「本当、わたしって駄目駄目だなあ、、、、。なーんにもいいところがないポンコツだわ。なんでこんなに出来が悪いんだろか。もう本当にやんなるな。やってらんない、、、。わたしにもあっと驚くような才能があればあなあ、、、、。」
おいおいおいおい、そんな悲観的になっちゃって。
誰にでも長所ってのはあるもんよ?
悪い面にばかり目を向けなさるなって。
オニギリス!
脱マンネリストのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「セルフアプリシエーション」誰にだっていい所はある!『感謝し味わおう』」という話です。
今回は以下の様な方に向けておおくりします。
- 生きづらさを感じている人
- 自分にはいいところがないと悲観的になっている人
はい、誰しも自分に対して全く不満がない人なんていませんね。
誰でも「もっと、頭が良かったらよかったのに
とか「顔が良かったらよかったのに」、「身長が高かったらよかったのに」、「親が資産家だったらよかったのに」なんていろいろ悩んだりするものです。
人間は往々にして自分の足りない点を嘆きがち。
でも、少し見方を変えてみましょう。
本当に、あなたは「何も持っていないのか?」、「長所なんて何もない存在なのか?」。
きっと、違うはずです。
自分の短所ばかりに目を向けるのではなく、長所にも目を向けるようにしてみましょう。
そうすると、生きやすいですぞ。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
セルフアプリシエーションとは何か?
セルフアプリシエーションとは心理学者であるクリスティーン=ネフさんが、その著書「セルフコンパション」にて唱えた概念です(多分そのはず)。
セルフアプリシエーションとは文字通りに解釈するとアプリシエーションの和訳が「感謝」なので、「自分への感謝」という意味になります。
スティーン=ネフさんの著書「セルフコンパション」での言及を参考にセルフアプリシエーションの意味を定義してみるなら、
「全ての人に長所と短所があることを理解したうえで、自分の長所を受け入れ祝福すること」
といえるでしょう。
ネフさんによれば、全ての人に長所や短所があるのだという理解に立脚することで、自信過剰になって尊大になることは避けられるといいます。
つまり罪悪感を持つことなく、他者から褒められても素直に「ありがとう」と返せるようになるというわけです。
似たような概念に心理学におけるリフレーミングがありますが、リフレーミングでは「モノの見方を変える」ことに主眼が置かれているので、セルフアプリシエーションとは別物なんですね。
リフレーミングに関して詳しくは以下からどうぞ。
セルフアプリシエーションの特徴
セルフアプリシエーションの特徴の内重要なものは以下の2点です。
- 人間理解に対する認識
- 自分をどのように認識するかという傾向性
以下順次解説します。
・人間理解に対する認識
セルフアプリシエーションは他者とのつながりや共通点の認識、全ての人間に長所があるという認識に基づいて人間を理解しようとするんですね。
つまり、「自分が他者より優れている」とか「自分は他の人間に比べて特別である」という立場を取らないってことです。
・自分をどのように認識するかという傾向性
セルフアプリシエーションは自分の長所とかかわる方法だといいます。
そのため、「自分はこういった人間である」等とレッテルを張ったり定義したりする事ではありません。
人はポジティブな気持ちになることもンネガティブな気持ちになることもありますが、それはそれでいいのです。
落ち込んだ時に「わたしはダメな人間だ」なんてレッテルは理をすることはしなくてよく、「その時の自分の長所に目を向ければいい」といいんですね。
例え「歩けること」や「友人と笑いあえること」、「呼吸できること」、そんなごく平凡で何気ないことですら祝福に値する素晴らしい能力です。
いつでも、わたしたちは長所をもっています。
そのように自分の長所を認められるようになると、自分はいかに満たされ恵まれている存在かが分かるようになります。
結果、セルフアプリシエーションにより、わたしたちは他者の成功を心から喜ぶこともできるようになるでしょう。
試しに、少し軽いエクササイズをやってみましょうか。
あなたが自分自身について本当に好きな部分や正しく評価している部分を10個あげてみましょう。
それらはあなたが時々見せるものでも構いません。
それら一つ一つを書き出す際に罪悪感や困惑等の不快感がないかを確認します。
もし不快感を感じるなら、自分は決して
「他者より優れているとか自分は完璧な人間だと主張しているわけではない」
ということを思い出しましょう。
あなたはただ素直に自分が時折見せる特徴をあげているだけなのです。
そして、それら自分のポジティブな特徴をしっかり受け入れて、理解し楽しめるかどうかを確認してみましょう。
感謝し味わってみよう
セルフアプリシエーションの要素として「感謝」と「味わう」がありますが、この二つは人間の甲服に大いに寄与するものであるといいます。
以下順次解説してみましょう。
・感謝
ある研究によると、感謝する人は感謝しない人よりも幸福で希望を持ち自分の人生に対して満足度が高いといいます。
また、成功者に対する嫉妬なども低いそうです。
「感謝が大事」は決して綺麗事ではなく、「幸せになる方法であった」といっていいでしょう。
日々感謝できることを見つけてそれを日記に記すという「感謝の日記」なんておすすめです。
詳しくは以下の記事からどうぞ。
・味わう
「味わう」ということはわたしたちに喜びを与えてくれるものを意識的に楽しむことです。
堪能するといってもいいかもしれません。
楽しい経験を「むさぼる」、つまり際限なく朱着して追い求めるのではなく、その繊細な香りや味、雰囲気といったものをしっかりと味わうことが大事です。
楽しい経験やそれを与えてくれるもの、例えば、少し高価なパウンドケーキを買ってきたなら、その香りの豊潤さを楽しみ味の第一印象や変化、食感等々さまざまな一瞬一瞬の楽しいひと時を意識的に満喫し味わいましょう。
たったひと切れでもいいんですね。
これが紅茶であっても小説であっても、楽しい経験を与えてくれるものを意識的に味わうのが大事です。
おわりに
この記事は「「セルフアプリシエーション」誰にだっていい所はある!『感謝し味わおう』」と題しておおくりしました。
セルフアプリシエーションとは「全ての人に長所と短所があることを理解したうえで、自分の長所を受け入れ祝福すること」です。
そしてセルフアプリシエーションにより、わたしたちは他者に対して嫉妬を感じにくくなるし人生に対しても満足感も増えていくでしょう。
ぜひとも、セルフアプリシエーションを高めていきたいものです。
では!
参考
参考記事等