認知バイアスへの理解を深めて判断ミスを防ごう!
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「認知バイアスってよく聞くけど…なんだったっけ?確か、前に本で読んだ気がするけどよくわからなかったし、おぼえてないや。まあ、私の頭が悪いのが全部いけないんだけどさ」。

ちょ、ちょ、ちょいまてよ!

早速、思考にバイアスかかっているよ(笑)。

だめよ、全部があなたのせいだなんてあるわけないヤーン!

オニギリス!

脱マンネリストのオニギリです!

今回もよろしゅう!!

今回の話題はバイアス!

言うなれば、「偏見」や「先入観」のことですね。

思考にバイアスがかかってしまうと、正しい判断ができなくなってしまいます。

すると、当然判断ミスが増えますよね?

判断ミスをしないようにするには、思考にバイアスがかからないように努めることが必須です!

その第一歩として、バイアスについて理解を深めることが必要になります。

そこで、今回はいっろんな認知バイアスを集めてみました!

ぜひ、本記事で認知バイアスについての理解を深め、その理解を判断ミスを減らす一助としてくださいな。

では、ゆるりとおおくりします。

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1、バイアスってなあに?

バイアスとは心理学で「思考の偏り」のことを指します。

思考の偏りとは一般的に言われる「偏見」や「先入観」のことですね。

偏見や先入見が無いと思っている人が実は結構います。

では、例にならって認知バイアスの意味を確認!

認知バイアス(cognitive bias)は心理学の一種。人が物事を判断する場合において、個人の常識や周囲の環境などの種々の要因によって非合理的な判断を行ってしまうことをす。

引用元

https://dic.nicovideo.jp/a/%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9

うん、わかりやすい!

ちなみに、バイアスは「ないと思っているだけ」で実は誰にでもあるんですね。

あれですね、癖みたいなもんです。

なくて七癖といいますよね。

2、バイアスは有害なのか?

さて、バイアスって有害だと思います?

まあ、冒頭でも

「バイアスがなくなると判断ミスが減るんやあ!」

と私がいったのもあり、バイアスは悪いものであると思っているでしょう。

まあ、バイアスは悪いっちゃ悪いです。

しかし、実はいい面もあります。

バイアスがあることで思考の省力化ができます

省力化、つまり、頭を使わなくて済むようになるわけです。

例えば、スティーブ=ジョブズがイッセイミヤケの黒のタートルネックしか着ないのも思考の省力化です。

ジョブズの例だと服選びに時間や思考を使わなくて済むようになった分、もっと重要なことに時間と労力が使えるようになっているんです。

実はバイアスにも同様の効果があります。

バイアスのかかっている事に関しては考えなくて済むようになってます。

確かに、自分が取り組んでいる事に関してはバイアスがかかっていては正常な判断ができないので困ります。

しかし、それ以外のことに関してはバイアスがかかっていた方が余計なことに思考を使わないのでいいとも言えます。

ちなみに、脳は怠け者です。

ほっとくと脳のやつはすぐバイアスに染まって自動操縦モードに入ります。

だから、どんな種類のバイアスがあるかを事前に知っておいて、必要に応じて自分が何のバイアスに惑わされているかを意識しましょう。

で、バイアスを解除すればいいんですね。

仕様が無いんです、みんな油断しているとすぐバイアスのやつに思考が乗っ取られちゃいます。

私もしょっちゅう乗っ取られています(笑)。

3、20選だよ!バイアス大集合!

さてさて、認知バイアスだけ20個集めました!

本当はもっともっとあるんですが…まあ、バイアス大辞典を作るつもりはないので20個くらいでいいでしょう。

では、見ていきましょうか、20個。

ここが地獄の入口、バイアス地獄やあ!

・生存バイアス

生存バイアスは生存者のみを基準にして間違った判断をすることです。

例えば、「昔の子供は今の子供より体が丈夫だった」なんてものが生存バイアスの例です。

昔は体が弱い子供は生き残れなかった可能性がありますね。

現代では、医療技術は格段に進歩しましたから、昔だったら死んでいたであろう子供も助かるようになってますね。

んー、生存バイアスこわいこわい。

・ハロー効果

ハロー!

と言われればハローと返す。

…そのハローではなく「後光」の方のハローです。

ある人やものに顕著な特徴が判断に影響を与えてしまうものです。

有名な例に、美人やイケメンは有能に見えてしまうというのがあります。

特に情報量の少ない段階では判断材料がすくないので、第一印象が決め手になります。

なお、他にもハロー効果には以下のようなバリエーションがあります。

  • 逆ハロー効果
  • 評価のハロー効果

以下順次みていきましょう。

・逆ハロー効果

美人が何か犯罪をおかしても

「何か事情があったんだね、きっと」

という心象のせいで刑が軽くなるならハロー効果です。

一方で、美人が結婚詐欺を働いたとして

「なんてやつだ!自分の美貌を悪用しやがって!」

との心象で刑が重くなるのが逆ハロー効果です。

外見に関連する犯罪、外見のよさを悪用する犯罪に関しては、美貌を持つ人には不利なんですね。

・評価のハロー効果

何もハロー効果は第一印象でしか起こらないなんてことはありません。

例えばある所に、能力は低いが普段から熱心な働き者がいたとしましょう。

彼は仕事の覚えは悪いし、手際も悪い。

おかげで毎日残業しなくて済むはずのとこを残業しています。

ただし、絶対に遅刻もさぼりもしません。

勤務態度は非常に熱心です。

この場合、能力が低くかつ普段から熱心な働きのに対する上司の評価は、他の熱心でなく、かつ普通の能力の人より高くなる傾向があります。

・サンクコスト効果

これは一度支払ってしまったコストやお金を無駄にしたくない、もったいないとおもって判断をあやまることです。

株式投資なんかがいい例です。

株価が下がっている局面でいつまでも損切りできない心理ですね。

他の例としては、期待していたけど見てみたらつまんなかった映画を、お金を払ったんだからもったいないと思って最後まで見ようとすることも挙げられます。

なお、別名をコンコルド効果ともいいます。

・ダニング=クルーガ―効果

ダニング=クルーガ-効果とは以下のようなものです。

  • 低い能力の人は自分を過大評価する
  • 高い能力の人は自分を過小評価する

これは特定の分野に限らず、スポーツや学問、論理的思考にまで言えるものです。

能力が低いのは自分の知っている事が全てであると考えてしまうからです。

自分の上の世界があることを知らなかったりします。

一方で、高い能力の人は自分の上の世界にきがついていますから、自然と謙遜するようになります。

だって、圧倒的に自分より格上の存在がいることをしっているのに横柄になれますか?

少し難しいんじゃないかと思います。

まあ、もう少しつっ込んでおくと「認識能力の差」が能力の高低を分けているともいえそうではあります。

とはいえ、自分の見ている世界が全てではないことを常に意識するだけで大分変わるでしょうね。

ただ最近の研究では、「そもそも人は誰でもそこそこ自分の能力を過大評価しているのではないか?」という話があがっているようです。

例えば直近の研究には以下のようなものがあるそう。

参考

The Dunning-Kruger effect is (mostly) a statistical artefact: Valid approaches to testing the hypothesis with individual differences data

という事で今後の進展次第では、既存のダニングクルーガー効果の内容を否定して「誰でも自分を多少は過大評価しているのだ」ととらえなおした方がいいのかもしれません。

・自己奉仕バイアス

端的に言うと、「自分のことは棚に上げる」ことです。

つまり、自分の場合は外的要因があると感じ、他人の場合には他人に原因があると考えるんですね。

例えば仕事の場合、自分が成功したら自分のおかげだという癖に、自分が失敗したらそれは他人や環境のせいにするんですね。

ん?

こんな上司よくいるって?

わかりみー!

・根本的な帰属の誤り

根本的な帰属の誤りとは、自分自身に起こった悪いことは状況のせいにするくせ、他人だけに起こった悪いことはその人自身のせいだと思い込むものです。

例えば、あなたは朝9時頃絶対に遅れられない大事なミーティングがあったとしましょう。

あなたはきちんと到着するように家をでました。

しかし、運悪く人身事故で遅延が発生しミーティングには遅れてしまいました。

この時、あなたは自分には非が無いと思うはずです。

しかし、同じ事情で同僚が遅れたとなると、

「もっとはやく家を出てればおくれなかったんじゃね?」

て思うという事です。

人間自分のミスには甘くなりがちです。

・確証バイアス

血液型性格診断とかが確証バイアスのよい例です。

たまたま自分が正しいと思っている事が起こるとそれを強く信じてしまうんですね

ローマ時代の政治家カエサル=シーザーの

「人は見たいものしか見ていない」

という言葉は確証バイアスを良く表わしていますね。

・後知恵バイアス

こんな人いませんか?

何かが起こったあとで

「ほら、いわんこっちゃない!やっぱり、思った通りになった」

て言う人。

このように、もとより選択肢になかったことについて、さも事前に判断できたかのように思うものを後知恵バイアスと言います。

「おまいは預言者か?」

と思わず突っ込みたくなりますよね。

でも、これはよくあることです。

あなたもやっているかもですよ?

・信念バイアス

信念バイアスとは「結果よければすべてよし!」という感じのもの。

つまり、結論が正しいなら過程も正しいと考えるというものなんです。

つまり、結果がおかしいなら過程を問答無用で否定することになります。

よく、理不尽な上司が

「成果が出ないのはお前の努力がたりないからだ!」

なんていってません?

これなんてまさに信念バイアスです。

このように信念バイアスは人格否定につながったりします。

・外部誘因バイアス

自分の行動の動機は純粋で、他人の行動の動機は不純であると考えるのが外部誘因バイアスです。

例えば、

・自分は世のため人のためにやっている

・他の人は地位や名誉、金のためにやっている

なんて考えることですね。

いやあ、ひどい思い込みだ(笑)。

・外発的動機付け

外発的動機付けとは、例えば給料や出世です。

かたや、内発的動機付けとは「単にすきであること」です。

人は概して外発的動機付けによって仕事をした方が長く続くし、成功しやすいと思いがちです。

ところが、実際は内発的動機付けによる、つまり「単に好きでやっている」人の方が結果的に仕事が長続きし、成功もしやすい傾向にあるとわかっています。

やっぱり、好きになるって大事ですね-。

・情報バイアス

情報バイアスは明らかに不要な情報であっても必要と思い込み集めてしまうものです。

これでは情報過多となり、効率良く判断ができないです。

なぜこんなことをするかといえば、意志決定が不安だからにほかなりません。


そして、自分は情報の取捨選択ができると信じがちですが、実際には、効率が悪く最適な決定ができないんですね。

んー、取捨選択って大事!

・可用性ヒューリスティック

ヒューリスティックとは発見方法とか経験則と訳されます。

可用性ヒューリスティックとは人は手に入れやすい情報や想起しやすい情報を優先的に判断材料として採用するというものです。

例えば、飛行機は車より「高所」、「悲惨な事故」を想起しやすいため、実際の事故発生率等のデータを検証することなしに危険と判断するというのが例としてあげられます。

意志決定を怠ける傾向ともいえますね。

・正常性バイアス

正常性バイアスとは、自分の周りに異常事態が発生しても、それを日常生活の延長だと思いこむことです。

いきなり、街に警報がなっても、ほとんどの人達は中々本気にしません。

これは津波や地震の際に多くの人が逃げ遅れる原因ともいわれています。

・バイアス死角

自分はバイアスの影響を他人より受けていないと思うバイアスです。

自分を特別視せず謙虚でいることがバイアス死角に対するよい対抗策です。

あと、もしあなたが怒りなどの感情を相手に向けていたとしたら、我に返ってみることも大事です。

・ギャンブラーの誤謬

さて、5回コインを投げて全て表が出ました。

次には表と裏どちらがでますか?

これで次こそは裏と答えるのがギャンブラーの誤謬です

次に表と裏のどちらが出るかは前に何が出たかとは無関係です。

・プランニング効果

プランニング効果とは、あるタスクの完了に要する時間を少なく見積もってしまうというものです

また、タスク完了の時間のみならず、プロジェクトのリスクも低く見積もってしまいます。

対策としては計画時により時間のかかる見積もりを出しておくことが大事です。

後は、目の前の近くにあるゴールに集中するようにすると良いです。

・感情バイアス

感情バイアスとは自分が抱いている感情に引っ張られ、情報の解釈や判断を誤るものです。

・バンドワゴン効果

バンドワゴン効果とは、人は多数派が支持しているものを正しいと思いやすいというものです。

社会的証明なんて言ったりもしますね。

行列のできているラーメン屋とできてないラーメン屋があったら圧倒的に選ばれるのは「行列のできているラーメン屋」です。

・内集団バイアス

これは端的に言って、身内びいきですね。

自分の所属する集団外の人より集団内の人をひいきし、優遇し、高く評価してしまうというものです。

当然ながら、内集団バイアスは集団への帰属意識が強ければ強いほど顕著になります。

なお、差別の原因行動の一因となるという厄介な側面もあります。

内集団バイアスが生じているかの判断は、集団外の第三者にお願いするといいでしょう。

おわりに

この記事では認知バイアスへの理解を深めるために認知バイアスを20個集めて解説してみました。

当記事で紹介した認知バイアス以外にも無数のバイアスが存在しています。

より多くを知りたければこちらを除いてみるのをおススメします。

http://lelang.sites-hosting.com/naklang/method.html

とにかく、認知バイアスに対する知識や理解をふかめつつ、いつも謙虚な姿勢で物事に取り組んでいきたいものです。

そうすれば、少しは認知バイアスからの影響はへらせるでしょう。

では!

参考記事等

心理学でいう、トップダウン処理とボトムアップ処理っていったい何?

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