「恋愛心理学の豆知識」恋愛に使える心理学知識を集めてみた

ぐれん
心理カウンセラーのオニギリの中の人、紅蓮です

今回の話題は「「恋愛心理学の豆知識」恋愛に使える心理学知識を集めてみた」という話です。

今回は以下のような方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

恋愛に使えそうな心理学知識を色々知りたい人等

恋愛に心理学を活用して有利に進めようって思う人は沢山います。

でも、恋愛に使えるであろう心理学の知識っていっぱいありすぎて、なにがなんだかわからなくなってきたりしますよね。

「一体いくつあるん?」みたいに。

ということで、今回は恋愛を語るうえで、よく持ち出される心理学的知識を一堂に集めてみようかと思いました。

まあ、なんつーか、これは「この記事を見れば恋愛によく使われがちな心理学の知識の概要がまあ一通りは参照できる(かも)」っていう簡易辞典を作ろうって試みです。

ただ、厳密な定義ではないだろうし一つの用語をそこまで深くは解説しないので、厳密な学問的定義等を知りたい人はちゃんと自分でも調べることをおすすめします。

でも、用語を知っていると「調べるきっかけにはなる」と思うので、少しはお役に立つかと思いやす。

では、まいる。

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返報性の原理(好意の返報性)

返報性の原理(好意の返報性とは

「人はなにがしかの好意を受けて場合にはそれに少し上乗せしてお返しをしたい」

という心理のこと。

※ただし、見返りをあからさまに期待している感が出ると効果は期待できない。

SVR理論

SVR理論とは

「出会いと恋愛関係、結婚の三段階に分けてプロセスを立てたもの」

のこと。

その概要は以下。

  • 初期の刺激段階(Stimulus):会いから恋愛初期の時期。外見や声、性格といった社会評価などから刺激を受けている状態。
  • 中期の価値段階(Value):恋愛関係の時期。価値観や趣味などを共感、共有している状態。この段階では価値観といった類似性が重要な要因である。
  • 後期の役割段階(Role):結婚や共同生活を始める時期。相補的関係性を築き二人の関係が一つになっている状態。この段階ではお互いの役割を理解し、苦手な部分を補い合う関係性を築くことが重要。

ザイオンス効果(単純接触効果)

ザイオンス効果(単純接触効果)とは

「同じ人や物に接触する回数が増えれば増えるほど、その対象に対して好印象を持つようになる効果」

のことです。

※第一印象が悪い場合は接触回数を重ねても好感度は上がらない。最低でも「可もなく不可もない」くらいの印象でなくてはいけない。

ウィンザー効果

ウィンザー効果とは

「直接自分から情報を伝えるよりも、第三者を介して情報を伝えたほうが信ぴょう性が増したりする効果」

のことです。

ウィンザー効果は「~があなたのことを凄いといっていましたよ」みたいに使う。

バーナム効果(フォアラー効果)

バーナム効果(フォアラー効果)とは

「誰にでも当てはまるようなあいまいで一般的な性格を表す表現が、自分等に当てはまっていると感じる効果」

のことです。

初見の相手の性格を「さも見抜いている風に見せる」のに使えます。

サンクコストバイアス(コンコルド効果)

サンクコスト(埋没費用)バイアスとは、

「お金や時間、労力等をかけてしまったがために、損な行動であってもやめることができないという心理傾向」

のことです。

人は一旦時間や労力等をかけてしまうと、それが回収できないがために「何とかして元を取らねば!」の様に躍起になって価値がないものでも、無理に「価値がある」と思い込んだりしてしまいます。

相手に精神的負担を強いること等によって依存度を上げたりするのに使えます。

ツァイガルニクス効果

ツァイガルニクス効果とは

「人は達成できなかった事柄だったり中断している事柄の方が、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象」

のことです。

例えば、相手の会話が盛り上がってきたところでわざと中断するとか、わざと既読無視をして注意をひくといった使い方をする。

吊り橋効果

吊り橋効果とは

「不安や恐怖を感じる場所を一緒に体験した人とは恋愛感情を持ちやすい」

というものです。

よく恋愛系の書籍や記事で「恐怖によるドキドキが恋愛のドキドキを錯覚する」みたいに言われるあれですな。

ただ、実際にはこの吊り橋効果はそもそも「魅力的な女性が,強い恐怖を感じた男性にとって,より魅力的に映るかどうかを確認する」という目的で行われた実験で確認されたものであるそうですし、色々とツッコミどころが多くてとてもじゃないけど正しいとはいえないものです。

「恋愛系といえばこれ!」といったような定番の吊り橋効果ですが、正直あてにしないほうがいいですね。

確証バイアス

確証バイアスとは

「反証する情報を無視、ないし集めようとせず、自分にとって都合のいい情報ばかりを集めてしまう認知バイアスの一種」

のことです。

これは「人は見たいものしか見ない」というカエサルの言葉に、表現されるようなものですね。

これは例えば血液型占いを信じる人が、陥っているバイアスです。

その他の認知バイアスについては以下からどうぞ。

ハロー効果

ハロー効果とは

「、ある対象を評価する際に、その対象が持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められてしまう認知バイアス」

のことです。

このいい例がイケメンや美人は性格がいいとか能力が高いと思われてしまうという現象ですね。

対して、いわゆるブサイクだと性格が悪く能力も低いと思われやすいといいます。

進化心理学

進化心理学(適応主義心理学)とは

「人の心理メカニズムの多くが、進化生物学における意味での生物学的適応であると仮定して、人の心理を研究するアプローチのこと」

です。

男性には攻撃性等の強さが必要であるとか、女性には被保護欲があるなんて話は、この進化心理学を元にした見方であるといえるでしょう。

進化心理学について詳しくは以下からどうぞ。

初頭効果

初頭効果とは

「最初に与えられた情報が後の情報に影響を及ぼす現象」

のことです。

ありふれた言い方をするなら、「第一印象が重要」ということでしょう。

一旦、第一印象が形成されたら、その後もその印象はその人の評価に影響を及ぼし続けます。

これには上述の確証バイアスもかかわっているとか。

スリーセット理論

スリーセット理論とは

「3回目の接触時に印象が固定化される」

というものです。

発生の流れは以下。

1、第一印象

2、第一印象の再確認

、印象の固定化

上述の初頭効果によって第一印象が悪くても2回目の接触でそれを挽回して、3回目の接触でポジティブナな印象を固定化するなんて言う風に使えます。

ダブルバインド(二重拘束)

ダブルバインドとは

「ある人がメッセージとそのメッセージの本来の意味を超えた別の意味が矛盾するようなコミュニケーションが行われている状況におかれること」

です。

、、、意味不明でしょうから、少し補足。

例えば、部下が上司に「何でも困ったころがあったらすぐ相談しろよ」と言われていたにもかかわらず、いざ相談したら「そんなことも自分で調べられないようではだめだ!自分で考えろ!」みたいに言われてしまう状況です。

そう、メッセージが矛盾しているのですな。

このようなメッセージが矛盾する状況において、人はしばしば自分で考えることをやめてしまいます。

つまり、「何をしても怒られるなら何をしても結果は同じだ」と思ってしまうからですね。

ダブルバインドは使い方次第では、相手の思考力を奪う効力があるんですな。

そのため、ダブルバインドはマインドコントロールの技法として紹介されることもあります。

そこで相手を依存させる際にも使えますな(使うなよ?)。

恋愛で使う場合は、例えば「デートにいくならどこがいいですか?」ではなく、「デートに行くとしたら映画とカラオケのどちらがいいかな?」みたいに使います。

この場合は完全に「デートに行く前提」で質問してますね。

まあ、誘導尋問の一種といった様相です。

なお、相手との信頼関係がある一定以上あることや相手が選択しやすい選択肢を並べるようにしたら効果的。

※選択肢が多すぎると選びにくいので、せいぜい3つくらいにすべき。

まあ、あえて「これは絶対無理だろ」という選択肢を入れ込んで、「自分の選んでほしい選択肢に誘導する」ってのも技術としてはありますかね。

まあ、あんまり多用はしない方がいいかもしれない技術ですな。

ミラーリング

ミラーリングとは

「相手のしぐさや言動、行動などを鏡のように模倣することで、相手に好意や親近感を抱かせる」

というものです。

この根拠になっているのが「人は自分に似ているものに好感を持つ」という「類似性の法則」ですね。

例えば、相手のよく使う言葉を自分も使って見せるとか、足を組むときに右足を上にして組む癖があったら自分も真似してみるとかそんなもんですな。

なお、ある研究ではコミュ力が高い人は人のものまねを無意識にしているなんて話もあります。

わざとらしくならない範囲で相手の口癖や仕草をまねしてみましょう。

ランチョンテクニック

ランチョンテクニックとは凄く雑に言うと

「食事を一緒に取りながらだと説得確率が上がる」

というものです。

この理由には以下の2つがあるとされている模様。

  • 批判力の低下:食事中は食べることに集中するので批判が面倒になる。
  • 気分がよくなるから:食事中は快楽物質のドーパミンが放出されて気分がいい。つまり、相手が美味しいと思うような好物料理を食べればなお効果がある。

恋愛の文脈でいえば、美味しい食事への好印象を自分に結び付けられることになるし、その後のデートの展開も有利に運べるようになる可能性があるということになります。

ロミオとジュリエット効果

ロミオとジュリエット効果とは

「何か目標を達成しようとした際に、ある程度障害があったほうが目標達成のモチベーションが高まる心理現象」

のことです。

親から結婚を反対されて駆け落ちするなんて話もこれによるものといえるでしょう。

恋愛の場面に適応するなら、自分自身を「価値ある存在」、例えば「モテる人」と演出たり(当然努力は必要)、そっけなくしたりして「なかなか思うようにいかないけど何とかして振り向かせたい人」として意識させるという感じです。

これを上手にやると相手の依存度を上げられます。

まあ、中々難しい技術ではありますね。

メラビアンの法則

メラビアンの法則は、アルバートメラビアンさんが行った

「矛盾したメッセージが発せられた際の人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかを判断する」

という目的で行われた実験の俗流解釈です。

この研究によると、「感情や態度について矛盾したメッセージが発せられた際」の人の受けとめ方やそれによる他人への行動への影響については、以下のようになったといいます。

※「感情や態度について矛盾したメッセージが発せられる」とは例えば、「不機嫌な声で『ありがとう』と言う」といった状況。

  • 話の内容などの言語情報:7%
  • 口調や話の早さなどの聴覚情報:38%
  • 見た目などの視覚情報:55%

以上のような割合であるため、「7-38-55のルール」」とも言われます。

メラビアンの法則を根拠として「人は見た目が9割だ」とか「話す内容よりも話し方の方が重要だ」なんて主張する人が未だに散見されますが、これは間違いです。

あくまで「矛盾したメッセージが発せられた」という限定的な場合での話であるということが大事ですね。

ブックエンド効果

ブックエンド効果とは

「興味のある人や好きな人と一緒にいる際に通常時と比べて姿勢や視線等が変化する」

というものです。

例えば、話している際に「前かがみになる」とかパーソナルスペースに変化、つまり「近くにいても嫌悪感を示さなくなる」といったものがありますね。

その他に、男女別に好意を持っている相手に対しては以下のような行動が起こるとかいいます。

  • 体ごと相手の方向を向く
  • 左右どちらかの肩が下がり斜めになる

  • 肩が平行になる
  • つま先を相手の方向に向ける

まあ、行動心理学はあんまり当てにならって話もあるので、ほどほどに参考にするのがいいでしょう。

PEA

PEA とは

「正式名称が(フェニル・エチル・アミン(phenylethylamine))である脳内物質の一種」

です。

PEA は恋愛最初期に活性化し濃度が上がるにつれ、快感を感じさせるドーパミンや幸せを感じさせるセロトニン、心地よい気分になるエンドルフィン等といった各種ホルモンの活性させていきます。

恋愛でのときめきというものはこのPEA の作用によるものといえますね。

※恋愛の熱が3年で冷めるのは3年ほどでPEAが分泌されないことが関係している

よく「恋をすると綺麗になる」と言われたりしますが、それはこのPEA が引き起こす一連のホルモンの作用によるものと考えられます。

エストロゲンが活性化することで、女性らしい体の形成や肌の美しさの向上等に寄与しますね。

このPEA は恋愛を説明する上では重要な物質といえるでしょう。

※PEAは目に見えるものに反応して分泌される。対女性で見た目が重要なのは、これも理由の一つ。

なお、医師の磯村毅さんが著書「二重洗脳 依存症の謎を解く」の中で、

「PEA は秘密の行為や悩みというものがあり自暴自棄になっているとき等にも分泌されやすい」

といった旨のことを言っています。

つまり、、、いや、やめときましょう、、、。

パーソナルスペース

パーソナルスペースとは

「他人に近付かれると不快に感じる空間」

のことです。

一般に、パーソナルスペースは男性の方が女性よりも広く、親密な相手ほどパーソナルスペースが狭く、一方で敵視している相手に対しては広いといいます。

ちなみに建築学者の西出和彦さんによると対人距離を以下のように分類している模様。

排他域

50 cm 以下。絶対的に他人を入れたくない範囲で、会話などはこんなに近づいては行わない。

会話域

50 cm - 1.5 m。日常の会話が行われる距離である。 このゾーンに入ると会話することが強制的であるような距離圧力を受ける。すなわち会話なしではいられない。もし会話がないときは何らかの「居ること」の理由を必要とする。

近接域

1.5 - 3 m。普通、会話をするためにこのゾーンに入るが、会話をしないでこのゾーンに居続けることも不可能ではない。距離圧力としては微妙なゾーンであり、しばらく会話なしでいると居心地が悪くなる距離である。

相互認識域

3 - 20 m。このゾーンでは、知り合いであるかどうかが分かり、相手の顔の表情も分かる。普通、挨拶が発生する距離である。特に、3 - 7 mの距離では、知り合いを無視することはできない。


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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9

傾聴

傾聴とは

「相手の話を深く聴く、および相手の話し方や表情、姿勢、しぐさといった言外の部分に注意を払ったりする」

ものです。

この傾聴スキルが高いと人の信頼を得るコミュニケーションが可能となります。

特に恋愛において、男性は完成度の程度という問題があるとしても「絶対身に着けておくべきスキル」であろうと思いますね。

傾聴の具体的な方法等については以下の記事をどうぞ。

蛙化現象

蛙化現象とは

「今までずっと好きであった人が、自分の方を振り向いてくれた途端に相手を気持ち悪いと感じてしまう現象」

のことです。

この蛙化現象にはいろんな原因が考えられます。

蛙化現象の原因やその対処法について詳しくは以下からどうぞ。

コールドリーディング

コールドリーディングとは

「相手の外見を観察したり何気ない会話を交わすだけで相手のことを見事いい当てることで、相手に『わたしよりもこの人はわたし自身のことをよく理解してくれている』と信じさせる話術」

です。

占い師や宗教家がよく使うとされていますね。

このコールドリーディングは恋愛では絶大な威力を発揮します。

自由に使いこなせるようになれば、かなり恋愛を自分の優位に進められること請け合いです。

具体的に言うなら、相手を褒める時にも使えるし自分のブランディングにも大いに資するといえるでしょう。

気になる人は以下の記事や書籍でしっかり勉強してみてはどうでしょうか?

習得には結構苦労しますが、かなり便利です。

ただ、「悪用は厳禁」てことでよろしく。

自尊心

自尊心とは

「現在のありのままの自分を受け入れる感覚」

のことです。

自尊心の高さは、恋愛がうまくいくかにかなり影響を与えます。

特に男性についていえば、自尊心が低い男性はメンタルが弱くなってしまうため、女性から「この人は弱いからなし」と判定されてしまう傾向があるでしょう。

男性についていえば、「自尊心が低い」≒「非モテ化」といった図式も極端ではありません。

自尊心を高めるだけでも、精神的に強くなり女性からはモテるようになる可能性があります。

ただ、女性に関して言えば男性の場合と打って変わって自尊心が低いと、逆に異様にもてる可能性も考えられますね。

しかし、自尊心が高くないと長期的な視点では関係を維持することはできない可能性が高いので、男女ともに自尊心を高めることが必要です。

なお、自尊心はプライドのような他者との比較に基づくものとは別物なんですね。

自尊心について詳しくは以下。

なお、容姿の優れている人は自尊心が高い傾向があるように思われます。

もし、自分より魅力度という意味で格上の異性を落とすとなったら、相手の自尊心を「いったん下げて武装解除させた状態にする」必要がありますね。

ポケモンを弱らせてから、モンスターボールで捕獲するのと似ています。

アンダードッグ効果

アンダードッグ効果とは

「勝敗や投票等の結果予測において、不利な状況であると知らされた方に同情票等が集まることで逆転勝利する現象」

のことです。

これを恋愛において適用するなら、男性がわざと自分の弱い部分を女性に見せると言う感じになるでしょう。

しかし、これが上手く作用するのは「いつもは強い人」が行う場合です。

生物的な観点から言えば、弱い男性には「女性からの需要はない」といえるからね。

弱く見える男性はモテません。

例えば、「普段メンタルが強い人が珍しく愚痴を自分にだけ言ってきた、落ち込んでいる姿を見せてきた」なんて場合なら、女性も「なんか応援したい」となるでしょうが、いつも悩んだり落ち込んでいる男性がいつもどうり悩んでいたら「何?この雑魚」と軽蔑されるだけでしょう。

まあ、残酷ですがこんなもんですな。

で、女性についていえば、そもそも男性には精神的に弱そうな女性を守りたいとの保護欲が、本能的にあると考えられるため、ことさら「アンダードッグ効果が~」なんていう必要はないでしょう。

ペーシング

ペーシングとは

「自分の歩行、呼吸、歩幅、会話速度といったもののペースやリズムを相手に合わせること」

です。

上述のミラーリングと非常によく似ていますが、ペーシングの方がより細かい技術といえるでしょう。

とはいえ、その根底にあるのはミラーリングと同じ「類似性の原理」です。

ミラーリングも同様ですが、気づかれないように行いましょうね。

気付かれたら、「何コイツ、、、、キモッ!!」て思われてジ エンドでしょう。

ドッペルリーディング

ドッペルリーディングとは

「初対面の人や好きな人、気になったりする人と話す際に相手を誰かに見立てる手法」

です。

緊張する相手の目であっても、相手を「自分の仲がいい人や古くからの知人」に見立てることで、リラックスして会話することができます。

※見立てるにあたっては相手の服装、髪型、声、顔等の特徴を手掛かりにするといい。

例:見立てたのが高校時代に野球部にいた友人の場合、相手には「スポーツ得意そうだよね?もしかして、高校の時に野球とかやっていた?」等と質問する。なお、「走るのめっちゃ遅そうよな」みたいなネガティブなものはNG.

ただし、このドッペルリーディングを多用しすぎると会話が質問ばかりになって相手がうんざりするので注意ですね。

ピークエンドの法則

ピークエンドの法則とは

「出来事の全体に対する印象は『感情が一番高まった状態』と『最後の状態』により決まる心理現象」

のことです。

これを恋愛に適応するなら、例えば以下の様な活用法があるでしょう。

  • デート:いくら楽しいデートであっても別れ際がだめだと全体が台無しになる。別れ際に笑顔で見送るとか、デートが楽しかったという感情を想起させるようにして終わらせる等するといいかもしれない。
  • 恋愛全体:とても感情的に楽しい出来事を相手に経験させると同時に、多少のつらさ(そっけなくする等)をして感情の振れ幅を作り出していく。そっけなくしてから結局はフォローすることで、相手は楽しさを普通に与えられるよりも大きなものとして認識し今の関係全体を肯定しやすくなる。

MUM効果

MUM効果とは

「相手にとって不快にさせる情報を伝える事を回避しようとする心理傾向のこと」

です。

※MUMとは「沈黙」の意味。

これを恋愛に適用するなら、「わざとラインの返信を遅らせる」とか「デートで遅れてきたらわざと少し不機嫌にしてみる」なんて使い方がありますね。

※相手との関係次第なところもある

これは相手が自分より魅力度で上回っている人に対しては必須です。

間欠強化の法則

間欠強化の法則とは

「報酬がもらえることが分かっている場合よりも、いつ報酬がもらえるかわからない状態にしておいた方が、報酬を追求しようとする行動が長く続く」

というものです。

まあ、簡単に言えば「じらしの技術」とか「恋の駆け引き」というやつですな。

「わざとそっけなくする」とか「ラインの返信を遅くする」のは、この間欠強化にものっとっています。

で、重要なことですが、間欠強化は「相手に行動の法則性を読まれたら発動しません」。

なので、わざと「ラインの既読無視して3日に一回ラインする」とかのようにしても、相手に自分の行動の法則性が理解されていたらダメです。

相手にとって「いつラインが来るかわからん」という予測不可能な状況を作らないと無意味といえます。

「あー、この人行動が読めない!!」と思われてなんぼってことです。

クロージング効果

クロージング効果とは

「心理的距離を縮めるために相手と自分の秘密を共有する」

ということです。

秘密を共有することで、仲が良くなるんですね。

悩みを共有するのが、よく使える方法でしょう。

ガリンペイロ理論

ガリンペイロ理論とは

「多くの人が触れそうな点にはあえて触れることをせず、相手があまり言われなさそうな部分を褒める」

というものです。


※「ガリンペイロ」とは砂金を掘る人たちの意味。

実はこれは自分より外見的魅力度の高い異性を落とすときには必須のものなんですね。

例えば、美人やイケメンに対して「美しい!」とか「かっこいい!」なんて言っても、「あ、そう。いつも言われすぎて当たり前だな」と言われておしまいです。

しかし、そのような「容姿の良さ」にあえて触れることはせず、それ以外のファッションや性格等といった部分をほめるようにすると「お?この人なんか違うな?」と思わせることができ、いい差別化になります。

さらに言えば、相手が「自分しか知らないけど認めてほしい事」をコールドリーディング等を駆使して探し当ててそこをほめれば効果大です。

詳しくは上掲のコールドリーディングの記事からどうぞ。

ピグマリオン効果

ピグマリオン効果とは雑に言うと

「相手をほめる等して期待をかけることで、相手がそれに答えて成長する」

というものです。

これはアメリカの教育心理学者ロバート=ローゼンタールさんが行った実験における、

「教師が子供たちの成績が伸びると信じて期待を込めて接していたら実際に成績が伸びた」

という結果を根拠としています。

恋愛における活用法としては、自分のパートナーをちゃんと随所随所で褒めるってことですかねえ、、、。

褒め方によっては自分の期待通りの人物になってくれそうです。

女性が彼氏を理想に沿った人物にしたいなら、期待をかけて褒めてみるのもいいでしょう。

んー、まあありきたりな感じですけどもそんなカンジ。

※心から期待をしないと相手にばれて効果がないので、本気でほめる事が大事。

親近効果

親近効果とは

「最後に与えられた情報によって、その人の印象が決定されやすい」

というものです。

初頭効果の逆みたいな感じですね。

でも、決して矛盾するものではありません。

実は、初頭効果と親近効果は使うと効果的な場面が違っているんですね。

その分類が以下。

初頭効果が起こりやすい場面

  • 情報が並列的に扱われている
  • 一人からの情報である
  • 相手が観察力に自信がある人である

親近効果が起こりやすい場面

  • 反対の主張をしたとき
  • 大勢からの人からの情報がもたらされる
  • 相手が観察力に自信がない人である

以上を踏まえると恋愛において、自分に自信がありそうな人には初頭効果を強く意識し、あまり自分に自信がなさそうな人には親近効果を強く意識するってのが基本戦術になりそうですな。

※必ずしも容姿がいい人が自信があるとは限らない点は注意。

ゲインロス効果

ゲインロス効果とはゲイン効果とロス効果をあわせた総称のこと。

そこで以下ゲイン効果とロス効果について順次述べます。

・ゲイン効果:一貫して肯定的であるよりも、最初は否定的だが後に肯定的になるのが最も好感度が高まる

・ロス効果:一貫して否定的であるよりも、最初は肯定的であるが後に否定的になるのが最も好感度が低下する

うん、一言で言うなら、ゲイン効果は「ギャップ萌え」でロス効果は「ギャップ萎え」て話になりそうね。

なお、このゲイン効果とロス効果が働くには以下の条件を満たす必要があるといいます。

・系統的変化である:系統とは「同じ種類」といった感じの意味。例えば、「最初は不誠実→誠実」という性格に関する変化は系統的。対して、「最初に不誠実→楽器演奏が上手い』という変化は系統的ではない。

・徐々に変化する:一気に変化したのでは相手が不信感を抱いたりする。変化は徐々に起こらなければ悪印象が好意へと転化することはない。

このゲインロス効果を恋愛の現場で実践するのは中々至難の業でしょうねえ、、、。

なんせ、上述の初頭効果によって第一印象が決まると、それを覆すのは困難であるといわれているからです。

まあ、ヤンキーっぽい人が好きだって人がいたら、その人が好きなヤンキーの方に自分を近づけていって誠実さを垣間見せて、ギャップ萌えを狙うっていう感じになるんかねえ、、、。

これってヤンキーに扮する人の元のキャラが、気弱だったりしたらもうこれ演劇だね(笑)。

ま、実際モテようと思ったら、演劇するような感じはあるけどねえ。

、、ただ、無理があるな、これは。

ハードトゥゲット

ハードトゥゲットとは端的に言うと

「『あなたにだけ特別に』等のような「言葉によって相手の信頼を得る技術」

です。

この技術では相手の承認欲求を上手く活用します。

恋愛で言えば、自分自身の価値を高めておいて「忙しくて時間がない仲、相手のために時間をとった」とか「人気があって誘いが絶えないのだが、あえてそれらを全部蹴ってあなたとデートすることにした」みたいな状況を相手に意識させるとかでしょうか。

自己ブランディング(要は自分を価値ある存在と演出するってこと)と合わせて使うと効果てきめんでしょう。

気分一致効果

気分一致効果とは

「気分に一致する感情のトーンをもった情報が再生されやすいという現象」

のことです。

これは具体的に言うなら、気分がいい時は悪い時よりポジティブなことをよく思い出し、悪い気分の時はネガティブなことをよく思い出し安くなるということですね。

※ただし、気分一致効果は状況によっては、気分と逆のトーンの記憶を想起することがある(気分不一致効果)

これを恋愛について適用するなら、相手の気分がいい時にお願いをしてみるっとことでしょうかね。

おわりに

この記事は「「恋愛心理学の豆知識」恋愛に使える心理学知識を集めてみた」と題しておおくりしました。

どうでしたかね?

恋愛によく使われる心理学の知識って結構沢山ありましたねえ、、。

ふう、疲れた(笑)。

で、こんだけの心理学の知識が全部事細かに頭に入っていても、結局実践できないと仕方がないし「これは心理学の知識のあれでこれがこうで、、、」なんて知識にとらわれる過ぎるのも考え物です。

正直、「あ、ふーん、こんな効果もあるんね」くらいでもう後は実践よ、実践!!

ある程度知識がついてら職場や学校、マッチングアプリで異性との交流を積極的に行ってみましょう。

使わん知識ばかりため込んでも虚しいばかり。

知識を得たらは使いましょう。

では!

参考記事等

「心理学を活用した恋愛トーク術」恋愛はトークで進展する!

参考

https://kagaku-jiten.com/love-psychology/svr.html

https://psych.or.jp/interest/ff-39/

https://biz-shinri.com/dictionary/romeo-and-juliet

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

https://educational-psychology.edu.mie-u.ac.jp/thesis/2004/hatanaka/11.htm

https://kagaku-jiten.com/social-psychology/individual/impact-of-mood.html

https://ferret-plus.com/10239?page=2

https://successbeginstoday.org/topics/41/

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モテる人の思考を盗みたいなら「コレを読め!」

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少なくとも、今まで「あの人は優しいんだけどね」とか「優しそう」、「真面目そう」等と言われていた人であれば、確実に読んでおくべきです。

 
少なくとも、今まで「あの人は優しいんだけどね」とか「優しそう」、「真面目そう」等と言われていた人であれば、確実に読んでおくべきです。

モテない人は、「今の自分にとっての恋愛常識に染まったままでは確実に一生非モテ」です。

まぐれ当たりで結婚できても、結果的に妻の尻にしかれてATMや財布として妻のいいようにこき使われていくだけでしょう。

本記事は現状モテている方々にとっては、おそらく常識なので読む必要はありません。

モテていない人が読むと多くの事を得られるはずです。

私自身は特段肉食系ではないので、恋愛経験は人並程度(自分から人を本気で好きになったという意味)ですが、職業柄、女性から様々な恋愛系の相談を受けることがあるので、「どんな人がモテる人なのか」という女性の本音ベースでのモテる人物像について多少は明るい自信があります。

そういった経験からすると、大手恋愛メディアが語る「モテる男性像」は実に笑ってしまうような間違いだらけであるように感じます。

「こんな情報しか得られないとあっては、モテない人がいつまでもモテないのも当たり前だな」なんて思ってしまうと言うものです。

そこで、割とブログの方でも「理想を排した本能や生理現象をベースにした恋愛像」と言うものを多少提示してきましたが、そろそろ自分なりに完成度の高い一つの記事を作ってそれである程度恋愛ネタを完結させたいといった気もしてきたのであくまでも倫理に触れないレベル「モテるための会話はこれで十分!」といったものを作ろうと思いました

そこでこの度「心理カウンセラーが体験や心理学から考える『モテる人の常識』と『モテる会話術』」というノート記事を作った次第。

正直、モテる人とモテない人では「まるで別の人種」としか言いようがない程に常識も思考も、その何もかもが違います。

「どうせ、モテる人はみんなイケメンなんでしょ?」と思った人は、半分正解ですが半分間違いです。

確かに、「芸能人バリの誰が見ても美人な女性とつきあいたい」というのなら、それは大体あたっています。

※というか、自分の外見が相手と同じくらいいいのは大前提という話。

でも、「誰が見ても間違いないレベルの美人にモテたい」とか言わないのであれば、容姿にそこまで固執せずとも大丈夫です。

むしろ、「容姿だけでは必ずしもモテるようにならない」のですよ。

モテる人は、何かしらの狂気のようなものをまとっているように思います。

その狂気の正体についても、本書では触れている次第。

モテない人がいつまでも持てないままなのは、「モテる人の常識やとっている行動を含めた会話の仕方」を知らないことによる所がかなりあります。

ブログで断片的に触れている事もありますが、本書ではかなり突っ込んだ具体的で実践的な内容になっている模様。

モテない人生を変えたい人だけ読んでみて下さい。

※あたりまえですが、「読んでも実際に試さない人」には役に立たない。

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