『あつまれどうぶつの森って何気に箱庭療法っぽくね?』という話。
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「あつまれどうぶつの森って自分で好きなように島に家具を配置したり、島の地形を変えたりして自分の好きな島をつくるわけだけどあれって、心理療法の箱庭療法とすごく似ているような気がするよね。もしかして、あつまれどうぶつの森ってメンタルにいいんじじゃね?」

ふむ、確かにあつまれどうぶつの森ってなんだか箱庭療法っぽいよなあ。

少しわかる気がする。

オニギリス!

脱マンネリストのオニギリです!

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「『あつまれどうぶつの森って何気に箱庭療法っぽくね?』という話。」というものです。

今回は以下のような方に向けておおくりします。

こんな人が読むとやくにたつよ

箱庭療法について知りたい人

あつまれどうぶつの森と箱庭療法がなんか似てるような気がしている人

あなたは「箱庭療法」というものを知っているでしょうか?

まあ、すごく雑に言うと「箱庭に自由にものを並べて自分の心の内を表現する心理療法」のことです。

あつまれどうぶつの森(以下あつもりという)はその箱庭療法に類似していると思うんですねえ。

まあ、厳密に言えば全然同じではないんですけども似ている点はあるんです。

もしかしたら、あつもりをやることでメンタルが安定したりして、、、、?

そして、あつまれどうぶつの森のようなゲームをすることによって創造性が鍛えられる可能性もあるっていうんで、未だコロナの猛威の渦中にあるこの機にあつもりやってみるのはどうでしょう?

では、ゆるりとおおくりします。

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箱庭療法っていったい何よ?

箱庭療法とは

砂箱を使用してその中にミニチュアを置くことで、自分の内的世界を表現する心理療法」

のことです。

箱庭療法は1929年にロンドンでLowenfeld,M.さんが、子供ための心理療法として考案したもの。

その考案後、Lowenfeldさんに教えを受けたKalf, D.さんがユングさんの分析心理学を箱庭療法に導入することにより、成人にも効果のある療法となりました。

※箱庭療法は遊戯療法の一種といえる。

遊戯療法については以下。

遊戯療法については以下。

そして、日本に箱庭療法を紹介したのは心理学者の河合隼雄さんです。

河合さんは遊具研究所に留学しKalfさんから教えを受け、1965年からは天理大学や京都市カウンセリングセンターにて箱庭療法を用いました。

なお、実は日本には箱庭療法導入以前から箱庭自体は子供の遊戯の一つとしてありましたが、その目的は「教育」であったため「心理療法」としてのものではなかったとか。

箱庭療法では治療者がクライエントが箱庭を作っている間(通常1時間ほど)は静かに見守り、作り終わった後に治療者はクライエントと気楽に話しつつ一緒に箱庭について分析を深めクライエントの心を理解するよう努めていきます。

なお河合(1969)によると、箱庭療法で用意すべきミニチュアとして以下のようなものをあげているとか。

  • 動物
  • 乗り物
  • 建築物
  • 怪獣

また、箱庭療法に用いるミニチュアに関して以下のようなことも言及している模様。

  • できるだけ多くの種類で多くのものを用意する
  • 特に指定はない
  • 基準の異なるものが雑多にある方がいい(表現を豊かにしたり意味が明確に感じ取れる場合が多いと思われるため)

ただその一方で、彼は以下のようなことも言っているようです。

  • 少数の玩具だけでも相当な表現を得られる
  • 限られた玩具の中でクライエント(心理療法を受ける人)が工夫して玩具を置く点に意味を見出すこともできる

箱庭療法の効果って何なん?

箱庭療法でクライエントは箱庭を作ることによって、自身の心に隠された本当の心を表現できるといいます。

箱庭療法によって本当の自分の心を表現することで、自己理解も進むしそもそも箱庭を作るという効果自体に癒し効果があるといえるかもしれません。

自分の心の状態がよくわからないのはそれ自体がストレスですし、心の状態を改善するためには「まず自分の状態に気付くこと」が大事です。

自分の今の状態に気が付くだけでもメンタルの安定には非常に有益なんですね。

そして、この箱庭療法の適用年齢や性別に関しては老若男女を問わず、その適用症例には以下のようなものがあるといいます。

  • 神経症
  • 緘黙症
  • 心身症
  • 統合失調症

3、あつもりには箱庭療法のような効果がある?

さて、いきなり話を強引に変えますが、あつもりには仮想世界が舞台とはなっているものの上述のような人や木、花等々といった用意すべきものが人取りそろっています。

いえ、むしろ無数の家具や壁紙、床等様々なものがあるので自分独自の考えを非常によく表現できるといえるでしょう。

そういう点ではあつもりには箱庭療法に似た効果が見込めるのかもしれません。

とはいえ、当たり前ですが同じような効果は見込めませんね。

まず第一に「分析してくれる人がいない」ですし、データの世界で一連の作業は行われるため砂を触るようなことはできません。

この「砂に実際に触れる」という事は実はかなりリラックスの点からは重要だったりします。

なので、「同じような効果は期待できない」です。

しかし、「自分の思った世界を表現する」という意味では共通していますから、自分が島を作っていく過程で自分自身について新たな気付きを得ることもあるでしょう。

それに表現するということ自体がストレスの解消になります。

あと、あつもりのような自由度の高いゲームをすることで創造性が高まる可能性があるなんて研究も海外には存在しています。

参考

https://eric.ed.gov/?id=EJ1219938

まあ、この研究の対象はマインクラフトですがあつもりも同ジャンルのゲームといえるので同様の効果はあるでしょう。

毎日のプレイ時間を適切に管理するのであれば、あつもりは子供の教育上有益なものといえるかもしれませんねえ(もちろん、大人にも)。

おわりに

この記事は「『あつまれどうぶつの森って何気に箱庭療法っぽくね?』という話。」と題しておおくりしました。

あつもりと箱庭療法は完全に同じではないものの、結構類似点は多いです。

そして、あつもりには自分の内的世界を表現するという意味においての癒し効果、また創造性の向上といって効果があるといえるかもしれません。

あつもりを「単なるゲームだろ、時間の無駄だ」なんて言って切って捨てるのはもったいないかもしれないですねえ。

自分だけの島作りを頑張ってみるのもいいかもしれません。

あつもりを始めたら同士ってことでよろしく。

島のゆめばんち公開しているんで、気が向いたら酔ってみてくださいな。

では!

参考

https://tsu.ac.jp/Portals/0/research/25/123-137.pdf

https://www.mental-g.com/kiso/kakusyu/kakusyu_004.html

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