「わたし本当に何の仕事に向いてんだろうか、、、。今まで4回も転職してきたけど、どの仕事も向いている気が全くしなかった、、、。てか、そもそもHSPの人に向いている仕事とか向いていない仕事っていうのがあるんかなあ、、、。どんな仕事にも向いていないんじゃね?繊細過ぎて疲れやすいし。」
そうねえ、確かに繊細だといろいろとストレスを感じる場面も多いよね。
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラーのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回も話題は「HSP,エンパスとサイコパスを比較してみたら向いていない仕事が分かるかもしれない」という話です。
サイコパスとHSP、エンパスはまあ雑な言い方をすると「真逆の性格としている」といってもいいかもしれませんね。
サイコが共感性がないのならHSPやエンパスの人は共感性がとても高い、、、そう、全然違います。
で、HSPやエンパスの人は割と「自分にこの仕事は向いていない」なんて感じることが多いのではないかと思うんですね。
確かに、感受性が高いとストレスの多さに打ちのめされることが多いので、そう思うことも多いかもしれません。
そして、一概に「HSPやエンパスの人にはこの仕事が向いています!」とは言えないものの、極力避けたほうがよさそうな仕事はあると思います。
それは
「サイコパスのなるべくいない業種に行く」
という選択肢です。
ちなみに、現在の職場にサイコパスがいた場合はきちんと対策しておく必要があります。
詳しくはリンクからどうぞ。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
HSPとエンパスって何が違うん?
はい、HSPとよく似ている概念にエンパスというのがあります。
HSPの人は端的に言うと「感受性が高くいろんなことに敏感」な人です。
それはエンパスという人たちについても同じことが言えます。
ただ、エンパスはHSPと似ているところはあれど完全に別物です。
エンパスという概念はローズ=ローズトゥリーさんというアメリカのヒーラーにより提唱されたものであるといいます。
そして、HSPとエンパスの両者を分かつ特徴の最たるものは「いわゆるスピリチュアル的要素」にあるといえます。
エンパスはローズさん曰く
「他人の思いを体感し、とても繊細かつ強力な能力を持つ人」
であるとのこと。
まあ、サイキック能力を持っているという話になるわけです。
なので、エンパスの特徴を説明する文脈においては、「エネルギー」なんて言葉が多用されますね。
そして、どうもエンパスの特徴を調べていくと、その特徴には「内向型HSPの人に多い特徴が多分にみられる」ように思われます。
ただ、エンパスの人の方が一般的なHSPの人よりさらにメンタルが弱い印象もしますね。
しかし、わたし自身は霊やらエネルギーやらが「存在しない」とまでは言いませんが、
「その存在が科学的にある程度の確度ある証拠により証明されていない」
ので個人的にエンパスの存在を積極的に支持する気はしません。
なので、個人的には
「エンパスはメンタルがよわっている内向的HSPの人」
であると解釈しています。
それと、霊感の正体は「不安の表れではないか」という仮説が存在しています。
神経症的傾向が高い、つまり不安を感じやすい人は壁のシミやただの模様が人の顔に見えたりしやすいといいます。
例えば、性格特性と物体が人の顔に見える現象の関係を調べている研究もあります。
参考
http://theassc.org/files/assc/ASSC_Programme_0.pdf
サイコパスとエンパス、HSPの性格は真逆
はい、いまさらな感じもしないではないですが、サイコパスとHSPの性格特性は真逆といってもいいと思われます。
サイコパスは「共感性がない、ないし極端に低い」わけですが、かたやHSPは「共感性が高く繊細」です。
そう、サイコパスは極端な話ですが誰かが事故にあって苦しんで居ても鼻歌を歌って面白がっていられるのに、HSPの人は目や耳を覆いたくなり当人の痛みを自分のもののように感じていたたまれない気分になるでしょう。
ちなみに、いわゆるドライな人の中にサイコパスが紛れ込んでいたりしますが、通常ドライな人でも思いやりはあります。
サイコパスの多い業種は極力避けよう
はい、当たり前っちゃ当たり前ですがHSPの人はサイコパスを避けましょう!
理由は簡単です。
「食い物にされるから」ですね。
では、早速サイコパスの多い職業をランキング形式で見てみましょう。
- 10位:公務員
- 9位:シェフ
- 8位:聖職者
- 7位:警察官
- 6位:ジャーナリスト
- 5位:外科医
- 4位:セールスパーソン
- 3位:テレビやラジオのキャスター
- 2位:弁護士
- 1位:CEO
どれもストレスの多そうな職業ですね。
これらの職業に特に思い入れがないのであれば、HSPの人は避けたほうがいいかもしれません。
では、今度はサイコパスの少ない職業をランキング形式で見てみましょうかね。
- 10位:会計士
- 9位:医師
- 8位:クリエイティブアーティスト
- 7位:教師
- 6位:慈善活動家
- 5位:美容師、スタイリスト
- 4位:職人
- 3位:セラピスト
- 2位:看護師
- 1位:介護助手
はい、どうですかな?
納得でしょうか?
個人的には納得です。
以前はわたしもソシオパス的だったので、なんとなくではありますがこのランキングは理にかなっていると思います。
その理由としては「相手を思いやるのが大事になる職業が多いから」というのもありますが、「地道にコツコツと行う職業が多い」というのもあります。
サイコパスには衝動性が高いものが多いですから、地道に同じことをやる仕事は退屈でやってられないんですね。
その点、会計士や職人は向いていません。
HSPの人はサイコパスの少ない職業から自分の職業を探してみるのもありかもしれませんね。
まあ、どんな業種であっても社長はサイコパスかもしれませんが、、、それはしょうがないですね。
関わらないようにするしかないですねえ。
HSP、エンパスの人は自分の感じる価値を大事にして!
HSPの人は仕事を選ぶときは「自分が人生で大事にしたい価値」にそって仕事を選んでいくといいと思います。
なので、自分の人生で大事にしたい価値が何かをまずはっきりさせておきましょう。
価値とは自分が一人の人間として「このようにふるまいたい」と心の底から望むことです。
この価値という概念は心理療法であるACTにおいて重要視されるものなんですね。
この価値には「いいも悪いもない」ので、どのようなものでも結構。
まあ、言ってみれば「味の好みのようなもの」ですねえ。
例えば、「自分にも他人にもいたわりの気持ちをもってせっすること」とかでもいいです。
また、適職を探すのにあたってはコアパーソナルプロジェクトを探すというもいい手段です。
コアパーソナルプロジェクトとは簡単に言うと、「情熱をいくら注ぎ込んでも足りないくらいに自分の人生で重要と思える仕事」のことです。
コアパーソナルプロジェクトについて詳しくは以下からどうぞ。
参考記事等
ただ、いくら自分の意志で職種を選んだとしても、そこは仕事ですからいろいろ自分の意にそわないこともあると思います。
そんな時は、事前にしらべておいた「自分の大事にしたい価値」と日々の仕事を結び付けていきましょう。
どんなに些細なことであっても、自分の大事にしたい価値と仕事の内容を結び付けていくのが大事です。
例えば、上述の「自分にも他人にもいたわりの気持ちをもってせっすること」が価値であった場合、仕事の中でこの価値にそって行動できるようにどんな些細なことでもいいので取り組んでみるってわけ。
自分がミスをした際、自己否定をするかわりに、「大丈夫だよ、あなたならできるから。それに人間なんて不完全なものよ。ミス位するさ」と自分をはげましたり、ちょっと大変そうな同僚にねぎらいの言葉をかけるとかそんなもんでいいんですね。
そして、できるならその日々の「自分の価値と仕事を結び付ける取り組みを日記に記録する」ことをおすすめします。
そして、一週間や一か月に一度くらいの頻度で定期的に自分の取り組みを見返してみましょう。
そうすることで、自分がすこしでも自分の価値に沿って生きれているという実感がわくはずです。
HSPの人にとっては「自分の大事にしたい価値」に沿って生きるのはとても大事と思います。
ぜひ、取り組んでみてくださいな。
参考記事等
おわりに
この記事では「HSP,エンパスとサイコパスを比較してみたら向いていない仕事が分かるかもしれない」と述べました。
エンパスは科学的な概念ではないので、その存在については個人的にはあまり積極的に支持する気はしません。
そのため、あくまで個人的な解釈ですが「エンパスはメンタルのよわった内向型HSP」であると思っています。
そして、HSP、エンパスの人達が避けたほうがいい職種はサイコパスの多い以下の職業でした。
- 10位:公務員
- 9位:シェフ
- 8位:聖職者
- 7位:警察官
- 6位:ジャーナリスト
- 5位:外科医
- 4位:セールスパーソン
- 3位:テレビやラジオのキャスター
- 2位:弁護士
- 1位:CEO
とはいえ、これらの職種の中に自分がそうしてもやりたいなら別に問題ないです。
やったらいいと思います。
ただし、「自分が人生で大事にしたい価値」だけはしっかり確認しておいてくださいな。
HSPの人にとって「自分が人生で大事にしたいと思う価値」に沿って生きていくのは何より重要なことです。
日々、この自分の大事にする価値をどうやって毎日の行動に落とし込んでいけるかをよく考えていきましょう。
もし、できるなら毎日「今日はこんな風に自分の大事にする価値に沿った行動をとった」と日記に書くようにしていくといいですね。
一週間後とかにそれを見直すと、自分の人生が意味のあるものであると再確認できるんじゃないかなって思います。
さあ、あなたの価値に沿った行動を!
では!
参考記事等