オニギリス！
脱マンネリストのオニギリです！今回もよろしゅう！！
「私、他人が怒られているとこを見ているだけでつらくてくるしい」
「人ごみとかムリムリ！なんか一気にドバっと大勢の感情がはいってくるような、、、」
「昔から香水の匂いで気持ち悪くなるし、電気付いていると寝れないんだよね…」
はい、上記の事を感じた事のある人はHSPかもしれません。
今回の話題はHSPの人達がストレスなく生きるにはどうしたらいいか？ 適職はあるのか？ ということについて考えてみたいとおもいます。
なお、
それではゆるりとお送りします。
目次
１、妹はHSP
私の性格は超がつくほどの外向型です。
さらに基本メンタルは揺らぎません。
幼少期の体験からか状況によっては共感性を切ることもできる自負があります。
では、なぜこんな繊細とは真反対の私がHSPの人に向けてメッセージなど送る必要があるのか？
はい、その理由は私の妹です。妹はHSPです。
もっとも、彼女はHSPの中ではかなり軽度の部類ではあろうと思いますが。
妹とは多分世間的には稀に見るほどの仲良しだと思います。
昔から、ずっと悩みを聞いてあげてきました。
彼女は繊細で傷つきやすく、周りに気を遣いすぎます。
人の痛みを自分の痛みのように感じ、私からすると自己犠牲にしか見えないことも引き受けます。
当然、責任感がつよすぎ何か問題が起こるとすぐ自分が悪いといいます。
そして、傷つきます。
明らかに相手に非があることですら、相手の立場を考えて遠慮や配慮をして文句を言ったりしないことが多々ありました。
彼女はやさしい。
そして、世間の鈍感な人達はそのやさしさに付け込んで利用し傷つけようとするように思えました。
そして、きっと彼女のように繊細であるが故に傷つけられ搾取される人達が他にも沢山いるのだろうと想像しました。
不快の一言。
なぜ、人一倍思いやりある行動を心からしようとしている人が割を食うのか？
あまり納得がいくものではありません。
そこで、ここでHSPの人達に向けて何か役に立つことを発信したいとおもったわけです。
また、HSPを知らない人達には世の中にはこんな人もいるということをもっと知ってもらいたいのです。
2、HSPの特徴は一言で言うと繊細
さて、では具体的にHSPとはどういう特徴をもつ人なのか？それは一言で言うと「繊細」です。
HSPはHighly Sensitive Person の略。
アメリカの心理学者エレインNア―ロン博士が唱えた概念です。
具体的には以下のような特徴があると言われています。
・外部からの刺激(五感や感情など)に敏感
・共感性が高すぎて相手の気分に引きずられる
・敏感すぎる故に疲れやすい
・良心的すぎるあまりすぐ自己否定する
妹も完全にこの特徴をもっています。
基本的に精神的に疲れやすいせいか１日の睡眠時間はすごく長いです。
休みの日は12時間も寝ているときもあります。
３、HSPか診断してみよう
上記の特徴をみてもしかしたらHSPかもしれないと思った方は試しに診断テストをやってみましょう。
自分の事をよく知ることで適切に対応できます。
あいにく著作件の問題から掲載できないので、お手数ですがここから飛んでやってみてくださいな。
http://hspjk.life.coocan.jp/selftest-hsp.html
もし、「わたしHSPだったよ」なんて人には個人的に日常にいやしが必要なんじゃないかなって思います。
ぬいぐるみをハグしたり可愛いものを見たりするだけでもストレスは和らぐものです。
よかったら以下を参考に日常に可愛いものを取り入れてみてくださいな。
参考記事等
４、コアパーソナルプロジェクトをみつけよう
「コアパーソナルプロジェクト？」
はい、聞き慣れない言葉ですね。
コアパーソナルプロジェクトとはハーバード大学教授ブライアンR リトルさんが提唱する自由特性理論による概念です。
彼によれば人は特定の性格特性をもって生まれます。
しかし、自分にとって重要な事柄(コアパーソナルプロジェクト)に取り組む時に、その特性の枠を超えてふるまえるようになるといいます。
ただし、しっかりとした休息は必要ですよ。
内向的なら、一人の時間を大事にする。
外向的なら自分と気のあう一緒にいて楽しくなる人との時間を大切にしましょう。
いずれせよ、HSPの人は自分の事をよく理解してくれる理解者の存在が不可欠です。
では、コアパーソナルプロジェクトはどうやって見つけるのか？
コア・パーソナル・プロジェクトの見つけ方については、「内向型人間の時代」の著者であるスーザンケインさんが述べています。
コアパーソナルプロジェクトを見つける方法については以３つのステップがあると言います。
１、子供の頃に好きだったことを思いだしてみよう。
あなたは「大きくなったら何になりたいの？」、よく聞かれていたでしょう。さあ、思い出してください。
その職業は何？ 、その職業はあなたにとってどんな意味があったのでしょうか？
２、これまでのキャリアでどのような分野の業務に興味をもっているのか考えよう。
例えば、新規顧客獲得、後輩や部下の教育や社内起業…あなたがずっと興味を持ち続けてき対象があるのではないでしょうか？
考えましょう。
３、何に対してうらやましいと感じるかをかんがえよう。
人がうらやましいと感じる時、そこには自分の理想や願望が隠されている事が多いです。
ただ、そのうらやましさの正体を早合点しないことは大事です。
例えば、ブランド品をもっている人をうらやましいとおもったとして、あなたのうらやましさの本質はなんでしょうか？ ブランド品をもてる経済力？ 、皆から注目されている事？ 、いつでも欲求の本質と向かい合う事を心したいです。
でも、あなたはHSP。
だれよりも思慮深く繊細に自他の感情を感じてきた、感情に関しては非常に聡明です。
きっと、自分の本当の気持に気付けるはずです。
大丈夫です。
HSPの方に適した職種は競争が無い、時間が規則的…なんて言われたりします。間違いではないです。
しかし、そんなことで根本解決になるんでしょうか？
どんな職種でも競争が必要になったり、時間が不規則になることはあります。
その度に転職していくのでしょうか？
何の解決にもなってやしません。
いってみれば、死期を延ばすだけの延命措置。
そんな小手先の対処よりもっと自分と向き合いましょう。
5、繊細であることは何よりの強み
繊細である事は大いなる強みです。
断言します。ただし、扱いにくのです。
人の思いに敏感で人の思いを汲み取ることができるのです。
それを才能と言わずなんというのか？間違いなく才能です。
これから社会はAI台頭の時代を迎えるでしょう。
これからは今以上に人間らしさというものが問われるはずです。
逆にいえば、人間らしさの必要とされない職業はAIがやればいいのです。
機械の方が人間よりよほど正確かつ迅速です。
そんな時代を迎えるからこそ、合理性だけで割り切れない感情というものを繊細に感じ、思いやることのできるHSPという特性は武器です。
あなた方は非常に人間的です。
世界で多くの人間が淘汰されても、あなた方はその繊細さを武器に生き残れるはずです。
繊細さが弱さであり生きるのに適さないのならどうして現代までその性質はなくならなかったのでしょう？
生物としては適応できない個体は絶滅します。
HSPと言う性質が絶えることなく現代に受け継がれてきたことは生きる上で有利だったからにほかなりません。
繊細さはこれからの時代を生きる強力な武器です。自分に誇りをもって下さい。
6、繊細な人の存在は社会腐敗の予防
繊細なHSPの人達は何かと自分を責めますね。
ときに「自分なんかに存在価値があるのか」とすら責め抜くこともあるでしょう。
正直にいって、あなた方の存在は尊い。
断言します。
させてください。
本来、社会はあなた達を基準にデザインされるのが適当なのかもしれません。
あなた達が暮らしにくい社会、すごしにくい会社、それはきっと腐敗が始まっている証拠です。
あなた方が非常にすごしやすくない、さらにいえば精神が崩壊するように感じる会社はもうおかしいのです。
さすがに、倒産したほうがいい！ とまでは言いませんし言えません。
しかし、確実に腐敗が進んでいるはずです。
繊細に腐敗を感じ取れるからこそ、あなた方にはコアパーソナルプロジェクトが必要です。
あなた方が思い思いに意思をもって進むならきっと社会によい影響が広がる。
あなたたちこそ社会の善意、ぜひ活躍してほしい、自分の存在に疑問など要りません。
むしろ「社会がおかしい」、そのくらいで十分だと思います。
おわりに
この記事では繊細なHSPの人の生き方と適職について述べました。
HSPの人が職業を選択する時はコアパーソナルプロジェクトをもつことが最大の解決策になると思います。
コアパーソナルプロジェクトをみつけるためには以下３ステップがありました。
１、子供の頃に好きだったことを思いだしてみよう。
２、これまでのキャリアでどのような分野の業務に興味をもっているのか考えよう。
３、何に対してうらやましいと感じるかをかんがえよう。
ぜひ、あなたのコアパーソナルプロジェクトを見つけてください。
最後に一言。HSPの方々の活躍は世界をきっとすごしやすい方向へ導くはずです。
あなた方には社会の腐敗を浄化する素晴らしい力がある。
どうか、その素晴らしさに気付き自分の存在に疑問をもったり、自分を責めたりしないで下さい。
あとは最後にHSPのあなたの参考になったらうれしいので、ここに参考になりそうな記事おいときますねー。
繊細な感性に栄光あれ！！
では！
参考記事等
