時間が経つと不信感が信頼感に変わってしまう恐怖「スリーパー効果」
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「よくネットで『何を言うかではなくてだれが言うかが大事なんだ』という言葉をきくよね、誰が言ったか知らんけど。まあ、そのとおりよな。資産家が「お金なんて要らない」というのとホームレスが「お金なんて要らない」っていうんじゃ全然意味合いが違うもんな。ホームレスが言ってたら単なるひがみか無理やり自己正当化しようとしているみたいでみっともないもんな。」

ふむ、まあ確かに「誰が言ったか」は大事だわな。

それは一理ある。

オニギリス!

脱マンネリストのオニギリです!

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「時間が経つと不信感が信頼感に変わってしまう恐怖「スリーパー効果」」という話です。

今回は以下のような方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

情報の信頼性に関する話題に関心がある人

あなたはこんなことないでしょうか?

最初は『えー、なにそれ、、、、』みたいに思ってあんまり信用できないなあと思っていた情報も時間とともにどこから入手したかを忘れてしまって、なんとなく本当のような気がしてしまうということが。

例えば、都市伝説の陰謀論なんてその類でしょう。

最初は「嘘だろW」みたいに思っていたのに時間が経ったらなんか本当っぽい気がしてくるっていう経験をしたことがあるんじゃないかと思います。

今回はそんな不思議な体験についてのものです。

では、ゆるりとおおくりします。

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スリーパー効果ってなんぞ?

スリーパー効果(別名:仮眠効果、居眠り効果)とは端的にいうと、

「信頼できない情報源から得た情報であっても時間とともに、情報源に対する不信感を忘れて情報への信頼性が増す」

というものです。

スリーパー効果はアメリカの心理学者のカール=ホブランドさんによって提唱されたもの。

また、この心理効果は時の経過とともに情報源に対する疑念が「眠ってしまう」ということにちなんでなづけられたとか。

このスリーパー効果の有名な例としては、上述のホブランドさんによるプロパガンダ映画シリーズの扇動効果に関する調査があります。

※このプロパガンダ映画シリーズはフランク=キャプラ監督による『Why We Fight(なぜ我々は戦うのか)」であった。

この調査で被験者となった兵士たちは初めは映画からのメッセージに疑念を抱いていたものの、映画を見せられてから9週間後には兵士たちは内容のおよそ50%をわすれたものの映画からの思想的メッセージによる影響がのこっていたといいます。

さらに、映画に対する記憶が薄れていくほどに映画からのメッセージを肯定的に解釈するものもでてきたとか、、、、。

つまり、時間が経つにつれて情報源に対する不信感が減っていき、映画のメッセージだけがのこったということですな。

なんだか、恐ろしい話です。

これって政治の場面でもすごく多用されている手法ですわね。

あんまり、深く突っ込むことはしませんが、、、。

なお、スリーパー効果が発生するには一般的に以下の2つの条件が必要だとされています。

  • 情報源に対して信頼性が低い
  • 情報のインパクトが大きい

身近に潜む魔の手

実は、スリ―パー効果の危険性はわたし達の身近に潜んでいます。

その代表的なものといえば、週刊誌やワイドショーの情報や「○○を飲むだけで痩せる!」なんて衝撃的な見出しのネット広告、いわゆる都市伝説等でしょうか。

週刊誌やワイドショーのゴシップネタには、正直お世辞にも信ぴょう性が高いとは言えない情報が混入していることがあります。

最初は、「おい、そんなことねえだろ」みたいに思っていても時間が経つうちに最初の不信感はどこへやらて感じになってしまうかもしれません。

そして、よくネットで見かける「○○を飲むだけでは痩せる!」なんてうたい文句のサプリメントなんかもそう。

最初目にしたと気は、「そんな都合のいいもんあるかよ」と不信感があっても、同じメッセージに触れているうちに「もしかしたら、痩せるかな?」みたいに思わされてしまうかもしれないですね。

まあ、ちょっとこわいですよねえ、、、。

スリーパー効果から身を守るには?

では、こんなややもすると危険なスリーパー効果から身を守るためにはどうしたらいいのでしょうか?

スリーパー効果から身を守る最高の方法があるとしたら、それは「そもそも不必要な情報にふれないこと」です。

ちゃんとした信頼できる情報源からしか情報はとってこないってことですね。

ま、とはいえ、現在のようにネットが発達した社会においてそれを完全に守るというはかなり大変かもしれません。

そこで個人的に思うのは、まずどんな情報もとりあえず「違う可能性もある」ということを念頭に接し、その情報と同じ内容についてなるべく政府等公的機関が発表している内容を再検索するというもの。

特に健康関連の情報はそうしたほうが間違いないでしょう。

どんな情報に接する場合でも、「これは本当か?」という意識を持つようにしたいものです。

結局、「誰が何を言うか」が大事なのか?

基本的には、「政府等公的な機関」が情報源であれば間違いはないと思われます。

しかし、それでも「絶対」ということはあり得ません。

ところで、よくネット上で見られる格言?に、「何をいうかより誰が何を言うかが大事」みたいなものがあります。

まあ、これは一理ありますよね。

情報源が信頼できるなら、その情報も信頼に足るというは直感的にも妥当と思えますから。

事実、スリーパー効果を防止するためにできる自衛手段としてはそれが有効です。

ただし、この考え方も行き過ぎると「~が行っているのだから間違いはない」という極論に発展しかねません。

やはり、正しい内容は「誰が言っても正しい」のです。

政府が言っていても「間違っているものは間違っている」んですね。

ま、もっとも検政府ともなると検証がむつかしいわけですが、、、。

なので、わたしたちは頭の片隅に常に「もしかしたら、これは違うかもしれない」とか「少し内容に足りない部分があるのかも」という意識を堅持しておくべきで妄信は避けねばいけないだろうなと思う次第。

スリーパー効果による被害をゼロにはできなくても情報との付き合い方次第で、その害はかなり少なくできると思うんですよねえ。

妄信は避けたいですね。

おわりに

今回は「時間が経つと不信感が信頼感に変わってしまう恐怖「スリーパー効果」」と題しておおくりしました。

スリーパー効果とは

「信頼できない情報源から得た情報であっても時間とともに、情報源に対する不信感を忘れて情報への信頼性が増す」

というものでした。

スリーパー効果による被害を避けるためには、そもそも信頼できる情報源からの情報しか取得しないようにするのが大事です。

とはいえ、中々それを徹底するのは容易ではないので、どんな情報に対しても「これは本当でない可能性だってあるのだ」という意識は必ず頭の片隅において接することを心したいものですねえ。

ま、疲れるっちゃ疲れますが妄信して痛い目にあうよいりはずっといいですね。

では!

参考

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=58581?site=nli

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