理想が高すぎると不幸になる!幸せになりたきゃほどほどが一番と言う話。
リミニ, 灯台, 女性には必死

「自分がやるって言ったからには絶対にやり通さないとだめだ!中途半端はだめだ!やるからにはナンバー1だ!それ以外は認めない!もっと最善を、完璧を期さないと!、、、でもなんか、気力がもたなくなってきたなあ、、、正直しんどくなってきた、、、つ、つらい、、、」

あんまり、根を詰めなさるな、もちっとテキトーでええやん。

自分には優しくいようぞ?

オニギリス!

脱マンネリストのオニギリです!

今回もよろしゅう!!

今回の話題は理想が高すぎると不幸になるよって話です。

そう、理想が高すぎるとですね、本当辛いのよ!

まあ、ちょいと私にも経験があるので分かる気はしますよ。

今では、欲も悪くも肩の力が抜けて気楽になりましたね。

幸福感は結構上がったと思いますねー。

とまあ、そんな私の経験も踏まえて高すぎる理想をどうやって扱っていけばいいのかみていきましょう!

なお、「

「自分に優しくする方法」セルフコンパッション活用で脱完璧主義!
">自分に優しくする方法」についてはリンクからどうぞ。

では、ゆるりとおおくりします。

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1、マキシマイザ―とサティスファイザー

猫, 外観, 明暗法

さて、あなたはマキシマイザ―という言葉をご存じですか?

ん?

いやいや、化粧品のほうではありませぬ。

心理学の用語ですね。

端的に言うなら、マキシマイザ―とは「完璧主義者、理想主義者」です。

マキシマイズが「最大化する」という意味ですからね。

その一方、ほどほどで満足する人を「サティスファイザー」といいます。

これはサティスファイズが「満足する、させる」という意味であるのからきていますね。

マキシマイザ―はいつも「高い理想」をかかげて、その理想を実現すべく努力に努力を重ねます。

言って見れば、いつも飢えている人ですね。

それとは対照的に、サティスファイザーは「たることを知る人」なんですね。

ほどほどであればそれで満足できるので、うえていません。

「衣食足りて礼節を知る」ということわざどおりかは分かりませんが、個人的にはサティスファイザーと思われる人の方が物腰柔らかくがつがつしていない人が多い印象です。

もっとも、これは人によるのでしょうが、結構日頃から笑顔が多かったり心の余裕を感じさせる人が多い気がしますね-。

心の余裕は大事ですね。

2、理想が高いと苦しみばかりが待っている

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はい、これは私自身が経験したからこそ分かる事でもあるんですが、「理想が高すぎるとしんどい」です(笑)。

まあ、とはいえ理想自体を持つのが悪いというより、理想が高すぎる人の性格の傾向として、「過度の自己否定」があることが問題なんですよ。

足りない自分を

「よし!私ならできる!できるんだから頑張ろう!」

と優しく励ますのなら、全然問題ないんですよ。

大体理想が高すぎる人の場合、

「こんなじゃダメだろ!私はなんてだめなやつなんだ!こんなんではずかしくないのか!」

なんて自分に厳しい傾向にありますね。

これはよくない傾向ですよ。

自己否定に走るとあなたの自尊心が削られてしまいます。

自尊心は幸福感を感じるための基礎、言ってみれば家を建てる時の土台、木で言うところの根っこにあたる部分です。

ですから、自尊心がガタガタだとその上に幸福感といいう感情は芽生えません。

どんなに幸せな事があっても、「いやもっと完璧なものがあるはずだ!」なんていって飢えているんですからね。

そりゃあ、幸せになんてなれませんよ。

事実、心理学の世界でもほどほどで満足できるサティスファイザーの方が、人生における幸福度が高いという事が分かっています。

3、硬い理想より柔らかい理想をもとう

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今の私は「人生に理想なんてなくていい」と思っています。

確かに、自己紹介でいったように「世界から国境をなくすこと」が私の人生かけてやりたいことです。

しかし、それって自分を追い込んだりいじめたりする「硬い理想」ではないんです。

もっと「柔らかい理想」なんですね。

つまり、理想は理想なんですが、「何としても達成しないといけない理想、達成しないと自分の存在に関わる理想」ではないんです。

そうではなく、「人生にそんなに不自由しているわけでもないけどより一層楽しくするためのオプションとしての理想」なんです。

別にだからといいって、テキトーにやろうなんて気はないですよ。

むしろ、その時々の一瞬一瞬を大事にしていきたいとおもっています。

つまり、私は自分に常に

「よしよし、私ならきっとできるさ。だから、今できる最善をつくして一歩ずつ前に進もう!」

と励ましながら「理想にむかっている」んです。

「できなかったらお前に生きている価値はないからな!」なんて自分を否定するような頑張り方をしていないんです。

客観的に見たら私がやりたいことなんて、無謀の極みです。

当然、生きている内にたどりつけるかは分からないし、たどりつけなくても仕方はないかもしれない。

でも、たどり着けるかどうかはわからずとも、その時々の最善は尽くそう、というのが私なりの理想の持ち方です。

ええ、硬い理想はあなたを傷つけます。

そんな理想ならなくていいと思いますよ

誰しも不幸になりたくて生きてはいないはず。

もっと、自分に優しくていいと思いますよ。

一応ここに自分へ優しくなる方法おいときますね。

https://datsumanneri.com/selfcompassion/

4、サティスファイザーになるためには?

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さてさて、ここまで

「マキシマイザ―は幸せになれそうにないよ。サティスファイザーの方がいいよ!」

といってきたわけですが、どうやってマキシマイザ―はサティスファイザーになればいいのでしょうか?

その答えはバーリー=シュワルツさん著の「なぜ選ぶ度に後悔するのか」にあります。

その中から一部をご紹介します。

なんでも、シュワルツさんによると以下6つの手順を踏むことがサティスファイザーになるのに有効であると言います。

  • 1、目標を複数設定
  • 2、その複数の目標の重要度を決める
  • 3、オプション(機能)について考える
  • 4、どのオプションであれば、目標を達せられるか考える
  • 5、4で考えたオプションの内で一番確立の高いものを選択する
  • 6、結果に、基づいて目標を修正し、重要度を見なおす。また、オプション評価に取り入れる。

さて、以上を具体例で考えてみると以下のような感じです。

もし、あなたが新しい車を買おうとしているとします。

この際に、まず「その車を手に入れたなら、何をしたいのか」という目標をたてます。

例えば、その最たる目標が家族でアウトドアを楽しむということだったとしましょう(ここで恐らく1,2は完了)。

家族でキャンプなどのアウトドアを楽しむつもりなら、どんな機能を持ったどんな車種の車がいいのかが限定されますよね。

まさか、アウトドア用なのにベンツのセダンを選ぶ人はいないはずです。

この様な視点が「どんなオプション(機能)をつけるか」という考え方です(3、4が完了)。

そして、実際に車種や価格などを現実的に考えていきます。

そうしたら、目標を達せられそうな条件が複数浮かんでくるでしょう。

その浮かんできた条件の中で、一番確率の高いオプション(一番ありそうなのは価格にかんするものでしょね)を選択します(ここで5が完了)。

そして、購入後に実際に運用して見てその購入した車で、家族で楽しくアウトドアライフを満喫できたならよしです。

できなかったとしたら、車を改造するとか(少なくとも法に触れたらあかん!)、何かオプションとなる器具を買って取り付けてみるなんて工夫をするといいでしょう。

より詳しくサティスファイザーになる方法について知りたい方は、前述のバーリー=シュワルツさん著の「なぜ選ぶ度に後悔するのか」を読んでみるのをおススメします。

この考え方は結婚を考えている方にも有効です。

結婚についての相手選びについて悩んでいる方は以下をどうぞ。

おわりに

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この記事では理想が高すぎると不幸になるから、ほどほどで満足できるサティスファイザーになろうということについて述べました。

おさらいですが、マキシマイザ―からサティスファイザーになるためには、以下の6つの手順を踏むことだ大事でした。

  • 1、目標を複数設定
  • 2、その複数の目標の重要度を決める
  • 3、オプション(機能)について考える
  • 4、どのオプションであれば、目標を達せられるか考える
  • 5、4で考えたオプションの内で一番確立の高いものを選択する
  • 6、結果に、基づいて目標を修正し、重要度を見なおす。また、オプション評価に取り入れる。

はい、少々大変かもしれませんが、完璧主義に陥っているマキシマイザ―のあなたはもっとほどほどで満足することを覚えた方がいいですよ、まあ、お節介なんですけどね。

とはいえ、袖触れ合うも多少の縁と申します。

少しは参考になったらこれ幸いですね-。

では!

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