「HSPの人がわたしの友達にいるんだけども、どうもその友達によると「性格悪い」って言われたりすることがあるみたい。なんでだろうか、、、、ただ繊細なだけでとってもいい人なんだけどな。HSPの人って個人的には性格が悪いどころか性格がいい人の方が多いと思うんだけどねえ、、、。」
うん、そうねえ。
あくまで個人的に思うだけだけど、HSPの人で性格が悪いって思う人はあんまりいないなあ。
オニギリス!
脱マンネリストのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「hspの人が「性格悪い」、「嫌い」と思われてしまう理由を考えてみた。」という話です。
今回は以下のような方に向けておおくりします。
- HSPの人は性格が悪いのか気になっている人
- 人に性格が悪いなんていわれていまうHSPの人等
「HSP=性格がいい」は全くの誤りなのです。
HSPの人の中には「いい性格である」と思われるであろう人もいれば、「悪い性格である」と思われるであろう人もいるでしょう。
ただ、わたしが日頃からHSPの方からの相談等をうけている体感では、HSPの人の中には「思いやりがあると感じさせるような人が実に多い」と感じます。
一般的な価値観からすれば「明らかにいい性格」です。
なのに、世間には「HSPの人って性格悪いよね」みたいな意見も存在しているようなんですな。
そこで、今回はなぜHSPの人は「性格が悪い」等と思われてしまうことがあるのか?について対策と共に考察していきたいと思う次第。
ここで一瞬だけ宣伝?ですが、「悩みがあんよなー」て人も「ただ誰かに愚痴を言いたいねん!」て人も悩みが重症化する前に頭をクリアにしてみませんか?
おにぎりのカウンセリングについて詳し以下。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
HSPの人が嫌われてしまう理由を考察してみた
HSPの人は非HSPの人に比べると感受性が強く、傷つきやすいです。
HSPかどうか気になる人は以下のサイトから診断してみてくださいな。
https://d21.co.jp/news/event/hsp-self-check/
また、HSPの人の性格等に関して詳しくは以下の記事からどうぞ。
なので、感受性が強いというと一般には「思いやりのある人、優しい人」なんていうイメージを持たれがちかと思います。
でも、HSPの人に対して「性格が悪い」と感じている人も一定数いるのです。
HSPの人が「性格が悪い」と嫌われてしまう理由について少し考察してみましょう。
その理由として考えられるものが以下。
・八方美人である
HSPの人全員に当てはまるわけではないですが、みんなに好かれようとしてご機嫌取りをすると一部の人からは結構嫌われる傾向があるといえます。
「誰に対してもいい顔しているなんてきっと裏がある」みたいに邪推するひねくれものがどこにでもいるものです。
それにそんなことをしている本人の心理的負担がすさまじいので、八方美人はやめたほうがいいですね。
HSPの人は「人に認めてもらいたい」とか「相手を傷つけたくない」という気持ちが強くなりがちな感があるので、八方美人になるのも理解できます。
でも、最終的にはとてもつらい未来が待っていそうな気はしますね。
・好きな人と嫌いな人で対応に差が出過ぎる
HSPの人は、時として感受性が強かったり特定の刺激(におい等)に対して過敏であるために、無意識に「この人は生理的に無理だ」みたいに感じてしまうことがあります。
感じているだけならまだしも、その感じていることを行動で表現してしまっているかもしれません。
例えば、いつも誰かのうわさ話ばかりしている人に対して「あんな風に人のうわさばかりしているなんて気分が悪い人だな」みたいに思ったら、露骨にその人に対する反応が冷淡になったりするってことです。
一方で、「この人は信頼できそう」みたいに思う人に対しては、とても対応が丁寧だったりするなんてこともあるでしょう。
このように対応に落差があると、はたから見て「ああ、こいつは裏表が激しい奴なんだな」と思われてしまう可能性がありますね。
、、とはいえ、大人になってくれば、好き嫌いで人への対応に差を露骨につけるということは減ってくるもの。
だから普段は意識して差をつけないように行動できているでしょう。
でも、感受性が強いということは「好きや嫌い」という感情を人より強く感じるということ。
自制心がストレス過多等で低下しているときに、意識しないままに対応に差をつけたりなんてことをしていないでしょうか?
HSPの人は何度も当ブログで言っているように日々のストレスケアが大事です。
ストレスとの上手な付き合い方を考えていきましょう。
・神経質さ
HSPの人は服の材質による質感やにおい、音、味といった色んなものに対して敏感な傾向があります(何に敏感かは人による)。
このように色んな感覚に対して敏感だとそうでない人からしたらかなり神経質で付き合い辛い人だと思われてしまったりします。
例えば、ちょっとした物音に対しても気になって仕方がないという人は、自分以外の人が発するちょっとした物音にも敏感に反応してしまいますね。
もし、その気になる旨を何度も何度も周りの人に訴えていたら、周りの人はこう思うかもしれません。
「ああ、この人といるとすごく気を使って疲れるわ、、、。あんまり関わりたくないな」等と。
このような「関わるとめんどくさい」という気持ちが次第に「性格が悪い」みたいな表現へと転じることもあるでしょう。
かといって、HSPの人が気になることをずっとだまっているのも精神衛生上問題なので、必要に応じて気になる旨を訴える必要はあります。
ただ、訴える際にはできるだけ相手を責め立てずに自分の意思を伝える等の工夫があるといいですね。
あとは日頃から信頼関係をきちんと築いておくことでしょうか。
信頼関係があれば、「まあ、この人のいうことなら」ってなりますからねえ。
ま、それが難しいんだけども。
一応、HSPの人のための外的刺激対策について以下の記事でまとめているんで、よかったら参考までにどうぞ。
一番の大敵は自尊心の低さである
断定するようなことは言えませんが、個人的にHSPの人は「自尊心が低くなりやすい傾向があるためそれに対策をする必要がある」と言えるでしょう。
そう、「自尊心が低くなる」のは大敵なのです!
上述したような「八方美人になる」というのも、「ありのままの今の自分」を受け入れることができていないからこそ起こることではないかと思います。
自尊心が低いと「自分は自分、他人は他人」といった考え方ができず、「周りはどう思っているのかな、、、」みたいに過度に人の目を気にするようになってしまう傾向がありますね。
その傾向が進行すると、「人から嫌われたくない!」とか「もっと必要とされたい」といった気持になってしまったりするでしょう。
これが恋愛方面に発生すると恋愛依存症になったりしてしまうのです。
恋愛依存症について詳しくは以下。
HSP気質であっても「人は人、うちはうちや!」みたいに割り切れたら問題ないです。
しかし、これができたら苦労しねえよって話。
割り切れない人はスルーする技術、つまり自分の感情に対して反応しない様な技術を体得するといいかもしれません。
以下に自尊心の向上やストレス対策、感情に反応しない技術の体得等に役立つであろう記事を置いとくんで参考にどうぞ。
信頼できる人を確保せよ!
HSPの人は男女問わず、「信頼できる人」を確保する必要があります。
心理学的な言い方をするならば、「心の安全基地」ということです。
「この人と一緒に居れば気が休まる」とか「わたしのことをよく理解してくれるから一緒にいると元気になる」といった人間関係を持っておきましょう。
それがカウンセラーでもいいし恋人でもいいし、何なら友人でもいいですね。
また、ペットという手ももしかしたらあるかもしれません。
ペットを飼うことによる効果として、癒しや人間関係の拡大なんてものがあるとも言われています。
ペットは心の支えとなる可能性がありますね。
ただ、ペットがなくなった時の衝撃を考えたら、家族型ロボットのラボットの方が個人的にはHSPの人には適しているのかもしれないと思ったりもします。
ま、とはいえ、これは個人の好みというか判断次第でしょう。
心を許せる人間関係を確保すると同時に、ペットを飼うなんて話になったら、かなり精神は平穏になるかもしれませんね。
おわりに
今回は「hspの人が「性格悪い」、「嫌い」と思われてしまう理由を考えてみた。」と題しておおくりしました。
HSPの人は個人的にはほとんどが、一般でいるところの「いい性格」をしている人ではないかと思います。
まあ、わたしの経験上というだけですが。
ただ、HSPの人の感受性の高さや敏感な感覚が対人関係において、悪い方向に作用していることもあるでしょう。
HSPの人はストレスをためないように工夫をしたり、信頼できる人々との人間関係をしっかりと構築していくようにしていくといいと思います。
無理はなるべくしないで、自分に優しく日々を送ってくださいな。
では!
参考記事等