「物語シリーズの主人公の阿良々木暦って最初はあんまりパッとしない感じのキャラクターだったけど、いざというときには体を張ってヒロインだったり妹を守ったりするから段々カッコいいキャラに見えてきた。阿良々木暦って地味なのにかっこいいスルメみたいなキャラだよなあ。」
うんうん、そうよねえ。
オニギリス!
脱マンネリストのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「物語シリーズの主人公阿良々木暦の性格をビッグファイブ的視点から心理分析してみた」という話です。
西尾維新さん作の小説である物語シリーズの主人公の阿良々木暦は、自己犠牲をもいとわない献身的な性格で非常に理想主義者。
阿良々木暦は外見的には華やかな感じはないし外向性が高いわけでもありません。
でも、いざとなるとかっこいいんですよ、彼。
今回は阿良々木暦の性格について少し詳しく見ていきましょう。
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では、ゆるりとおおくりします。
目次
阿良々木暦のプロフィール
では、阿良々木暦の性格を考える前にそのプロフィールについて見ていくとしましょう。
ではどうぞ。
- 年齢:18歳
- 名付け親:祖父
- 誕生日:4月生まれ(日付不明)
- 身長;165㎝
- 体重:55㎏
- 学歴:私立直江津高校3年生
- 種族;吸血鬼もどきの人間
なお、アニメでのCVは神谷浩史さんです。
そして、阿良々木暦は元々は人間です。
では、阿良々木暦の家族や吸血鬼化の原因等についてみてみましょう。
・阿良々木暦の家族
阿良々木の家族の構成は以下の通り。
- 父
- 母
- 火憐(妹)
- 月火(妹)※実は怪異
なお、両親の身長は警察官です。
そして、阿良々木と妹たちの仲は非常に良好。
ただ、少し過保護気味だったりはしますね。
・阿良々木暦の吸血鬼化の原因
阿良々木が吸血鬼した原因となったのは元人間の強大な力をもつ吸血鬼である忍野忍(正式名は キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード)です。
彼が吸血鬼になった経緯に関しては『傷物語』にて詳しく語られています。
では、少しその経緯を簡単に説明してみますかね。
高校2年生から3年生に変わる春休みの初めの日の夜、阿良々木暦はエロ本を買い出しに出た帰りに両手両足を失って瀕死状態の女吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードに遭遇します。
恐怖から逃げだそうとして命乞いするキスショットに「情」が移り、暦は自らの命と引き換えにキスショットに血を吸わて瀕死の彼女を助けようとしたんですね。
その結果、暦は死んだかと思われたが期せずして「吸血鬼の眷属」として蘇ります。
より詳しくはアニメで傷物語を見るか小説で読んでみてくださいな。
阿良々木暦の性格について
では、ここからは阿良々木暦の性格を分析してまいりましょう。
なお、性格分析に関してはビッグファイブの観点から考察を加えていきますね。
ビッグファイブについて詳しくは以下からどうぞ。
ビッグファイブでは以下の5項目で性格を分析します。
- 外向性
- 開放性(好奇心の高さ)
- 誠実性
- 協調性
- 神経症的傾向(不安の感じやすさ)
そして、上記5項目のそれぞれについて以下の基準で採点してみたいと思います。
- 高い
- やや高い
- 普通
- やや低い
- 低い
さて、ではそれぞれの項目について見ていきましょう!
・外向性
阿良々木暦は物語の終盤になるとそれなりに対人関係にある程度積極的な感じはしますけども、序盤はかなりクールな皮肉屋といった印象の人物でした。
ただ、物語の後半になってもやはり外向的とか社交的といった印象はないです。
阿良々木暦の劇中の行動を見ている限り外向性が低いとも高いとも言えない感じがしますねえ。
個人的な見解としては阿良々木暦の外向性は「普通」としたいと思います。
・開放性(好奇心の高さ)
阿良々木はたびたび他人から知識が足りてないことを指摘されているものの、語彙力自体は結構あります。
ただ、これをもって好奇心が高いと結論するのはちと早急すぎるかなあって感じがしますね。
というか、劇中の行動等から阿良々木の好奇心の高さを推測するのは少し難解です。
しいていうなら、よく疑問を感じたらそれを解決しようと頭を使っているのが好奇心の表れの一種なのかもしれません。
個人的な見解ですが、阿良々木暦の開放性は「普通」だと思いますね。
・誠実性
阿良々木は中学までは学校の成績は良かったものの高校に入ってからは数学以外の科目については落第点をとるのが恒例のような有様。
ただ、彼は後に警察官僚になっている点で個人的にはいい意味での「やればできる子」だったとおもいます。
つまり、いわゆる地頭がいい人物なのかもしれません。
ただ、計画性があるかといえばそれはないかなって印象です。
よって、阿良々木暦の誠実性は「やや低い」といえると思います。
まあ、官僚になってからはわかりませんけども。
・協調性
阿良々木はとてもお人好しで自己犠牲すらいとわない性格をしています。
上述のように忍の命を救ってもいることからもそれは明らかといえるでしょう。
阿良々木暦の協調性は「高い」といっていいでしょう。
・神経症的傾向(不安の感じやすさ)
劇中での活躍を見る限り、物語序盤では阿良々木はいつでも冷静で不安を中々感じないような性格をしているとは言えません。
とはいえ、物語も終盤になると様々な怪異とかかわってきたからか、かなり精神的に強くなってきている感があります。
よって、最終的な阿良々木暦の神経症的傾向は「やや低い」としたいと思われます。
以上から阿良々木暦の性格は以下のようになります。
- 外向性:普通
- 開放性(好奇心の高さ):普通
- 誠実性:やや低い
- 協調性:高い
- 神経症的傾向(不安の感じやすさ):やや低い
阿良々木暦は何故モテるのか?
物語シリーズには正直言って男性キャラはほとんどでてきません。
まあ、ありがちな感はありますが阿良々木暦の周りは女性ばかりでいうなればハーレム状態になっています。
で、劇中で、阿良々木暦は「やたら女性にもてている」感じがありますね。
これは何故なのでしょうか?
考えられる理由を主に心理学的側面から考えてみましょう。
まず、初めに言っておくと初対面での印象という点でいえば阿良々木暦のような外向性が高くない性格は有利とはいいがたいです。
また、意外と彼は繊細な面ももっており結構女性達からの対応に翻弄されていたりもします。
なので、初対面で魅力を発揮する性格ではないといえるでしょう。
阿良々木を慕っている女性達はみんな何らかの形で阿良々木によって怪異から助けられています。
しかも彼は「放っておけないから助けている」ので決して彼女たちに何かの見返りを期待しているわけではありません。
そのため、「親切にされたらそれに少し上乗せしてお返しをしようとするという返報性の原理」が強く作用しているといえるでしょう。
女性と長期的な関係を築いていくためには「誠実さ」が最も重要といわれているので、このような思いやりのある性格は好かれるはずです。
また、妹たちとの仲がすこぶるいいことも女性達とのコミュニケーションがうまくいく一因といえるかもしれませんね。
女性と仲良くなるのにコミュニケーションは必要不可欠な要素です。
阿良々木暦のよさは付き合ってみてよくわかるということになるでしょう。
あと、劇中では彼の顔面についてあまり触れられていた印象はないけど、ひょっとしてイケメンなんですかね?
ま、知らんけど。
おわりに
この記事は「物語シリーズの主人公阿良々木暦の性格をビッグファイブ的視点から心理分析してみた」と題しておおくりしました。
ビッグファイブ的な視点から見た場合、阿良々木暦の性格は以下のようなものでした。
- 外向性:普通
- 開放性(好奇心の高さ):普通
- 誠実性:やや低い
- 協調性:高い
- 神経症的傾向(不安の感じやすさ):やや低い
物語シリーズは普通に見ても読んでも面白いですが、阿良々木暦の性格に着目して見るともっと楽しめたりするかもしれません。
こんな記事書いていた、らわたし自身もう一回物語シリーズをアニメで見直してみようかなって気になってきましたわ(笑)。
あなたもいかが?
では!
参考記事等