「消えたい」と言われたら、どんな言葉をかけたらいいのか?意味することは?

「最近、親友から「消えたい」なんて言葉を聞いてしまったから、どんな風な言葉をかけてあげたらいいのかわかんなくて困ってしまった。親友はなんとか最近持ち直したみたいだけど、そもそもどう対応してあげたらよかったんだろうか、、、。次、落ち込んだ時にもっと力になってあげたいなあ。」

うん、そうやね。

いきなり「消えたい」なんて言われたら、「!?」てなるよね。

オニギリス!

脱マンネリストのオニギリです!

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「「消えたい」と言われたら、どんな言葉をかけたらいいのか?意味することは?」という話題です。

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

  • 消えたいといわれて困ったことがある人
  • 消えたいといわれたという言葉の背後にある心理を探りたい人

さて、早速ですが友人や同僚の方々から「消えたい」なんて言われたことはありませんか?

正直、困っちゃいますよね。

「え?消えたい??What??」て思わず聞き返してしまいそうです。

今回は「消えたい」と言われた際にどう対処していったらいいのか?、いったいこの発言の意味することは何なのか?について少し探ってまいりましょうか。

では、ゆるりとおおくりします。

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消えたい=死にたい?

さて、「消えたい」と親友に打ち明けられたことがある人は結構いるのではないでしょうか?

「消えたい」という言葉を聞いて、わたし達が通常思い浮かべがちな発想に「消えたい=死にたい」というものがあると思います。

確かに、そのような意味を含んでいる場合もあるでしょうが、本当にそう断定してしまっていいのでしょうか。

個人的にではありますが「消えたい」という言葉の中核的な考えは、「自分自身に価値が見いだせない」という「自尊心が損なわれているが故の苦悩」であると考えています。

なので、「消えたい」と言われてすぐに「自殺」と関連させて感情的な対応をするのはちょっと冷静さが足らないんじゃないだろうか?と感じている次第です。

あと、「あー、消えたいわ」なんていろいろやることが多くてめんどくさい時に口にする人がたまにいますが、まあこれはそんなに問題視しなくていいでしょうね。

多くの場合、ネタとして言っているだけなので(中には例外もあるが)。

なので、もし「消えたい」なんて言われたとしてもすぐに「自殺なんて考えてはだめだ!」なんて感情的になるのではなく、「そうか、自分自身に価値を感じられないような状態になっているんだな」とまずは冷静に受け止めてあげましょう。

感情的になると、かえって悪化するものです。

そもそも、自殺って悪いことなのか?

さて、自殺とはそもそもいけないことなのでしょうか?

わたしは少々一般的な死生観をもっていないためか、自殺をそもそも悪いことであるとは考えていません。

そもそも、わたし自身は死と生をそれほど明確に区別してはおらず、どちらも状態の一種にすぎないと考えている節があるので死に対する拒否反応がないんですね(痛いのは嫌いです)。

もし、自殺という手段が「その本人にとってするしかない選択であり、本人がそれをよく理解したうえで自分の意思で選択した」のであれば、一向にかまわないと思っています。

まあ、多少「うーん、そうか、それしかなかったか」と名残惜しい気持ちにはなりますがね。

ただ、通常、「本人の抱える問題を解決するのにあたって、自殺に変わる手段はいくらでもある」のが現状です。

ですから、「自殺でなければ本人の抱える問題を解決できない」なんてことには原則的にはありえません。

自殺は悪いことではありませんが、「自殺なんかするよりもっと人生を謳歌する有効策はいくらでもある」のです。

「人生を謳歌する素晴らしい機会をみすみすドブに捨てなくてもいいのではないか?」と私は感じてなりません。

世の中が「自殺はダメ」としきりに言うのは、うがった見方をすれば「税金を納める労働者が減って国益にダメージが来る」なんてものから、単に「感情的な死に対する拒否反応」といろいろな原因があるでしょう。

まあ、それぞれの言い分にはそれなりの理があります。

しかし、そんな理なんかそもそもどうでもいいんです。

「その本人の人生にとってどうか」という観点こそ大事なんだと思います。

自殺には決して賛成はしませんが、自殺でしか本人の問題が解決できないのであればそれは仕方がないのかもしれません。

しかし、そんなことは原則的にはないのです。

自殺を考えてしまう人の大半は「自分に価値を感じられない」くらいに精神的に追い込まれてしまい、冷静な判断ができないからです。

自殺未遂をした人の多くが後になって、「あの時のわたしはどうかしていた。死ななくてよかった」なんていうのはそのためです

どうしても、過度のストレスにさらされると人は認知能力が低下しがちになります。

そんな時にした判断が妥当とはいいがたいでしょう。

自殺なんかしなくたっていくらでも人生を謳歌できるんですから、あえて自殺なんてしなくたっていいんです。

個人的には「自殺すんなんてもったいなくね?もっと、頭をひねれば楽しいこと一杯あんのにさ」と思えてなりません。

ま、お節介ですけどね。

ちなみに、わたしはともに人生を楽しむ仲間は一杯いて欲しいから、とりあえずか自殺者には増えてほしくないです。

誰だって消えたくなると気なんてあるもんさ

正直な話、「消えたい」の中核的な心理は「自分自身に価値を感じられない状態」であると考えられるため、誰でも「消えたい」という心理になることはあり得ます。

だから、「消えたい」という心理は決して「他人事ではない」のです。

特に、「完璧主義だったりして自分に厳しい人」は要注意なんですね。

いつも、「自分に対して優しくしていた方がいい」んです。

人間なんて不完全なものですから、失敗することや挫折することなんて普通にあります。

そんな時に、「自分はなんてダメなんだ」とか「自分なんて何もできない無能だ」なんて責めたりせず、「自分に思い遣りをもって接する」のが大事です。

自分の至らなさを責めるのではなく、「うん、そんなこともあるさ、人間だもの」という自分に対して寛容な姿勢でいてあげましょう。

自分が自分にとっての「最大の味方」ですからね。

まず、この「自分への思いやり」を持たないことには人生いき辛くなりそうです。

なので、自分への思いやりを持つようにしたいですね。

参考までにメンタル強化の方法や自分への思いやりであるセルフコンパッションを高める方法についての記事を置いておきますね。

4、「消えたい」にはどんな言葉を返したらいい?

さてさて、では親友等から「消えたい」のように言われた場合はどう返したらいいのでしょうか?

あなたなら何て言葉をかけてあげたいでしょうか?

、、、、、

、、もしかして、「大丈夫?」とか「なんとかなるさ!」を想像しましたかね?

だとしたら、それは控えめに言って「ん、アウト」でしょう。

そもそも、「頑張った」結果がその「消えたい」状態なわけですし、「消えたい」と言っている時点で「大丈夫ではないのが明白」ですからね。

それに「大丈夫?」と聞いたところで、「うん、大丈夫」と返すことがほとんどでしょう。

まあ、これにはいろんな理由があるでしょうね。

例えば、以下。

  • 人に迷惑をかけたくない気持ちが強い
  • 認知能力が低下しており、自分が大丈夫かも冷静に判断できない

そして、いずれにせよ、一番大事なのは「相手の話をひたすら聞いてあげる事」になります。

もう、余計な励ましの言葉はいらないのです。

なぜなら、励ましの言葉を受け取るのにも精神的な体力がいるものですから。

わたし達ができる最善の対処は

「ただ相手の話を聞いてあげて、相手に自分は受け入れられているという実感を持ってもらうようにする」

事でないかと思います。

「自分に価値がない」と思っているひとにとって、自分の気持ちをただ受け入れ存在を認めてくれる存在がいるという実感」は何にも代えがたいもの。

「自分を否定せずに受け入れてくれる」存在といいうのは「心にとってはそこに居れば攻撃されない安全基地」なので、そこにいると心は休まるんですね。

あなたが親友にとっての「安全基地」になってあげればいいってことです。

その内、元気になって励ましの言葉を受け取れるくらいになったら、その時になって改めて何か言葉をかけてあげればいいんですね。

落ち切っている人には言葉は不要です。

彼彼女らに必要なのは「励ましの言葉」ではなく、安全基地ですから。

参考までに人の話をく方法についての記事おいておきますねー。

参考記事等

おわりに

この記事は「「消えたい」と言われたら、どんな言葉をかけたらいいのか?意味することは?」と題しておおくりしました。

「消えたい」という言葉の中核にある心理は「自分には価値がない」というものであるといえるでしょう。

「消えたい」という気持ちには誰でもなるものです。

特に、自分に対して厳しい完璧主義な人はなりやすいと思います。

自分には常に思いやりをもって接していきたいものです。

そして、もし「消えたい」なんて親友等から言われることがあったなら、ただ黙って相手の言うことに耳を傾けてあげてくださいな。

「消えたい」なんていう言葉を言っているときには、「がんばれ」とか「大丈夫」なんて言ったら逆効果です。

相手の心を受け入れてあげる姿勢でいたあげるのが最善です。

別にそこに「言葉はいらないん」ですよ。

では!

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