日本の迷信の真実を暴いてやろうかな「迷信何ぞクソくらえ!」

「夜に爪を切ると親の死に目に会えないとか北枕とか、、、マジでバッカじゃねえの?昔の人達さ。こんな迷信に一体なんの科学的根拠があんのよ?てか、未だにこんなことマジだと思ってんなら、もうヤバいよな。」

んー、まあ迷信は根絶したほうがいいくらいに個人的には思うけれども、昔は科学が発展してなかったししょうがないわ。

誰も責められん。

オニギリス!

脱マンネリストで心理カウンセラーのおにぎりです。

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「日本の迷信の真実を暴いてやろうかな「迷信何ぞクソくらえ!」」という話です。

今回は以下のような方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ
  • 迷信を撲滅したい人
  • 迷信がなぜ信じられたのかを探ってみたい人
  • 話のネタを探している人

迷信って色々なものがありますよね。

「夜に口笛ふくと~」とか「北枕」とかさ。

でも、こういったことにはそもそも「科学的な根拠があるんかい?」とはなはだ疑問ですよね

正直言って、根拠もないものを恐れること自体が精神衛生上よくないし、出来る限り迷信の類は抹消していきたいと思います。

これは別に世直ししたいなんて大層な意志によるものではないですが、根拠の乏しいものがはびこっているのはなんか「気分が悪い」のですわ。

ま、茶ばしらとか四葉のクローバなんてのは縁起がいい方の迷信の類なので、別に糾弾しません。

ネガティブな内容の迷信がはびこっていると非常に有害かつ迷惑なので、今回はそっちを始末します。

さて、そんな私的なことはどうでもいいとして、今回は少しばかり日本に未だのさばる迷信が妥当なのかをその成立背景等を加味しつつ考えてみたいと思う次第。

では、ゆるりとおおくりします。

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迷信とはそもそも一体何か?

まずはいつも通り、迷信の定義から見てみましょう!

俗信のうちで、合理的根拠のないもの。一般には社会生活上実害を及ぼし、道徳に反するような知識や信仰をいう。

引用

https://www.weblio.jp/content/%E8%BF%B7%E4%BF%A1

なるほど。

だとすると、「合理的な根拠がある俗信」は迷信ではないという事になりますわな。

これは大事な視点ですね。

※俗信とは、社会において広く流布され伝承されてきたものごとの捉え方や考え方、また考えられた内容のことを言う。

なので、「古くからの言い伝えなんてみんなゴミだ!!迷信だ!信じるに値しねえ!!」ということにはならんという事ですな。

その言い伝えの内容が、「現代の科学などで合理的に説明できる」のなら、それは迷信ではないという事になります。

まあ、わたしは科学が全てを解決するとか全てを説明出来るんだとまでは思いませんけども、現時点では科学よりも説得力のある根拠を提供してくれる存在はないですからねえ。

科学を超える合理性を持つものが現れない限り、わたしは科学という名の宗教を信仰することになるでしょう。

時代遅れの迷信を討伐じゃ!!

さてさて、お立合い!

では、前時代からの遺物たる迷信の数々を今ここに公開処刑いたし申そう。

此度処刑するは、以下の者ども。

  • 夜に口笛を吹いてはいけない
  • 北枕しゃっくりを100回したら死ぬ
  • 霊柩車が通ったら親指を隠せ
  • 夜に爪を切ると親の死に目に会えない
  • 洗濯物夜干しをしてはいけない
  • 元旦の朝は福が来る。だからほうきにふれてはいけない

以下順次切り捨てゴメン!!

夜に口笛を吹いてはいけない

「夜に口笛を吹いたらいけない」という話を聞いたことがあるかもしれません。

「吹くと何が来るのか?」というと、どうやら迷信的には「蛇や幽霊、悪魔、泥棒」と実に様々な模様。

現代人からしたら、「何をバカなことを」と失笑してしまうような面々です。

ただ、そのように「夜に口笛を吹く」のを禁じた背景には「口笛により神や精霊が呼び寄せられるから」という説があるようです。

古くは、口笛は「うそぶき」と表現され、この「うそ」という音には神や精霊を招く力があるとされていたとか。

口笛を吹くという行為は神聖であるがゆえに慎むべきという事のようですな。

口笛を吹いてはいけない理由は、ただ単に近所迷惑だからとかではなかったんですなあ。

とはいえ、あの宇宙物理学者のホーキング博士が「神は存在しない」と主張していたように、おそらくはこの世界に神などという御大層なモノは存在していないでしょう。

彼の主張知りたい人は、彼の著書を読んでみるといいと思います。

現実的に考えるなら、「近所迷惑だから口笛は吹くな」と言われたほうが納得です。

北枕

北枕とは「頭を北、足を南に向けて寝ること」であり、どういうわけか縁起が悪いなんていわれています。

まあ、有名ですよね。

この北枕の成立背景には、あの釈迦さんがなくなった際に頭が北の方角を向いていたという事が関係あるようです。

この事実から「北を向いて寝ると釈迦さんのところに行ける」との考えが生れた模様。

だから、今では葬式にて死者の成仏を祈って遺体を北を枕に寝かせる風習があるみたいですね。

ただ、科学的には北枕にはいい効用があるらしいです。

例えば、日本が属する地球の北半球では磁場は北から南に流れるそうです。

科学的には磁場の流れに沿って血行の流れがよくなり睡眠中に疲れもよくとれるという考えがあるため、頭を北にすると健康にいいかもしれません。

もしかして、釈迦さんは「んー、北は落ち着くのお」なんて本能的にわかっていたからこそ、北の方向に頭を向けて最期の瞬間を迎えたのかもしれませんね、完全に推測だけどさ。

なんか、釈迦さんが頭を北に向けてなくなったのは偶然じゃない気がするんですな。

釈迦さんといえば瞑想の大家、つまりマインドフルネスのプロ中のプロですので自分の身体の変化にはとても敏感だったとおもうんです。

瞑想を一年以上毎日数十分継続している人ならわかってくれるかもしれませんが、静かに目を閉じて自分の呼吸などに意識を集中させていると「自分の今の体の状態」がよくわかります。

何となく自分の身体の不調やもっというと「どこら辺に違和感があるのか」なんてことも感じ取れるようになってきたりするんです。

きっと、釈迦さんもそういった感覚をおもちだったと思うんですよね。

それもわたしなんかよりはるかにはるかに高度な次元で。

そんな、感覚をお持ちのマインドフルネスの達人なら、自然と体に負担にならない方向へと体を向けるでしょう。

釈迦さんは史上まれにみるマインドフルネスの偉大なる大家ですので、あながち間違ってない気がします。

しゃっくりを100回したら死ぬ

「しゃっくりを100回したら死ぬ」もよく聞く迷信です。

しゃっくりを100回したところで死にやしません。

問題ないです。

ただ、今回とり上げた迷信の中で、これだけは「必ずしもバカにできない」モノといえます。

なぜなら、「しゃっくりがあんまり長い間続くようなら、その原因に重大な病気がある可能性がある」からです。

しゃっくりは、肺の下にあり肺とお腹を隔てている筋肉である横隔膜がけいれんすることにより生じます。

そして、しゃっくりが起こりやすい人は以下のような人だそう。

  • 普段から暴飲暴食や早食いする
  • からい香辛料をよく使う
  • 冷たい食べ物をよく食べる
  • 炭酸飲料やアルコールを好む

そして重要なことですが、しゃっくりにはストレスが関係する心因性のものがある一方で、肺炎や脳卒中、脳腫瘍が原因のものもあるといいます。

何日もしゃっくりが続くようなら、病院にいってみた方がいいといえるでしょう。

この迷信に関しては「半殺し」って感じですかねえ。

とりあえず、ストレスはためないようにしたいものです。

霊柩車が通ったら親指を隠せ

割と有名な迷信の一つに「霊柩車が通ったら親指を隠せ」というものがあります。

この迷信が普及したのは霊枢車が普及した大正時代以後と言われているようです。

で、その理由は「大切な親の命を死者に取られないため」だそう。

一瞬、「は?」となりそうですが、まあ「親指が親を意味している」から、「親指を隠して親をとられないように」って話ですね。

どんな、ジョークだし、、、。

んー、こじつけというかなんというか、、、個人的には心配性の人間がいかにもしそうな妄想の類って感じがするレベルです。

とはいえ、科学とかが発展してない時代にはこんな風なこじつけを信じる風潮があっても、仕方ないのかもしれませんなあ。

夜に爪を切ると親の死に目に会えない

「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」というのは、結構有名な迷信です。

「親の死に目に会えない」というのは、「親よりはよ死ぬ」という事ですので、「夜に爪きると早死するで!」という警告ですね。

んー、夜につめ切るのと早死、、、一聴すると、因果関係がはっきりしませんねえ。

実は、この迷信の起源には諸説がある模様。

それが以下。

  • ⼈体の⼀部である⽖には霊魂が宿っているので、幽気が暗躍する夜に⽖を切 るという⾏いは慎んだほうがいい(日本書紀による)
  • ⽖といえども親からの授かりものでありそれを夜間に切ると、親からの授かりものを粗末に扱う⾏為になるとされから(江戸時代の儒教的考えによる)
  • 中国の怪烏「姑獲」に対する恐怖から生じた

※中国の怪烏「姑獲」は夜間に⾶び回り⼈間の⽖を⾷べる烏であり、凶事を⼈に招く烏と伝えられる。

まあ、いずれの理由も現代人からすると「ん?頭大丈夫?」て感じの意見ですわな。

まあ、一つ目と3つ目は科学が発達してない時代ならしょうがないとしても、二つ目の儒教的考えはどうも変を通り越して「気持ちわるい」ですね。

最近で言うと、整形に対して「親からの授かりもの」という論法を使う人が未だにいますが、あれは正直「何言ってんだこの人?」といった理解に苦しむ複雑な心境になってしまいます。

正直、各人は別に親のために生きているわけではないし、環境が環境ならそれに適応するために必要なことをして生存を目指すのが生物として合理的です。

「親からの遺伝形質等が現環境での生存に不利」であれば、可能なら環境におおける適性を高めるべく「整形でも遺伝子改良でも何でもすればいいでしょ」としか思えませんからねえ、、、。

生き残れなきゃ意味などないです。

生き残るのに有利な手をその都度とるのが生物の本義として正しい気がしますんで、どうもこの「親からの~」という論法には「バカだなあ。テクノロジーで解決できる問題も解決しないのね?じゃあ、人生不利なまんま苦しんで死んだら?」といった感情しかわいてこないですね。

で、現実的な観点から見るなら、昔の日本では一般に「爪をノミや小刀で削っていた」そうなので、月やろうそくの明かりのように明かりが満足にない状況下で爪を削っていたのでは、大けがをするかもしれません。

なので、生活の知恵や戒めとして、このような迷信が成立したのかもしれませんね。

まあ、こう考えるなら、納得です。

ただ、現代は夜といっても電気はあるし爪切りもあるので、何も気にすることありませんね。

洗濯物夜干しをしてはいけない

「洗濯ものを夜に干してはいけない」というのもたまに耳にする迷信です。

実は、興味深いことに、昔の日本には死者の着物は死んだあともずっと干しておくという風習があったといいます。

それは着物に持ち主の霊が宿るという考えがあったからなんだとか。

「夜に着物を干す」というのは「着物を着た霊が現れるかも」といった恐怖を掻き立てるし、夜の洗濯物は死者を連想させるので忌避されるようになったのが理由だそうです。

あと、現実的な観点から考えると、夜に洗濯物を干すと虫がついて洗濯物が汚れたり、人目が少ない時間だから盗まれる可能性もありますよね。

まあ、夜に洗濯する事が多いなら、衣類乾燥機を買ったりレンタルしておいて室内で洗濯物を乾燥させるのがいいかもしれませんな。

元旦の朝は福が来る。だからほうきにふれてはいけない

「元旦にほうきに触れるな」、つまり「元旦に掃除をするな」というのも迷信の一つです。

なんでも、その理由には以下のようなものがあるらしいですな。

・水の神を休ませるため

・ほうきを使ってはくと福を運んでくる年神をはらってしまうから

ふむ、科学的には神なんていないでしょうから、どっちも「こじつけ」ですな。

まあ、あんまり気にしなくてよさそうです。

他にも世の中にはたくさんの忌々しい迷信がはびこっているようであります。

興味がある人は以下のサイトで確認してみるといいでしょう。

正直、「バカバカしいなあ」と飽きれてしまうこと請け合いです。

参考

おわりに

この記事は「日本の迷信の真実を暴いてやろうかな「迷信何ぞクソくらえ!」」と題しておおくりしました。

なんか、久々に攻撃的な書きようになってしまったなあ、、、。

まあ、オカルトとか迷信ってめっちゃ嫌いだから、抑えられんかってん。

ふう、、、。

それにしても、神なんてものはいないのであんまり縁起なんて担がなくていいと思います。

それにしても本当に色んな迷信があるものです。

で、少し思うに人生に必要なのって、結局「強靭でどんな時もひるまないメンタル」なんじゃないかなって思いますわあ。

図々しいくらいでちょうどいいのではないかなって気がしますねえ。

今の時代は特に、心配性とか個人的には得しない気がします。

むしろ、大損かもしれん。

どうせ、人間なんぞいつか死ぬんだし、もう少し死を身近に感じて友達になるくらいの感覚を持っておくと気楽に生きれるかもしれませんなあ。

ま、知らんけど。

さて、体によさそうだし、今日は北枕で寝るとするかな。

では !

参考

https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/3/38679/20151225143443865624/ReportJTP_30_107.pdf

https://wajikan.com/note/tumekiri/

https://tokubai.co.jp/news/articles/2111

https://www.mamatenna.jp/article/45942/

https://japanese-superstitions.biz/life/laundry

https://www.library.pref.nara.jp/reference/kininaru/1842#:~:text=%E4%BE%8B%E3%81%88%E3%81%B0%E5%A4%9C%E3%81%AB%E5%8F%A3%E7%AC%9B%E3%82%92,%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%A0%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

参考記事等

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