと、あの人は今~と思っているんだ!」というのは勝手なあなたの当て推量にすぎず、本当の事なんてわからないものです。
なので、「他人からどう思われているか」を過度に心配しても時間の無駄なんですよね。
そして、これとは逆に、「自分が~と思っていることを相手に悟られているんじゃないだろうか、、、」と思うときも上掲の質問は、「お前、エスパーなんていると思ってんの?」という形式に直して使えます。
こうした「自分の思考が外部に悟られているのではないか」と思う心理現象を、透明性の錯覚と言ったりしますが、まあ「他人の思考を読むなんてまずありえないこと」なんですよ。
なので、他人の思考を勝手に推測したり自分の思考が他人に知られているんじゃないかとびくびくするのはやめにしましょう!
それは時間の浪費です、はい。
それに何の効果を期待しているの?
病的な買い物依存症の人はまた別として、衝動買いを押さえたいという人は、物を買うときに「それに何の効果を期待しているの?」という質問を自分に対して行うといいです。
これはわたしの主に節約や財テクなどについて、書いている別のブログ「ケンメイ生活」の方でも言っている事です。
そもそも、わたしたちが「ある商品を買う」時には、「その商品が欲しい」と思う思考の背景には「その商品を通してかなえたい欲求」があり、それがいわゆる価値と言うものです。
例えば、マーケティングの名著のタイトルにもなっている「ドリルを売るには穴を売れ」という言葉は、まさにこの「商品の持つ価値」に着目したものといえます。
いわゆる衝動買いは、この価値を見失い「買うために買っている」ような状態なのです。
そこで、衝動買いをしがちな人は何か物を買う時には、かならず「それに何の効果を期待しているの?」等と自分に問いかけ「その商品に自分が何の価値を見位題してるか」を再確認するのをお勧めします。
そして、さらにこの思考を応用すると、「自分の人生における価値と商品の持つ価値がどれほど合致するかを基準に物を買う」という話になりますが、この段階までくると衝動買いどころか物を買う頻度自体が激減するでしょう。
これは言ってみれば、「自分の人生を豊かにしてくれないものは買わない」という賢い買い物の実践と言う事ですからね。
この思考の実践に関しての詳細は、ケンメイ生活の「節約するなら何から始める?そりゃあ、自分の大事な価値から探るのさ」と題した記事を参照くださいませませ。
おわりに
この記事は「人生を豊かにする質問5つ提示してみる」と題しておおくりしました。
今回は人生において判断ミスを防ぐために役に立ちそうな自分に対する質問を5つ紹介してみた次第。
今回の内容は主に、ストレスが多くて判断ミスをしやすい時には割と活用できると思います。
バカバカしい判断ミスで人生の大事な時間を無駄にしたくないものですな。
お互い気をつけていきましょう!
では!