「ここ最近ずっとやらないといけない事が山積みになってて全然まともに休めていない。はあ、、、もう疲れて何もやる気が出ないって、、、、。」
そんな時はもうできる限り「何もしない時間」を作るのが超おすすめ!!
いつも義務感にさいなまれていてはつぶれてしまう。
ここらで一休みじゃ!!
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラーのおにぎりです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「疲れて何もやる気が出ないならいっそ何にもしない時間を作ってみよう」という話です。
今回は以下のような方に向けておおくりします。
疲れて何もやる気が起こらない人等
いつもいつも何かしらやるべきことがあってそれに追われていると、ある時突然「もう何もする気がしない」等と糸の切れたタコの様な状態になってしまうものです。
疲れてやる気がしないのであれば、もうそこは素直に休んでしまいましょう。
一旦、「~しないと、、、」と言った義務感から解放されて「何にもしない時間」をとるのがおすすめです。
ちゃんと休まないとやる気なんて出てきませんぜ。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
やる気がしないときに無理に頑張ろうとするのはよくないかもしれない
頑張ろうとしてもどうにもやる気が起こらない日もあると思います。
そんな時に、無理やりやる気を出そうとするのはひょっとすると精神衛生上よくないかもしれません。
もちろん、「ここぞ!」という時にもうひと踏ん張りするのは必要だったりするかもしれませんが、基本的にやる気がしないのならいっそ何もしないで休んでしまった方がいいことが多いと思うんです。
やる気が出ない時はいわゆる電池切れみたいな状態になっていることも多く、無理やりやる気を出そうとしても全くでないこともままあるかと思います。
さながら乾いたぞうきんを絞っても水が出ないなんて有様です。
そういった時にはとにかく休みを取って体力が回復するのを待つのが賢明ですな。
あまり無理を重ねてしまうと、いわゆる燃え尽き症候群やうつになってしまうかもしれません。
根性で何でも解決しようとしないことが大事です。
エネルギーを使い切ってしまってからでは回復させるのに時間が非常にかかるという事は忘れてはいけないですね。
きちんと休める時に休んでおくのが正しい対処の仕方と言えます。
実は、わたしもブログの更新やらカウンセリングやらとその他の仕事と色々やることが立て込んでいると「あーもうヤダ!」みたいな気持ちになると気がありますね。
なんかもう火山が噴火する勢いで嫌になってきます。
当然やる気なんて起きません。
当ブログはもう2年以上毎日更新していますが、何度も「今日は書く気が起こらん、、、」と更新を断念しかけた経験があります。
正直いって、やることがいろいろあると頭は回らんしネタは思いつかんしで死にそうになっておりました。
で、そんな時はわたしは事前に余裕があるときにストックしておいた記事を公開するだけにしてあとは基本的に何もしないことにしています。
こういったやる気が出ない時に無理をしても、はっきり言っていい結果になったためしがないんです。
こんな時に無理を押して書いた記事は内容はいつにもましてクソだし、「これ誰かのためになるのか??」みたいな感じの仕上がりになってしまったりします。
後になって読み返すと、「うわあ、、、」て感じですから、当然後で書き直しをしなくてはいけません。
やる気がでない時は、素直に休んでしまった方がいいと思いますねえ。
たまには空白を味わい存分に楽しもう
わたし達は休みになると、ついつい「おっしゃ、今日は友達と遊びに行くか!」とか「今日はデート行くか」みたいに予定を詰め込みがちです。
何もしないでいると、なんか時間の無駄をしている気がするんですよね。
でも、たまには「何にもしない時間」を作ることをおすすめします。
ただ何もせずボーっとしていることも大事なんです。
一日中布団の中に籠城を決め込んで、とことん自堕落な日を送ってみるのもいいでしょう。
わたし達は暇な時間があると「何かしないといけない」というような謎の義務感や強迫観念を感じがちですが、そもそもそんな義務はないのです。
そういった義務感にとらわれているとどうにも生き急いでしまって日々の生活をじっくりと味わうなんてこともできませんしリラックスできません。
たまには義務感から解放されて時間の流れを気にせず、じっくりと自分の行動や経験と言ったものに注意を向けて五感を使ってそれをじっくりと味わってみるといいです。
例えば、普段何気なく食べている朝食なども時間を気にせずその食感や温度、味の変化などに注意を払ってじっくりと味わいながら食べるのも一興ですよ。
普段はどうしても先のスケジュールに気が行って朝食は事務作業のようになりがちな人が多いでしょう。
だからこそ、たまには注意を向けて五感全てを総動員して「朝食を食べる」という行為を味わい尽くすのもいいのです。
心理学でいうところのマインドフルネスの実践という事ですな。
こういった事を行っていると自分の意識の使い方が上手くなってきて、自分を客観視する能力が向上しストレスを上手く受け流せるようにもなってきたりします。
休むときは、あえて予定なんて何も入れず普段の何気ない経験や時間の流れ、そして自分の体の変化などにいつも以上に注意深くなって「空白の時間を思う存分に味わう」のもいいと思うんですね。
わたしもたまにこういった特に何もしないで、ただただ自分の体験に注意を向けて時間を過ごすといった事をしますが、謎の充実感があります。
なんでしょうね、、、言葉にするなら「今日という日をじっくりと味わい尽くして生きたぞ」というような感覚ですかね、、、?
いずれにせよ、スケジュールに追われて生活している人には定期的に取り入れてみて損はないものであると思います。
何もしないからこそ何かが生まれる
あえて何もしないでボーっとする時間を持つ事は、ただ単に精神的に回復するのに有効なだけではなく「創造性を高める事」にも役立ちます。
人間の脳は何もせずボーっとしている時にデフォルトモードネットワーク(以下DMNという)という神経回路が活性化するそうで、いうなればこれは「脳のアイドリング状態」です。
脳が完全に休んでしまっては突発的な危機に対して反応ができなくて困るため、脳の一部を待機状態にしておいているってことですな。
で、このDMNが活性化すると「創造性がアップする」といいます。
脳神経外科医の奥村歩さんによると、脳は以下のプロセスで情報を処理しているとのことです。
- 1、入力:五感を通して情報を収集する
- 2、整理:入力した情報を取捨選択する
- 3、出力:言葉や行動として表す
上記プロセスにおいてDMNが重要が重要な役割を演じるのは、2番目の「整理」の段階です。
DMNの働きによって脳内にインプットされた情報が適切に整理され、その蓄えられた情報同士がそれぞれ結びつきやすくなって新しいアイデアが生まれるんですね。
こんなわけで、DMNが活性化すると創造性が向上するんです。
例えば、受験の時期に「こんなめんどくさい問題解けるわけないじゃん!」と思っていた難問の解法がふと休憩をしている間に思いついたなんて経験をした人も結構いると思いますが、あの経験はまさしくこのDMNの働きのおかげと言えますな。
わたしは今でもそうですが、色々と煮詰まった時には一旦作業をやめてわざと何もしない様にしたりしています。
特に、ボーっとしてシャワーを浴びているときに何か新しいことを思いついたりする傾向がある気がしますな。
ただ、何事にも長所があれば短所もあるものです。
実はDMNが活性化しすぎると以下のようなデメリットがあるといわれております。
- 注意散漫になりがち
- DMNは脳の総エネルギーの60~80%を占めるため活性化させすぎると脳が疲れやすくなってしまう
- あれこれと思考が広がりネガティブ感情に支配されてしまうこともある
ですんで、DMNを適切に活性化させたいのであれば「緊張からの緩和」を大事にした方がいいという事でしょう。
日々の生活が予定だらけで緊張に満ちているからこそ、週に一日や2日に意識的にとる「何もせずボーっと過ごす時間」が生きてくるという事。
もちろん、毎日寝る30分ほど前にいしきてきに意識的にボーっとする時間をとるのもおすすめです。
これがもしいわゆるニートのような「一年中夏休み状態」で特段何をするわけでもなく過ごすなんて話になると、もう無気力で漠然とした将来への不安にさいなまれてしまうんでしょうなあ。
DMNの活性化は上手に行いたいものです。
おわりに
この記事は「疲れて何もやる気が出ないならいっそ何にもしない時間を作ってみよう」と題しておおくりしました。
わたしたちの多くはかなり時間が空いたら何かをしないといけない様な謎の義務感にさいなまれながら生きています。
でも、人には「何もしたくない」と全くやる気がわかない時もあるものです。
そんな時には、一旦何もせずボーっとする時間をとって活力を回復させるといいでしょう。
疲れているなら休んで心身を回復させて、また行動していくのがいいですな。
あえて予定を入れず何もせずにボーっと過ごす時間を定期的に確保してみましょう。
では!
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