今回は以下のような方に向けておおくりします。
- ペットを飼うと婚期が遅れるといううわさが本当なのか気になっている人等
- 話しのネタが欲しい人等
今回の話題は「ペットがいると婚期を逃す説の真実について迫ってみた」という話です。
ちまたでは、ペットを飼うと「婚期が遅れる」とか「婚期を逃す」なんていう噂がまことしやかにささやかれています。
ペットを飼っている独身者達の中には、すんごい気分悪くなっている人もいると思うんですよね。ただ、この俗説は気にするほどのものではありません。
そこで今回は、ペットを飼うことと婚期との関係性について考えてみたいと思います。
では、まいる。
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目次
ペットを飼うと婚期を逃す側の言い分
ペットを飼っている独身者からしたら、「ペットを飼うと婚期が遅れる」なんていう意見はかなりしゃくに障るでしょう。
ただ、そういわれるからには何らかの根拠があるはずです。そう、火のないところに煙は立たないですからね。では、ペットを飼うことで婚期が遅れる理由として考えられるものを見ていきましょう。
- 生活リズムがペット中心になる
- ペットによって寂しさが減る
- ペットによって付き合える人が制限される
以下順次見ていきましょう。
・生活リズムがペット中心になる
ペットを飼っているとどうしてもペット中心の生活リズムになりがちです。
例えば、猫や犬を飼っている人なら心当たりあるでしょうが、ペットを飼うということは命を預かることになるのでペットの食事や体調などにかなり気を遣うようになります。
特に犬を飼っている人は食事に加えて散歩のことも考えねばなりません。必然的に何時までに帰宅しないととか、そんなことも気にしなくてはいけなくなります。
そんな調子でペット中心の生活になってしまうと、休日であっても気軽にどこかへ出かけたりはできないので、出会いの機会を失うことにもなるのかもしれません。まあ、断言はできませんけどね。
ペットによって寂しさがなくなる
独身女性の結婚する理由には「寂しいから」というものがあるようです。まあ、これは男性であってもそうかもしれませんね。
日が暮れて一人、暗い家に帰ってくる、、、みたいな光景は少し虚しいかもしれません。そのような寂しさを紛らわすために、ペットを飼う人もいるでしょう。
確かに、ペットを飼うことでさみしさは減るとは思います。しかし、正直いってペットとは言葉を交わせないので、やはり人と一緒にいるのとは勝手が違いますね。
ペットを飼っていることによってある種の寂しさはいやせても人と接する事でしか癒せない寂しさもある気がします。正直、ペットを飼ったからさみしくなくなるというのは、いささか極論な気がしますね。
ちなみに少々余談ですが、人がペットをなぜ飼うかについては「人は元々群れで生活する生き物だったから」という説があるようですよ。
ペットによって付き合える人が制限される
ペットを飼うと付き合える人、さらに言えば結婚できる人が限られてくる可能性はあります。
例えば、「猫好きだが犬は嫌い」とか逆に「犬は好きだが猫は嫌い」みたいな人同士は、関係を発展させられるのか怪しいところがありますねえ。
あと、ペットといえば犬や猫が代表的ですが、人によっては犬アレルギーや猫アレルギーを持っている人がいます。
また、喘息等アレルギー疾患を持っている人もペットと同居するのに、一定の反発を覚えるかもしれません。
こういった持病等を持っている人達はペットと同居するのを基本的に嫌がりますし、実際危険なこともあるでしょう。
ペットを飼う人が付き合える人達は、基本的にペットと同居しても健康面や精神面で大丈夫な人に限られてきます。
なので、もしかしたら多少は出会いの可能性を狭めているのかもしれないですね。ま、個人的にはペットを飼っている人はそこかしこにいるので、あまり問題な気はしませんけども。
現実はどうなのか?
さて、では現実はどうなんでしょう?ペットを飼っていると婚期を逃したりするのでしょうか?
結論から言うと、おそらく「ペットを飼うことで婚期が遅れることはない」です。いや、むしろ「婚期が早まる」可能性すらあるかと。
フロリダ州立大学の研究によると、どうやらペットを飼ったほうがパートナーと仲良くなれる可能性があるとのことです。この研究の概要は以下の通り。
- 144人の夫婦が対象参加者の半数には可愛い動物の写真と自分のパートナーの顔写真のセット、もう半数には、特に意味のない写真(風景写真等)と自分のパートナーの顔写真のセットを見てもらう
- この実験を6週間にわたって週3回行う
その結果、可愛い動物とパートナーの写真のセットを見ていた参加者達は、その後の二人の生活の質が向上していたといいます。なんでこんなことが起こったのでしょう?
これは可愛いどうぶつの持つポジティブなイメージが、パートナーと結びついたからだと考えられます。
逆説的な言い方をすれば、ペットの持つポジティブなイメージを上手くパートナーと結びつけることができれば、関係をよくするとことができるということになりますね。
ペットと自分が一緒にいるところをパートナーに見せたり、反対に自分がパートナーがペットと一緒にいるところを見たりすることで関係が良くなる可能性は大いにあるでしょう。
そうして仲が深まっていけば、いずれは結婚なんてこともありうるかもしれません。子はかすがいならぬ、「ペットはかすがい」って感じですかね?いや、この流れだとペットはキューピットかな?
ペットはストレスを減らしてくれる
では、最後にペットとストレスホルモンの関係性についても少しふれておきましょう。
ワシントン州立大学の研究によると、ペットと触れ合うことでストレスホルモンが減少する可能性が示唆されています。
この研究では、249人の学生を対象にして全員を以下4つのグループに分けて、全員のストレスホルモンレベルを測定している模様。
- 猫や犬と10分間触れ合ってもらった
- 他の人が猫や犬と遊ぶのを10分間見てもらった
- 猫や犬の写真を10分間見てもらった
- 何もせず20分間過ごしてもらった
この結果、実際に猫や犬と触れ合っていたグループの人達のストレスホルモンは、他のグループに比して激減していたといいます。ただ、この研究はサンプル数が少ないのでそこは注意が必要かもしれません。
とはいえ、動物を用いたアニマルセラピーには効果があるとされ世界的に導入されているところからしても、この研究の示唆を「再現性なし」と切って捨てるのはどうかなって思います。
動物との触れ合いはきっと心を癒してくれるとおもんですね。動物をかうことができない人は、休日等に猫カフェに出かけてみるのもありかもしれません。これもいいストレス発散になりますね。
そして、もしマンション暮らしなどでペットを飼えないという人は、家族型ロボットのラボットを家に置いてみるとペットを飼うのと同じようなストレス低減効果が見込めるかもしれません。
おわりに
この記事は「ペットがいると婚期を逃す説の真実について迫ってみた」と題しておおくりしました。
ペットを飼うと婚期を逃すとか婚期が遅れるなんて俗説がちまたにとびかっていますが、「あんまり気にしなくていい」感じです。
むしろ、ペットの持つポジティブなイメージをパートナーと結びつけることで今回が早まるなんてことがあるかもしれません。
また、動物と触れ合うこと自体にもストレスを減らす効果があるので、ペットを飼うのはいいことでしょうね。
では!