今回は以下のような方に向けておおくりします。
- 理想の人を探して付き合おうと思ている人
- いまいち、いろんな異性と交流はあるけど「この人!」と言う感じの人がいない気がしている人
今回の話題は「「運命の人との出会い方」いつ誰とどのタイミングで付き合えば、運命の人と巡り合えるのか」という話です。
「どうせなら、自分の理想の人と巡り合って恋愛し結婚したい」と一度は誰もが思ったことはありますよね?その願いをそっくりそのままとはいかずともほぼほぼかなえる方法は実在します!
それが数学分野の「最適停止理論の応用」です。名称は難しいですが、要は「ルールを決めたうえで、 いろんな人と会ってみてその中から最善の相手を選ぼう」という実にシンプルなものです。今回は恋愛を少々数学的な視点から眺めてみましょう。
この最適停止理論の実践を考えた場合、マッチングアプリや結婚相談所の利用はマストになりますので、とにかく「登録者の多いアプリや相談所」を選ぶのがスタートラインとなりますね。
では、まいる。
「真面目に結婚を目的として活動する」という事であれば、「結婚を真面目に考える人が集まる結婚相談所に入会して婚活する」のが最適解。
結婚相談所であれば、経歴や年収を意図的に盛ることはできませんし、写真詐欺、既婚者が紛れ込むリスクもあり得ません。
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目次
運命の人との出会い方には最適停止理論を使う!
最適停止理論(別名37%ルール)とは、数学者のマット=パーカーさんにより発見された確率論をベースとした「どこでやめたら最善の選択が得られるか」についての理論です。
最適停止理論は、以下のような「今後の人生を左右するような重大な選択」の場面で非常に役立ちます。
- マイホームの購入
- 賃貸物件の選択
- 結婚相手の選択
- 恋人の選択
この理論を恋活や婚活に応用すれば、「自分の理想に近い相手を選択する事」が可能になります。この理論自体は少々面倒ですが、別に理論の詳細について知る必要はありません。私たちはその理論の実践方法を知り実践すればいいだけです。
なんと、この最適停止理論にしっかりとのっとればダメな恋愛をしたりすることなく9割の確率でいい相手と出会うことができるといわれているので、これは試してみるしかないですよね!
最適停止理論を恋活や婚活に応用すれば、理想に近い相手と巡り合える。
運命の人にであうまで最適停止理論で計算せよ!
最適停止理論の恋愛への実践は実にシンプルです。
以下が最適停止理論の恋愛への応用の具体的工程になります。
- 自分が付き合うまで何人とデートしたりあったりするかを予測(結婚が目標なら、付き合うまで何人と会話や食事に行けるか予測)
- 自分が付き合うまで、ないし結婚するまでにデートできると予測した数の平方根を求める
- 平方根を求めたら、最初のその平方根の人数までは絶対に付き合わないと決める
- デート等をしたその最初の平方根の人数の中から一番良かったと思う相手を選ぶ
- 残りの「予測人数-平方数」の出会いにおいて、最初に選んだ「一番良かった相手」と比較しながら会って行き、最初に選んだ一番良かった相手を超える人が出てきたら、そのタイミングでつきあう
平方根は2乗すると元の値に等しくなる数のこと。例:16の平方根は4、100の平方根は10。
、、、少しこれだと分かりにくいので予測人数を360人と仮定して具体的に考えてみましょう。
- 予測は360人→360の平方根は60人→60人までは絶対に付き合わないと決定
- 実際に、60人の異性とあってデート等してみる
- 60人の中から一番いい人を選ぶ
- 残りの300人との出会いでは、常に最初に選んだ「一番良かった相手」と比較しながら会って行く。そして、最初に選んだ一番良かった相手を超える人が出てきたら、そのタイミングでつきあう。
まあ、予測人数が360人の場合は、ざっとこんな風になるでしょう。ここでは360なんていう遊び人でもなければまずありえないような数字を仮定して話を進めましたが、100人くらいであればマッチングアプリや結婚相談所を使えば十分可能です。
このように最適停止理論を恋愛に活用しようとする場合は、数を確保することが非常に重要になりますので、マッチングアプリも結婚相談所も「とにかく利用者が多くて規模が多い所」を選ばねばいけません。
そうなると、マッチングアプリなら類型利用者する2000万人のペアーズ、結婚相談所なら純会員数11073人(2020年4月現在)で紹介可能会員数73000名(2021年9月現在)のパートナーエージェントの利用がマストです。
なお、恋活中心ならペアーズでも問題はありませんが、ペアーズ等マッチングアプリでは年収や身長、学歴、職歴等々の偽装が横行しているため、「真面目に結婚を考えるのであればパートナーエージェント一択」です。
恋活ならペアーズ、結婚ならパートナーエージェント
運命の人を探すのはいいが理想を追うと不幸まっしぐら
最適停止理論をしっかりと活用すれば、9割の確率でいい相手とあえるといいます。しかし、そうはいっても「自分の理想そのままの相手を見つけられるか」と言ったら、「それはまずありえない」でしょう。
結局のところ、わたし達が何かを選択するにあたっては、「出来る限り満足の行くところ」で妥協せざるをえません。中には、「いや!ダメだ!理想を追い求めるんだ!!」みたいな理想主義者の方もいるでしょうが、それは控えめに言っても「わたしは不幸になりたい!」と言っているのに等しいことだと思います。
実は、この最適停止理論以外にもパートナー選びに関する様々な研究がなされており、その中で理想通りの相手を探すことがどれほどまでに無謀かが示唆されているのです。例えば、元 NASA の職員で現在ロボット研究をしているランドル=マローさんの計算によると、「自分にとっての理想通りの完璧な相手と会う確率」は一生を一万回繰り返してたった一回だといいます。
「自分にとっての理想通りの完璧な相手と会う確率」は一生を一万回繰り返してたった一回
どうでしょうか、、、、?どれほど理想を追うことが自殺的かわかってもらえるかと思います。なので、現実的になるならば、上述の最適停止理論によって導出された数値を指標として、相手選びをしていくのが賢いといえるでしょう。
そして心理学的に考えた場合、そもそも「理想を追う」という行為自体が「不幸を追求するのと同義」です。理想という現実にはまず存在しえない幻影を追い続けると、自分がいくら努力してもその理想にはたどり着くことができないため常に不満や焦燥感を持つことになります。
これがただ「不満や焦燥感を感じる」程度であればいいですが、事態が悪化すると理想に一向に近づけない現実に直視して「自分はなんてダメな奴だ」みたいに自尊心がへし折られてしまったりしかねません。
理想を追いすぎると不幸になるからやめた方がいい。
また、理想の相手を追う事の弊害に関連して非常に興味深い話があります。それは「結婚前の恋愛経験の多さは、質の低い結婚生活をもたらす可能性がある」と言うものです。
これはデンバー大学のガリーナ・K・ローデス准教授と同大学の「結婚生活と家族研究センター」共同責任者の一人であるスコット・M・スタンリー教授による論文によって示唆されたこと。彼らの研究の大まかな概要は以下の通り。
- 対象者:8~34歳の1,000人を超えるアメリカ人(恋愛中であるが、未婚)
- 期間:約5年
- 調査内容:その後の結婚の有無、結婚生活の満足度(カップルの結婚に至るまでの恋愛期間、お互いの過去の恋愛遍歴等。アンケートいよる)、対象者の人種と民族性、収入や学歴、宗教と礼拝への出席率等
この調査の結果、「婚前の恋愛経験が平均より多い人は、少なかった人に比べて現在の結婚生活に満足していなかった」という事実が突き止められたのです。
そのため、最適停止理論を活用するとしても「真面目に結婚を考えている場合は、あまりに出会う予定の人数を多く設定しすぎるとその後の結婚生活で不幸になるかもしれない」と言う事が言えます。
そのため、 「幸せな結婚をしたいのなら、規模の大きな結婚相談所で100人くらいを会う想定人数に設定して最適停止理論を使って婚活する」のが最善だと個人的には思いますね。想定人数は多すぎても少なすぎてもいけませんから、100位がちょうどいいです。
おわりに
この記事は「「運命の人との出会い方」いつ誰とどのタイミングで付き合えば、運命の人と巡り合えるのか」と題しておおくりしました。
理想どうりとまではいかないまでも、理想に近い相手を見つけるには最適停止理論を活用すると効果的です。
しかし、そもそも理想を追求するという行為自体が不幸となる危険性をはらんでいるもの。理想とはうまく付き合っていきたいものです。ぜひ、最適停止理論を賢く自分の恋愛に活用してみてくださいな。
では!