会話が以前より下手になったと感じるのはなぜなのか?会話力復活!
オニギリ
脱マンネリストで心理カウンセラーのオニギリです!今回もよろしゅう!!

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ
  • ・会話力が低下していると感じる人
  • ・会話力を向上させたい人
  • ・話しのネタが欲しい人等
名無しの猫氏
ちょっと前までは、結構誰とでもそれなりに話せていた気がするんだけど、なんだか最近人と上手く会話ができなくなってきているのを実感してる。なんでかなあ、、、
オニギリ
話す機会が減ったり共感性が低下したり、環境が変化したってことが原因かもしれんねえ

今回の話題は「以前より会話が下手になったと感じるのはなぜなのか?」です。

以前は自然に話せていたのに、なぜか急に会話力が低下してしまうって事ありますよね?結論、その原因としては主に以下の3つ。

急に会話力が低下する理由
  • 話す機会の減少
  • 共感力の低下
  • 環境の変化

今回は上記理由について詳しく見ていきましょう。

なお、本記事と会わせて「コミュ力おばけになる方法」についての記事も参考にすると、会話力がより向上するかと思う次第。

では、ゆるりとおおくりします。

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あなたはなぜ会話が下手になったのか?

誰かと話して見て、急に「自分の会話の下手さを自覚する」なんてことはままあるものです。

その理由は冒頭でいった通り

急に会話力が低下する理由
  • 話す機会の減少
  • 共感力の低下
  • 環境の変化

ラマルクさんの用不用説ではないですが、「使わない能力は衰える」のは当然なのです。

ピアニストが練習を欠かしたら、あっという間に弾けなくなるのと似ています。「話す能力」も使わないと衰えるのです。

そして、「共感力」は相手の感情を推測するのに使われます。会話は一方通行では成り立たないので、「相手の感情を推測しつつ」行う必要があります。しかし、共感力が低下していると、あなたの話す内容は相手の感情を無視したものになります。

独りよがりにじょう舌になっているピエロみたいなもんです。当然会話がかみあわないので、相手の反応が悪くなっていきます。

そして、人が大勢離れて行った時に初めて「あれ?もしかして、わたしの会話が原因で避けられている??」て気がついたりします。

まあこの場合、気がつけるだけすばらしいんですがね、、、、。かなりの確率で気が付けない人が多いですから。

環境の変化とは「どこに住んでいるか」とかそういう話ではなく、いうなれば「今の人間関係」です。

付き合う人によっては、自分と「合う合わない」というのが当然あります。自分と合わない(価値観、共感力など)人との人間関係が主になると、いきなり自分が会話下手になったように感じるものです。

例えば、スピリチュアルにドはまりしている人と非スピの人が無理に交流するとお互いに「コイツ、話が通じない、、、」みたいに感じてしまうといった感じですね。

SNSもコミュ力を低下させる

実は、SNSを使いすぎてもコミュ力が低下します。SNSとしては例えば以下のようなものがありますね。

列挙して見ると、、、

  • ツイッタ―
  • フェイスブック
  • インスタグラム
  • シータイム
  • ライン

、、、、

うん、結構ありますね-。

SNSは便利ですね。

しかし、便利だからこその落とし穴があります。

SNS普及以前は、自分が会話が得意か不得意にかかわらず、「話さないことには伝えられない」ので、会話せざるをえませんでした。

もっとも、昔でも会話以外の意思伝達手段としては手紙がありましたが、会話に比べれば手軽とは言い難いですよね。

そして、その後電話が登場することでコミュニケーションコストは下がりました。

とはいえ、この場合も「会話が主体」でした。

ところが、現代ではこれまでの手紙や電話に変わって電子メールやラインが登場してコミュニケーションに対するコストがさらに減少しました。

そのコストの低さはいまや電話を優に超えてしまいましたね。

だから、今では外食中に同じテーブルを囲んでいる友人どうしが、会話せずラインでやり取りしている場面を目にする事すらそんなに珍しくもない状況です。

さらに言えば、お店によっては端末を使う事で買い物ができたり欲しいものの検索ができます。

テクノロジーの発達によるコミュニケーションコストの減少は、会話の必要性を減らしたのです。

だから、日頃から気をつけていないと「会話力が低下する」なんて当たりまえなんですね。

人間関係希薄化という問題

会話が下手になっている背景には、人間関係の希薄化もあります。

希薄化の原因として具体的には以下が考えられるかと思います。

  • 安易な人間関係の取捨選択
  • 文化の変容

以下順次解説していきます。

・安易な人間関係の取捨選択

コミュニケーションコストが下がって会話をするより、ラインやメールを使った方が楽になっているとはいいました。

そして、それと同時に自分の意思で意思疎通をする相手を手軽に選べるようになりました。

ツイッタ―なんかやっているとそれをよく感じます。

わたしは基本自分と違う意見を言ってくる人は大歓迎です。

「へー、そんな見方もあるのね」と勉強になることが多く、自分の至らなさを知ることもできたり、場合によっては自分を冷静にみるいい機会にもなります。

例えば、疲れて判断力が低下しているときや感情が安定していない時のツイートはひどいもんです。

結構な極論を言ったり、攻撃的な口調だったり、はては普段ならいわないような偏見を持ったような内容になったりします。

それを冷静に指摘してくれる人がいると

「あ、自分今疲れているな」

とか

「いわれてみれば、どうしてこんな思慮の足りないこといったんだ?」

と自分で自分のメンタルの調子を確認することに役立ちます。

ところが、人によっては

「自分の意見と違う意見を言うやつは全部敵だ!」

なんて人がいます。

こんな人達はツイッタ―上で自分の意見に異論を唱えた人との関係を、往々にしてブロックという機能を使ってたちます。

人間関係の取捨選択が容易な分、人間関係のトラブルに対処するスキルが身につきづらくなっているとも言えますね。

だって、自分の気持ちに共感しない人の意見を聞くのって面倒な時もありますから。

なにせ、会話以前にお互いのよって立つ基盤を確認し合う作業が必要です。

場合によってはこれって結構な手間です。

面倒だったら「ウザい、もうあんたいらないわ」てすぐブロックしたら楽ですよね?

会話が下手になるにきまってますよ。

人間関係がいい時しか通用しない、またはお互いの価値観が同じ時しか通用しないコミュニケーションスタイルに慣れ過ぎたら会話なんてうまくいくはずないんです。

・文化の変容

会話力の低下は、テクノロジーのみに起因するものではありません。

文化の変容もその一因です。

具体的には以下のようなものでしょうか。

  • 核家族化の進行
  • 地域コミュニティーの崩壊

すくなくとも、この二つの影響は見逃せないでしょう。

この二つが会話力に与える影響は、単に話す機会がどうこうというレベルのものではありません。

たしかに、話をする機会が減るというの事実であり、それ自体とても問題です。

そして、同時に「いつも決まったごく少数の相手とばかり会話する」という事は会話力の向上にはならず、場合によっては低下につながるという事です。

会話力があるというのは「思考が柔軟である」ということも意味しています。

相手の話をしっかりと聞き「この人はこういう前提に立っているのか」と理解することがあって初めて会話が成立します。

なので、いつも同じ相手とばかり話していると「ああ、こいつはこういうやつよな」てわかっているので、いつしか会話自体も適当というか「お互いのことを知った前提」の雑な会話になります。

その状態になれて、いざ違う人と話したら雑な会話に慣れきっているせいで、「あれ?なんか上手く意思疎通取れない」なんて話になったりします。

違った価値観と接する機会をつくることが、会話力の向上につながります。

核家族化が会話力にもたらす影響も「自分より上の世代の価値観」と接する機会が減少するという点にあると思うのです。

近所の人と話す事が無くなるというのも、同様です。

雑な会話を続けているのなら、会話は下手になって当然です。

共感力の低下はコミュ症を生み出す

上述したように、共感力が低下すると会話力は低下します。

理由としては「相手の気持ちを察することができなくなるから」です。

会話の基本であり同時に極意と言えるものに「傾聴」、つまり「相手の話を深く聞く」というのがあります。

この傾聴には「共感力」が欠かせません。

仮に、共感力が低下していると、「自分の言いたいことしか言わない、言えない状態」になります。

受信機はないけど発信器はある状態です。

俗に言う、「アッパー系コミュ症の誕生」です。

自分は得意になってはなしているのに、会話としては全く成立していない状態です。

正直、このような会話をする人を快く思う人っていないです。

大概、「何こいつ悦にいってるの?鬼キモいんだけど」てなるのが落ちです。

そして、あなたが急激に出世したりして自分が人から指示をされにくい立場になったとかであれば、注意が必要かもしれません。

人は権力をもつと「共感力が低下する傾向がある」と心理学ではいわれています。

理由としては「自分だけの力で生きている感覚になるから」というものがあります。

自分の力だけで生きていたら周囲と仲良くする必要なんてないですからね。

「不要な能力は衰える」のです。

政治家の人に失言が多いなんてのもこれが原因であることがあります。

常に、「自分は一人だけで生きているのではない」とキモに銘じないといけないですね。

さらに傾聴やコミュ障について知見を深めたい方はこちらへどうぞ。

そもそもあなたは会話が上手かったのか?

この記事をみているということは、あなたは自分が以前より会話が下手になったと思っているのでしょう。

ですが、本当に「あなたの会話は以前はうまかった」のでしょうか?

あなたが最近引っ越したとかでこれまでずっと付き合いのあった特定の友達や知人と離れて、価値観の違う人達と接する機会が増えたとかありませんか?

そう、「以前とは違った環境のせいで、自分の会話力のなさが白日の下にさらされただけ」ということもあります。

「もともと会話力がある」と慢心しやすい外向性の高い人には、ままあることです。

あなたが「会話が昔から得意だ」と思ってきたタイプであるなら、ただ価値観の近い人と一緒にいただけで「会話自体が上手かったわけではない」のかもしれません。

このパターンは「自称コミュ強」に非常に多いです。

さて、あなたはどうでしょう?

コミュ力を取り戻す、または向上させる方法

はい、ここからは会話力をとりもどす、または向上させる方法をみていきましょう。

会話力を取り戻すためには、以下が必要でしょう。

  • 話す機会の確保
  • 共感力の向上

そして、会話力を決定する要素としては以下が考えられます。

  • 柔軟な思考
  • 共感力
  • 相手に対する好奇心

そして、まず前提として「上手くしゃべろうとしない」事が大事です。

自然体で話しましょう。

上手く話さなきゃと緊張すると大体ろくな結果になりません。

では、以下順次説明します

・柔軟な思考

会話が下手な人は「思い込みや偏見の強い人」です。

こういったひとは相手の話を聞くことができません。

相手が「最近悩みが多くてねえ、気付かれしちゃって、、、」みたいに行っているのを聞いたら、

「ああ、どうせあのパターンでしょ、、、。」

みたいに心の中で相手の話の結論を勝手に予想してしまいます。

これでは人の話を聞いている事になりません。

人の話をきく「傾聴」ができてこそ会話が上手いのです。

聞いた分しか相手には伝わりません。

ということで、偏見を減らす方法を置いときます。

・共感力

上述の通り会話には共感力の強化が欠かせません。

ちなみに、たまに「わたしは他人の気持ちが分かり過ぎて辛い」と言っている人がいますね。

実は、これは他人の気持ちを理解するという点では少し問題があります。

相手の気持ちがよくわかるとは「相手と自分の感情の区別ができて初めて」実現可能な事なのです。

相手の気持ちを想像して「自分も辛くなって一緒に泣いてしまう」なんていうのは「自他の区別がなくなっている状態」であるため、厳しい言い方をするなら相手の気持ちを分かっている事とは程遠いです。

本当の共感とは、「相手の感情を冷静に分析すること」です。

そこに自分の価値観や承認欲求のようなものを持ちこむものではありません。

そのため、常に感情を安定させることも必要になります。

そこで効果的なのは瞑想や感情と行動の分離です。

ということで、感情と行動の分離、瞑想、メンタル強化についての記事おいときます。

・相手に対する好奇心

会話をするときは相手に好奇心をもつこと」が必要になります。

「この人ってどんな人なんだろう?」という気持ちがあると自然と質問も思い浮かび話がはずみます。

なにせ、世の中の会話のほとんどは「いわゆる雑談」です。

雑談のように目的を定めない会話では、質問の果たす役割は非常に重要になります。

そして、雑談の本質は「連想力」です

どんなに事前に話題を収集しておいても、いざ雑談をする段になって上手くできる人なんてどれくらいいるのでしょうか?

雑談において本当に大事なのは、質問と連想力なんです。

あと、会話についての一連の記事も参考までにどうぞ。

コミュ力をあげるために使える本

さて、ここでは会話力をあげるために役立つ本を少し紹介して見ようかと思います。

正直な話をすると、会話術系の本って個人的にあまり参考になるものが無い印象があります。

わたしは会話術と銘打った本を読むよりも、人間の心理に詳しくなった方がよほど会話は上手くなると思っています。

そんなわたしですが、会話力の底上げから発展までを考えて使えそうな本を選んでみました。

・口下手でも人に好かれる会話術

これはタイトルどおり「口下手」であるとの意識のある人が読むといい本です。

文体もわかりやすく具体例も多いのがとてもいいですね。

やはり、会話は具体例がないとイメージがわきにくいですからね。

なお、著者はフリーアナウンサーです。

そして、この手の本にしてはやすいのもいいところかもしれません。

・コールドリーディング

この本は会話が苦手というより、ある程度自身が出てきて、「会話で主導権をにぎる」ことや「効果的に相手を気分よくする」事を考えている人にお勧めの本です。

正直なはなし、わたしはこの本さえあれば会話系の本はほとんどいらないと思っています。

コールドリーディングとは占い師等が使う話術です。

コールドリーディングは会話の中で自然と使えるようになると、人と短期間でかなり仲良くなることもできます。

また、コールドリーディングはつかいようによってはマインドコントロールや相手を依存させることも可能なので、悪用だけは避けてほしいところです。

逆にいえば、しっかりと身につければ会話で主導権を握るのは容易だという事です。

コールドリーディングの技術の使い方は少しこちらの記事で書いています。

気になったらどぅーぞ。

おわりに

この記事では「以前より会話が下手になったと感じるのはなぜなのか」について述べました。

以前より話すのが下手になった理由としては以下がありました。

  • 話す機会の減少
  • 共感力の低下
  • 環境の変化

そして、会話力を復活、発展させるためには以下が必要でした。

  • 柔軟な思考
  • 共感力
  • 相手に対する好奇心

ぜひ、できるところから改善していって以前と同じ、いやそれ以上に会話上手になってくださいな。

では!

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