「わたし、最近自分がいわゆる、HSPの繊細さんなんだって気が付いたよ。道理で他の人達より感受性の面で敏感だと思ったわ、、、納得した。でもさ、自分の繊細さに正直に生きようとすると絶対わがままになっちゃうよね、、、。どうしたらいいんだろうか、、、誰かに迷惑をかけるのは嫌だなあ。」
うんうん、そうだねえ。
あんまり他人に迷惑をかけるのはいい気分じゃないよねえ。
オニギリス!
脱マンネリストのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「HSPの人はもっとわがままに生きていい」という話です。
はい?
迷惑かけたくないのに「もっとわがままに生きろ」なんて無責任だって?
まあ、わかりますよ、その気持ちも。
でもね、あなたが思う迷惑の基準は普通の人からしたら、「低すぎる可能性が高い」んですよ。
だから、繊細さんは「わがままなくらいでちょうどいい」わけ。
なお、HPSの恋人がいる方はこちらの記事も参考になるかと。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
HSPだと生きづらい?
HSPだといろんな外的刺激に敏感ですよね。
例えば、その外的刺激とは音や光、においに感触、人の感情、、、など多岐にわたります。
そして、以前ブログ上で言ったように、わたしの妹はHSPです。
そのため、妹は昔からいろんなことに気が付き、他人の気持ちにも敏感であったように感じます。
わたしなら「そんな感じのことがあったかな?」とすぐ忘れてしまうようなことでも、妹は結構悩んでいたりする気がしますね。
また、強いにおいや音にも敏感だったりします。
それだけならまだしも、彼女は「他人の心の痛みを自分のもののように感じてしまう」傾向があり、結構生きづらさのようなものを感じることが多かった気がします。
まあ、なんでそんなことがわかるかというと、わたしが長いこと彼女の相談に乗り続けてきたからって話です。
だから、HSPの人が生きずらさを抱えやすい傾向にあるのはなんとなくわかる気がしています。
ただ、「HSP=生きづらさを抱える」という認識も早計にすぎるのです。
中には「少し疲れやすいけど毎日充実しているよ」なんてケロッとしているHSPの人もいます。
結構単純にはいかないものなんです。
これにはおそらく外向的か否かがかかわっていると思われます。
個人的には、「内向的HSPの人は比較的生きづらさを抱えやすい」と考えていますね。
外向的なHSPの人をHSS型のHSPなんて言いますが、HSS型HSPの人は内向型のHSPの人に比べると比較的気分の落ち込みや自己否定が少ない傾向にはあると思っています(正確には精神的に回復が早い感じがする)。
そもそも、内向型と外向型では脳内のドーパミンへの感受性が違うなんて話もあり、内向型の人は人と接していると消耗します。
これにHSPが加わったらどうなるか想像は比較的容易でしょう。
詳しくは以下の記事からどうぞ。
参考記事等
HSPはわがままなくらいでちょうどいい
はい、結論
「HSPの人はもっとわがままに生きていきましょう」。
あなたにとっての「わがまま」は「非HSPの人にとっての普通」であることが多いのです。
あなたは心当たりありませんか?
自分が心配していることの内容を誰かに相談したら「?」と変な顔されたり、「大丈夫だよ、そんなこと気にする人いないから」なんていわれたことないですか?
あの反応は別にあなたに気をつかったりしてのものではないのです。
非HSPの人は「本当に気にしていないし気にならない」のですよ。
だからね、繊細なあなたはもっと「わがままになっていい」のです。
もっと、自分がつらくならないように自分自身のことを考えてオッケーです。
むしろ、それくらいしないとバランスが取れないよ?
いつも自分に嘘をついていないか問いかけよう
HSPの人は他人への思いやりをもっています。
しかし、だからこそ「他人のために我慢をしがち」なんですね。
「誰かに迷惑をかけるくらいなら自分が我慢すればいい」なんて思考に陥りがち。
でもね、それじゃあ早晩精神が崩壊するんです。
だから、まずは自分のことを考えましょう。
そのためにも、日ごろから自分の気持ちに素直になっていくことが必要ですよ。
少しでも、嫌な感じがしたら素直にその嫌な感じを向き合って「そうか、自分はつらいんだな」とその気持ちを受け入れてください。
無理して「いや、全然大丈夫!」なんて強がらなくていいのです。
自分の気持ちを偽っても、どうせその付けは後で払わされますからね。
HSPの人にはもっと自分の気持ちを大事にしたうえで他人も大事にする生き方をしてほしいです。
参考にHSPの人がどう生きたらストレスを減らせるのかについて考察した記事置いとくので、よければどうぞ。
あと、一応ストレスに使える考え方や方法も置いときますね。
大丈夫ですよ、あなたの味方は思っているよりずっと多いから!
あとは、こちらの本も参考にしてみるといいかもしれません。
自身もHSPであるHSP専門カウンセラーの方が著者なので、共感を持って読み進められ、同時にある程度具体的な対策も書いてあります。
参考
自分が一緒にいて嫌な思いをする人とは関わらない
HSPの人には声を大にして言いたい。
「嫌いな人といつまでも一緒に居てはいけないよ!!」
とね。
そして、はっきりいいます。
「感受性の高さを抑制するにも限界がある」と。
はい、そうです、ソーナンス!
鈍感な人が気を付けるようにすることはできても(まあ、議論はあるかもだけど)、感受性の強い人が感受性を弱めることはできないし、対抗策にも限界があるのです。
だから、一番いいのは「そもそものストレス源から距離をとって近寄らないこと、関わらないこと」なんですよ。
近くいたらいくら気にしないようにしてもストレスを感じますからね。
まあ、瞑想や脱フージョンを使えばある程度は対抗できるとも思いますが、やはり個人的には距離をとることをおすすめしたいです。
参考記事等
またHSPの人には私見ではありますが、コアパーソナルプロジェクト、つまり「自分の情熱をありったけ注いでも足りないほどのやるべきこと」を持つ必要があると思います。
これをもつことで、あなたのストレス耐性は劇的に上がるはずです。
ストレス源から距離をとるのが守りの戦略なら、こちらは攻めの戦略というわけです。
どちらもバランスよく使っていきたいものですね。
参考記事等
おわりに
この記事では「HSPの人はもっとわがままに生きていい」と述べました。
HSPであるということは「いろんな刺激に敏感」であり、その感受性の高さ故に非HSPの人に比べて悩みが深くなりに酸い傾向があるでしょう。
ですから、HSpの人にとって「これは少しわがままじゃないかな」と思うくらいが「非HSPの人の普通」だったりすると考えていいと思います。
非HSPの人もそうですが、HSPの人はよりストレスをため込みがちな傾向があると思うので「自分の気持ちに素直に行動する」ことには特に気を付けてもらいたいです。
嫌な人がいるなら出来る限り距離を置くようにしたり、自分にとってストレスフルな環境からは離れるようにしてください。
それは「わがまま」でもなんでもないです。
自分が満たされてもいないのに他人に優しくいるなんて苦しいんですよ。
あなたはそれでも持ち前の感受性で頑張ってしまうんでしょう?
もういいですよ、そんなに自分をすり減らすのは。
あなたが幸せそうにしていればこそ本当の意味で他人も幸せにできると思います。
どんなにあなたが気丈にふるまっても、おそらく誰かがその無理を敏感に感じ取っていたたまれない気持ちになっているはず、、、。
他人のことを考えるなら、まずは自分のことをしっかり考えてあげてくださいな。
自分を大切にすることが他人を大切にする第一歩です。
では!
参考記事等