今回の話題は「幸せ恐怖症?幸せになれないのはアッパーリミットのせいかも?」という話です。
世の中には実にいろんな人がいるもので、「自分が幸せになるのが怖い」等と感じてしまう人がいます。このような状況を幸せ恐怖症やアッパーリミットと言いますね。
この原因として考えられるのは、自尊心が低い事です。
今回は「なぜ、幸せになるのが怖いのか?」や「幸せ恐怖症への対策には何があるか」といったことを詳しくみてまいりたいと思います。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
幸せ恐怖症の正体はアッパーリミット
いわゆる「幸せ恐怖症」とは、自分が幸せになることに恐怖を感じてしまい、ついぞ受け入れられない心理状態です。
一応いっておくと、「幸せ恐怖症」なんていっていますが、別に病気でも何でもないです。
しかし、よく考えると幸せが怖いなんて変な感じがしますね。普通の感覚で考えるなら、不幸になるのが怖いの方がしっくりきますね。
幸せ恐怖症の正体は心理学でいうところの「アッパーリミット」と呼ばれるものです。
私達が不幸や苦しみに耐えられるのには上限があるように、幸せにたえられなくなる上限というものも存在しています。そう、幸せにたえられる上限値、それがアッパーリミットというわけです。
この上限値以上の幸せが得られそうだと思った瞬間、あなたはとたんに怖くなる、、、。そう、幸せも時に人生の重荷となってしまうんです。何とも皮肉な話です。
幸せ恐怖症の特徴
さて、あなたはどうでしょうか?幸せ恐怖症だったりしませんか?
少しばかりお時間をちょうだい願ってチェックしてみましょう。
ちょいと以下のチェックリストを確認していただけませんかね?
- これ以上の幸せは私には相応しくない
- 自分は幸せになる資格がない
- 自分なんてしょせんはこの程度だ
- 自分が幸せになるなんてありえない
さて、いかがですか?当てはまる項目おいくつでした?当てはまる項目が、多ければ多いほどにあなたが幸せ恐怖症である可能性は高いと言えます。
アッパーリミットは人によって違う
実は、アッパーリミットには個人差があります。アッパーリミットが低い人もいれば高い人もいるのです。
幸せ恐怖症になってしまう人の場合には、このアッパーリミットが極端に低いんですね。
だから、普通の人なら幸せでいっぱいなはずの状況にたえられなくなってしまうというわけです。このようにアッパーリミットが極端に低い原因としては以下の要因が関係していると言われています。
- 子供のころの家庭環境
- 両親の影響
最近の心理学によれば、子供のころの家庭環境は大して性格には影響しないといいます。幼少期の家庭の影響があなたの性格に与える影響など、たかだか6~8%程度に過ぎません。
しかし、家庭が荒れていて育児放棄や虐待にあっていたというのなら、話は別です。家庭環境が劣悪であった場合には、あなたの性格は相当な打撃を受けます。
例えば、あなたが順調な恋愛を経て結婚間近になったとしましょう。ところが、結婚が現実味を帯びてきたとたん、その幸せの重さにたえかねて、相手との関係を壊そうとしたりするとしたら、あなたのアッパーリミットはかなり低くなっていると言えるでしょうね。
そして、劣悪な家庭環境で低くなってしまったアッパーリミットは、恋愛依存症へとつながることもあります。もし、あなたが「恋愛をすることでかえってつらくなっていると感じる」事が少しでもあるなら、念のためにチェックしてみてくださいな。
幸せ恐怖症からの脱出法
では、ここからは幸せ恐怖症から脱するために、何をしたらいいのかお伝えしましょう。
ぜひ、自分が幸せになるのを許してあげてくださいね。あなたが幸せ恐怖症から脱するには以下の方法が考えられます。
- 自尊心を高める
- 感謝日記をつける
- メンタルを強化する
以下順次解説してまいります。
・自尊心を高める
あなたは自分に幸せになる資格がないと思っていませんか?
これは自尊心、つまり「あるがままの自分をみとめてあげる心」が低すぎるのです。
あなたが自分が幸せになる資格がないと考えてしまうのは、「自分に価値がない」と考えているからにほかなりません。あなたは自分の価値を認めていく必要があるんです。
例えば、あなたにも必ず長所があります。その長所に目を向けてみてください。
実は、あなたが短所と思っている事であっても、見方を変えれば長所となります。つまり、ものの見方次第とも言えますね。
その他の自尊心を高める方法についてはリンクから。
・感謝日記をつける
あなたは自分に対する自己否定がつよいのではないでしょうか?
自己否定ばかりでは日常がストレスにまみれているはず。
そこでおススメしたいのが「感謝日記」をつける事です。
一週間に一度でいいのです。週末に、その週にあった自分が感じる「感謝すべきこと」を日記に書いてみましょう。
心理学で、感謝の感情を感じることでストレスがかなり軽減されると判明しています。また、感謝をされるということは、あなたが誰かに必要とされた、役に立ったという証。どこが無価値でしょうか?
あなたには素晴らしい価値を人に提供できるじゃないですか。もう、卑下なんていらないんですよ。
感謝日記についてより詳しくはリンクから。
・メンタルを強化する
さて、きっとさなたのメンタルは弱っています。そこでメンタルを強化することをおススメしたい。メンタルの強化方法に関しては以下の3つあたりからやってみてはいかがでしょうか?
- 朝、目が覚めたら「今日は楽しい行動を選択するよう心がけよう」と自分に言い聞かせる
- つらいことが会ったら何度か深呼吸する
- 他の人に感謝をし、可能なら感謝を伝える
はい、この3つなら比較的やりやすいのではないでしょうか?他にもメンタルを強化する方法を知りたい方はリンクから。
自分を不幸の鎖でしばるな
さて、ここであなたに改めて問いたい。あなたは幸せになりたいのでしょうか?
きっと、答えは、、、
「はい」でしょう。
普通、誰も好き好んで「不幸」でありたいとは思いません。低すぎるアッパーリミットは、あなたの幸せへの道を封鎖します。眼前に堅牢な鉄の壁のごとく、鎮座しています。
冷たく、無表情にいかめしく、、、見えずとも心に壁はあるのです。その壁はなぜそこに築かれたのでしょう?
誰によって築かれたのでしょう?
そう、そうです。
「壁はあなたによって築かれたのです」。
もちろん、築いたのはあなたが色々な辛い思いから身を守るため。あなたに非はない、、ないのです。とはいえ、幸せへの道をふさいだのは、実はあなた自身だったのです。
もういいのではないでしょうか?充分でしょう。
今の状況に涙し、我慢し、悔しい思いをし、、どうですか?自分に聞いてみましょう。
無理に気持ちを抑え込んでいないか、と。
自分では気が付かない間に、あなたは堅牢な鉄の壁、、、を築いてはいませんか?
あなたは
「幸せになっていい」、
「幸せであるに値する」
、、、もう、これ以上自己否定はいらない。
誰かがあなたをほめるのは、あなたがそれだけ素晴らしい存在だから。
ほめ言葉を素直に受け取りましょう。自分をほめましょう。幸せを自分に許可しましょう。鉄の壁を打ち砕くんです。幸せへのパスポートはもう、あなたの手にある、
うまれながらに手中にある、、壁なんて本当はなかったんです。
さあ、堂々と壁を打ち砕きその先へ、幸せへ進んだらいいのです。
そう、壁が壊れるまでなんどでも、いくどでも自分に言い聞かせましょう!
宣言し続けましょう!
「私には幸せを手にする資格がある!私はしあわせになっていいんだ!もう、不幸の鎖にしばられない!」
と。
あなたを不幸に縛り付けられるものなど、決心をきめたあなたには、、、ない、、、ないんです!
不幸の鎖は、今ここに解かれた。
さあ、進みましょう。
幸せへの旅路へ。
おわりに
この記事は「幸せ恐怖症?幸せになれないのはアッパーリミットのせいかも?」と題しておおくりしました。
幸せ恐怖症の正体はアッパーリミットが低すぎる、つまり幸せを感じられる上限が極端に低すぎる事でした。
幸せ恐怖症を脱するために以下の方法を提示しました。
- 自尊心を高める
- 感謝日記をつける
- メンタルを強化する
さて、あなたはもう幸せをおそれなくていいんです。自分の価値をしっかり認めて、自己卑下をやめて幸せになってください。
あなたは、まぎれもなく有資格者。誰が何と言おうと。
そう、、、幸せを受け取るに値するのです!
では!