「偽の合意効果(フォールスコンセンサス)」自分はいつも多数派という考えの罠

「うちの職場の上司ときたら、いっつも自分の意見は絶対に間違ってないの一点張りだ。アイツは頭が固すぎる。どうして自分の意見が世論と同一だとか常識だって思ってんだろうか?理解できない、、、。」

ふむ、めんどくさそうな人やなあ。

オニギリス!

脱マンネリストのおにぎりです。

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「「偽の合意効果(フォールスコンセンサス)」自分はいつも多数派という考えの罠」という話です。

今回は以下のような方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

  • 自分の意見をあたかも常識のように押し付ける人がなぜそんなことをするのか考察してみたい人
  • ・話のネタが欲しい人

たまに「これって常識だから」みたいに自分の中で勝手に正しいと思っていることを、さも一般常識化のように他人に押し付けてくる変な人というのが一定数どこにでもいるものです。

彼彼女らは、なんでそんな理不尽を平然と行うことができるのでしょうか?

ちょっと疑問ですわな。

もしかしたら、こういった行動は偽の合意効果によるものである可能性がありますねえ。

では、ゆるりとおおくりします。

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偽の合意効果って何じゃいな?

偽の合意効果(フォールスコンセンサス効果、総意誤認効果とも)とは、

「人が自分の考え方を他の人に投影してしまう認知バイアス」

のことです。

要するに、「自分は~だと思っている。きっと、世の中の人達も自分と同じように~だと考えているだろう」等と思う傾向という事ですね。

例えば、きのこの山派の人が

「きのこの山は持つところがあって手がチョコレートで汚れない、そしてうまい。常識的に考えてきのこの山はたけのこの里より支持されているはずだ」

なんて考えてしまうという事ですな。

この推測には何らの統計的確証は存在していません。

にもかかわらず、他の人達からの合意が思い込んでいる状態なんですね。

冷静に考えれば、世の中に「たけのこの里派」が存在していることは自明ですし、かつて両派閥で論争が起こったことがあるというのに、、、、。

なんとも、人の認知の困った特性の一つといえましょう。

なおこのバイアスはグループで議論した際によく発生するそうで、グループ構成員は、そのグループの総意はより大きな集団での一般的考え方と同じだと考えることが多いといいます。

またグループメンバーが外部の人間とそのことについて議論する機会がない場合には、そのように信じ込む傾向が強くなるといいますね。

さらに厄介なことに、「そのいった合意は存在しない」という証拠を突きつけられても、人は「合意しない人が何か勘違いしたり間違っているんだ」とみなす事が多いのだそうです。

ふむ、、、、要するにきのこの山派が一堂に会して「きのこの山がいかにたけのこの里より合理的かつ美味しいか」について議論していたら、「世論はきのこの山を支持している!」なんて結論を何の統計的確証もなく一堂に会したみなが共有しかねないってことですねえ、、、。

んー、怖いね。

偽の合意効果の原因には何がある?

偽の合意効果が生じる原因については、「これが原因だ」と断定するのは難しいです。

少なくともいえるのは、「複数の原因が絡み合っている」という事でしょう。

例えば、その根底にある原因としては以下の二つがあるといわれています。

・利用可能性ヒューリスティック:「取り出しやすい」記憶情報を優先的に頼り判断してしまう事を言う。

詳しくは以下の記事参照。

・自己奉仕バイアス:成功すると自分自身の能力によるもの、失敗したら自分ではどうにもできない外的要因によるものと思いこむこと

詳しくは以下の記事参照。

ただ、個人的には確証バイアスもかかわっていそうな感じはしますね。

※確証バイアスとは、自分にとって都合のいい情報ばかりを無意識的に集める一方で、反証する情報を無視したり集めようとしない事を言う。

まあ、確証バイアスが直接的な原因というよりも「偽の合意の成立を促進、確立する要素として作用する」って感じでしょうかね。

なので厳密にいえば、個人的に確証バイアスは偽の合意効果の間接的原因になりうると思います。

偽の合意効果を悪影響

偽の合意効果は対人関係において非常に有害に作用する恐れがあります。

例えば、どの職場でも一人くらいは「え?これ常識だよ?」みたいに自分の独りよがりな正解を常識として押し付けてくる上司やお局様、先輩といった人達がいるものです。

ああいった人達の行いに対して快く思う人たちはいないでしょう。

偽の合意効果が生じると、「自分の意見は多数派である」のような錯覚に陥って他人に自分の考えを押し付けてしまいがちになるといえます。

これでは対人関係が悪化するのは火を見るよりも明らかというものです。

また、企業のトップや政治権力の上層部等が独りよがりな判断を下す際にも、この偽の合意効果は作用しているといえる気がします。

その例としては、いわゆる「ダサピンク現象」が挙げられるかもしれません。

ダサピンク現象とは、ブロガーの宇野ゆうかさんによって提唱された概念であり以下のような意味です。

「女性ってピンクが好きなんでしょ?」「女性ってかわいいのが好きなんでしょ?」「女性って恋愛要素入ってるのが好きなんでしょ?」という認識で作られたものの出来が残念な結果になる現象のことを言います。
(※ブロガー・宇野ゆうか氏のツイートより)

引用

ピクシブ百科事典

商品企画の決定権等をもつ上層部の年配男性たちが、

「どうせ女性はピンクが好きなんだろ。じゃあ、この商品をピンクにすれば女性がたくさん買うからヒットするじゃん」

等と安易に考えて商品を発売したあげく多コケするっていう感じの話ですね。

偽の合意効果は、多大な経済的損失を生み出す可能性があるという事でしょうなあ。

そして、これとは逆に「自分たちは思わないが、きっと世論はこう思っているだろう」等と政治家たちが勝手に判断して効果的でない政策に固執するなんて場合もあります。

このような現象には多元的無知というものがかかわっていると考えられるでしょう。

多元的無知について詳しくは以下参照。

偽の合意効果に対する対策

バイアス全般に対する有効策は、「そのバイアスの存在に対して知識を持つ事」と「自分がそのバイアスの陥っていることに気付くこと」です。

これが基本的な対策となります。

そして偽の合意効果についていうならば、その対策は非常にシンプルで「まず事の真偽を確かめるという事を徹底する」というのが最適でしょう。

例えば、具体的には以下のようなことです。

  • 自分の勝手な思い込みではないかを確認するために実際に相手の意見を聞いてみる
  • 客観的に妥当な統計データ等を確認する
  • 偽の合意に対する反論を組み立ててみてそれを実証する証拠をあえて集め、偽の合意と比較検討してどちらがより妥当か検討する

基本的に「自分がこう思っているから相手もこう思っているはず、世論もこうなっているはず」じゃダメなんですよね。

独りよがりになっては、対人関係でもビジネスで収益をあげるにしてもいいことはないので注意した方がいいと思うのであります。

おわりに

この記事は「「偽の合意効果(フォールスコンセンサス)」自分はいつも多数派という考えの罠」と題しておおくりしました。

偽の合意効果とは「人が自分の考え方を他の人に投影してしまう認知バイアス」です。

人は、しばしば自分のもつ意見を人も支持しており自分の意見は多数派である等と何の根拠もなく思い込んだりしてしまいます。

こんな思考にはまり込んでは、対人関係の局面においても経済的な局面でも大損してしまうでしょう。

なるべく、偽の合意効果にはまらないようにしていきたいものです。

では!

参考

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%BD%E3%81%AE%E5%90%88%E6%84%8F%E5%8A%B9%E6%9E%9C

参考記事等

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