「わたしは真面目だけが取り柄だと思って生きてきた。いつでも、責任をしっかり全うしようという意識で生きている。でも、そのせいか周りからは融通のきかない堅物とか面白みのない頑固者とかってかなり嫌われている。ただ、それだけならいいけど、、、最近は自分が不真面目だと思って嫌っていた同僚の方がよく仕事ができる事に気がついた、、、なんで、こんなことに?」
まあ、真面目なのはいいことだよね。
でも、真面目すぎる人や冗談の一つも通じない人って一緒にいて気分悪いものよ(もちろん冗談のタイプによる)?
まじめも使いよう!!
オニギリス!
脱マンネリストのオニギリです!
今回の話題は「仕事にも遊び心が必要だよ」て話です。
基本的に真面目っていい事です。
でも、過ぎたるは及ばざるが如しって言いますよね。
はい、そうです、「まじめ過ぎるのも有害」なのです。
真面目「だけ」が取り柄じゃまずいってことなんですね。
具体的に言うなら、真面目を活かすために真面目以外の要素も必要ってこと、その必要な要素が「遊び心」です。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
1、どうして真面目になるの?
遊びごころがあると仕事の生産性が上がるという研究があります。
もう、真面目すぎる働き方には終止符を打ちましょう。
あなたはどうして真面目なのか??
それって生来の性分というのもあるにせよ、結局、雑な言い方をすると「真面目であることが報われて幸せになれる」と思っているからではないですか?
そう、仕事をまじめにやるのも、リスクをとってまで起業して仕事を毎日真面目にこなすのも、、、、。
表面的には「お金のため」に真面目に働いているようにに見えても、実際には「自分が幸せになるために」真面目に働いているんではないですか?
お金があればすくなくとも、誰からも指示はされず自由になれます。
お金で幸せは買えませんが、少なくとも経済的な要因による不幸の予防はできます。
そう、あなたはお金のために働いているのではなく「幸せのために働いているはず」だと思います。
なんのために、責任を果たすのか?
それは周囲に対する申し訳なさとかそんなもんのためではないはずです。
自分が問題なければ人がどうなったって何も感じないというやつも現にいます。
では、なぜそんな責任を感じない輩がいるのか?
それは責任を無視することによる影響を軽視しているからでしょう。
「責任なんて取らされる時は勝手にとらされるものだから、知ったことじゃない。そんなもの無視してしまえば済む」
くらいに思っているのかもしれません。
しかし、「責任感がないと思われることは自分の快適な人生を邪魔する」大いなる障壁となりえます。
そうです、責任を果たすのは人のためではなく「自分のためなのです。」
仕事に責任が大事だと頭固くなっている人はこちらを参考にして見てもいいかもです。
そして、自分のために果たす責任が人のためにもなる。
結果、人も自分もウィンウィンです。
それでいいと思います。
もし、あなたが会社に無理難題や割に合わない重責ばかり押し付けられて疲弊しているなら、、、もう、その会社切り時かもしれませんね、、、。
ま、人によるでしょうけど。
2、苦しい時こそ遊び心が大事
遊びごころを持つことで、あなたが何歳であるかに関わらずポジティブな体験が増えます。
ちなみに、遊びごころ(プレイフルネス)とは、自分が苦境にいたり真面目に取り組まねばならない状況にいても、周囲にユーモアをふりまけるかという事。
これにより、自分の目の前で起こっている事を様々な視点から見る事ができるし、状況を楽しく解釈できるのです。
真面目な事や大変なことを文字通りに、いやむしろそれ以上に重大なこととして受け取っていたら、それこそ胃に穴が開くってもんです。
心のどこかに「ま、いっか」みたいないい意味での適当さがあった方がいいんですね。
ユーモアを持って物事をとらえると、物事の面白い側面を見つける事ができるので、物事を楽しめるのでストレスが減るのです。
いつも、ユーモアをもって人と接して他人をなごませたりしている人は、ポジティブな体験がふえて幸福感が増えるのです。
これはチューリッヒ大学の行った研究で明らかとなったことです。
研究の概要については以下です。
- 18~92歳までのドイツ人4100名を対象にオンラインアンケートを実施
- 遊びごころと幸福感の相関を調査
参考
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23982439
もうね、言っちゃいますけど「真面目に生きるだけだと不幸になっちゃいます」。
もう、真面目なだけの生き方を転換したほうがいいんじゃなあい??
そして、真面目すぎる堅物っておそらく普通の人にとっては、「一緒にいると空気を悪くする嫌な奴」とか「仲良くなる気になれないいけ好かないヤツ」と思われたりすることが多いのではないかと思います。
真面目すぎるのはちょっと考えものです。
3、ユーモアの才能はいらないが遊び心をもつ姿勢は大事
「遊びごころが大事!」とはいいましたが、「ユーモアのセンスや才能が大事!」とはわたし、いってませんね。
はい、そうです、「ユーモアのセンスは別にいらないです」。
「自分が遊びごころをもってちょっとしたことでも楽しめるか」
という姿勢こそが大事なのですね。
よく、アメリカの映画やドラマを見ていると主人公達が窮地に陥っている時にサラッとジョークを飛ばすシーンてありますね?
あんな感じでいいのです。
まあ、どうしても日本だと現状「不謹慎だ!」とか顔を真っ赤にして烈火のごとく怒る頭の固い御仁がいますが、、、まあ、ジョークの種類によりますけど基本的に真面目で四角四面な方がよくないのです。
窮地や苦境で笑ってジョークをとばしている紳士の方が、頭の固い頑固親父なんぞよっぽど余裕もあるし気配りもできて素敵じゃないですか?
だって、周囲の緊張を和らげようとしているわけですしね。
ちなみに、「創造性をもって仕事をしてください」と言われた場合の方が、「上手く仕事をしてください」と言われた場合より良い成果をあげたという研究結果があります。
創造性っていってみれば「考え方で遊んでみる」って視点ですからね。
「お、こんなのおもしろそうだ。やってみようか。あ、これとこれ関連性があるぞ!」なんて感じで考えていたら日常が楽しくもなりますしね。
さらにいうと、長期的な恋愛に向いてる性格傾向の一つとして、この遊びごころがあると言います。
遊びごころは仕事だけでなく恋愛にも役に立つという事ですね。
ユーモアの鍛え方についてはリンク先からどうぞ。
4、過真面目な人の特徴とは?
さて、真面目すぎる人ってどんな人でしょうか?
まあ、色々いると思います。
例えば、自尊心が低い人や頭が固くて柔軟性がない人、、、、色々でしょう。
今回問題にしたいのは、「自尊心が低いためにか真面目になる人」です。
はい、なぜ自尊心が低いと過真面目になるのでしょうか?
理由としてあげられるのは、自尊心が低いと
「周囲からの評価を必要以上に恐れていい子になろうとする」
と言うのが考えられます。
「わたしは仕事ができないとおもわれているのではないか?」
なんて強迫観念にとらわれると
「わたしはもっと頑張らなければみとめてもらえない」
などとおもって融通がきかないくらいに規則に従順な優等生を演じようとします。
でもですね、「完璧な優等生」なんてこの世には存在しませんヨ。
居るとしたら、あなたの頭の中だけです。
完璧主義はあなたを不幸にしかしません。
そして、「ありのままの今の自分を認められない」から、他者からの「承認にそこまで躍起になる」のです。
いっちゃあれですが、他者が何を思うか何て場合によってはどうでもいいことです。
目標によっては犠牲を強いてでもやらなくてはいけないことがあったりします。
そんなときに、いちいち周囲の反応に心を痛めていては何もできません。
時に犠牲を強いてでも、自分の目標のために突進するくらいの我の強さは持ってもいいんじゃないでしょうか(手段は大事だけど)?
あのジョブズもスタンフォードの演説の中で「他人の意見に自分の内なる声をかきけされるな」といったあとに「他のことはすべて二の次でいい」と言っています。
そうです、他人の目等じゃ「二の次のまた三の次」でしかないです。
「誰それが~とおもっているかも」、、、
「だから、どうした?そんなこと、くだらん!」
て話です。
どうせ、仕事でミスしたって死にゃしません。
だから、もうどうでもいいですな、ミスとかそんなもの。
ミスしたらそこから学んで突き進んでいけばいいでしょう。
失恋とかでも同じ、失恋したからこその学びがあるから次の恋愛をよりよくできるのです。
死なない限り、わたし達の人生の旅は終わりません。
であれば、周囲からいくら怒鳴られようがなんだろうが「知ったことか!気になどしない!ただ改善して進むまでのことだ」と思えばいいだけです。
そして、視点を変えれば怒られることを前向きにとらえることも可能。
よくいわれることではありますが、「怒られるのは期待されているから」なんてのがあります。
確かに一理あるのです。
期待できない人は「怒る価値もない人」ですからね。
とはいえ、これが真実とは言い切れないです。
なぜなら、怒ることで相手を支配しようとする人間も存在するからです。
そう、表向きは善人のふりをして。
そんな人をカバートアグレッションといいます。
カバートアグレッションについて詳しくはこちら。
5、過真面目は今すぐ直し始めよう
さて、過真面目がどれほどあなたの幸福感をそこなうものか分かってもらえたでしょう。
そこで、一刻も早く過真面目を脱することができるように対策を考えてみたいと思います。
自尊心が低いことによって引き起こされる過真面目への対策としては以下が挙げられるかと思います。
- 自尊心を高める
- 自己効力感を高める
- メンタルを強化する
- 完璧主義をやめる
では、以下順次簡単に解説していきます。
・自尊心を高める
自尊心とは上述の通り、「ありのままの今の自分を受け入れる感覚」でした。
他人があなたにどんな評価をしようと、そんな事はあなたの価値とは何ら関係ありません。
あなたは「今のままで十分に価値がある」のです。
具体的な自尊心の高め方についてはこちら。
・自己効力感を高める
あなたは何かをしようとした時「どうせ自分にはできないから」と言ってはいないでしょうか?
心理学では「自分はできる」と感じる感覚のことを自己効力感と言います。
失敗を過度に恐れるあなたには自己効力感をたかめるのがおススメです。
自己効力感を高める効果的な方法は「成功体験を積むこと」です。
自己効力感についてより詳しくはこちら。
・メンタルを強化する
周囲の目が気になり過ぎるのは、自尊心が低いせいであるのは間違いないでしょう。
ただ、そもそも不安になりやすいなどのメンタルの弱さを抱えている場合もあります。
そこで、行動を変える事でメンタル自体を強化してしまうのもいいと言えます。
メンタルを鍛える方法として簡単なのは、「自分の感謝の気持ちを人に伝えること」です。
例えば、コンビニので清算が終わったら、店員の人に「有難うございました。お疲れ様です」などというのを習慣にする事なんていいでしょう。
ちなみに、これわたしの習慣です。
あとは、レストランで会計のとき「ごちそうさま」と一言添えるのもいいと思います。
その他のメンタル強化の方法については以下からどうぞ。
・完璧主義をやめる
人間なんて不完全です。
できないことはいくらでもありますね。
当然ミスをするのも普通ですよ。
ですから、「ミスは許されない」ではなく「ミスくらいするさ、人間だもの」て位の気持ちでいいのです。
自分がミスをしたら自分に「なんて、ダメなやつだ!」と非難の矛先を向けて自己否定するのではなく、
「ま、しゃーない。ミスくらいあるよね、人間だもんね-。次は上手くいくさ。きみならできるさ」
と励ましてあげましょう。
完璧主義から脱出する方法については、こちらからどうぞ。
おわりに
この記事では「仕事にも遊び心が必要」ということについてのべました。
遊びごころを持つことで仕事の生産性が上がるんでしたね。
真面目はいいことですが、「過真面目や融通のきかない性格」はあなたを不幸にするだけでいい事はありません。
過真面目対策としては以下がありました。
- 自尊心を高める
- 自己効力感を高める
- メンタルを強化する
- 完璧主義をやめる
できることから取り組んでみてくださいな。
もっと、柔軟な思考になって自分の人生を生きてくださいな。
では!
参考記事等