今回は以下の様な方に向けておおくりします。
・他人に興味がなさそうな人の心理を考察してみたい人
・話しのネタが欲しい人等
しかも、入社当初からよ?
いっつも、死んだ魚みたいな目をしてさ、、、マジ何考えてんのかわかんない
マジで化粧っ気もなくて最低限の身なりすらしようと努力しない。
、、、もう一緒にいるだけで気が滅入るわ!!
もう、どうにかして!」
うーん、まあたまにそんな人もいるよねえ。
でもね、興味がなさそうってだけで「興味がない」ってなんでわかるんだい?
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラーのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「他人に興味がない人は本当に興味がないのか?その心理を探ってみよう。」という話です。
はい、職場にも学校にもいますね、一人くらいは。
「誰にも興味なさそうな人」というのが。
あなたはきっとそれを見て「うっわ、キッショ!」なーんて思っているかもしれませんね。
うん、まあわかります。
ネガティブな感情は伝わってしまうものです。
一人でもものすごく暗いオーラを出していると、自分も気分悪くなっちゃうんでしょ?
でもね、正直暗くするも明るくするも本人の勝手なのでそれについてとやかく言っても始まらないことの方が多いです。
ただ、それは「相手が本当に人に興味がない時」の話。
もしかしたら、「興味がないようにみえるだけ」で本当は「興味があるのかもしれません」。
いわゆるドライな人の中にも一見他人に興味がなさそうだけども、実はそうではないという人もママいるものです。
今回は「他人に興味がないように見える人の心理」について考えてみたいと思います。
ちなみに、「他人に興味がなさそうな人」が単に他人に興味がないなら別にいいですが、たまにそういった人がサイコパスであることもあります。
職場にサイコパスがいた場合はきちんと対策しておきましょう。
詳しくはリンクからどうぞ。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
人に興味がないのは何も問題じゃない
さて、そもそも「人に興味がない」のは問題なんでしょうか?
はい、どうですかね?
、、、わたし自身について言えば、「そんなの個人の勝手であって他人がいちいち文句をつけるような事ではない」と思っています。
本人が他人に興味がないんだったら、「その人はそういう人」と言うだけの話です。
そこに善も悪もありません。
ただし、それによって他者との間に人間関係上の摩擦が生じるという可能性は甘んじて受け入れるしかないでしょう。
その摩擦を具体的にあげるなら以下のようなものがあるかもしれません。
- 孤立してしまい誰も助けてくれなくなる
- 社会で生きづらくなる可能性がある(あくまで可能性)
- 周囲から適切な評価が受けられない
もし、上記のような摩擦が発生するリスクをあえて甘受する覚悟があるのなら、興味がないのだから興味がないなりの行動や態度を取ればいいだけですね。
別に「人に興味がない」のは本人がそれで満足してしまっているのであれば問題ではないです。
少なくとも本人にってはね。
周囲としては迷惑であれば基本的には空気のように認識し無難に接するということになるかもしれません。
ただ一方で、他人に興味ないことには例えば以下のようなメリットもあります。
・自分のやるべきことに集中できる
・他人に流されない
他人に興味がない人は、協調性には欠けるかもしれませんが、やるべきを事を黙々とこなせて精神的に安定している可能性はありますね。
特に、「他人に流されない」というのは非常に重要。
他人の感情に影響されやすい人は、スルースキルを鍛えると他人に流されにくくなって仕事等のパフォーマンスが安定するでしょう。
他人に流されやすい人は、以下の記事を参考にスルースキルを鍛えてみてもいいかもしれません。
そもそも「興味がない」とはどういう意味?
「人に興味がない」とは一体どういう意味でしょう?
これにはいろんな解釈があると思いますが、おそらく以下のような状態ではないかと思われます。
- 他人のことを知りたいと思えない
- 他人を人だと認識しない、かつ役に立つものだと思えない
通常使われる「他人に興味がない」という言葉の意味するところは「他人のことを知りたいとは思えない」ということで間違いないでしょう。
ただし、サイコパスやソシオパスのような特殊な存在に関しては「人に興味がない」は「他人を人だと認識していない、かつ役に立つものと思えない」だといえます。
サイコパスやソシオパスはおそらく「自分以外は人間ではない」くらいの感覚であり、常に自己利益の最大化を考えているため、自分にとって利のない存在は不要なんですね。
だからそもそも「自分の利益にならない他人」はどうでもいいので、そんな他人が存在していること自体眼中にはないかもしれません。
もし職場にサイコパスやソシオパスがいるのなら、興味なんて持たれたくないですねえ、正直な話。
人に興味がないのは何故なのか?
さて、サイコパスやソシオパスの話はいったん置いといてここからは、一般的な意味での「興味がない」という心理の原因を考えてまいりましょうか。
その原因については以下みたいなものが考えられるかと思います。
- そもそも感情的な付き合いを好まない
- 自分のことで手いっぱいで余裕がない
- 人と接すると人一倍疲れる
- 人間関係でのトラブルを恐れている
- 愛着障害に陥っている
- シゾイドパーソナリティーである
以下順次詳しく見ていきましょう。
・そもそも感情的な付き合いを好まない
他人に興味がない人の中にはそもそも感情的な付き合いを嫌う人がいます。
いわゆるドライな性格というものでしょうかね。
このような人には仕事ができる人が多い印象です。
要は感情より合理を重んじるタイプといえるでしょうね。
ちなみに以前のわたしもどちらかというとこのタイプかもしれませんな(愛想は悪くなかったと思うけど)。
特徴をあえて挙げるなら以下のようなものがあるかもしれません。
- 人の噂話はしない
- SNSはしない
- 理屈が通らない話は受け付けない
- 情に流されない
ま、あんまり好かれるタイプじゃないですねえ。
ただ、このタイプは他人からそこまで好かれることを重視しておらず、目的を遂行することを第一にしていたりします。
なので、例えばリストラをするなんて場合もいったん計画が決まったら即断し、その判断に罪悪感すら持たないでしょう。
「不要だから切り捨てた。それ以上でもそれ以下でもない」
多分、それ以上を考えることはないかもしれませんね。
・自分のことで手いっぱいで余裕がない
人間誰しも過剰にストレスがかかった状況では認知能力が大幅に低下します。
すると、自分のことしか見えないなんて話にも発展するんですね。
仕事が多すぎて終わらないとかその最たるものでしょうか。
さらに寝不足だったりするとその傾向はますます強まります。
ちなみに寝不足になると周りが敵に見えたりするようになるので人間関係が悪化しますね。
参考記事等
・人と接すると人一倍疲れる
他人に興味がない人の中には他人と接すると精神的に疲労するのでわざと距離をとっているなんて人がいます。
このようなタイプの人には以下のような人がいるかとおもわれます。
- 内向型の人
- 他人に気を使いすぎてしまう人
- HSPの人(多分、割合的には少ないと思う)
このタイプの人は自分のことを理解してくれる人に対してはオープンだったりすると思いますね。
要は、「誰とでもは仲良くしない」ということです。
・人間関係でのトラブルを恐れている
他人に興味がない人の中には過去に人間関係でトラブルを経験したことにより、人と距離を置くようになった人もいます。
彼彼女らは日頃から自分がトラブルに巻き込まれないことを最優先に考えて行動しているわけです
これもある意味で「自分のことで手いっぱいな状態」といえるかもしれませんね。
・愛着障害に陥っている
幼少期に両親から十分な愛情を受けて育っていないと、愛着障害になる場合があります。
愛着が健全に形成されていない場合に、人と仲良くなることに抵抗を感じる回避依存症になることがあるんですね。
回避依存症者は他人と一定以上親密になると、それ以上親密になることに恐怖を感じて自ら人間関係を破壊してしまいます。
普段からそれなりに会話し交流もしていたのに急に態度がよそよそしくなったり、目も合わせなくなったなんて人の中には回避依存症者が含まれているかもしれません。
ちなみに、回避依存症者は恋愛依存症に陥るリスクもあるんですねえ。
参考記事等
・シゾイドパーソナリティーである
シゾイドパーソナリティーとは近親者を含む他者との親密な関係に対する欲求がないように見えるパーソナリティ障害です。
シゾイドパーソナリティーの人は一人でいることを好み、趣味も一人でできること(例:スマホゲーム等)を選択するといいます。
なお、一般人口の1~3%ほどがこのシゾイドパーソナリティ―であると推定されています。
ただ、パーソナリティー障害とはいうものの、本人はいたって悩んでいない場合が多いのが特徴です。
原因としては小児期に養育者が冷たかったりよそよそしかったりすることがあるといいますね。
つまり、子供時代に「対人関係は満足の得られるものではない」と学習してしまったということです。
治療は認知行動療法が適用されます。
参考
変な意味で人に興味があるやつよりない方が全然いい
他人に興味がない人って往々にしてはたから見てもよくわかるものです。
なんだか、つれないし一緒に居たいとも通常思えないかと思います。
ただ、他人に興味がなさそうな人は「変な意味で他人に興味がある人よりははるかに安全」ともいえますね。
他人に対して過度に執着してストーカー化するとか、誰かを攻撃対象に設定して執拗にいじめるヤカラに比べたらよほどましです。
特にサディストなサイコパスだったら最悪ですね。
確かに、人に興味なさそうな人はなんだかいい気分はしないかもしれませんが、積極的に害悪をまき散らす人よりはよほど無害です。
ま、性格がドライなのはすこしグレーソーンなきもするけど、、、。
参考記事等
日ごろの行動を観察してみよう
上述のように、「他人に興味がない」といってもいろんなパターンがあります。
なので、あまり最初から「こいつは他人に興味がなさそうにしてて気に食わないやつ」みたいに思い込まないほうがいいかなって感じがします。
本当は興味を持ちたいけど中々もてないでいる人がいるということも、頭の片隅にでも置いておいていいのではないかと思いますね。
まあ、なんせよ決めつけってよくないよねってことです。
なので、日ごろの行動をよく観察してみましょう。
行動を見ていくと案外自分の思い込みだったなんてことがあるかもしれないですよ。
また逆説的ではありますが、サイコパスやソシオパスは他人に親切で親身な振りがとてもうまいのでよく観察する癖は必要です。
ただし、連中の興味は「目の前の相手」ではなく、「その相手のもたらす利益」であることを忘れてはいけません。
そう、いい人のふりをしている悪人ってことですよ。
きちんと、絡まれると厄介なカバートアグレッションには対策しておきましょうね。
おわりに
この記事では「他人に興味がない人は本当に興味がないのか?その心理を探ってみよう。」と題しておおくりしました。
他人に興味がない人と一口に言ってもいろんな理由から興味がなくなっていましたね。
他人に興味がない原因としては以下のようなものがありました。
- そもそも感情的な付き合いを好まない
- 自分のことで手いっぱいで余裕がない
- 人と接すると人一倍疲れる
- 人間関係でのトラブルを恐れている
- 愛着障害に陥っている
- シゾイドパーソナリティーである
興味がないといっても色々です。
確かに、他人に興味なさそうにしている人って感じはよくありません。
ただ、理由がわかると少しは寛大に対処できるようになるかもしれません。
決めつけで人を判断することだけは避けたいものですね。
他人に興味を持ちたいのなら好奇心を鍛えるといいですね。
最後に参考記事として好奇心を伸ばす方法を置いときます。
では!
参考記事等