今回は以下の様な方に向けておおくりします。
・結婚することのメリットについて知りたい人
・結婚するべきかどうかの判断基準が欲しい人
・幸せな結婚をするための方法について知りたい人
・話しのネタが欲しい人等
周りはどんどん結婚しているし超焦る。
親や親せきからの視線もつらいなあ、、、なんか実家に帰ればいつ結婚するんだ、孫がどうこうってさ、、、もう、うんざりだ。
でもなあ、結婚しないと幸せにはなれないような気もするし、、、、。
その幸せは思い込みでは?
結婚すれば必ず幸せとはいかないっすよ?
まあ、最終的に人によるけども。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「結婚するべきかの判断基準や幸せな結婚をする方法等についてまとめてみた」という話です。
多くの人は、未だに「結婚しないと幸せに離れないのではない」と思っているようですが、最近の研究の結果を見る限り「そうとも限らない」感じです。
なので、「現代において結婚は幸せになるための必須要素ではなさそう」なんですよね。
結婚しなくても現代では不幸にはなりません。
むしろ、結婚した方が幸福度が低下する場合もある位です。
とはいえ、結婚が幸せを後押しするケースも当然あると思います。
そこで今回は「結婚するべきかを判断する基準」や「幸せな結婚をするための方法」等についてまとめて紹介してみたいと思う次第。
世間体とかを気にするあまり結婚すること自体を目的化して、いざ結婚した後で「こんなはずでは、、、」等と後悔しないようにしましょう。
なお、結婚はゴールではなくスタートです。
結婚しても家庭生活がうまくいかなかったらせっかく結婚したのに悲しいですよね?
事実、結婚したはいいがすぐに離婚してしまうという人も割といるもの。
またデータとしては、離婚率は2021の時点で 婚姻件数は50万1116組に対して離婚件数は18万4386組だったといいます。
なぜ、こうした事が起こるのでしょう?
容姿?
経済力?
価値観の相違?
、、、それもあるかもしれませんが、
離婚に至ってしまう一因には、「夫婦のどちらか、または両方のEQが低い事」がある可能性があります。
EQとは心の知能指数。
EQの高さは、「人の心の動きをどれだけ察することができるか」とかなり関係があります。
EQが高いと適切に配慮をすることができるため人間関係が円滑になります。
長期的な人間関係を築くためにEQの高さは重要なのです。
例えば、EQが低いと以下のようなコミュニケーション上のトラブルを起こしがちです。
・相手に理不尽に自分の意見を押し付ける
・相手に理不尽に怒る
・察しが悪すぎてイライラさせられる
あなたはこんなコミュニケーションをとる人と結婚したくないですよね?
しかし、EQが低いと、「あなたも、もしかしたらそんなコミュニケーションをとるかもしれません。
自分が結婚に向いているか気になる人は、パートナーエージェントの提供する婚活EQ診断をやってみると診断結果と一緒にフィードバックが返ってくるので自己分析が進むでしょう。
診断は無料で3分もあれば終わります。
結果は郵送でお届け。
※診断をうけられる条件は、「日本国内在住」、「独身(内縁関係、同棲中NG)」、女性は20~54歳、男性は22歳~64歳前後で定職についている事。
ぜひ、「自分は果たして結婚に向いているのか?」時になる人は、ぜひ一度うけてみましょう。
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では、ゆるりとおおくりします。
目次
現代では、結婚にメリットはない!?
2017年オハイオ大学の研究で、比較的近年に生まれた若い人ほど結婚しても健康になりにくいという事が示唆されました。
以下のオハイオ州立大学の研究では、1955年から1984年の間に生まれた既婚者12373人を対象にとして結婚と健康レベルについて調査しています。
参考
Does Marriage Protect Health? A Birth Cohort Comparison
この研究の結果、歳を重ねた古い世代の方が結婚により得られる健康メリットが上昇している一方で、若い世代の対象者にになるにつれて健康メリットがどんどん低下していたのです。
従来の議論では結婚は長らく健康によいとされてきたので、かなり意外な結果といえます。
具体的に従来の研究において示唆されていた健康上のメリットを列挙すると以下の通り。
・既婚者ほど寿命が長い
・心疾患になりやすい
・脳卒中リスクが下がる
・うつ病の発症率が低い
こんなにありました。
ところが現在、若い人たちに関しては結婚によりこれらの恩恵はほぼ受けられないわけです。
なぜ、このような結果になったのかについて研究者が分析したところ、「人口比率や文化的要因があるからではないか」としています。
昔は、結婚していないと人間関係を維持できなかったんですね。
あなたも心当たりあるはずです。
定年退職したお父さんが、家で何もすることがなくて暇そうにしているという光景を。
定年を迎えたお父さんに積極的に外のコミュニティと関わって人間関係を開拓しているイメージがあるでしょうか?
多分、ずっと自宅にひきこもっているイメージがあるんじゃないでしょうか。
そうです、定年退職しようものなら居場所をなくしてしまうお父さんが沢山いるんですよ。
だから、妻が唯一の話相手だったりするんです。
この場合は結婚していないと孤独になってしまうので、健康が害されます。
実際、妻に先立たれて後を追うように亡くなる男性っています。
まあ、統計的には男性の方が早死しますけども。
結局、結婚の最大のメリットとは「一定の人間関係の維持」だったわけです。
しかし現代では、SNSをはじめとする人間関係を形成するためのツールが沢山あります。
ですから、人間関係を維持することはそれなりに簡単だし、あたらしいコミュニティに参加するのも比較的容易です。
現代では、結婚をせずとも結婚以外の人間関係を維持できるので、健康上のメリットには差が見られなくなったと言えるのかもしれません。
とはいえ、上掲の研究は「あくまでアメリカのもの」です。
ここ日本でも同じような結果が得られるかは少し疑問ですよね。
事実、同研究にかかわった研究者たちも「文化的要因の影響」について言及しているわけですし。
と言う事で、ここで日本のデータも見てみましょう。
結婚のメリットに関してのデータの一例としては、明治安田総合研究所が男女12,000人に行った「2018年人生100年時代の結婚に関する意識と実態調査」によるものがあげられるでしょうか。
この調査によると既婚者の男女8割が「現在幸せを感じている」と回答しています。
そして既婚者たちが回答した「結婚によるメリット」、つまり「結婚してよかったこと」として最も多かったものは男女それぞれで以下の通りだったそうです。
男性:精神的な安定、好きな相手と共に暮らせることを
女性:経済的・精神的に安定すること
まあ、割と世間的にはあるあるな感じのメリットですな。
正直、どっちが正しいのかよくわからなくなってきますねえ、、、。
ここからはわたしの個人的な見解なのですが、なんとなくいわゆる「日本人によくありがちとされる性格の人」、つまり「協調性が高く不安を感じやすい人」に関していえば、結婚した方がさみしくないので結果的に幸せなのかもしれません。
知らんけど。
その一方で、いわゆる「欧米的な性格」、つまり「外向性が高くて不安を感じにくく協調性低めな人」に関していえば、結婚なんて不要なのかもしれません。
一応、このように仮定すると、わたしの身の回りの人たちで結婚して幸せを感じている人や結婚をして返って不幸になった人達の状況が説明できる気がするんですよね。
中には「一人の異性としか一緒にいられないとか絶対無理でしょ、絶対飽きるし。てか、そもそも結婚したときは若くても年々老いていく事考えたらどこかで見るに堪えなくなって相手を嫌いになりそう。特定の相手に縛られるとか苦痛でしかない」みたいなこと言っている人までいますが、、、まあそれは置いときましょう。
というか、「年々老いていくのはおめえも同じだろ」って話しなんですがね。
結婚に向かない人は人間関係トラブルへの対処が苦手
実は、結婚することでかえって不幸になる性格の人というのがいるそうです。
オークランド大学の研究によると、どうやら「対人トラブルが苦手な人は結婚すると不幸になる」ようなんですよね。
参考
オークランド大学の研究で示唆されたことの大枠は以下の通りです。
・対人トラブルが苦手な人は、結婚することにより幸福度が大きく下がる傾向にある
・対人トラブルにこだわらない人(対人トラブルの解決が上手い人ではない)は結婚により幸福度が上がる傾向にある
※ここでいう、「対人関係が苦手」とは「人とトラブルが起きることを恐れで、それを解決するのも苦手な人」を指す。
研究で示唆されたことを大雑把にまとめると、「ちょっとした人間関係のトラブルをずっと引きずってしまう人は結婚に向かない」ってことになりますね。。
わたしは結婚していませんが、既婚者たちの話を聞くに結婚生活は大小さまざまなトラブルの連続のようでまあなかなかに骨が折れそうな感じです。
なので、オークランド大学の研究結果が「対人関係でのトラブルが苦手な人は結婚すると不幸になる」と示唆しているのも一理あるなという感じです。
ただ対人関係が苦手であっても、結婚はしてみたいという人ももしかしたらいるかもしれませんので、一応対策の一端は提示したいと思います。
対人関係でのトラブルが苦手である原因として、おそらくは「自尊心の低さ」や「ストレス耐性の低さ」等がかかわっている気がするんですよね。
なので、「自尊心を高める方法」や「メンタル強化の方法」の記事を参考にして自尊心やストレス耐性を上げておくといいかなって気はします。
ちなみに長期的な関係を築いていく上では、「感情が安定している事」は特に重要ですので、結婚する気がない人であっても対策しておくべきでしょう。
結婚できる人とできない人を分けるのは何?
人間は結婚に関し、情報と選択肢が多くなるほど相手を異常なまでにえり好みすると判明しています。
これはシカゴ大学のギュンター=ギッシュさんとデューク大学ダン=アリエリーさんという二人が中心になって行った実験の結果です。
結婚相手にもとめる要素は人によって色々あります。
例えば、結婚相手に求めるようその例としては以下のようなものがあるでしょう。
・職業
・年収
・身長
・容姿
・どれくらい資産を持っているか
結婚相手に求める要素なんて気にし始めたら無限にわいてくるでしょう。
しかし、男女共に選択肢を増やせば増やすほどに
「もっとこういう人がいい」、
「もっとこの条件があったほうがいい」
というようにえり好みをするようになります。
結果、結婚なんてできないという話になります。
そこで、結婚をしたいのであれば、「できれば一つの条件」に絞ることが大事になります。
例えば、「顔さえよければもうそれだけでいい!」とか「年収が多ければもうそれだけでいい」といった感じです。
もし、一つは無理だというのであれば、3つまでにしておきましょう。
それもなるべくハードルの高くない条件設定です。
結婚に興味ある方は試してみてくださいな。
理想が高いと美男美女と結婚しても無意味
心理学では常に最高のものを求める人をマキシマシザーといいます。
一方その逆の、ある程度で満足できる人をサティスファイザーと言います。
実は、マキシマシザーレベルが高いほど人生に対する幸福度が下がるという事が分かっています。
やはり、結婚や恋愛の場合にも同じことが言えます。
マキシマイザ―レベルの高すぎる人達は自分が最高と思えるのものを選んでも満足できません。
なぜなら、もっといいものがあるのではないかと考えてしまうからです。
マキシマイザ―レベルが高すぎる男性の場合、仮に橋本環奈さんやキムナヒさん等と結婚しても時期に満足できず浮気するかもしれませんね。
というか、彼女たちがある程度年を重ねたタイミングで「なんか劣化してきたから覚めた」とか言って浮気をしそうだなって勝手に思ったりしますわ。
もうこんな風に考えると、マキシマイザーって間違いなく幸せにはなれそうにない性格ですねえ。
もし、あなたがサティスファイザーならマキシマイザ―の方みたいにわざわざ相手の容姿にこだわる必要はありません。
イケメンや美女も年をとりますからね、、、マキシマイザ―の場合、相手の容姿のレベルの低下と共に結婚や恋愛から得られる満足度は低下の一途をたどることになるでしょうね。
マキシマイザ―の人って完璧主義におちいっているんですね。
とりあえず、完璧主義のマキシマイザ―さん達はもっと自分に優しくなることを覚えたらいいかもしれません。
そうしたら、もっと現状に満足できるかも。
ということで自分に優しくする方法はこちら。
幸せな結婚をするための4条件
ではでは、最後に幸せな結婚をするために必要な条件を4つ提示したいと思います。
その4条件とは以下になります。
・結婚前の経験人数が少数である
・結婚式の招待人数が多い
・同棲の前には結婚を決定しておく
・子供を作るのは結婚後の方がいい
この4条件はバージニア大学が行った結婚に関する大規模な研究により判明したものです。
具体的には18歳~34歳のアメリカ人1000人を対象にして5年間追跡跡調査したというものです。
では順次解説していきます。
・結婚前の経験人数が少数である
経験人数が多いということは、今までに多くの人と付き合ったことを意味しています。
過去との比較が生まれてしまうと、現在の結婚生活への満足度が下がり破綻しやすくなります。
やはり、比較で人間不幸になるんですねえ。
恋愛経験豊富なイケメンとか美女とかは、経験人数がすごそうなので結婚しても不満だらけになりそうですね。
・結婚式の招待人数が多い
なんと、結婚式に呼ぶ招待客の人数が多いほど結婚生活が幸せになる確率が高かったそうです。
結婚生活が良好かどうかの割合は具体的には以下のようになりました。
・招待客150人以上が47%
・招待客149人以下が37%
・招待客50人以下が31%
なお、別の研究では夫婦関係を良好にしたいのなら、自分の友達とパートナーの友人を繋げてしまうのがいいと言われていますね。
友人のシェアって大事です。
・同棲の前には結婚を決定しておく
一緒に暮らすと相手の嫌な部分が見えてくるのは避けられない事態です。
事実、同棲すると破局しやすくなるという研究があります。
この事態を乗り越えていくためには「決意」が必要になるんですね。
結婚するという決意があるという前提のもと、同棲するのであれば乗り越えられるという事です。
逆に、決意が無いと乗り越えられません。
・子供を作るのは結婚後の方がいい
あくまでデータとしてですが、幸福度という観点からすると、子供は結婚後につくった場合の方が結婚前に作るよりもいいです。
具体的な数値で言うと結婚後の方が44%も上昇すると言います。
すでに結婚している人が仲を深めるには、お互いの価値観を共有することがいいでしょう。
お互いの過去の失敗を明かし、その失敗経験から何を学んで人生にどんな影響があったのかという話をするのもいいかも知れません。
あとは他人に助言を仰ぐというのもいい手でしょう。
人は自分の事を客観的に見れないものです。
ですから、他人から助言をもらうのは非常に理にかなっていると言えます。
これは恋愛も同様。
他人から見たら明らかに脈があるのに、本人にはそれがわからない、、、なんてことがよくあります。
他人の意見を聞くって大事なんですね。
おわりに
この記事は「結婚するべきかの判断基準や幸せな結婚をする方法等についてまとめてみた」と題しておおくりしました。
一応、今回取り上げた研究では「結婚すること自体にメリットはとくにないこと」が示唆されています。
そのうえで、結婚をえらぶか独身をえらぶか自分で選びましょう。
社会がどうとか、他人の目がどうとかそんなことはどうだっていいのです。
あなたが幸せになるならすればいいし、なれないなら問答無用で選択肢から捨てればいいと思っています。
人生に無駄な苦労はいりません。
事前に色々な事が分かるのであれば、それを知った上でなるべく苦労のない道を歩きましょう。
ただ、結婚をすることが自分にとって大事だというのなら、きちんと幸せな結婚ができるように気を配ってほしいものです。
人生楽しくいきたいものであります。
では!
参考記事等