「沈黙は金」はイギリスの話。日本の場合はむしろ「雄弁は金」だよね。

今回は以下のような方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ
  • ・沈黙は金という格言の起源を知りたい人
  • ・話しのネタが欲しい人等

「『沈黙は金』ってよく聞くけど、ただ単にだまっていればいいって意味ではないみたいだね。ずっと、ただひたすら黙っていればいいだけなんだと思ってたわ。本当は空気を読むって感じの意味みたいだね。」

確かに、沈黙は金ってただ黙っていればいいって意味だとおもっちゃうよねえ。

脱マンネリストで心理カウンセラーのオニギリです!

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「『沈黙は金』はイギリスの話。日本の場合はむしろ『雄弁は金』だよね」という話です。

はい、あなたも一度くらいは「沈黙は金」という表現をきいたことがあるでしょう。

この表現は往々にして単に「黙っているのが最善だ」みたいな感じで使われている気がします。

でも、実はこれ「ただ黙っているだけではない」し、そもそもこの表現はイギリス発祥なので、日本人がこれを持ちだして自分の自己主張の弱さの免罪符としてしまうのはいささか問題なんじゃないかなって思うんですね。

では、詳しく見ていきましょう。

ではでは、ゆるりとおおくりします。

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沈黙は金ってどんな意味か?

まず、沈黙は金という表現の意味を確認してみましょう。

沈黙は金という表現は一般的には、

「下手な弁解や弁論をするよりは黙っているほうがましである」

という意味合いで用いられる表現です。

参考

https://www.weblio.jp/content/%E6%B2%88%E9%BB%99%E3%81%AF%E9%87%91

そして、沈黙は金という表現はしばしば「雄弁は銀」という表現との対で用いられます。

類似の表現には、「言わぬが花」や「言わぬは言うにまさる」、「万言万当も一黙には如かず」、「口は災いの元」なんてものがありますね。

なので、「沈黙は金」は「単に黙っていればいい」ということを意味してはいません。

なんせ、「下手な弁解や弁論をするよりは」という条件が付されていますからね。

つまり、下手な弁解や弁論でなければ「どんどんやったほうがいい」とも言えます。

言わない限り自分の思いが伝わるなんてことは、まあありえないですから。

言い方は悪いですが、

「何も言わない人は何を考えているかわからないのだから、ぞんざいに扱われて人権蹂躙されたととしてもある種当然だ」

ともいえると思います。

はい、別にわたしが「こんな下衆な考え方をしているわけではない」ですよ。

でもね、それくらい「自分の意思を伝えるのは重要である」ということです。

沈黙は金はイギリス発祥の格言?

「沈黙は金」には上記にあるように本来は「雄弁は銀」という言葉が続きます。

実は、この「沈黙は金。雄弁は銀」という表現はイギリス発祥の表現なんですね。

この表現のネタ元は19世紀イギリスの歴史家であり評論家でもあるトーマス=カーライルさんが、その著書「衣装哲学(sartor resartus)」にある一文「Eloquence is the silver; silence is the gold」に由来するといいます。

参考

https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000149752

https://www.phrases.org.uk/meanings/silence-is-golden.html

そして、カーライルさんの著書にはこの表現は「スイスで見たドイツ語の碑文である」といった内容の記述があるようです。

また、このことわざには、元々は沈黙よりも雄弁をたたえた格言であったという説がありますね。

そして、海外には「沈黙は金」と似たような意味の格言が存在するんですねえ。

その例を少し見てみましょう。

ボナール
「沈黙は愚人の知恵であり、賢者の美徳である。」
 (1754-1840、フランス)

チェスタートン
「沈黙は我慢のできない当意即妙の答えである。」
 (1874-1936、イギリス)

バーナード・ショー
「沈黙は、軽蔑の最も優れた表現である。」
 (1856-1950、イギリス)

ハズリット
「沈黙は会話のなかのひとつの偉大な技術である。」
 (1778-1830、イギリス)

モンテーニュ
「心にもない言葉よりも沈黙のほうが、 むしろどのくらい社交性を損なわないかしれない。」
 (1533-1592、フランス)

カーライル
「少しでも有益なあらゆるスピーチの下に、もっと有益な沈黙がある。 沈黙の深さは永遠であり、スピーチの深さはその時だけである。」
 (1795-1881、イギリス)

引用元

https://nekojiten.com/kotowaza/tora/kuchinotora.html

日本人の場合、沈黙は禁?

上述したように、沈黙は金という表現の発祥はイギリスです。

日本に比べてイギリスは基本的に「国民レベルで雄弁である」といっていいかとおもいます。

そう、イギリスは日本以上に「話しすぎるが故のトラブル」というものが多いと考えられるんですね。

よくある事例でいうと、イギリスやアメリカ等の人が責任を追及されると何かと「いいかえす」とか「自分の言い訳に終始する」ということをやりがちだと思われます。

なので、「あんまりしゃべりすぎるととんでもないことになるぞ!」と言う感じの警句が取りざたされるのも無理はないと思うんですね。

一方、日本人はイギリスやアメリカ等の欧米諸国の人達に比べて圧倒的に「口下手で寡黙な人が多い」と考えて間違いないと思います。

こんな国民性のわれわれ日本人が「沈黙は金」を真に受けて「黙っているのがいいのだ」なんて話になったら、もうね、「置物」以外の何物ではないですよね?

もう、いるのかいないのかすらわからない空気みたいな存在になるでしょう。

やはり、現代社会の情勢を見るに「黙っているだけの人」は「コミュ障」だの「自分の意見がないヤツ」だの散々な言われ方をしますし、そもそも自己主張しない人は出世もできません。

正直、あまりいい風潮とは思わないものの現代でも「自分の権利を主張しないものの権利は保証されない」感じはあります。

置物になっては正直食い物にされ、搾取の対象になるだけでしょう。

別にいろんな人や物に嵐のごとくクレームをつけまくるクレームモンスターになれとは言わないものの、それなりに自己主張をするようにしないと自分の権利は守れないでしょう。

まあ、空気は読む必要があるでしょうね。

もっとも、空気を読むのは周りにあわせるためではなく「周りを自分のおもったように動かすため」であることはお忘れなく。

歴史を見ても権利は保護されるものではなく、戦って勝ち取るものといえそうです。

「権利の上に眠れるものを法は守らず」。

なので、すべきときには自己主張はしましょう。

参考記事等

言わなくてもわかるだろはクソな発想

いわゆる古典的かつ典型的な日本の父親像みたいなものに「寡黙で厳格」みたいなものがあるかと思いますが、自分の意思を伝えないなんてことでは何も伝わりません(もっとも、行動も大事)。

それは日頃の感謝も同じ。

人は感謝を伝えなくても伝わると思いがちです。

これを感謝軽視バイアスなんて言ったりします。

夫婦もカップルも伝えない思いには意味などありません、そんなものはないに等しいです。

彼女がかわいいと思うなら「かわいい」と好きであれば何度でも「好きだ」と言ったらいいんです。

むしろ、言わねば伝わりません。

そして、人の感情というものは時の変遷とともに移ろい、色あせる側面も持っているのです。

以前の「好き」が現在の「好き」と同一である保証などありません。

なので、何べんも何度でもあきれるほどでも感謝や好きという気持ちはパートナーにつたえるべきでしょう。

もっとも、毎回同じように同じ言葉で伝えるのではなく、少しずつマイナーチェンジしていくことが大事ですけどね。

原則、同じメッセージは何回も伝えたほうが相手の意識に残るもの。

これは広告に関してよく言われることです。

しかし、内容は同じであっても「まったく同一では繰り返しても効果が上がらない」といいます。

伝えたい内容が「好き」や「かわいい」であっても、「同じ表現は二度とつかわずに伝える」なんて決めて日ごろから」考えているといいかもですねえ。

、、、、ま、むつかしいけどね(笑)。

おわりに

この記事では「『沈黙は金』はイギリスの話。日本の場合はむしろ『雄弁は金』だよね」と題しておおくりしました。

『沈黙は金、雄弁は銀』という表現はそもそもイギリス人であるトーマス=カーライルさんがその著書「衣装哲学」の中で使用したことで広まりました。

日本人はやはり世界的に見れば未だ「寡黙で口下手」といえそうですから、日本人の場合は「沈黙は金」ではなく「沈黙は禁、雄弁は金」の方があっているかもなって気がします。

ま、なんにせよ、自分の思いは伝えるようにしたほうがいいですね。

特に恋愛に関しては。

TPOはわきまえつつも伝えるべきは伝えてまいりましょう。

「伝えぬ感謝も気持ちもないのと同じ」。

では!

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