権威を尊ばない事は大事だねって話。健全な批判精神が不可欠!!
ウェストミンスター宮殿, 権力の回廊, 議会のイギリスの家, ロング・ギャラリー

 「すぐ権威を振りかざすくそ上司もう○んで欲しい」

「権威があるからって安易に信じたらヤバいよね」

「権威って世の中に必要なのかな?なんか権威者づらしている連中が心底気にくわないんだけど」

オニギリス!

脱マンネリストのオニギリです!

今回もよろしゅう!!

今回の話題は権威なんかに敬意を払うのはやめにしようって話です。

権威をありがたがったりすると物事の本質を見失います。

知らない間にあなたの人生をコントロールされてしまいます。

常に権威を「なぜ?」と疑う姿勢を持って生きていきましょう。

そうでないと、人生の自由度が低下して不幸になっていきます。

あなたの価値ある人生を操られないために!

では、ゆるりとお送りします。

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1、権威ってなんなの?

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早速、権威の定義をコトバンクさんにお伺いしましょうかね。

はい、コトバンクさんによると権威とは

制度,地位,人格などに優越的な価値や力が属しているため服従を要求できる力。権威の源泉と考えられるものには M.ウェーバーのいう人格的カリスマ,伝統や制度の神聖視,組織上の合理化された権限などがあるが,これらはしばしば複合化して現れる。権威それ自体は強制的権力そのものでも,真理のような価値でもなく,その本質は服従者の受容を条件として成り立つ社会的な力であるといえる。

 引用元
https://kotobank.jp/word/%E6%A8%A9%E5%A8%81-60251 

 

んー、これは分かりにくい(笑)。

この解説で大事なことは権威それ自体には強制力はなく「本質は服従者の受容を条件として成立する社会的な力」という点です。

そう、権威はそれに服従する側が従うことを受け入れない限りは成立しないという事ですね。

私達が

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「権威なんて大したもんじゃないよね!」

とおもうなら権威に価値なんてなくなるんです。

私達が権威を無視してしまえば、権威の価値は低下するって話です。

2、権威の必要性

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 権威の必要性については色んな見方があると思いますが、一番重要なのは組織をまとめるのに役立つという事です。

あの松下幸之助さんも「リーダーには強い権威性が必要だ」なんていっています。

人が一人でできることはたかが知れています。

大きな課題に立ち向かうためには「人の力を結集する必要」があります。

そのために組織があるんです。

国も組織です。

国が一つの方向で進んでいくためには人々を一つの方向へ導いていく必要がありますね。

人々を一つにまとめるために「権威」が必要だって話です。

たしかに、大組織を一つにまとめていくには強い権威性が必要でしょうね。

3、権威のデメリット

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 さて、権威は一つの方向に人々をまとめるという点では利点があります。

しかし、逆に権威の力が強大になりすぎると人々は無批判になってしまいますね。

権威性があると何となく従っておけばいいことがありそう、とか信用できそうなんて思ってしまうわけです。

権威性が強まれば強よまるほどに。

事実、「影響力の武器」という本でも人に影響を与える要素として「権威」があげられています。

権威が与える影響は絶大です。

例えば、本のタイトルにも「弁護士が」、「現役医師が」とか「東大生が」…なんて色々人の心理を操るための仕掛けがあります。

正直いって、

「権威があるからどうしたんだ?」

という話です。

医師や弁護士なら実際にその分野でどれくらいの実績や能力があるのかが最も重要です。

そもそも職業に尊いもいやしいもないのですから、医師や弁護士なんて「ただその分野の能力を持っている人」にすぎないんです。

単なる国家資格保有者にすぎないでしょう。

そんな人達に対して「先生?」…なんか違和感ありません?

普通の会社員の方と何が違うんですかね?

何にも変わんないですよね?

その職業の人間だからと言って他の人以上に丁寧に接するとかおかしくないかって話です。

「丁寧に接するなら全ての人に」が当たり前です。

国家資格があろうが無かろうが無関係です。

権威性のせいで本質を見失っては搾取されます。

専門家に関して言えば必要な「能力」があるかにしか価値はないです。

能力が無いならその人は資格のある三流。

ただそれだけのことです。

実績や能力のない有資格者は本来何の価値もないです。

強いていえばその資格を持つものだけに許される仕事があるということですが…

それは資格の利用価値の話。

別に持っている人はただの人ですね。

常に権威を疑い、その場面に必要な「能力と実績があるか」、これに重点をおいて権威を持つ人をみるようにしましょう。

もし、相応のものをもってないのに威張っているなら、無視して相手にしないようにすればいいんですね。

みんなが無視してしまえば価値なんて下がってでかい面できませんからね。

権威性はできるだけ疑いましょう。

4、結局、クリティカルシンキングが大事

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 やはりこれが真実でしょう。

クリティカルシンキング、つまり批判的思考とは

「感情や意見に流されず、物事を客観的に判断しようとする思考の過程」

です。

具体的にいうなら「感情や経験等に基づく思い込みをすてて、客観的事実に基づいて判断する」ということ。

だから、「権威があるから信じられるはず」という「思い込み」をすてて

「本当にこの人の言っている事は正しいのか?」

「何の証拠にもとづいていっているのか?」

こんなふうに考えることが必要になってくるわけです。

「権威のある人がいいって言っているから」

「あの人が言っているから間違いない」

はい、これらはどっちも危険ですね。

健全な批判精神を失うとかつてのナチスドイツのファシズムの台頭の再来がおこったりする可能性だってあります。

人々が権威に対して無批判になってしまうと権威を持っている側は増長しますからね。

そして、やや脱線しますが理屈としては自尊心や自己効力感の低下が権威への執着や猛信を生むとも言えます。

自分の判断に対して自信がもてないから権威にすがって安心を得ようとする。

自分のあるがままの姿に価値を見出すことが困難であるが故に権威をかりてきて自尊心の穴埋めをする。

そんな風に考えられます。

しかし、それでは何度も当ブログでくりかえしているように「幸せ」にはなれません!

自尊心は心の基盤です。

腐った大地に幸福の大樹は育ちません。

権威を信奉して無批判になると一時的には安心ですが、結局のところは不幸にしかなれません。

自らの人生を生きるのではなく権威をもつ側の都合によって人生を狂わされ、他人の都合に沿った人生を生きさせられます。

そんな不愉快な事になっていいのかって話です。

権威をありがたがる行為は権威者の一方的な搾取を容認し、自分たちの人生を浪費すること。

いわば不幸への断崖に嬉々として身を投じるも同じことです。

権威に常に疑いの目を持ち、決してこびずなびかず本質を見据える目をもちたいですね。

幸せは自らの意思によって気づき感じ取るものです。

その気づきはクリティカルシンキングと健全な自尊心があってこそ可能なんです。

権威なんぞに頭をさげるのはもうやめにしましょう。

皆対等です。

自尊心の高め方こちら。

自己効力感の高め方についてはこちら。 

おわりに

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 この記事では権威を尊ぶ行為は自らを不幸にすると述べました。

権威に影響されずに自分の人生をいきるためには自尊心を高めることとクリティカルシンキングが大事でした。

ぜひ、「権威に対して無批判」にならず、常に「本当にそうなのか?」といったん疑ってみる姿勢をみたいですね。

まあ、かく言うわたしもまだまだなので精進したいと思います!

では!

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