家の空気が悪いとメンタルや仕事の生産性に悪影響かもしれない。

「最近、うちの会社では最近テレワークが導入された。だから、最近はずっと家で仕事しごとしている。でも、なんかおかしい、、、、。職場で仕事をしていた時よりなんだか仕事がはかどらない、、、、。」

うむ、そうだねえ。

正直、家の空気が悪いとはかどらないなんてこともあるかもしれんねえ。

オニギリス!

脱マンネリストのオニギリです!

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「家の空気が悪いとメンタルとか仕事の生産性にも悪影響かもしれない」という話です。

最近、コロナの影響もあって』テレワークが熱いですねえ。

そのせいもあり、結構な人が家で仕事をしているのではないでしょうか?

お疲れ様です。

ちなみに以前の記事でも触れましたが、職場でもテレワークでも仕事の生産性はほとんどの人にとってかわりません。

なお、中にはテレワークの方が生産性が上がる人もいるといいます。

詳しくは以下の記事からどうぞ。

はい、そんなテレワークにいそしむ人たちに是非とも気にしてもらいたいのが、「家の空気の質」です。

明確なエビデンスがあって言うわけではないですが、「家の中の空気が悪いとメンタルに悪いし、仕事の生産性も低下するのではないか」、、、、そんな気がします。

やっぱり、家の中の空気は綺麗にしたほうがいいと思いますよ。

では、ゆるりとおおくりします。

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家の中の空気は実は外より汚い?

なんとなく、「室内の方が室外よりも空気は綺麗」なんて思っている人は多いと思います。

最近、話題になっているPM2.5 なんかも人によっては「家の中なら入ってこない」と思っている人もいそうです。

ただ、現実としては「室内の方が室外より空気が悪い可能性がある」んですね。

まあ、断定してよいかはいささか慎重を要するところですが、室内の空気は室外の空気のように循環しないですからね。

それに最近の家屋は気密性が高いですし。

なお、EPA(アメリカ合衆国環境保護庁)によると室内の空気は最悪の場合、外気よりも100倍汚れることもあるといいますね。

2そして、2000年の「WHOによる空気質のガイドライン」によると、大気汚染による死亡者に比して室内空気汚染での死亡者の方が多いなんて話があります。

参考

http://www.kcn.ne.jp/~azuma/news/Feb2000/000207.htm

室内の空気が汚れていることに無関心でいるのはいささか問題といえそうです。

大気汚染はメンタルヘルスに悪影響

そもそも、空気の汚染はわたし達のメンタルにとても悪影響を与えるものです。

事実、大気汚染のひどい地域ほど精神疾患の発症率が多いあんてことも確認されていますね。

そして、具体的には以下のような研究があったりします。

  • PM 2.5の分布が多い地域に住んでいると鬱になる確率が10%上昇
  • 「交通由来の大気汚染(TRAP:Traffic Related Air Pollution)にさらされる傾向が近年増加していること」と、子どもたちのメンタルヘルスのあいだには関連性がある

以下順次少し突っ込んで解説します。

・PM 2.5の分布が多い地域に住んでいると鬱になる確率が10%上昇

PM 2.5といえば最近大気汚染の原因物質として有名になってきたものですが、PMはparticulate matterの略、PM2.5というのは直径が概ね2.5μmということを意味して居り特定の物資のことを表している言葉ではありません。

なので、PM 2.5は「目に見えないほどの微小粒子の単位」といえます。

参考

https://www.med.or.jp/forest/keyword/pm25/index.html

で、このPM 2.5に関しての研究に「PM 2.5に半年以上さらされていると、不安になりやすくなりうつ病のリスクが上がる」とするものがあるんですね。

この研究では具体的にPM 2.5濃度が1立方メートル当たり10マイクログラム増加するるごとに、うつ病リスクが10%上がると唆されてます。

なお、PM 2.5に短期間さらされただけでも自殺リスクが上昇するなんて話も。

そして、研究者たちによるとPM2.5 濃度を世界保健機関(WHO)が推奨する1立方メートルあたり10マイクログラムまで下げた場合、都市居住者のうつ病を約2.5%減らせると推定してるそうです。


参考

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27631616

・「交通由来の大気汚染(TRAP:Traffic Related Air Pollution)にさらされる傾向が近年増加していること」と、子どもたちのメンタルヘルスのあいだには関連性がある

ある研究では以下の3つの間に関連性があることが示唆されたといいます。

  • TRAP
  • 脳における代謝異常
  • 全般性不安障害があることを除けば健康である子どもたちの症状

研究者たちが脳機能イメージングの結果を分析したところ、このような関連性が生じる主な原因は大気汚染がきっかけとなって起こる脳の炎症反応である可能性があると分かったとか。

また、関連研究において幼少期にTRAPにさらされたことが、12歳の子どもたちが自己申告した不安およびうつ症状に関係している点も明らかになったとか。

もっとも、この研究における結果は自己申告であるので他の研究に比して信頼性は低いです。

とはいえ、直感的にも幼少期に汚染された空気にさらされるのが発育に悪影響であろうというのは想像に難くないので、納得できる結果ではあると思います。

参考

https://forbesjapan.com/articles/detail/30862/2/1/1

大気汚染ってバカにはできないもんです。

ほんとに心身の両方に対して悪影響ですねえ。

メンタルがやられると当然生産性が下がります。

綺麗な空気の中で生活することの重要性をしみじみ感じますね。

空気が汚れる8要因

さて、大気汚染がどれだけ心身に悪影響であるかが分かったところで、今度な室内空気汚染の原因となる物質について見ていきましょう。

空気の悪さはメンタルに悪影響を与え、当然のことながら仕事の生産性にも有害です。

どんなものが原因になるのかを確認してみましょう。

室内空気汚染の原因物質については主に以下の8つがあります。

  • ほこり
  • ホルムアルデヒド
  • たばこの煙
  • カビや病原菌
  • 一酸化炭素を発生させる可能性のある暖房機器等
  • 接着剤や塗料
  • 化学物質を含んでいる消臭スプレー等
  • アスベスト(石綿)

以下順次簡単に解説してみます。

・ほこり

ほとんどのほこりは布から発生するため外から入ってくるというよりも、家の中でほこりができているといえます。

その発生源には例えばふとんやカーテン、、洋服、タオル、カーペットなんてものが挙げられるでしょう。

また、ほこりは紙の繊維からもできるため新聞や雑誌、本、ティッシュ、トイレットペーパー、ティッシュ等からも発生するんですねえ。

特に布や紙が外に出てたりすると、どんどんほこりが発生しますね。

そして、ほこりはダニのすみかとなっているため要注意!(あとGの食糧だったりも、、、)

ほこりを増やしてはいけないです。

ですから、洗濯ものの出しっぱなしなんかは厳禁。

タンスやクローゼットにしっかりしまいましょう。

汚部屋は体に悪いよ!!

・ホルムアルデヒド

ホルムアルデヒドは刺激臭のある気体でシックハウス症候群の原因物質です。

有機物(動物や植物)を燃やした際の不完全燃焼により発生します。

ちなみに、食品を燻製するときに出る煙の中にも沢山含まれるそうです。

ただ、室内の空気を汚染するのは接着剤や塗料、防腐剤等に使用されている工業的に作られたホルムアルデヒド。

ホルムアルデヒドは非常に安価なので合成樹脂の原料として様々な物に使われていますが、有害なためその使用量には規制があります。

個人でできる対策としては、あまりに安物の家具は買わないとか出処がはっきりしていて、安全性が検査されている家具を買うなんてものがあるでしょう。

まあ、そもそも余計な家具は買わなければいいともいえますがね。

なお塗料にはまだたくさん使われているため、DIYは換気をしながらやりましょう。

・たばこの煙

当然ですが、タバコの煙は室内空気汚染を促進します。

現在ではもはや常識となっていますが、間接喫煙には長期的な視点で見ると、肺がんの罹患率の上昇等喫煙者と同様のリスクがあるとされています。

タバコの煙による害は喚起をこまめにすることで防止しましょう。

また家族に喫煙者がいる場合、外で吸ってもらうのも室内空気汚染に対するいい対策になります。

特に妊婦さんや赤さんがいる家庭で、たばこを吸うのは最悪ですね。

・カビや病原菌

カビ菌や最近、ウィルス、そして動物の毛だったり人のふけ、、、本当いろんなものが部屋の中を舞っているものです。

・一酸化炭素を発生させる可能性のある暖房機器等

ガス湯沸し器、ガスストーブ、暖炉等で不完全燃焼が起こると一酸化炭素が発生します。

一酸化炭素はおそらく高校で化学を履修したことがある人ならなじみ深いものでしょう。

化学式COで表されるあいつです。

この一酸化炭素は例えば木炭のような炭素を含んだ物質の燃焼の際、酸素が十分になくて不完全燃焼が起こると発生する有毒ガスなんですよね。

しかも無臭なのが厄介です。

ですから、ガス湯沸し器、ガスストーブ、暖炉等を使用する際には30分から時間くらいに一回は換気をするなんて習慣をつけるようにしましょう。

参考

・接着剤や塗料

塗料の原材料によっても違うものの、ペンキやニスといった塗料も有毒ガスを発し室内の空気を汚染します。

ほとんどの塗料が乾くと際、揮発性の有機化合物であるホルムアルデヒドやトルエン、ベンゼン等を発するため、きちんと換気していないと頭痛や吐き気、めまいが起こったりしますね。

ちなみに、合成のりや接着剤も同様。

気を付けたいものです。

・化学物質を含んでいる消臭スプレー等

あまり神経質になりすぎなくていいとは思いますが、ファブリーズや柔軟剤等の商品もある意味では空気の汚染に一役買っているかもしれません。

香水なんかもその一例でしょう。

まあ、いずれも化学物質であることに変わりありませんからねえ、、、。

ただ、これはあまり神経質にならなくていいかな、と個人的には思います。

むしろ、あまり神経質になるとそれ自体がストレスとなってメンタルに良くないかもしれません。

まあ、できるだけ気を付けるくらいにしておきましょうか。

・アスベスト(石綿)

アスベストは加工が容易でかつ燃えにくいため、その用途は建築材や工業用材料等と幅広いです。

ただし、アスベストには発がん性が確認されているため、一般住宅への使用が現在禁止されています。

住宅に限って言えば、おそらく心配はいらないでしょう。

空気をよくする為にできる3つの対策

室内空気汚染はメンタルや仕事の効率性の大敵なのでしっかりと対策しておきたいもの。

特に自宅でテレワークにいそしむ人やオンラインで授業を受けている人、あとは自宅で資格試験棟の受験勉強をしている人には室内空気汚染は生産性をさげる要因となるのでしっかり対策してほしいものです。

では、具体的に室内空気汚染への対策を3つ列挙してみましょう。

それが以下。

  • 換気する
  • 汚染の元凶を絶つ
  • 掃除をする

以下順次解説します。

・換気する

換気は空気の浄化の基本、汚れた空気を外に出して外の新鮮な空気と入れ替えることです。

では、効率よく換気を行う際に気を付けておきたいことを列挙してみましょう。

それが以下。

  • 窓を2箇所(できれば対角線の位置にある窓)を開ける
  • 換気扇があったらこまめに稼働させる
  • エアコンをつける(空気清浄の観点からは合理的)
  • 空気清浄機を使う

空気の比較的きれいな地方ならいざしらず、現代の都心部にあっては空気清浄機はできるだけ使うべきであると感じています。

上述したように、PM2.5や自動車の排ガス等の様な汚染物質は大気中にそれなりに浮遊していますからね。

換気するといってもそもそもの外気が汚いのでは、その効果も半減以下になってしまうでしょう。

そこで比較的初期投資としては高くつくものの、HEPAフィルターという非常に目の細かいフィルターがついている高性能な空気清浄機を導入するがいいかもしれません。

※HEPAとはhigh-efficiency particulate airのこと


ただ、フィルターの目が細かいと空気そのものも通りにくくなるため、HEPAフィルターがついてればそれでいいというほど単純ではありませんねえ。

あとあまりに空気清浄機の作動音がうるさいと、今度はその音がストレス源になり本末転倒になることにも注意が必要ですね。

以下のパナソニック製空気清浄機ならPM2.5にも対応しているし、レビューを見る限り音も静かなようですので適しているでしょう。

・汚染の元凶を絶つ

空気の汚染は当然汚染のもとになるものがあるから起こるので、空気汚染の根本的な原因を絶てば空気は綺麗になるといえます。

なので、空気の汚染源を絶つ努力も欠かせないでしょう。

空気の汚染源を絶つためには以下のような方法があると思われます。

  • 空気のきれいな場所に引っ越す
  • 室内で喫煙しない
  • ガレージ内や入れの前での車のアイドリングはやめる
  • 寝室にペットを入れない(アレルギーの人は特に要徹底)
  • トルエン、ベンゼン、アセトン、ホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物を含んでいない塗料や接着剤を使うようにする

空気のきれいなところに引っ越すのは容易ではないですが、他のことなら気を付けられることが多いでしょう。

日々できることから気を付けていきたいものです。

・掃除をする

日ごろからこまめに掃除することはもちろんですが、「不用品を捨てること」、つまりは断捨離を徹底していきましょう。

「まだ、使えるから」なんてことを言い訳にしていらないものを取っておくのはやめにしましょう。

その「まだ、使えるから」が家の中の空間を圧迫して空気の通り道を狭めており、結果として「家の中の空気をよどませている」という事実から目を背けないほうがいいです。

「いらないもの、使わないものは即座に捨てる」。

これを徹底しましょう。

そもそも家の中に物が少なければ掃除自体も楽ですし、ほこりの元凶となるものがへればそれだけ家の中の空気は快適になります。

不用品で家の中があふれかえっているなんて人は、不用品の処分のシュミレーションとして一度見積もりだけでもしてもらうのもいいでしょう。

なお、以下のサイトで無料で見積もりができます。

家の中に観葉植物を置いてみる

家の中の空気をきれいにしたいのであれば、観葉植物を置いてみるのもおすすめです。

観葉植物にはメンタルを健全にしてくれる効果があるなんて話がありますし、そもそも木材が放出するフィトンチッドという物質にはメンタルに資する効用があるといわれていますね。

ただ観葉植物を育てるのは手間だと考える人も一定数いらっしゃると思うので、そういった方は光触媒加工された人工観葉植物を部屋に置くのがいいと思います。

これなら育てる手間がいりませんし、光触媒のおかげで空気が綺麗になるでしょう。

人工観葉植物については以下参照。

おわりに

この記事は「家の空気が悪いとメンタルとか仕事の生産性にも悪影響かもしれない」と題しておおくりしました。

上述したように空気の汚染はメンタルに非常に悪く、テレワーク等を家で行っている人にとっては仕事の生産性を下げうる天敵でした。

そのような室内の空気の汚染を改善するには以下3つのアプローチがありましたね。

はい、急にすべてに取り組むのは無理でも少しずつでも改善していけたらいいですね。

今、汚部屋の住人となっていて「え?私全然メンタル病んでないけど?ちゃけば、いいがかりじゃね?」とか思っている人ももしかしたら「部屋がきれいだったらもっとメンタルが健康である」可能性もあります。

それに生産性も上がりますよね。

できる範囲から気を付けてメンタルを健康にし、生産性も高めていきたいもんです。

では!

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