「私は外向的!、、、なはずだけど、他の外向的な人に比べると疲れやすい気がするなあ」
「そもそも、HSPにも外向型の人っているの?みんな内向型のような気がしていたんだけど」
オニギリス!
脱マンネリストのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回の話題はHSPは外向型と内向型でどうちがうのかについてです。
HSPというと繊細な人です。
HSPには内向的な人しかいないとおもっていませんか?
ところが、HSPには外向的な人もいるんですね。
いつも明るくふるまっているあの人ももしかしたら…。
ここで一瞬だけ宣伝?ですが、「悩みがあんよなー」て人も「ただ誰かに愚痴を言いたいねん!」て人も悩みが重症化する前に頭をクリアにしてみませんか?
おにぎりのカウンセリングについて詳しくは以下。
はい、ではゆるりとお送りします。
目次
1、内向的か外向的かは感受性の違い
「そもそも内向型とか外向型とか何で決まっているの?」
内向型と外向型、最近よく聞くようになってきた言葉かと思います。
この概念は心理学者のカールユングさんによって提唱されたものです。
内向型と外向型の特徴を簡単にまとめると以下のようになります。
【内向型】
・自分の内側からエネルギーを獲得
・1人を好み、話すより考えることが得意
【外向型】
・人と話すなどの外的刺激なことからエネルギーを獲得
・大人数でいるのを好み話すことが得意
ざっと、特徴を書くとこんな感じです。
せっかくなので内向型であるかどうかを診断してみますか?
気になった人は今から以下の30問に気軽に応えてみてくださいな。
診断は「内向型を強みにする」という書籍からの引用
を掲載されているサイト様から孫引きさせていただく形で引用します。
多分これ大丈夫よね?
何か心配になってきた…。
ま、いっか。
大丈夫だったはず。
クレームがあったら秒で削除するのであしからず。
では以下引用です。
設問には◯か×で答えること。全部答えたら、◯の数を合計し、リストの後ろの診断結果で自分が内向型か外向型か、その中間かを確認しよう。
1. 休息が必要な時はグループで過ごすよりも、自分だけか、二、三人の親しい人と過ごす方が好ましい。
2. プロジェクトに携わるときは、細切れでなく、まとまった長い時間を与えてもらうほうがいい。
3. 話をする前に予行練習を行うことがよくあり、ときには自分用にメモをつくる。
4. 概して、話すより聞くほうが好きだ。
5. 人から、物静かだ、謎めている、よそよそしい、冷静だと思われることがある。
6. 祝い事は、大きなパーティを開くより、ひとりの人か、数人の親しい友達だけでしたい。
7. 通常、返事をしたり、話したりする前には、考えなくてはならない。
8. たいていの人が気づかないような細かいことに気づく。
9. ふたりの人が喧嘩をした直後には、緊迫した空気感を感じる。
10. 何かをすると言ったら、ほとんどの場合、その通り実行する。
11. 仕事に締め切りや緊張性があると、不安を感じる。
12. あまりに多くのことを同時進行していると、朦朧としてしまう。
13. 何かに参加するかどうかを決めるのは、しばらく見学してからにしたい。
14. 長期的な人間関係築くほうだ。
15. 他人の邪魔をするのは好きでない。邪魔をされるのも好きでない。
16. たくさんの情報を取り込んだときは、整理するのにしばらく時間がかかる。
17. 刺激の多すぎる環境は好きではない。世間の人がなぜホラー映画を見にいったり、ジェットコースターに乗ったりするのか、さっぱりわからない。
18. 匂い、味、食べ物、天候、騒音などに強い反応を示すことがある。
19. 創造的で想像力に富んでいる。または、そのいずれかである。
20. たとえ楽しんだとしても、社交的な催しのあとは消耗してしまう。
21. 人を紹介するよりも、されるほうが好きだ。
22. 人のなかや活動の場に長くいすぎると、不機嫌になることがある。
23. 新しい環境には、しばしば居心地の悪さを感じる。
24. 人に家に来てもらうのは好きだが、長居されるのは好きでない。
25. 怖くても折り返しの電話をかけられないことがよくある。
26. 人と会ったり、突然発言を求められたとき、頭が空っぽになることがある。
27. ゆっくりと、あるいは、とつとつとしゃべる。疲れているときや、考えながら話そうとしているときは、特にその傾向が強くなる。
28. ちょっとした知り合いは、友達と考えない。
29. きちんとしたかたちになるまで、自分の作品やアイデアは他人に披露できないと感じる。
30. 周囲の人に、自分で思っているより頭がいいと思われて、驚くことがある。
さあ、◯の数によって、自分がどこに当てはまるか、以下の診断を見てみよう。
●20〜30……完全な内向型。したがって、あなたにとっては、自分のエネルギーの流れを維持する手段と自分の脳の情報処理の方式を理解することが極めて重要だ。あなたは 、自らの考え 、印象 、希望 、価値観を通して世の中とかかわっている 。外部の環境に左右されてはいない 。本書は 、あなたが内部の情報を活かして自らの道を切り開く一助となるかもしれない 。
● 10〜19 … …中くらいに位置する 。ちょうど両利きの人のように 、あなたは内向的でも外向的でもある 。おそらく 、ひとりになりたいという気持ちと 、外出して人と交わりたいという気持ちの板挟みになることがあるだろう 。したがって、自分が確実に元気づくのはどんなときなのかに留意することが 、とても大切である 。あなたは 、独自の考えや感情と他の人の基準の両方に基づいて判断を下す 。そのため広い視野が持てるが 、ときに物事の両面を見てしまい 、立ち往生する場合もある 。エネルギーとバランスを維持するため、自分の気質を評価できるようになることが大切だ。このことについては、さらに第2章で述べる。
● 0〜9… …外向型寄り 。あなたは 、他者の価値観や現実に照らして 、判断を下す 。また 、現実の枠のなかで働いて 、変化をもたらす 。中年に近づき 、体力が衰えてくると 、人と会うのをちょっとやめて 、ひとりになりたいものの 、何をすればよいのかわからないという状態におちいり 、驚くことがあるかもしれない 。孤独が必要になったとき何をするのが自分にとって最良なのか 、思い出すすべを身につけるといいだろう 。そのためには 、あなたは内向型のスキルをもっと学び 、外向型のスキルとのバランスをとらなければならない 。
https://kaminoy.com/naikougata-sindan
はい、いくつ当てはまりましたか?
え?私?
そうですね、5ですね。
まあ、予想通りの外向型ですね。
こうやって質問群を見てみると結構HSPのチェック表と重複するように思える項目もやや見受けられますね。
特に18番の「匂い、味、食べ物、天候、騒音などに強い反応を示すことがある。」という項目はHSPの特徴に近いものを感じさせます。
2、内向型と外向型は脳が違う?
さて、実は内向型と外向型では脳が少し違うということが分かっています。
ですから、生まれつきの外向内向の違いは一生不変と言うことになります。
その違いの一例としては、快感に関する物質であるドーパミンに対する感受性(感じる度合い)の違いと言うのがあります。
外向型の人は感受性が低いので快感を十分に感じるのにドーパミンがたくさん必要です。
一方、内向型の人は感受性が高いので少なくてすみます。
このように感受性が違うと、同じ行動や状況に対しても感じ方が変わってきます。
例えば、内向型の太郎と外向型の慶次の二人がクラブに行ったとします。
慶次「ヒャッハ-!いいね!いいね!今日もやってんねー!ヴァイヴス上がるわあ!」
太郎「…(なんて騒音…疲れた…帰りたい、、、)」
となります、
また、二人が本を読んでいたら
慶次「あー!あきたわー!くっそあきた!太郎、いまから、USJいかね?」
太郎「いや、いい。今いいとこだから。(まじ、この話おもしれー!つぎどうなるんだろ?)
となるでしょう。
つまり、外向型の人は刺激が少ないと飽きてしまうし、内向型の人は刺激が少なくても満足します。
むしろ、強い刺激で内向型の人は疲弊するのです。
つまり、外向型の人は外からの刺激で元気を蓄え、内向型の人は独りになって元気を蓄えるといえるでしょう。
3、HSPとHSS
すこし、内向型と外向型について熱く語りすぎて疲れたけどつづけていきます!
はい、ようやく本題!
この記事を読んでいる人のほとんどはHSPさんだと思います。
さて、内向外向の対比を見て「HSPにも反対の概念が存在するんじゃないか?」と勘がいい人は気付いたはずです。
はい、そうです。
存在しています!
それがHSSです!
HSPはHighly Sensitive Personの略です。
「とても敏感な人」という意味です。
HSSはHighly Sensation Seekingの略です。
「刺激を求める人」という意味になります。
そして、これまた診断するチェックリストが存在しています。
http://hspjk.life.coocan.jp/selftest-hsp.html
さて、こうみてくるとHSSは「刺激を求める人」でしたが、外向型の特性とかなりの類似点があることが理解できるかと思います。
そのため、HSS傾向があるHSPとは外向型のHSPであると言い変えていいかもしれません。
ただ、最近では外向型hspのことをhse( Highly Sensitive Extroversion)と分類するようです。
hseとhssの関連についての詳細は今のところ不明であるので、より厳密な言い方をするのなら
「hss型hspの人の中にはhseの人が多い可能性が高い」
といったほうがいいでしょうね。
4、外向的HSPは珍しい
早速ですが、以下ではHSEのことを外向型HSPと表記するのでよろしくであります。
実はHSPはどの国でもだいたい15~20%の割合で存在するそうです。
そして、hss型HSPはHSPの3割ほどとされています。
つまり…hss型HSPは全人口の6%ということになります。
かなりのレア感です!
となると、外向型hspはこの6%の内のさらに一部ということになりますねえ、、、。
ということは、選ばれし…いえ、言いすぎですね(笑)。
5、外向的であってもやはりHSPは繊細
外向型HSPがいくら刺激を求める傾向があるとはいえ基本はHSPです。
繊細なのはかわりありません。
HSPの概念を提唱したア―ロンさんによると、hss型hspの人達の特徴は以下の通りだといいます。
- 移り気
- すぐに圧倒されるが同時に飽きっぽい側面がある。つまり、新しい経験はしたいが、動揺や大きな危険を嫌う。
- 例えるなら、いつもブレーキとアクセルの両方を踏んでいるような気がする状態
このような特徴があると言います。
hss型の中のさらに一部が外向型hspであると考えられるため、外向型hspの方も同様の傾向を持っているといえるでしょう。
事実、外向型HSPの人達は社交がすきで多くの人達とふれあう反面長時間の社交活動で疲れ切ってしまいうといいます。
例えば、朝ディズニーランドへいっても閉園までは体力が持たなかったりします。
ただ、その疲れは嫌な疲れではなく心地よい疲れでしょう。
人によるかも知れませんが睡眠時間は長くなりそうですね(笑)。
私の妹もHSP(ただし、外向型ではない)ですが、やはり、HSPの人は疲れがたまると睡眠時間が長くなる気がしています。
ネットにもそのような意見は散見されます。
外向型HSPの人はHSPの感受性の高さと同時に社交性を兼ね備えていますが、これはなかなかの強みではないでしょうか?
よく気が付いて社交的。
きっと、サービス業なんて場合によっては天職かもしれませんね。
6、外向的HSPの人が気をつけた方がいいこと
さて、外向型HSPの人は一般的なHSPの人に比べるとあまり繊細にはみえないので誤解をされがちです。
そのため、あらかじめ「私さ、こんなふうにみんなでワイワイするのも楽しくて好きだけど、一人の時間もすきなんだよね、本当に。」
などとあらかじめ言葉で皆に伝えておくのがいいでしょう。
自分の繊細さをまわりにさりげなくアピールすることで周りの人は配慮してくれることでしょう。
ただし、HSPの人全員に言えることかもですが、HSPであることに関しては言わない方がいいという意見もネット上にはあります。
なんでも、事あるごとに「HSPである」ということを言い訳のように使うようになってしまう可能性があるということのようです。
また、「わたしはHSPです」と言ったところで理解を得るのは難しいとの意見もありました。
この意見のどちらもHSPの方による見解です。
たしかに、まだまだHSPに対する知名度は低いように思います。
言ったところで理解されないか、言い訳がましくきこえてしまうというのはある意味事実かもしれません。
HSPであることは素晴らしいことです。
しかし、それを免罪符にしていては自分の成長のためにもよくないですよね。
これに関してはもっと世の中にHSPの存在が知られるのを待つほかないのかもしれません。
それと外向型hspの方は人との交流によって元気を回復する点は普通の外向型の人とと同じなので、信頼できる友人や恋人との交流により元気を回復するようにするといいでしょう。
おわりに
この記事ではHSPの人が外向型と内向型ではどんな風に違うのかについて述べました。
HSPの人は内向型であれ外向型であれ繊細で良心的です。
もっと、HSPについての理解が社会に広まってくれることを切に願う次第です。
明るく優しい人の姿がその人の常ではなく、別の面もあるという可能性を忘れずにいたいですね。
みんな違ってみんないい!
HSPに栄光あれ!
参考記事等