「鬼滅の刃の主人公の竈門炭次郎って妹思いで仲間思いのいい奴だよな。人気が高いのもうなずけるってもんだわ。でも、ちょっと性格でいうと少し頑固そうな感じもするな。炭次郎の性格って実際どんなもんなんだろうか?」
そうねえ、炭次郎っていい人よねえ。
オニギリス!
脱マンネリストのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「鬼滅の刃の主人公竈門炭次郎の性格をビッグファイブ的視点から心理分析してみた」という話です。
はい、鬼滅の刃の人気は物語が完結した現在もとどまるところを知りませんね。
鬼滅の刃のストーリーは、主人公である竈門炭次郎が家族の仇を果たす、また鬼に変えられてしまった妹の禰豆子を元に戻すために鬼の頭目鬼舞辻無惨を倒そうとするというシンプルなものです。
しかし、登場するそれぞれのキャラクターの心理描写が実にこまやかで、とても奥が深い作品となっています。
以前、サイコロステーキ先輩や鬼側のキャラクターである童磨、鬼舞辻無惨、魘夢の性格について取り上げたので、今回は主人公である炭次郎の性格について少し突っ込んでまいりたいと思う次第。
鬼舞辻無惨やサイコロステーキ先輩の性格分析については以下からどうぞ。
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では、ゆるりとおおくりします。
目次
炭次郎のプロフィール
炭次郎の性格について見ていく前に、まずは炭次郎のプロフィールについて確認しておきましょう。
ではどうぞ。
- 年齢:13歳(物語開始時)→15歳(鬼殺隊入隊時)
- 身長:165㎝
- 体重:53㎏(物語開始時)→61㎏(鬼殺隊入隊時)
- 鬼殺隊での階級:癸→庚(遊郭編以降)→丙
- 出身地:東京府奥多摩郡雲取山(現:東京都西多摩郡雲取山)
- 趣味:頭突き、掃除
- 好きなもの:タラの芽
なお、CVは花江夏樹さんです(幼少期は佐藤聡美さん)。
では、次に炭次郎の家族や師匠等について見ていきましょうか。
・炭次郎の家族
炭治郎は六人兄弟の長兄です。
第一話の時点で、病弱だった父の炭十郎は既に他界しています。
母は第一話冒頭時点では存命。
そのため、炭治郎が炭売りで家計を支えていました。
また、炭治郎が幼少の頃は祖母も存命だった様です。
そして竈門家では家督を継ぐ男性は代々「ヒノカミ神楽」を会得しており、現在は耳飾りと共に炭治郎に受け継がれています。
そして、物語中盤以降この「ヒノカミ神楽」が鬼の頭目である鬼舞辻無惨を倒す切り札となってくるんですねえ。
・炭次郎の師匠
炭次郎の師匠は元鬼殺隊の水柱である鱗滝左近次です。
現水柱である富岡義勇により紹介され、自分のもとに訪れてきた炭次郎に試練を課し、その試練を炭次郎が突破したことにより彼を弟子と認めます。
そして、鱗滝左近次は一年にわたって炭次郎に殺意すら感じるほどのスパルタな訓練を課すこととなるんですね。
ただその甲斐あって、炭次郎は鬼殺隊の最終選別を突破して見事鬼殺隊に入隊することとなります。
炭次郎の性格を分析してみよう
では、ここからは竈門炭次郎の性格を分析してまいりましょう。
なお、性格分析に関してはビッグファイブの観点から考察を加えていきますね。
ビッグファイブについて詳しくは以下からどうぞ。
ビッグファイブでは以下の5項目で性格を分析します。
- 外向性
- 開放性(好奇心の高さ)
- 誠実性
- 協調性
- 神経症的傾向(不安の感じやすさ)
そして、上記5項目のそれぞれについて以下の基準で採点してみたいと思います。
- 高い
- やや高い
- 普通
- やや低い
- 低い
さて、ではそれぞれの項目について見ていきましょう!
・外向性
炭次郎はコミュニケーションでは少し他者との距離感等を間違った対応をしているものの、感情をしっかりと他者に表現することができます。
しかし、かといって劇中での行動を見ている限りそこまで外向性が高いとは言い切れない感じがありますね。
そこで、個人的には炭次郎の外向性は「やや高い」としておきたいと思います。
・開放性(好奇心の高さ)
劇中での行動を見ている限り、炭次郎はそこまで好奇心が強いようには思えません。
むしろ、炭次郎は保守的とすらいえるかもしれないでしょう。
とはいえ、長男であることに対してこだわりがある以外に炭次郎の好奇心が低い(少し保守的な印象がある)という確たる証拠があるわけでもないため、炭次郎の開放性は「やや低い」と結論したいと思います。
・誠実性
炭次郎は劇中の行動を見る限り、非常に真面目で責任感が強く努力家です。
炭次郎はとにかく忍耐強いんですよね。
例えば、炭次郎は同期である善逸と伊之助が脱落してしまった胡蝶しのぶの機能回復訓練を最後までやりとげ、全集中の呼吸の会得までいたっています。
よって、炭次郎の誠実性は「高い」と言って間違いないでしょう。
・協調性
炭次郎はとても思いやりがあり誰にでも分け隔てなく親切です。
ただし、炭次郎は思いやりが強すぎるが故に鬼に対しても非情になり切れない一面があります。
それは以下のような炭次郎のセリフにも表れています。
「神様どうか この人が今度生まれてくるときは 鬼になんてなりませんように」
そして、炭次郎は鬼を「醜い化け物なんかじゃない、鬼は虚しい生き物だ、悲しい生き物だ」といい、鬼を数えるときも「~匹」ではなく「~人」とカウントしています。
よって、炭次郎の協調性は「高い」といえるでしょう。
・神経症的傾向(不安の感じやすさ)
炭次郎は楽天的で人当たりがいいです。
そして、ツライことがあってもしっかりとそこから逃げずに立ち向かっていきます。
しかし、かといって「全く不安を感じていないか」というとそんなことはないと思います。
炭次郎には繊細な一面がままありますからね。
なので、総合的に考えて炭次郎の神経症的傾向は「やや低い」と結論したいと思います。
よって、炭次郎の性格は以下のようになると考えられます。
- 外向性:やや高い
- 開放性(好奇心の高さ):やや低い
- 誠実性:高い
- 協調性:高い
- 神経症的傾向(不安の感じやすさ):やや低い
炭次郎は堅物なのか?
劇中の行動を見る限り、炭次郎はかなり真面目で責任感が強いです。
もはや、単に真面目というレベルではなく「堅物」と呼んでもいいかもしれません。
特に、善逸の自分本位的な性格と対比すると炭次郎の真面目さはより際立ちます。
例えば炭次郎の堅物エピソードといえば、炭次郎は善逸と最終選抜以来で再会した際に女の子をナンパする善逸をいさめたものがありますね。
その際の炭次郎の発言がこちら。
何をしてるんだ道の真ん中で
その子は嫌がっているだろう!!
そして雀を困らせるな!!
引用:『鬼滅の刃』3巻より ©吾峠呼世晴/集英社
この発言からも(むしろ、説教?)炭次郎の真面目で頑固な一面が垣間見えるといえます。
このような誠実性の高い性格は心理学的観点から言えば、事ができるタイプであり浮気もしないといえるので結婚にはむいているといえるでしょう。
ただ、出世という観点から言うと上述したような炭次郎の協調性の高さは仇になる可能性が非常に高いといえます。
むしろ、出世という観点からは例のサイコロステーキ先輩の方が向いているかもしれません。
出世しやすい性格について詳しくは以下からどうぞ。
また、炭次郎は多くの逆境を経験してきたことから分かるように逆境に強い性格をしているんですね。
詳しくは以下をどうぞ。
おわりに
この記事は「鬼滅の刃の主人公竈門炭次郎の性格をビッグファイブ的視点から心理分析してみた」と題しておおくりしました。
ビッグファイブ的視点から見た炭次郎の性格は以下の通り。
- 外向性:やや高い
- 開放性(好奇心の高さ):やや低い
- 誠実性:高い
- 協調性:高い
- 神経症的傾向(不安の感じやすさ):やや低い
炭次郎の人を思いやる気持ちや絶対に負けない強い思いは見ていて熱くなるものがあります。
元気がなくなってきたら鬼滅の刃のアニメを見てモチベーションを高めるのは大いにありです。
では!
参考記事等