独り言が多い人は実は頭がいい?独り言の意外な効用とは?

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

独り言の多い人の心理を知りたい人
・問題解決能力を向上させたい人

「独り言が多い人ってなんかうるさいよなあ、、、。職場にもそういう人がいるからうんざりするわあ。でも、こころなしかそういった独り言の多い人の中には一定数やたら仕事ができる人多い気がするわあ。、、、まさか、独り言って仕事のできるできないに関係あるん??」

んー、鋭いなあ。

それはあるかもしれんよ?

オニギリス!

脱マンネリストのオニギリです!

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「独り言が多い人は実は頭がいいかもしれない」という話です。

あなたの身の回りに独り言の多い人っていませんかね?

独り言が多い人ってわりあい他人から「なんかうっとおしいなあ」みたいに思われがちかもしれません。

しかしね、独り言には意外な効果があるんです。

なんと、独り言には「問題解決能力を向上させる効果がある」という研究があるといいます。

独り言もうまく活用することで自分の能力を高めることができる可能性があるんです。

独り言を上手く使って問題解決能力アップ!

ここで一瞬だけ宣伝?ですが、「悩みがあんよなー」て人も「ただ誰かに愚痴を言いたいねん!」て人も悩みが重症化する前に頭をクリアにしてみませんか?

おにぎりのカウンセリングについて詳しくは以下。

では、ゆるりとおおくりします。

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問題解決能力が高い人は独り言が多い?

独り言が多い人は嫌われることが多いです。

だから、なんとなく独り言に対してネガティブなイメージを抱いている人も多いことかと思います。

しかし、独り言で人生で抱える様々な問題を解決できる可能性があるんです。

よく映画や漫画のワンシーンに天才科学者とか高IQのキャラクターが独り言をぶつぶつ言いながら、問題をといたり調べ物をしているなんてものがあるとおもいます。

実は、あのようなシーンはあながち間違っていないんです。

実は、独り言を言う人は「問題解決能力が高い可能性がある」という研究があるんですね。

子供のころ、空想上の話し相手がいたという人は一定数いると思います。

もし、子供が見えない誰かと話しているようであれば、それは空想上の友人(イマジナリーフレンド)との会話を楽しんでいるということでしょう。

イマジナリーフレンドとの会話は自分に対して語り掛けるということなんです。

で、このように自分に対して語り掛けることが多い人は、問題を客観的に観察したうえで解決していく能力に優れているとのこと。

何か問題を解こうとしたときに、頭の中だけでそれを解決しようとすると、こんがらがって迷走することってよくありますね。

そんな時には言語化することが大事なんです。

イマジナリーフレンドを作り、自分自身に語り掛けている子供や大人は問題解決能力が向上するといわれています。

なので、むつかしい問題に取り組むときは自分に向かって語り掛けるようにしながら行うと、解決しやすくなるかもしれません。

事実、自分に対して教えるように勉強するというセルフティーチングが一番勉強方法としては効果が高いなんていわれていたりします。

自分に対して語りかけるのは効果的なんです。

独り言を活用して問題解決能力を高めよう

ここからは問題解決能力を向上させる心理的なテクニックを紹介いたしましょう。

その技術というのは上述したように

『難しい問題は声に出して取り組んでみる(書き出すのも可)』

というものです。

このような声に出して解くことの効果は、例えば以下の1986年のレーン大学の4枚カード課題という論理ゲームを参加者に行なってもらった研究でも確認されています。

参考

https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/14640748308402115

この研究では参加者を以下の2グループに分けています。

  • 何もせず普通に論理ゲームを解いてもらう
  • 自分の思考している内容を声に出しながら論理ゲームを解いてもらう

その結果、論理ゲームの正解率は声を出しながら解いてもらったグループの圧勝でした(正解率は声を出さないグループの3倍にもなった)。

このように「声に出しながら取り組むこと」でどうして問題解決能力が向上するのはなぜでしょう?

この理由は「自分をより高い視点から認知する能力であるメタ認知能力の向上」です。

※メタとは「高次の」という意味。詳しくはこちら

メタ認知とは自分が考えていることを一歩引いてみることができる能力のこと。

ちなみに、哲学者のデカルトさんがいった「我考える故に我あり」の「我」がそれに相当しますね。

自分の考えていることを言語化することで、自分の考えを客観的に眺めることができるんです。

具体的にいうならば「声に出す」のもそうですが、「実際に紙に書き出す」のも有効ですね。

「紙に書き出す」のを自分の感情に関して適応した場合、エクスプレッシブライティングと呼ばれるものになります。

エクスプレッシブライティングを行うと、とてもメンタルが安定しますね。

これもメタ認知が向上するのが一因となっているといえるでしょう。

なお勉強や読書をしたりする際、メタ認知を上手に活用することで勉強や読書の内容が記憶に定着しやすくなるとのこと。

ぜひ、読書や勉強の際には活用してみてくださいな。

勉強法についてより詳しく知りたい人は以下の記事からどうぞ。

さらに客観性を高めるためにバイアス対策

ここまで独りごとでメタ認知が向上し、問題解決能力が上昇すると述べてきました。

この章では、その効果をさらに倍増させるための方法を述べてみます。

その方法というのは

「バイアスについて理解するとともにバイアス解除をするための方法を知る」

というものです。

バイアスとは「思考や判断に特定の偏りをもたらす思い込み要因」の事。

バイアスにとらわれていると、物事を客観的にとらえられないため要所要所で判断ミスを犯してしまうものです。

なので、人生でバイアス対策は必須といえます。

そして、これは重要なことですが「バイアスは誰にでも存在する」ということは肝に銘じておきたいところ。

例えば、「わたしにバイアスはない!」と自信を持っている人はもうすでに、「自分がバイアスにとらわれていないというバイアス死角というバイアスに陥っている」のです(言い方くどくてすまそ)。

バイアスにとらわれないためにはバイアスにはどんな種類のものがあるかを理解し、バイアスを解除するための方法を知ることが必要です。

詳しくは以下の記事からどうぞ。

こんな独り言は結構やばい?

ここまで「独り言で問題解決能力が向上する」と述べてきました。

ですが、独り言の中には「危険な独り言」というのもあるのです。

その独り言というのは、、、、

『ネガティブ感情を表現したもの』

です。

例えば以下の様なもの。

  • 「~がむかつく」
  • 「~に邪魔さえされなければうまくいったのに」
  • 「~のやろう、死に腐れ」
  • 「自分はなんてダメな奴なんだ」

このような独り言が多い場合は、独り言を言っている本人のストレスレベルは相当なものでしょう。

一概にはいえないものの場合によっては、心の病気の疑いもあります。

職場であれば、日ごろからのコミュニケーションがうまくいっていない可能性があるかもしれません。

このような人が職場にいるのであれば、職場のメンバー間でもっとコミュニケーションをしっかりとるようにする等の対策が急務でしょうね。

おわりに

この記事は「独り言が多い人は実は頭がいいかもしれない」と題しておおくりしました。

独り言の多い人というとなんかうっとおしいという印象を持つ人が多いでしょう。

しかし、独り言には問題解決能力を高める効果があるのです。

自分の思考を言語化することで問題解決能力能力を向上させて、人生のいろんな問題に果敢に挑んでいきましょう。

では!

参考記事等

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