道具的攻撃性、反応的攻撃性、関係性攻撃性、、、攻撃性にもいろいろある。

「攻撃性って一口に言っても実際は沢山あるような気がする、、、、。単に殴るような肉体的暴力はもちろん攻撃性の表れだけど、誹謗中傷の言葉を投げつけるなんていうのも攻撃性の表れだよね。あと無視したりするのもそうかな、、、。なんか、攻撃性にもいろんな種類がありそうな気がする。」

うんうん、そうよね。

確かに攻撃性にも色んな種類がありそうだねえ。

オニギリス!

脱マンネリストのオニギリです!

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「道具的攻撃性、反応的攻撃性、関係性攻撃性、、、攻撃性にもいろいろある」という話です。

今回は以下のような人に向けておおくりします。

ここんな人が読むと役に立つよ

・攻撃性の種類について知りたい人

はい、ネットでの誹謗中傷が問題視されるようになってきている昨今ですが、攻撃性って怖いもんですね。

攻撃性の発露のさせ方には殴る蹴るのような肉体的暴力から陰口、悪口のような言葉の暴力みたいなものまで様々なものであります。

今回は攻撃性について少し深く切り込んでまいりましょう。

なお、この記事は主に以下の文献を参考にしています。

http://nire.or.jp/wp-content/uploads/2015/12/85ccc38a01e9d419676abfd569e79b27.pdf

では、ゆるりとおおくりします。

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攻撃行動ってなあに?

さて、そもそも攻撃行動とはなんでしょうか?

攻撃行動とは一般的には以下のようなものとされています。

  • 相手に対して身体的ないし精神的な危害を与える行動
  • 危害を与える意図を相手に伝える威嚇行為

以上の結果として、相手をある領域から排除するとか相手の所有物を放棄させたりするなどといった相手の行動を自分が意図する方向に変えさせるのを目的とします。

 攻撃行動は種特異的な行動です。

そして、攻撃が行動としてどうのような形態を取るのか(肉体的、言語的)またはその原因(恐怖、怒り、快楽)が何かについては複雑なため、攻撃を厳密に定義したり分類するのは難しいとのこと。

なお、攻撃性とは動物に攻撃行動を行わせる内的状態であって個体差が存在するとされており、遺伝や環境、発達段階などの様々な要因が攻撃性の個体差に影響を与えるといいます。

そして、攻撃行動には以下のような種類があるとされています。

  • 道具的攻撃
  • 反応性的攻撃
  • 関係性攻撃

では、以下でそれぞれの攻撃行動についてさらに詳しく見ていくとしましょう。

道具的攻撃とは?

道具的攻撃とは自らの利益(金銭や権力、地位など)を手に入れるために先制的に行われる攻撃行動です。

この攻撃行動をとる性質のことを「道具的攻撃性」といいます。

動物でいえばこれは捕食行動に相当しますね。

なお、「道具的」という呼称は行為者が目標を達するために「攻撃行動を道具として利用する」から用いられています。

例えば、よくありがちな不良高校生があまりぱっとしない生徒からお金を巻き上げるというカツアゲなんてそのいい例といえますね。

あと、会社等で出世するために相手にわざとわなを仕掛けるなんていうのもこれに相当するでしょう。 

反応的攻撃とは?

反応的攻撃とは自らが危険にさらされたり、思い通りにいかない欲求不満をきっかけとして発生する攻撃行動です。

これは人間には不可欠なものといえます。

なんせ、やられっぱなしでは自分の利益をまもることはできないので向かってきた敵意には反撃の意をしめすことが不可欠だからです。

事実、自己の利益を最大化するためには「やられたら同程度にやり返すのが最善である」とされています。

詳しくは以下の記事からどうぞ。

そして、この反応的攻撃はさらに以下の2つに分類できます。

・表出性攻撃

怒りの感情が表出される場合であり、言葉による言語的攻撃と殴る等の実力行使による身体的攻撃の二つがあります。

・不表出性攻撃

怒り感情が表出させず心の中に抑制した状態での攻撃性をいいます。

うらみや敵意、嫉妬、陰口、猜疑心などがこれに相当しますね。

関係性攻撃とは?

関係性攻撃とは陰口や無視、対人操作といった間接的・心理的攻撃のことです。

これは学校や職場におけるいじめの問題やデマ、風評被害等といった社会的問題の視点より、2000年以降に注目されるようになった概念でもあります。

関係性攻撃といえば、いい人のふりをして相手を支配しようとするカバートアグレッション(隠された攻撃性)なんかがありますね。

これはかなり厄介です。

分かりにくい攻撃性程厄介なものはないんですよねえ。

カバートアグレッションには十分注意してくださいな。

以下の記事を参考にしてカバートアグレッション対策をしておくのもいいんじゃないかと思います。

気が向いたらどうぞ。

敵意帰属バイアスが強いと攻撃性が高い

敵帰属バイアスとは「加害者の意図をことさら悪意に解釈する傾向」のことです。

例えば、偶然相手の肩がぶつかったのをわざと相手がぶつけたのだと解釈するとか、偶然相手の手がぶつかったのを意図的にぶつけてきたのだと解釈するとかいうものがそれに相当するかと思います。

また、周囲の人がなんかうわさ話をしているのをみて自分のことを悪く言っているんだと思い込んだりするというのもこれにあたるでしょう。

これは子供の場合ではありますが、敵意帰属バイアスの高い子供ほど報復的な攻撃行動をとりやすく、そのような攻撃行動をとりやすい子供は相手の意図を敵意を思い込みやすいといいます。

おそらくこれは大人でも同じことが言えるのではないかと思いますね。

人はネガティブな情報には目がいきやすいものですが、そのようなネガティブな情報に「しか」目がいかないのは大問題です。

思い込みというものはとても怖いもの。

事実をゆがめてとらえてしまっては大惨事。

誰でも思い込みは多かれ少なかれあるものですが、行き過ぎては困ります。

対処法はいろいろ考えられるものの、まずは自分への思いやりであるセルフコンパッションを高めるとともにバイアス解除を実践するといいかなって思いますね。

少し自分に敵意帰属バイアスがあるんじゃないかと気になる人は少し参考にしてみてくださいな。

おわりに

この記事では「道具的攻撃性、反応的攻撃性、関係性攻撃性、、、攻撃性にもいろいろある」と題しておおくりしました。

攻撃行動には実にいろんな種類がありましたね。

そして、敵意帰属バイアスが高い人は相手からの行動の意図を敵意と解釈しやすい傾向にあります。

相手に敵意が本当にあるかの確たる証拠もないのに思い込みだけで判断するのは大変危険です。

もっとも、人にはそれぞれいろんなバックボーンがあるので敵意帰属バイアスが強いのは仕方ないといえますし、それを責めることは誰にもできないといえますね。

ただできる事なら、このようなバイアスは弱めていけるといいかなって思います。

なんせ、周りが敵だらけだなんて思って生きていくのはつらすぎますから、、、。

では!

参考記事等

HSPは「本当に優しい」のか?攻撃的な人はいないのか?考えてみた。

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