今回は以下の様な方に向けておおくりします。
・エナジーバンパイアとは何かについて気になる人
・エナジーバンパイアへどう対策したらいいかわからない人
・一緒にいると疲弊する人がいると思う人
・話しのネタが欲しい人等
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「エナジーバンパイアとは何者か?対処法についても見てみよう」という話です。
あなたはエナジーバンパイアという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
簡単に言うと、これは「一緒にいるとエネルギーを吸い取られてしまう人」の事なのです。
エナジーバンパイアについて知識を深めて日々の自分のメンタルを健康にしていきたいものですな。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
エナジーバンパイアとはそもそもいったい何者か?
エネジーバンパイアとは、いわゆるスピリチュアルの文脈における概念で、「他人の気を奪い自分の活力へと変換して生きる人達の事」を意味します。
エナジーが「気、活力」、バンパイアが「吸血鬼」を意味しているので、納得のいく定義ですよね。
一般に、エナジーバンパイアの標的とされた人たちは、知らず知らずのうちに気を吸われ消耗させられるため「なんだか知らないけど最近疲れるな」と漠然とした体調不良に襲われるのだそうです。
なお、エナジーバンパイアは気の弱い人や自責の念を持ちやすい人をねらう傾向があるとか。
気が弱い人は要注意ってことですな。
ただ、このエナジーバンパイアという概念はあくまでも「気というものが存在する」という前提での話ですので、現実的には嘘やありえない話となります。
心理学的視点から見た場合エナジーバンパイアの正体や特徴とその見分け方
エナジーバンパイアとはそもそもスピチュアルにおける概念でしたが、心理学的にはどんな存在として分類できるのかについて考えてみたいと思います。
エナジーバンパイアは心理学的文脈からは主に以下の様に分類できるでしょう。
・サディスト
・ナルシスト
・メサイアコンプレックスに陥っている人
・悲劇のヒロインになっている人
以下順次捕捉です。
・サディスト
サディストとは、「他人をいたぶり苦しめる事が自身の快感となる人達の事」です。
特に、ここに良心のなさであるサイコパシ―が加わると凶悪度は一気に引き上がります。
通常、サディスト気味であったとしても、良心があれば「自分のこの欲望は前面に出すべきではない」と節制がきくのでそこまでひどい事を人にすることはないからです。
しかし、良心が欠けているサイコパスがサディスト傾向を強く持っていると、もはやその行動を抑制するものがないので他人を自身の快楽のために酷く傷つけていきます。
これが最悪最恐のパターンと言えるでしょう。
サディストの見分け方の一つとして分かりやすい物は、「血を見ると興奮する」といったものがあります。
・ナルシスト
ナルシスト、特に「自分の素晴らしさを他人に認めるよう強制し、意に沿わなければ攻撃してくる」といったタイプのナルシストは非常に有害です。
パーソナリティー的には、自己愛性パーソナリティー障害と言っていいでしょう。
この手のナルシストは、表面的にはサイコパス同様およそ良心があることが確認できないレベルで、他人の事をぞんざいに扱います。
彼彼女らにとって「他人は自分を称賛するために存在している」のです。
そのため、彼彼女らに対して否定的な態度をとろうものなら、自分の敵という事で徹底的に攻撃をしてきます。
非常に危険ですね。
いいナルシストと悪いナルシストの見分け方について詳しくはこちら。
・メサイアコンプレックスに陥っている人
メサイアコンプレックスとは、簡単に言うと「他人を救う事で自身の存在意義を確認しようとする人たち」の事です。
一聴すると、「他人を救う事が生きがいになっているなんてすばらしい人たちじゃないか」と思うのですが、全くいい人たちではありません。
メサイアコンプレックスに陥っている人たちは、こまっている他人をあくまでも「自分の存在意義の確認のための道具」としてしか使っていないため、彼ら彼女らの「優しさは非常に独りよがりで押しつけがましい」です。
例えば、砂漠の真ん中で喉が渇いて水を飲みたがっている人がいても、彼らは「自分がパンをあげるのが優しさである」と思えばそれを相手の都合関係なく押し付けます。
そして、相手が拒否しようものなら相手の事をひどくののしり、自分がいかに全量であるかをアピールするでしょう。
彼ら彼女らは「承認欲求モンスターの一種」だといえますね。
日頃から、自分の優しさを押し付けことさら善人面してくる人がいたら注意しましょう。
・悲劇のヒロインになっている人
悲劇のヒロインとは、「他人に自分のみじめさを見せつけて同情を買おうとする人たち」の事です。
悲劇のヒロインは、他人から同情を飼う事で自身の存在意義を確認しているので、いつも被害者ポジションをとり言動も非常にネガティブ。
事実、ネガティブ感情は伝染していくので悲劇のヒロインが近くにいるとどんどん疲弊していきますから、あまり近くにいてほしくはないものです。
悲劇のヒロインも立派なエナジーバンパイアでありある種の承認欲求モンスターの一種と言っていいでしょう。
明らかに自分に責任があるにもかかわらず、いつも被害者面をして他人に責任を擦り付ける人がいたら気をつけるといいでしょう。
ここまで見てきたように、心理学的文脈からはエナジーバンパイアは「他人の利益を度外視て自身の利益のために利用する者」と考えられます。
関わっていい事がありそうには到底思えませんよね。
エナジーバンパイアへの対抗策
エナジーバンパイアへの対抗策は以前とあげたいい人のふりをして他人を操ろうとするカバードアグレッションと同じと考えていいです。
対抗策の一部を簡単に紹介すると以下の様なものがなります。
・自身のメンタル面での支柱を見つける、かつ自身のメンタルケアの徹底
・どこまで許容できるかをはっきりさせる
・相手を徹底的に追い込まないようにする
ただし、相手がサイコパスかつサディストであった場合は、もう相手と何とかして物理的にも精神的にも距離をとる以外に手はありません。
サディストかつサイコパスの恐ろしさは洒落になりませんのね。
もし、関わってしまうと大変疲弊しますし搾取されてもしまいます。
おわりに
この記事は「エナジーバンパイアとは何者か?対処法についても見てみよう」と題しておおくりしました。
おさらいですがエナジーバンパイアとは、「他人の気を奪い自分の活力へと変換して生きる人達の事」でしたが、心理学的な視点から見ると以下の様な人達です。
・サディスト
・ナルシスト
・メサイアコンプレックスに陥っている人
・悲劇のヒロインになっている人
どれもこれもかかわるとろくな事にならない様な人達なのです。
特に、サディストでサイコパスは最恐にして最凶なので、もしか変わってしまった場合は何としてでも縁をきるしかありません。
関わるほどにあなたの人生は地獄の様相を呈してくるはずです。
上手に危ない人を避けて良縁に恵まれるように生きていきたいものですな。
では!
参考記事等