「ああ、もうだめ!イライラしないようにと思っても無理だ!あんな風に言いがかりをつけてきたり、どうでもいいことで上げ足とってくるバカにはどう対処したらいいのさ!もう、こらえきれない!!」
あー、あらぶってますね―。
お気持ちお察しいたします。
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラーのオニギリです!!
今回の話題は「「メタ認知の力」相手の感情に影響されないサイコパス流スル―の極意。もう流されない!」という話であります!
なんつーか、あれですね、あれ。
どうでもいいことで言いがかり付けてくる嫌な奴ってどこにでも一人はいますよね。
相手にするのは無駄と分かっていてもついつい風ではなく、腹立ちぬ、、、ですよね。
そんなあなたに今回はサイコパス流のスル―の極意をお伝えしますので、ぜひ明日から活用して見てくださいな!!
ではでは、やや上がってまいります!
ゆるりんぱ! とおおくりしマッスル!!
目次
1、2種類のサイコパス
俗に言うサイコパスとは共感性が無く罪悪感を感じることのない人々です。
そんなサイコパスには一次サイコパスと二次サイコパスの2種類がいます。
二次サイコパスはあなたが想像するとおりの罪悪感なく容易く人を殺したりするような人達ですね。
共感性に乏しく自分勝手で自分の欲望に忠実なのが二次サイコパスです。
一方の、一次サイコパスはというと二次サイコパスがコミュニケーションスキルを身につけた存在です。
二次サイコパスが社交的で外向的になったのが一次サイコパスと言えます。
私達が見習うべきは一次サイコパスです。
彼彼女らがどうして感情に流されない強い意志をもてるのかを分析して、私達もその特性をとりいれていきましょう。
2、サイコパスはスル―の達人
サイコパスはする―の達人ですね。
サイコパスは自分の感情と他人の感情を切り離して考えるのがとても得意です。
彼ら彼女らは自分の感情に執着せず、いつも自分の感情を客観的に一歩引いた視点から見ています。
周囲の感情に流されることなく物事を合理的に判断できるので、残酷と思われる判断もちゅうちょせずに実行できます。
言ってみれば空気が読めないのではなく、空気は読んでいるけど空気には従わないという事ですね。
そして、サイコパスはバカにされた瞬間はイラッとしてもすぐに平常心に戻れるんですね。
私もどちらかというと幼少期はサイコパス寄りの性格でしたね。
まあ、正確には遺伝のせいではないはずなので、ソシオパスですがね。
ちなみに、昔は空気を読めてるけど無視するって事を良くやってました。
「なんで他のやつがやっている事に協力なんかしないといけないわけ?こっちに何の得もないのに」みたいな感覚でしたね。
あと、必要に応じて一時的に共感をオンオフするスキルもなぜか身につけてました。
今となっては、あんまり必要としていないスキルですがね。
今は人の感情を犠牲にする事なんて一切必要ないし、したくもないと思ってますから。
ただ、サイコパスがどうして周りの感情が気にならないかは分かるような気がします。
きっと、共感のスイッチがオフになっていて人がものにしか見えてないんだと思いますね。
個人的には共感性を一時的に切るのは練習次第でできるようになる気がします。
まあ、人によるとは思いますが…。
要は、サイコパスはとても合理的ってことです。
3、サイコパスのもつ能力を身につけよう
サイコパスの持っている能力を手に入れるためには以下の方法が考えられます。
- ポジティブ感情に集中して行動に移す
- 瞑想して「今この瞬間」を意識する練習をする
- 行動と感情を切り離す
では順次見ていきましょう!
・ポジティブ感情に集中して行動に移す
サイコパスは先延ばしをしません。
めんどくさそうならとにかくすぐに動いて解決を図ります。
通常、人は過去や未来のことに思いをはせて不安になります。
その不安は集中力を鈍らせます。
ですから、ポジティブな感情になったらすぐ行動するようにしましょう。
そうすることによって、不安を感じる暇がなくなります。
・瞑想して「今この瞬間」を意識する練習をする
上述したように、人が不安を覚えるのは過去や未来のことを考えるからです。
人が「今この瞬間」を意識している時には不安は生じません。
ですから、瞑想することを通して「今この瞬間に集中する」ことができるようになりましょう。
私も瞑想するようになってから、かなり精神が落ち着いた実感があるのでおススメです。
・行動と感情を切り離す
色々な物事をルーティン化しましょう。
要するに考えなくてもできるようなことを増やすという事です。
実際、考えてやろうとすると面倒なもんです。
人間は感情と行動をセットにしがちなんです。
例えば、めんどうだからやらない、みたいなものです。
でも、実際はルーティン化によって「めんどう」という思考を介せずに「おこなう」ことができます。
感情を挟まずにただただ実行していくのが大事という事です。
ですから、自分の感情を客観的にみる癖をつけていきましょう。
具体的に言うなら、
「もし、面倒くさいという感情が無かったら今自分は何をしているだろうか?」
などと自分に問いかけてみてください。
4、感情を切り離せ!デタッチトマインドフルネス!
デタッチトマインドフルネス、何かの必殺技みたいな感じの名前ですね(笑)。
別に必殺技ではないんですがね。
端的に言うと、デタッチトマインドフルネスとは感情が湧いてきたらそれを一歩引いた視点から客観的に観察するという方法です。
自分の感情の理由を探すのではなく、「ただ受け入れる」か「ただの物理現象(単なる電気信号など)として切り捨てる」ことが大事です。
例えば、自分は水であり感情は生成消滅を繰り返す泡のようなものと考えるとか、自分は空で感情は出てきては消えていく雲のようなものととらえるとかですね。
このように、ひたすら自分の思考や感情を客観的にみるようにしていると、「これは自分のものじゃないな」と脳が思うようになってきます。
これによって、感情の切り離しが起きるのです。
ちなみに、この方法は私は小学校の2年?位から使っていたような記憶があります。
たしか、自分を宇宙と考えて感情を誕生と消滅を繰り返す星と考えていた気がしますがね。
あと、自分の感情を単なる観察対象としてとらえていたというのもありますね。
この方法を使っていたからか怒られる事にも怖さを感じたことはないんですね。
ただ、罵声がうるさいというだけ、ノイズが耳障りってだけです。
一応参考に怒りの取扱い方法であるアンガ―マネジメントについてもおいておきますね。
5、デタッチトマインドフルネスの修得法3選
ここからは、デタッチトマインドフルネスを習得するための方法を3つ紹介いたしまする。
ではどうぞ!
・自由連想タスク
このトレーニングの目的は、自分の心の中に自動的に浮かんでくるイメージがどう映り変わるのかを観察することです。
まず、リラックスした状態になり、何でもいいのでランダムな単語を思い浮かべましょう。
その単語を心の中で読んで(実際に声に出してもいいでしょう)イメージします。
思い浮かべたものが心の中でどのように変化するかを一歩引いて観察しましょう。
・タイガータスク
まず、目をつぶってトラのイメージを思い浮かべます。
そして、そのトラを動かさないようにします。
でも、トラは自分で動かさないようにしても勝手に動きます。
その動いているトラを観察しましょう。
・空想技法
まず、一番はじめにとても幸せな想像をして下さい。
しばらく想像に浸った後、その想像を今度は一歩引いた視点から見ます。
さきほどの想像が勝手に展開されていくとこを見つめていきます。
この感覚を具体的に説明するなら、さながら自分が幽体離脱し、遠くから自分を見ているような感じでしょうか。
6、他にもあるぞ!スル―技術!
ここからおまけとして、さらにスル―技術を4つご紹介しちゃいます!
んー、多くて目ウツりしちゃうわね-(笑)。
・サードパーソンセルフトーク
これは「自分の事をさも他人事のように話す」という技術です。
どういう事かと言いますと、あなたがイライラしたり哀しくなった時にその感情を他人事のように話してみるって方法です。
つまりですね、、、
「私は哀しい、、、」じゃなくて
「○○(自分の名前)は悲しんでいるようだ」
て実況中継して下さいなってこと。
これ、一見バカバカしい感じですが、オハイオ州立大学の実験では、実験に参加した学生たちが平均して1秒ほどの短時間で平常心を取り戻した方法です。
やって損はありゃしませんぜ?
・脱フュージョン
はい、フュージョンと聞いてドラゴンボールを思い出すのは私だけかな?
まあ、それはおいといて、この脱フュージョンは認知行動療法の分野における技術ですね。
フージョンから脱する、つまり「感情が自分と一体となった状態から脱する」ってことですね。
この脱フュージョンはさきほどのサードパーソンセルフトークの効果をさらにブーストさせる方法です。
やり方は非常に簡単ですよ。
だって、サードパーソンセルフトークの後に、
「だが、それに自分で気付いている」
とつけ加えるだけですから。
具体的にはこんな感じ。
「○○は悲しんでいるようだ。だが、それに自分で気付いている」
はい、こんな感じです。
ちなみに、まちがっても「だが」につられて「だが、断る!」としないように注意出してくださいね。
もし、
「オニギリは悲しんでいるようである。だが、断るっ!!」
てしたら意味分かんなくなりますよね?
・フライオンザウォール
フライオンザウォールとは
「壁にとまったハエにになって、自分を客観的に眺めているところをイメージする」
という方法です。
具体的にはこんな感じです。
「モルフォチョウのワイ、オニギリが寝むそうなのを見て、爆笑w」
、、、まじめにやるなら
「私はモルフォチョウ、なんだか○○(自分の名前)は哀しそうだ」
みたいな感じです。
この方法も結構ふざけている感じしますが、ちゃんとオハイオ大学の研究にてその効果は確認済みなのでやってみて損はないです。
上記からわかるように、私はハエは嫌いなのでモルフォチョウでやってます。
・アテンショントレーニング
はい、アテンションプリーズ!
これは「ネガティブから秒で目をそらす技術」です。
例えば、以下の3つをやってみましょう。
- 1、イラついたら「リラックスを象徴する青い色の何か」を探す
- 2、イラついたら「3」の数字が入った何かを探す
- 3、イラついたら自分の好みの異性がいないか探す
こんな風に反射的に別の目的に意識をそらすことで怒りを意識しないようにできるんですね。
はい、どうやらあのダライラマさんですらイラつくらしいので、聖人はイラつきの処理が上手いだけなんですね。
たしか、ネットの格言にも「ガンジーも助走つけて殴るレベル」なんて表現ありましたよね?
そう、ガンジーでも多分キレていたはずです。
マザーテレサも、、、、。
みんなキレるよ、にんげんだもの。
おわりに
この記事は「「メタ認知の力」相手の感情に影響されないサイコパス流スル―の極意。もう流されない!」と題しておおくりしました。
感情に流されないようにするには以下の方法がありました。
・ポジティブ感情に集中して行動に移す
・瞑想して「今この瞬間」を意識する練習をする
・ルーティン化する
そして、感情と行動を分離する方法としてはデタッチトマインドフルネスという方法がありました。
その方法については以下のようでした。
- 自由連想タスク
- タイガータスク
- 空想技法
そして、その他のスル―技術としては以下がありました。
- サードパーソンセルフトーク
- 脱フュージョン
- フライオンザウォール
- アテンショントレーニング
どれでもいいので、やりやすそうなものからトライして見てくださいな。
イライラのない平穏な日々を目指して共にまい進いたしましょうぞ!
では!
参考記事等