ポジティブ心理学って一体何なの?どういう経緯で始まったのかな?
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「ポジティブ心理学って最近耳にするようになってきたけど、一体なんなん?ポジティブっていうくらいだからものすごく前向きに物事を考える心理学なんだろうか、、、、、?いずれにしても、普通の心理学との違いがよくわかんないわあ、、、。

確かに、ポジティブ心理学って普通の心理学と一体何が違うんだろうねえ、、、。

名前だけ聞くと下手すると無理やりなんでも前向きに考えるみたいな感じにも聞こえるよなあ。

ま、それは誤解なんだけどね。

オニギリス!

脱マンネリストのオニギリです!

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「ポジティブ心理学って一体何なの?どういう経緯で始まったのかな?」という話です。

今回は以下のような方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

ポジティブ心理学が何なのかざっくり知りたい人

さて、あなたはポジティブ心理学って知っていますか?

もしかしたら、当ブログの読者の方なら聞いたことがあるかもしれません。

ポジティブ心理学は言ってみれば心理学の一つの派閥や流派?みたいなものです。

「~心理学」という風に呼ばれるとき、その「~心理学」にはその心理学なりの独自の考え方や理論があったりするもの。

今回はポジティブ心理学の独自性やその成立背景等について簡単に解説してみたいと思います。

さらにポジティブ心理学について見識を深めたい方は、マーティンセリグマンさん著の「ジティブ心理学の挑戦 “幸福"から“持続的幸福"へ 」を読んでみてくださいな。

では、ゆるりとおおくりします。

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ポジティブ心理学って一体何?

ポジティブ心理学という名称は、わたしたちに「ポジティブになることを良しとし、ネガティブになることを否定する」という印象を往々にして与えます。

しかし、その印象は間違いです。

ポジティブ心理学は端的に言えば、「人生をよりよくするにはどうしたらいいかを科学的に追及していく学問」といえるでしょう。

そして現在、ポジティブ心理学は自己啓発やコーチングなどの分野で盛んに話題にされています。

自己啓発系の人が良く言いますよね、「自分の強みを活かそう!」とか「人に親切にしよう」なんてさ。

ああいった発言はポジティブ心理学を根拠にしているのだと思われます。

ポジティブ心理学ってなんでできたの?

ポジティブ心理学は1998年当時に米国心理学会会長であったペンシルバニア大学の心理学部教授マーティン=セリグマン博士により創設された学問分野です。

Jppa日本ポジティブ心理学協会のホームページによれば、ポジティブ心理学とは以下のような学問分野であるといいます。

ポジティブ心理学とは、私たち一人ひとりの人生や、私たちの属する組織や社会のあり方が、本来あるべき正しい方向に向かう状態に注目し、そのような状態を構成する諸要素について科学的に検証・実証を試みる心理学の一領域である、と定義されます。

引用

https://www.jppanetwork.org/what-is-positivepsychology

ただセリグマンさんが創始者とはいえ、現在のポジティブ心理学はあの世糾弾解説で有名なマズローさんや意識の流れの理論で有名なウィリアム=ジェームズさんの影響を多分に受けているそうです。

セリグマンさんはポジティブ心理学創始以前は学習無力感についての研究や、それをとおしてのうつ病の無力感モデルの理論的基礎を作るなど精力的に活動してきたといいます。

そして、ある時セリグマンさんはこれまでの心理学が病気を治すための努力をしてきた一方で、「人はどうすれば幸せになれるのか?」ということについてはあまり研究してこなかったということに気付くんですね。

そのような経緯で、1988年にセリグマンさんは

「心理学は人間の弱みばかりでなく、人間の良いところや人徳を研究する学問でもあり、すでに主要な心理学的理論はそのような補強を行う方向に変貌しつつある」

引用

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6#:~:text=%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6%EF%BC%88%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%81%97%E3%82%93,%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82

と指摘するに至ります。

こうして、ポジティブ心理学という学問分野が成立することとなったわけです。

確かに、そうなんです。

ポイティブ心理学成立以前の心理学は「異常心理を正す」みたいな考え方がほとんど、つまり上述の通り「精神病の治療」が主だったんですね。

ポジティブ心理学の研究者たちはそのような「治療目的での研究」というフィールドから一歩抜け出て、もっと「人の幸福」みたいなポジティブな要素を向上させる視点に立とうとしているわけですな。

ネガティブを減らす方向からアプローチするのか、それともポジティブを増進する方向からアプローチするのかって違いのようにとらえてもいいかもしれません。

ま、雑すぎるまとめ方ですけど。

ポジティブ心理学はまだまだこれから伸びる分野

ポジティブ心理学は「人が幸せになるにはどうしたらいいか?」等という視点から人間心理を探求する学問なので、とてもいわゆる自己啓発やコーチングといった分野とは相性がいいです。

そのため、現在ではコーチングや自己啓発の現場ではポジティブ心理学的知見が盛んに活用されているといいます。

ただし、ポジティブ心理学はまだできて日が浅い分野であるため、そこで提唱される方法がどれだけ人の幸福に資するのかについてはまだまだ検証の余地があるのです。

例えば、ポジティブ心理学の効果については、過去に39件の研究をまとめて系統的レビューをおこなったオランダのトリンボス研究所が発表した2013年の論文があります。

参考

https://bmcpublichealth.biomedcentral.com/articles/10.1186/1471-2458-13-119

どうやら、その論文ではポジティブ心理学で使われる以下のような技術について検証したようです。

  • 毎日ポジティブな体験を記録
  • 感謝した体験を記録
  • 前向きな目標の設定
  • 成し遂げたい夢や未来の自分について書く
  • ポジティブな自己イメージを思い描く
  • コーチング系全般

 など

 で、結果はというと、残念なことに「ポジティブ心理学で用いられている技術は効果が低い上に持続期間も短かかった」といいます。

具体的に言うなら、そもそも技術の効果は低いし技術の使用から3カ月〜1年も経過するとさらに効果は減少するのです。

さらには、気分の落ち込み等にはほとんど効果がないとも、、、。

なんだか、がっかりです。

この結果を考えると、まだまだポジティブ心理学は発展途上にあるといっていいのかもしれませんね。

長期的な効果を期待するなら、臨床現場で使われている認知行動療法を頼ったほうがいいでしょう。

ただ、いかに効果が低いとはいえ「やらないよりはやったほうがいい」のは確かなので、ポジティブ心理学の技術を積極的に日常に取り入れてみてもいいと思いマウス。

おわりに

この記事は「ポジティブ心理学って一体何なの?どういう経緯で始まったのかな?」と題しておおくりしました。

ポジティブ心理学は従来の心理学が病気の治療を主目的にしていたのに対して、「人はどうしたら幸せになるのか」のような「人間の幸福」に焦点を当てる点で一線を画す学問領域です。

ただ、まだできてからそれほど日が経っていない学問領域であるため、そこで提唱される技術の効果に関してはまだまだ賛否両論が激しく渦巻いている状況。

とはいえ、少しでも効果があるのなら感謝の日記のようなものを日常にとりいれるのはありではないか?と思う次第。

まあ、持続期間や効果量を考えるなら認知行動療法のほうがいいとは思います。

少しづつでも幸せを感じられるように生きていきたいものです。

では!

参考

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6#:~:text=%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6%EF%BC%88%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%81%97%E3%82%93,%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82

https://www.jppanetwork.org/what-is-positivepsychology

https://yuchrszk.blogspot.com/2016/01/blog-post_14.html

https://bmcpublichealth.biomedcentral.com/articles/10.1186/1471-2458-13-119

参考記事等

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