「こないだ、あまりに仕事で失敗して病んでしまってから、彼氏に相談したんだがあまりに対応がくそだった。結局、それはお前が原因じゃん、、、だってさ、、、もうふざけんなよ!マジでねえわ、あいつ!」
うーん、これはあるあるやねえ。
相談する相手を間違えるとメンタルが改善するどころか、かえって悪化するんよね。
相談の相手選びは計画的に。
オニギリス!
脱マンネリストのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「こんな人に悩みを相談してはいけない!「相談したら逆効果な人」」という話です。
今回は以下のような方に向けておおくりします。
- 相談してはいけない人と、しても大丈夫な人の区別をしたい人
- 誰かの相談に乗る際に気を付けた方がいい事は何か知りたい人
はい、日ごろからカウンセラーということで人の相談に乗っているオニギリです。
こんな不安定な社会ですから、誰かに相談したくなる時もあるでしょう。
でも、相談する相手はしっかり選んでくださいな。
相手を間違えるとかえって病むからね。
今回は心理学的知識やわたし自身の経験をもとに、「こんな奴に相談したら逆効果だ。大体の場合メンタルを病むだろうな」て人の特徴について述べてみたいなと思います。
はい、相談する相手を選ぶ際の参考にしてみてくださいな。
ここで一瞬だけ宣伝?ですが、「悩みがあんよなー」て人も「ただ誰かに愚痴を言いたいねん!」て人も悩みが重症化する前に頭をクリアにしてみませんか?
おにぎりのカウンセリングについて詳しくは以下。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
相談厳禁な人の特徴
では、早速「こんな人に相談するとかえってメンタルを病む」という人の特徴について列挙してまいりたいと思います。
- 自分の意見を押し付ける
- 自分と相手の感情を混同する
- 相づちや間の使い方がへたくそ尋問のような会話をする
- 感情の起伏が感じられない
- 返答がいちいちくどい
以下順次解説してみます。
・自分の意見を押し付ける
もう、「こんな野郎には相談したらダメだ!」と声を大にして言いたいのが、「自分の意見を相手に押し付けるタイプの人」です。
また、このタイプの人は往々にして決めつけが激しい人でもあります。
まあ、これは論外ですね。
もっとも、このタイプには色んなバリエーションがあり中々その全体像を提示することができません。
ただ一つ言えるのは、この手のタイプの人は物事を多面的に見れない可能性があります。
なので、相談しても自分の考え方を否定するようなそぶりを少しでも見せようものなら、攻撃的になってくるかもしません。
例えば、経験至上主義的な人は「自分の経験したこと」の枠内でしか、物事の正誤を判断しようとしないため相談してきた事柄に対して「わたしの経験上こうだ」と断定してきてそれ以外の考えを受け入れません。
あとは感情面でのスキキライを優先して、それを強要してくるタイプとかも厄介ですね、、、、。
いずれにせよ、いろんな考え方に対してオープンな人でなくては、相談するのは考えものといえます。
ただ注意しておきたいのは、「自分は~する主義だ」と日ごろ宣言しているような人でも、「他人は他人だ」との意識をもっているなら「そうか、君はそうなんだね」と思うだけで何も怒ったりしません。
そう、最近でいうなら鬼滅の刃の主人公である竈門炭次郎がその一例です。
彼は劇中で「僕は長男だから」とは言いますが、その価値観を他人に押し付けるようことは全くしません。
「自分は自分の流儀があるけど、人にそれに倣えなんて言わないよ。自分はそうってだけだよ」てスタンスが大事なんですよね。
この意識がない人に相談すると痛い目に遭いますよ!
自分と相手の感情を混同する
自分が辛い感情を抱えて相談したはいいものの、何か相手も自分に共感しすぎて一緒に暗くなっているとか何なら自分よりつらくなったのか泣き出してしまい相談した自分が逆に慰める羽目になる、、、なんてことはないでしょうか?
これは感受性の強い人にありがちなパターンですが、正直言って相談している側からしたら多くの場合、迷惑以外の何物でもないでしょう(もちろんそうでない場合もある)。
このような人は「相手の感情と自分の感情は別物なのだ」という意識の薄い人です。
この意識が薄い人は相談されるのにはあまり向いていません。
むしろ、相談したほうが気を使ってしまいかねませんし、具体的な解決策を提示してほしいなんて話であればもう絶望的です。
これが例えば女性同士で失恋の愚痴を言い合うとかだったらいいでしょうが(むしろ、泣いてお互いスッキリするかも?)、基本的には相談相手としては避けたほうがいい人ですね。
相づちや間の使い方がへたくそ
会話において相づちや間は重要です。
これが変だと一気に人は話す気を失ってしまします。
相づちのテンポが悪くワンパターン、そう例えば「うん、、、うん、、、うん、、、」みたいな「うん」だけを使って構成された相づちは「何?テキトーに聞いてんの?聞く気あんのか?」みたいな印象を与えたりします。
これに相づちをするタイミングが周期的なんて言うのが加わるとその印象はさらに増しますね。
相づちのタイミングが何かちぐはぐであるとか、機械的との印象を受けるといった人に相談すると場合によっては、「何か話す気がそがれて気分が悪い、、、」なんてことになりそうですね。
ただ、単に相づちのタイミングやそのバリエーションの少なさが問題なだけであれば、そんなに問題ない場合も多いでしょう。
単に会話が不得意なだけかもしれません。
問題解決が主たる目的の相談であれば問題はないでしょうね。
※ただ、共感重視の内容だったら完全にアウト。
また、間の使い方が悪いのも考え物。
相手に畳みかけるように話を重ねて来たり、早口でまくし立てるように話をするのは聞く側からしたら、結構負担です。
気分良く会話する際には間の取り方も重要ですね。
尋問のような会話をする
たまに相談を持ち掛けると、なんだか警察の尋問か何かみたいにひたすら理詰めで原因や責任を追及してするような姿勢で相談に応じてくる人がいます。
これは理屈っぽい人に多いタイプだと思いますね。
正直、人によっては「うわあ、、なんでこんな圧かけてくるん?」と思うでしょう。
男性でもこの手のタイプはあまり相談したくないと思われます。
対女性であれば、このスタンスだと「もう二度とこんな奴に相談せんわ!」と思われますね。
はい、これは断言できる。
尋問するようなスタイルで誰かの相談に乗る人には要注意ですな。
感情の起伏が感じられない
話し方に抑揚がほとんどないと感情の起伏が分かりません。
そんな人と話ていると、何となく不安になってきたりします。
「この人は本当に話聞いてくれているのか?」とか「反応が淡白すぎるが怒っているのか?」等と人によっては色々と想像してしまうでしょう。
正直、この特徴はここまで見てきた相談しない方がいい人の特徴に比べるとそこまで重大ではないです。
とはいえ、やっぱり相談する側としては「うーん、なんか気分悪いなあ、、、」て思う要素でしょうな。
相づちもそうですが、ちゃんと感情の抑揚が分かる話し方をしてくれる人を探して相談した方がいいですね。
返答がいちいちくどい
相談したはいいものの、その受け答えがいちいちくどい人にも相談しない方がいいかもしれません。
具体的に言うなら、相談側の感情をくみ取らず自分が言いたいことをくどくどと説明したり、長々といらぬ説明を加えてくる人のことです。
※電話で話しているなら、感情は相手の声のトーンや間から読み取る。
確かに詳しく説明することも時には必要ですが、説明が無駄に長い人は「もういいよ、分かったから」と相手が思ってもずっと話を続けてきます。
※ひどい人になると「もうわかった」といっても、無視して話し続けたり中には怒りだす人もいる。正直、話していて非常に気分が悪い。
また、同じ話を何度も繰り返す人やもはや機械的にオウム返しをしてくる人もこの類ではないかと思われますね。
まあ、この手の人に相談してしまうと会話後に「なんだか、時間の浪費をした感じがひどいな。相談してなんか損した気がする」等と思うかもしれません。
まあ、端的にまとめるなら相手の感情を無視して話してくる人には、相談なんてしないほうがいいってことでしょうね。
以上の特徴の中で相談する際に一番避けるべき特徴は、「自分の意見を押し付ける」や「尋問のような会話をする」だと個人的に思います。
この2つの特徴を持っている人は普通に会話をしていてもストレスなので、正直あまり話したいと思う人はいないでしょう。
もはや、嫌われるべくして嫌われる人といえるかと思います。
人の相談に乗るためには傾聴スキルを身に着けよう!
もし、あなたが誰かの相談に乗ることが多いとすれば、人の話を深く聞くスキルである傾聴スキルを身に着けることをおすすめします。
傾聴スキルについて詳しくは以下。
とはいえ、この傾聴スキルは「理屈を知るだけなら非常にわかりやすいが、それをちゃんと体得するのはかなり大変」といえます。
理屈が分かっていてもできていない人は沢山いると思われるので、日ごろから人の話を聞く際には傾聴を意識して実践するのがいいですね。
ある程度慣れてくれば自然とできるようになってきますから(とはいえ、上達の速度やその完成度には個人差はあると思う)。
あと、相談する側になるのであれば、相手のマイナス感情に引きずられないためにスルースキルを身に着けたり、ストレス対策を徹底したりしましょう。
自分の精神衛生は自分で守らんとね。
おわりに
今回は「こんな人に悩みを相談してはいけない!「相談したら逆効果な人」」と題しておおくりしました。
正直、今回紹介したような特徴を持つ人に相談すると、かえって嫌な思いをすることになると思います。
まあ、でも日常で上記のような特徴を持っていない人を探すのは実は大変だったりしますね。
正直いって、人の相談を聞くことを生業とする人の中にも全然できていない人が多い気がしますから。
なので、上記の「全ての特徴がない人を探す」というよりは、特に問題な「自分の考えを押し付ける」や「尋問のような会話をする」という特徴を持っている人を避けるのが最適解であろうと思いますね。。
まあ、コミュニケーションってむつかしいねえ。
では!
参考記事等