今回は以下のような方に向けておおくりします。
・HSPの人
・自分の身内やパートナー、親友等がHSPの人
・話しのネタが欲しい人等
もちろん、においや音なんかに対しても。
今の社会のせいかはしらんけど、とっても生きにくい気がしているんだわ、、、。
今の世の中はどうにも不安になる刺激が多すぎるよ、、、、。
うん、そうよなあ。
今の社会はHSPの人にとってはなんつーか、きっついネガティブ刺激で充満しているよねえ、、、。
それはわからんではないぞい。
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラーのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「HSPの人には『絶対に理解者が必要だよ!』という話。「心の安全基地」」という話です。
もう、再三このブログでいっていますけども、HSPの人は「自分がこの人といて気分がいいい、気を張らなくてもいい心の助けとなる人」を見つけましょう。
これは本当に「何回いっても言い足りない」くらいの重大事だと思っています。
というのも、何度か当ブログで言及している通り、HSPの人は全体的に自尊心が低下しやすいので、心の支えになる依存先を多数確保しておかないと生きづらくなる傾向があるためです。
HSPが何かについてよくわかっていない方はこちらの記事を事前に呼んでおくといいと思います。
今回は改めてHSPの人が自尊心を適切に保つには何が必要なのかについて述べてみたいと思う次第。
ちなみに、心を安定させるためにペットを飼うのも効果的です。
もし、ペットを飼いたくても変えないのなら、家族型ロボットのラボットがおすすめですね。
めっちゃ、感情表現豊かで癒されますから。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
HSPだと自尊心がすり減りやすい、それがかなり大問題
HSPの話題になると恒例といってもいいほどよく取り上げられるものに、「自尊心の低下」があります。
端的に言って、HSPの人は「自分自身に罪悪感を感じやすく、同時に自分を責めやすい」という傾向があるといえます。
HSPの人は、感受性が高く他者の心の動きに敏感である事もあり自分自身に非がなくとも自分に非を探しがちですからね。
自尊心とは「今のあるがままの自分を受け入れる感覚」のこと。
具体的に言うなら、
「まあ、自分にはできないことが沢山あるし完ぺきとは程遠い。でも、できることもそれなりにあるし人の役に立ってあげることもできたりする。だから、総合的に見たら自分のことは好きだし今のままでも不満はない」
といった気持でいるということですね。
とはいえ、これはあくまで理想的な状態ですので、「いつ何時もありのままを認め受け入れられている」なんて事は無理です。
人間ですから。
どんなに自尊心を普段から高く保っている人がいたとしても、その程度は日によって波があるもの。
ある日は自尊心が高かったけど、その次の日はあんまり高くない、みたいなことは普通にあり得ます。
ただ、自尊心を高く保っている人は「心が病んで思考が滞るレベル」まで自尊心が落ちないというだけです。
しかも、自尊心を高く保てている人は自尊心が一旦落ちてもすぐに回復してきます。
さて、対して、HSPの人の場合はどうでしょうか?
おそらく、上であげたような自尊心の高い状態からは程遠い毎日を送っているとおもわれます。
いつも自分を責め続けていたらそりゃあ自尊心を高くなんて保てません。
実は、この自尊心というものが実は人生の満足度を決するのに非常に重要な役割を果たすんです。
自分の存在を肯定する姿勢がそもそもなかったら、どんなに人から親切にされたり資産家になったりしても自分自身に価値を感じることができません。
「あの人はいつもわたしに親切にしてくれるけど、わたしなんかにはもったいない」
「もっと、金をかさがないとわたしは周りの人からバカにされるし見限られる!」
、、、等と考えてしまうかもしれません。
早い話、自尊心が低いと誰かからの親切を受け取る心の余裕がないし、他人からいつになっても認められている気がしないんです。
こんな余裕のない心境では人生が心がすさんでいくのは、素人目にも明らかなのではないでしょうか?
このブログのトップページに書いたように、自尊心が十分な心は豊かな人間関係の土壌なのです。
自尊心が十分でないと、良好な人間関係なんてそだって行きません。
いつも、「嫌われないように、、」みたいな相手の顔色を伺うばかりでお互いに対等な友好関係を築くのはむつかしいでしょう
HSPの人は、非HSPの人に比べて罪悪感をもちやすいので、自尊心を高めるための努力や対策を非HSPの人以上に重点的に行う必要があります。
hspの人は周囲の無理解にどう立ち向かったらいいのか?
hspの人がよく持つ悩みの一つに「周りの人が自分のことを分かってくれない」という周囲の無理解の問題があります。
このような問題にどう立ち向かったらいいのでしょうか?
「これこそが妥当!」という明確なことは言えませんが、対策としては以下のようなものが考えられるかと思います。
- 周囲に自分がHSPであることを伝えて理解を得る
- 自分の思っていることをはっきりと伝えるようにする
- 自分の心の支えとなる人を見つける
- 自分にストレスな人間関係を断捨離する
以下順次補足していきます。
・周囲に自分がHSPであることを伝えて理解を得る
まわりにHSPであることを伝えて周囲の理解を得るのも一つの手です。
やはり、HSPという概念はまだまだ社会に広く認知されているとはいいがたいので、自分からカミングアウトしてしまうというのもありでしょう。
ただし、この方法は少し賭けになる部分があるのも確かです。
HSPという概念はそもそも医学上の概念ではないので(事実、病気ではなく気質とされている)、人によっては「それは甘えの一種だろ」なんて暴論をぶつけてくる人がいるかもしれません。
※HSPを医学上は過敏症の一種ととられる向きもある
それともう一点、「わたしHSPだから~」みたいな言い回しを普段から多用するようになってしまうと、周囲からしたら「自分がHSPであることを免罪符にしようとしている」みたいに悪意を持って解釈される可能性もあります。
HSPを何かをしない、できない事の言い訳にするのだけは、やめておいてください。
HSPを言い訳の口実にすると、高確率で自分の居場所を失ってしまいます。
いずれにせよ、個人的に周囲の理解を得るべく周囲にHSPであることをカミングアウトするのは少し賭けになるなって印象です。
・自分の思っていることをはっきりと伝えるようにする
HSPの人は、きちんと自分の思っていることを伝えるよう努力しましょう。
特に、「嫌な事は嫌」といいましょうね。
ある程度勇気がいるのはわかりますが、自分が気になることについてはちゃんと人に伝えましょう。
「わたしは~が気になるんです」といえば、言われたほうも「うーん、そうかあ。だったら気を付けるかあ」みたいに善処してくれるかもしれません。
ただ、この方法にも問題はあります。
HSPの人は敏感で繊細なため人によっては
「は?そんな細かいこと気になんねえよ。何でそんなどうでもいいこと気にしてんの??つきあってらんないわ!」
なんて思われるかもしれません。
なので、多少相手を見ながら自分の気になっている事を言わないといけなくなるかもしれません。
・自分の心の支えとなる人を見つける
HSPの人にとって自分の心の支えとなる存在を確保することは非常に重要です。
まあ、多少面倒な言い方をするなら「心の安全基地」を確保しないといけないってこと。
「心の安全基地の確保」とは、「この人なら自分を理解してくれる」とか「この人は基本的に自分の気持ちを受け止めてくれる」と思える人を見つけるということです。
心の安全基地が確保できると、多少嫌な事が職場や日常にあっても「ここに居れば安心」という気持ちがあるため心に余裕をもって生活できます。
おそらく、この方法が一番有効かと思いますね。
・自分にストレスな人間関係を断捨離する
HSP の人は、自分にとってストレスが大きい人間関係は断捨離しましょう。
HSPの人の場合、繊細なため「うわあ、この人といると心がざわざわして落ち着いてられない、、、」みたいに感じる人に結構な確率で遭遇するかと思います。
こんな時には「もう、この人とはこれ以上深くつきあわない!」と決めて、すっぱり関係をきってしまうとかなるべく関わらないようにするというてもありますね。
ただ、中には「いやいや、嫌いな人を避ければ避けるほど強く意識してしまって、職場なら余計に関係がぎくしゃくするよ」みたいな意見もあります。
まあ、それも理屈としては筋が通っていますね。
ただ、個人的には「やはり嫌なものは嫌」ということがあると思うので、その気持ちを優先していいと思うんですねえ。
特にHSPの人に関しては非HSPの人に比べて心理的ダメージが大きいので、いやな人との関係は早めに清算するとかしないとのちのち大惨事になるかと思います。
職場とかであれば、「この人とはこれ以上は深くかかわらない」というラインを設定しておくとかして対処するといいです。
あと、合わない人との関係はある程度清算していいと思います。
このような境界線の設定は、カバートアグレッション対策と似たところがありますね。
HSPの人はまずは身近な人間関係をよく見直してみよう
個人的には上述した4つの対策の内、特に人間関係の断捨離と心の安全基地の確保が重要だと思います。
まずは、自分の身近な人間関係を見直してみましょう。
既存の人間関係をざっと確認して、「この人は安全基地になる」とか「この人はわたしの心をいつもざわつかせるからサヨナラしよう」みたいに分類していくということです。
なお、安全基地は「一人ではなく複数いたほうがいい」ですね。
※このような心の安全基地の複数確保の事を「依存先を増やす」と言い換えることもできる。
一人にあまり寄りかかると「過度の依存」となってしまう恐れがあるからです。
過度の依存は人間関係を不健全なものへと変えていく可能性が高いですね。
例えば、依存しすぎると相手から重いと思われてしまうとか、恋愛であればその依存する心を上手く利用されて搾取されるなんてことも十分あり得ます。
正直な話、「恋愛の本質は依存である」というのが私の持論ですので、「パートナーだけがわたしのことをよく理解してくれる!」という発想は危険に満ちていますね。
親友を確保したり自分の親や兄弟との仲をよくすることも忘れないでほしいところです。
それが難しいなら自分と合うカウンセラーを確保するのもいいでしょうね。
ちなみに、人間関係の断捨離に関して、「いきなりラインをブロックする」のは推奨しません。
「自分から連絡する頻度を下げたりして疎遠にしていく」のがいいですね。
そのうち相手からも連絡が来なくなります。
やはり、気の合わない人とは距離を置かないと繊細な人は心がズタボロになりますね。
これは非HSPの人の比ではありません。
くれぐれも注意を。
ちなみに、hspは社会からしたら少数派だとされていますが、それでも人口の5分の一なんていわれています。
※日本はもっと多いと思われる
日本の人口を1億2千万としたら2400万人はHSPってことになりますよね?
なんか、自分と同じような感性を持っている人と会える可能性はそれなりにありそうだと思いませんか?
自分と同じような繊細な感性を持って同様の悩みを抱える仲間は社会に沢山いるんです。
一緒にいて疲れる人とは距離置いて大丈夫ですよ。
自分と合う人と出逢う日はきっときますから。
人間関係の断捨離の基準や方法についてはリンクからどうぞ。
おわりに
この記事は「HSPの人には『絶対に理解者が必要だよ!』という話。「心の安全基地」」と題しておおくりしました。
さて、今回の記事は以前の記事と内容的には結構かぶるものであったと思いますが、それでもやはりhspの人達に対して「心の安全基地」や「人間関係の断捨離」の重要性に関しては強調してしすぎることはないと思っているので何度でも言っていきたいところ。
hspの人に関して現状わたしの感じるところでいうと、「もっとわがままでいいんだ!」と思いますね。
もっと、「わたしはこれが気になります」って言っていいと思います。
確かに、その言及する対象によっては「そんな細かいことばっかり言っていたら物事が進まねえだろ!うるせえよ!」みたいな怒号が飛んでくるかもしれません。
でもね、hspの人の繊細な感性があるからこそ「新たな発見や進歩がある」とも思ったりするので、個人的にはもっとhspの人の細やかな感性を加味して色々物事を進めていったらいいのにって思う次第。
ま、結局何が言いたいかっていうと、「もっとhspの人の感性に理解ある社会になってほしい」てことですな。
では!
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