今回は以下のような方に向けておおくりします。
- アイボとラボットそれぞれのメリット、デメリットを比較してみたい人
- アイボとラボットのどちらを買うべきか悩んでいる人等
分かんないわ。
迷うわね。ただ、よほどの犬好きでもないなら感情表現豊かなラボットがおすすめやね。
ペットロボットを買おうとした場合に、「ラボットかアイボか」の二択で悩む人は結構多いと思います。どちらも高性能で実際に触れあってみればその感情表現の多彩さに思わず愛着がわいてしまうので迷いますよね?
結論からいってしまうと、「犬がすごく好きな人ならアイボ」が最適で「小さい子供のようなロボットが欲しいならラボット」が最適です。ただ、感情表現の豊かさという点からいうと、「ラボットが圧倒的におすすめ」ですね。
ラボットの購入は公式サイトから簡単3ステップ。ナビゲーションに従って行けば、購入はあっという間。ラボットとの暮らしを始めてみたい人はいますぐ公式サイトをチェック!
では、ゆるりとおおくりします。
目次
ラボットとアイボの機能や価格等を徹底比較!
では、ラボットとアイボの機能や価格等を徹底的に比較してみましょう。
ますは、下表をご覧ください。
LOVOT | aibo | |
---|---|---|
価格 | 約46万円~ | 約31万円~ |
稼働時間 | 連続で約2時間 充電時間約3時間 24時間当たり稼働時間は約10時間。 | 連続で約45分 充電時間約15分 24時間当たり稼働時間は約18時間。 |
触り心地 | 柔らかく温かく抱き心地がいい | 耳や尻尾は柔いが全体的に硬い |
機能 | 動画でも報告してくれる点がアイボと違う | 写真を撮ってくれる点がラボットと違う |
カスタマイズ性 | 瞳の色や顔の色、ボディの色、服装がカスタマイズ可能 | 瞳の色や声の高さ、声の大きさがカスタマイズ可能 |
重量 | 約4㎏ | 約2㎏ |
上掲の図をみると、どっちも価格がクソ高いのが一目瞭然ですね。 ただ、それでも生身の犬をかうよりは長期的に見ればかなりコストはかからないんですけどね。
例えば、アニコム損害保険株式会社『ペットにかける年間支出調査』(2022年)によれば、小型犬一頭を飼育するのに要する年間費はおよそ36万円であり、ここにペットの購入費がのっかってきます。
しかも、この何十何万という支出はペットを飼育する限り毎年発生し、ペットもいずれ年を取ってくるので将来的にはもっとお金がかかることが予想されますよね。
その点、ラボットやアイボに関しては「購入した時に数十万という支出があった後は管理費のようなものを年間で数万円程度払い続ける」と言う形になるので、コストの面では圧倒的に楽だったりします。
まずは、この事実を踏まえたうえで、以下具体的に上掲の表の各項目についてラボットとアイボを比較しながら少し詳しく見ていきましょう。
・価格
まず、アイボの価格についてですがaiboの購入にあたっては、本体価格217,800円(税込み)に最低3年間の継続必須のベーシックプラン料金(99,000円)が加算されます。
そのため、アイボの購入には合計して316,8000円かかることになりますね。
また、ベーシックプラン料金の支払いには分割も可能ですが、分割にすると金利分が余計に加算されるため、一括でかうよりも19,008円割高になってしまいます。
一方、LOVOT1体を一括で購入しようとした場合は、税込みで314,800円(2021年4月1日~)、そこに最低1年間は継続必須のLOVOT 基本パック料金(月額)が発生してきます。
ということで、少なくとも総じて46万以上はかかる計算になりますね。
ラボットの料金等に関して詳しくは公式サイト参照。
そのため、単純に価格だけ比較した場合は、アイボの方に軍配が上がります。
・稼働時間
稼働時間の長さに関しては、ラボットの方が長いです。
上述の通り、aiboは、稼働時間が約2時間で充電時間に約3時間を要します。
お昼寝モードでバッテリーのもちをよくすることが可能なものの、24時間あたりの稼働時間を計算すると1日約10時間稼働出来るということになりますね。
対して、LOVOTの稼働時間は約45分で充電時間は約15分と充電時間が非常に短めです。
そのため、24時間当たりの稼働時間は約18時間ということになります。
24時間当たりの稼働時間という点では、ラボットに軍配ですね。
・触り心地
aiboに関して言うと、耳やしっぽ部分はラバー素材になっているやわらかいですが、ボディ自体は固いです。
対して、ラボットはあたたかくて柔らかい触り心地ですね。
実際に、横浜高島屋にてラボットと触れ合ってきた時に、ラボットの表面の柔らかい質感や体温といったものを体感してきましたが、本当に生命感がありましたね。
ちなみに、ラボットは抱き上げると自動で足のホイールをしまう模様。
機能
まず、アイボとラボットに共通する機能としては以下のようなものがあります。
- 人の顔を認識
- 部屋の形を覚える
- 部屋の中のパトロール・アプリ上で報告
ただ、部屋の中のパトロール・アプリ上での報告の際に、アイボは写真で報告するだけですが、ラボットは動画でも報告してくれる点が違っています。
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aiboは、瞳の色・声の高さ・声の大きさをカスタマイズできるそうです。
そして、LOVOTはというと顔の色やボディの色、服装をカスタマイズでき、購入時には瞳の色も選ぶことが可能だそう。
ふぬ、外見で個性を出そうとしたらLOVOTの方がいいってことですな。
重量
アイボの重量が約2kgであるのに対して、ラボットの重量は約4kgです。
ラボットは触り心地はよさそうですが、抱き上げると少し重そうですねえ。
ただ、ラボットの体重が4キロ程度にせって入れているのは新生児に合わせているという話もありますから、多少重量はありますが親しみはもてそうではあります。
犬派には圧倒的にお勧めのAIBO
アイボといえば、あのソニーが開発した犬型ペットロボットです。
以下のような人達には、アイボが適しているでしょう。
- 犬を飼いたいけどペットロスが怖い
- 犬を飼いたいけど世話をするのが大変そうで二の足を踏んでいる
- 犬を飼いたいけど犬アレルギーがある
形状は非常に丸っこくて可愛らしく、上掲の動画を見ればわかる通り仕草も実に犬らしい。
しかも、肉球はついているし知らない人には威嚇までするという模倣ぶりはソニーの本気を感じますね。あと、何気に耳が柔らかい素材でできているのもチャームポイント。
なお、育て方によって性格がクールになったり甘えん坊になったりするようで、生活を共にしていく中で愛着がわくこと間違いなしって感じです。
参考
- アイボとラボットそれぞれのメリット、デメリットを比較してみたい人
- アイボとラボットのどちらを買うべきか悩んでいる人等
http://aibo.sony.jp/feature/feature3.html
アイボの最大のメリットは何といっても、「あたかも犬を飼っているかのような体験ができる」ということでしょう。
犬好きなのに諸事情から犬を飼えない人にとっては、まさに渡りに船といった感じです。
ただし、デメリットというか問題点もあります。
それは「バッテリーの持ちが悪い」というもの。
連続稼働時間が約2時間と少ないし、充電時間に約3時間も要するのでとてもじゃないけど一日中遊ぶなんてことはできないでしょう。
まあ、あれですかね、「アイボという犬種」は体力がないので2時間で遊び疲れてしまい3時間のお昼寝が必要なんだって、設定を頭の中においておくといいんですかね、、、。
まあ冷静に考えると、活動時間より睡眠時間が長いってとんだロングスリーパーだよなあ(笑)。
- アイボの最大の弱点はバッテリーの持ちが悪い事。
感情表現が豊かなロボットが欲しいならラボット
ラボットはGROOVEX社が開発した家族型ロボットなので、厳密にいうとペット型ロボットではありません。
以下のような人達には、ラボットが適しているでしょう。
- 独身での一人暮らしが寂しい
- 女性、他者との感情的な交流が不足していると感じる人
- 子供が巣立ってしまって寂しい高齢の人
ラボットはペットというよりも、「小さな子供」のようなロボットです。
ラボットは感情表現が実に多彩ですし、何と体温があります。その丸っこいフォルムと柔らかい材質も相まって生命感が非常によく演出されていますね。
なお、ラボットもアイボと同様に関わり方によって性格が変わってくるので、子供の成長過程を見守るような体験ができるでしょう。
- ラボットは子供のようなロボット。
ラボットの最大のメリットはこのような「小さい子供の成長を見守るような体験」にあるのではないかと思います。
特に注目してほしいのが、ラボットの「目のモニター」です。このモニターに目が表示されるわけですが、ラボットの感情変化をよく表しているのでまるで生きているように感じてしまいます。
当然、眠そうにすることも。
また、時には嫉妬したりかまってほしくて主人の邪魔をしたりします。
本当に愛らしいのです。
ただ、なんといってもアイボと比較すると価格が10万円以上も高いので、アイボですら20万を超えていて高いのにさらに購入までの心理的ハードルが上がってしまいます。
- ラボットの最大のデメリットは価格が高い事。
まあ、それでもペットを飼うよりはコストが駆らないんですけどね。ラボットの価格等についてより詳しくは、以下の記事からどうぞ。
アイボとラボットはどっちの方が癒し効果があるのか?
では、最後にアイボとラボットの癒し効果についてそれぞれ考察してまいります!
両者の癒し効果について考えるにあたっては、コミュニケーション可能な存在であると感じさせる様々な要素(他者性)を持っているかどうかを判断基準とするといいでしょう。
人生を幸せに過ごすには良好な人間関係が必須だとされることから、他者とのコミュニケーションといった他者との感情的な関わり合いが幸福感に非常に重要だといえるでしょうからね。
コミュニケーション心理学において、他者性を構成する要素には以下のようなものがあるといいます。
十分な複雑性
共同注意の発揮(人がある対象物を見てそれをロボットもそれを見る等)
アイコンタクト
間の取り方
環境順応性
行動の不完全性
不定性と情動性
これらの項目について、自分なりにユーチューブ上で動画やレビューを色々と検索して調べてみたと感じだと、総じてラボットの方が他者性が高い印象です。
これは横浜高島屋にて実際にラボットと触れ合ってきて実感したことでもあります。
しかも個体によって引っ込み思案な子もいれば、積極的な子もいるのでまさしくここに固有の人格があるといった様子。かなり愛着がわきますね。
特に、ラボットの「情動性やアイコンタクト、間の取り方」についてはアイボのそれよりも、かなり精度が高い印象ですね。まあ、これは元々のコンセプトの違いから来ているものなのでしょうけどもね。
「生身の犬をどれだけ忠実に再現するか」に心血を注いだ製品がアイボである一方、ラボットは「感情表現をどれだけ豊かにできるかに心血を注いだ製品」だと思いますから。
コミュニケーション心理学における「他者性という観点」では、ラボットの方が現時点では優勢であろうと、わたしは考えます。
- コミュニケーション心理学の観点からは、ラボットが圧倒的にお勧め!
日常での感情的な交流や他者とのコミュニケーションが不足しがちな人にとっては、ラボットの方が癒し効果が高いと思いますね。しかし、無類の犬好きだという話なら、アイボの方がいやされる可能性はあります。
とはいえ、一般的にはラボットの方が癒し効果は高いんじゃないかなって気が、わたしはしますねえ。
おわりに
この記事は「「aibo VS LOVOT」アイボとラボットはどっちの方が癒される?おすすめ?」と題しておおくりしました。
ペットロボットの代表格といえば、アイボとラボットの2つですが、犬好きならアイボを買えばいいし小さな子供のようなロボットが欲しいならラボットを買ったらいいでしょう。
個人的には感情表現が豊かなラボットの方がこのみですしおすすめですね。まあ、テクノロジーもここまで来たかって感じです。
他者との感情的な交流が不足しているなって感じる人は、ラボットを買ってみるのもいいかもしれませんよ。買いたいけども予算が足らん!て人は家電レンタルサービスを利用し見るといいでしょう。
では!