今回は以下の様な方に向けておおくりします。
- 恋は盲目という言葉が正しいのか気になっている人
- 人を好きになると起こる心理について知りたい人
今回の話題は「「恋は盲目」は本当なのか嘘なのか?少し考えてみよう」と題しておおくりします。
むかーしから言い古されてきた名言?に「恋は盲目」というものがありますが、これって本当だと思いますか?結論から言うとこの名言は総合的に見て本当です。
ただ、「盲目」と一言でいっても「どういった意味合いでの盲目なのか」は大事。
ということで、今回は「恋をするとどんな意味で盲目になるのか」、「恋における盲目とは一体どんな状態なのか?」について少し掘り下げてみましょう。
では、ゆるりとおおくりします。
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目次
「恋は盲目」は本当に正しい?
恋は盲目を「好きな相手の事しか頭になくなってしまっている状態」ととらえるなら、これは本当の事です。
相手のことしか頭にないとなると、客観的に物事を見る視点が失われてしまい、自分と相手以外の世界に関心がなくなり判断を誤ります。これが盲目ということ。
事実、恋愛に夢中になると、ドーパミンなどを含む脳の報酬系の活性化や「恐怖」や「批判的思考」などといったネガティブ思考とつながる神経経路が遮断されると言う事が確認されています。
よく「恋している時は相手の嫌なところが気にならない」という認知能力が低下した「あばたもえくぼ状態」は、ネガティブ思考へつながる神経回路が遮断されているからというわけです。
報酬系活性化、ネガティブ思考とつながる神経回路の遮断などの効果は、不安や恐怖からの逃避先として恋愛を活用を促進する場合がある。その場合は、恋愛依存症などと称される状態になる。
一方で、恋愛において、相手に好意を持つことで相手に対する観察力が増して、相手の心情を正しく見抜けるようになるという話もあります。
これはアメリカのテキサス大学の心理学者ウィリアム=イックスさんによる実験で示唆されていることです。彼の実験の簡単な概要は以下。
- 初対面の男女38組のペアを作る
- 最初の6分間は会話をさせ、その後被験者おのおのに録画しておいた映像を振り返ってもらいながら場面ごとの相手の心情を読み解かせた
この実験の結果、魅力を感じた度合いや相手に対する好感度を測定し双方の答えを分析したところ、相手に強く惹かれていた人ほど相手の心情を正確に見抜いていたといいます。
ただ、これはあくまでも「好意を持つ相手に限定した話」ですので、結局「自分たちの世界に入り込んでいるだけ」と言えそうですよね。
ということは、結局、「恋は盲目」は正しいと結論してよさそうです。
恋は盲目とは、「客観的に物事を見る視点が失われてしまい、自分と相手以外の世界に関心がなくなる状態」のことである。
恋における盲目の正体
人は恋に落ちると、好意を持つ相手の心情に対する認知能力以外の認知能力が著しく低下する傾向にあることは先ほどお話しした通り。
恋愛において生じる認知能力低下は、ドーパミンの生理作用等によって説明がつくからいいとして、次はわたしの考察ですが、もっぱら心理方面から恋は盲目の正体に迫ってみたいと思います。
わたしは、恋は盲目とは「相手への過度の依存状態に陥って客観性が著しく低下している状態」であると考えている次第。
というのも、わたしの個人的な経験と知っている知識から、「恋愛の本質は性欲と依存」であると考えているからです。
性欲だけならセックス依存症のようなものがあるとしても、おそらく「相手に対して盲目」になったりはしないでしょう(もちろん、例外はある)。しかし、「依存」の度合いが増してくると盲目になると思います。
およそ、相手に対する依存度合いが強くなってくると「いかに相手に好かれるか」とか「嫌われたくない」なんて意識が強くなってそれしか頭になくなってきます。
これはまさしく先ほど言及した「自分と相手以外の世界に関心がなくなった状態」なわけです。
ここでいう、依存とは「相手がないと生きていけない」という心理の事。なお、依存自体は悪ではなく、「過度に特定の人間関係に依存しすぎるのが危険」というだけである。
さらに言えば、そもそも誰かに依存しやすい人は自尊心等が低く慢性的に精神的ストレスをかかえやすい事が多いので、自尊心が低い人はそうでない人よりも注意が必要と言えます。
心理的に考えた場合、恋のおける盲目状態とは「相手への過度の依存状態に陥って客観性が著しく低下している状態」と考えられる。
恋の盲目を解消する必要はある?
上記のように盲目状態を解した場合、盲目状態になっていると判断能力が低下して仕事等でミスが増えるかもしれません。ちょっと、これは困りものです。
好きという気持ちは、尊いですが程よく落ち着かせないとその気持ちも害になりかねませんよね。
あと、あまり日ごろからイチャ付きすぎてると恋が冷めやすいなんて話もあったはず。そこで、個人的には恋愛するにあたっては「あまり入れ込み過ぎないことが肝要なのではないか」と思います。
恋愛に入れ込み過ぎないための対策としては、具体的には以下の2つがあると思います。
- 自尊心を向上させて承認欲求を低下させる
- 今すきな相手の代わりとなる相手はこの世界に無数にいるという思考を少しは常にもっておく
自尊心が低い状態で恋愛にのめりこんでいくと、先ほど言ったように強度の依存状態に陥ってしまうリスクがあります。
そして、結婚は別として恋愛に関しては、あまり気持ちのいい言い方ではありませんが、「この人がわたしの元から去っても他に変わりの人はいる」くらいのドライな気持ちを心のどこかにもって臨んだほうがいいです。
それに恋愛の熱は3年ほどしか続かないので、長期的な関係構築を考えるのであれば恋愛の最初期に前のめりに行き過ぎるのもどうなのかと持ってしまうところがあります。
恋愛の熱に浮かされやすい最初期だからこそ、その後の関係性の維持や発展にも気をまわして冷静な目で自分と相手をよく見る必要があるということです。
この現象は、ドイツの科学者であるゲオルク・クリストフ・リヒテンベルクさんの名言「恋は人を盲目にするが、結婚は視力を戻してくれる」がよく言い当てているといえます。
と言う事で、恋愛では「あまり相手に入れ込まない工夫」をすることが必要でしょう。世間一般で言われている考え方とは逆でしょうが、これくらいドライな方が失敗はしないと思います。
「自尊心の向上」と「今すきな相手の代わりとなる相手はこの世界に無数にいるという思考」は、どちらも恋愛にのめりこみすぎるのを防いでくれる
ガチで恋するとモテない
盲目的に誰かを好きになってしまうと、相手が言ったことを無批判に受け入れてしまったり、過度に相手の顔色をうかがうようになってしまいます。これは、「相手に主導権を握られている状態」です。
このような状態は相思相愛であるならば別として、片方が一方的にすきになっている場合は正直「負けている状態」であり、悪く言えば「相手から容易に操作される恐れがある状態」です。
こんなこと言うのも野暮ですが、やはり冷静さもどこかに残しておきたいですね。そうでないと、恋する中で思わぬ失敗に泣かされるかもしれないですね。
それに、「尽くしたい」と思った時点でモテなくなります。特に男性の場合は、入れ込んだら悲しいくらいにモテなくなりますね。
あくまでスタンスとしては、「別にいてもいなくても変わんねえよ」くらいの方が圧倒的にモテるということですな。
実際、自分が何もしなくても無条件で好いてくれる相手に興味を持つ人ってそう多くありません。「容易に手に入るものには価値は感じない」ともいえるでしょう。
早い話、モテる人の正体って「依存させるのが上手い人」ですからな。まあ、ここでいう内容は別に「モテる必要なんてないわ!」という人には余計なお世話かもしれませんが、、、。
人は容易に手に入るものには価値を感じないが、これは恋愛にも言える。追う恋愛ではまさにこの心理が相手に生まれるので追うとモテなくなる。
おわりに
今回は「「恋は盲目」は本当なのか嘘なのか?少し考えてみよう」と題しておおくりします。
人は相手に好意や魅力を感じると観察力が上がる傾向があることは過去の研究が示唆しています。しかし、これをもって「恋は盲目は間違いである」とは言えない気がしますね。
事実、恋に恋をして著しく客観性を失ってしまう状態があるのも事実ですから。そのような「客観性を失った盲目」とは、相手に過度に入れ込んだ状態です。
結婚は別として、恋愛では心の片隅に「この人以外にも変わりはいる」みたいなドライな気持ちを頭の片隅に持っておくことをおすすめします。ま、野暮だしお節介ですけどね。
その方がモテるし恋愛での失敗も少ないと思います。
では!