「大人しい性格は辛いし悪?」大人しい性格を変えたいならこの3つ

今回は以下の様な方に向けておおくりします。  

こんな人が読むと役に立つよ

・大人しい性格が嫌いな人
・大人しい性格を変えたい人
・話しのネタが欲しい人等

脱マンネリストで心理カウンセラーのオニギリです!

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「「大人しい性格は辛いし悪?」大人しい性格を変えたいならこの3つ」という話です。

現在、社会では「大人しい性格よりは積極的な性格の方がいい」といった風潮が強いですね。

そのため、いわゆる「大人しい性格をしている人」は肩身の狭い思いをする傾向にあります。

しかし、本来性格に良し悪し等ないので大人しくて悪いことなどありません

ですから、自分の性格を呪ったりするのはやめてください。

まずは自分の大人しい性格を受け入れた上で必要に応じて次の行動を選択していけばいいんです。

今回は大人しい性格の人が生きやすくなるライフハック的な記事になります。

「自分はおとなしい性格だな」との自覚がある人は、今回の記事を参考に外向性を高めてみて下さい。

外向性なんて基本的にそんなもんやりようで身につきます。

そもそも誰にでも生来「生物としての生き抜く力」は備わっているものです。

それは信じましょう。

ただ、無理はしない様お願いしマウス。

なお、今回の記事はわたしの主観が割と前面に出ておりますので、その点はお含みおきくださいませ。

なお、かなりの荒療治ですが陽キャになる方法があります。

「陽キャになりたい!」という人は「陽キャになる方法」についての記事からどうぞ。

では、ゆるりとおおくりします。

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大人しい性格は悪ではない!

まず、これは言いたいです。

「大人しい性格は悪ではない」ですよ。

そもそも性格に悪とか善なんてものはなくて、最終的には「相手にとって都合がいいのか悪いのか」で性格のいいか悪いかという判断は行われます。

ですから、あなたが大人しい性格である事を悪いものだと考えているのなら、それは主に「あなたが身を置いていた環境のせいでそう思わされるに至った」のです。

少々こじつけめいていますが、そういえます。

確かに、極端に大人しくて自己主張が苦手だとなると、社会広しといえどどこに行っても「自分は大人しいなあ」と自覚することになるかもしれません。

しかし、「あなたの性格が絶対的に大人しい」という訳ではない事は覚えておいてください。

大人しいのか活発なのか、そんなのは所詮「それを評価する人次第」だという事です。

それはお忘れなく。

大人しい性格だと思われる人の特徴(外見編)

大人しい性格だと思われる人の外見における特徴の具体例については以下の通りです。

  • 顔型が面長
  • メガネをかけている
  • 額を隠す、ないし目元を隠す髪型
  • 肌が白い
  • 服装がだらしない、ないし体形に合っていない
  • 服の色として「くすんだ色」や「青といった寒色系の色」を多用する
  • 体型が痩せすぎている

上記が一般によく言われる「大人しそうな人にありがちな見た目」ですが、共通しているのは「活力のなさ」や「生命力の少なさ」でしょうか。

例えば、「顔型が面長」に関しては生物は成長と共に顔が縦に伸びるので「大人びた印象を持つ」だけであり、それが活力の喪失を印象付ける事にはならず例外です。

ただ、一般に大人は子供と違って分別もつき行動が衝動的ではないとされていますね。

そのような大人に対するイメージから「あまり活動的ではない」といった印象が生じるわけです。

そして、「色白」や「メガネ」、「痩せすぎた体型」に関しては「インドアで運動をしそうにない」といったイメージにつながりやすいです。

色に関していえば、一般に赤や橙色の様な暖色は生命力を感じさせます。

一方で、くすんだ色や青の様な寒色は人に静的なイメージを与えます。

これらの内一つだけに該当していても別に大人しい人認定はされないでしょう。

しかし、その該当する数が増えれば増えるほどに大人しい人認定される確率は上がります。

大人しい性格だと思われる人の特徴(性格面)

俗にいう「大人しい人」の性格面における特徴は以下になります。

  • 口下手
  • おおらか
  • 目立ちたくない
  • 自分の感情をあまり表現しない(特に、怒る、嫌悪、拒否等)
  • 自己主張しない

上記性格に共通することに、「大人しい人は自分の存在を人に積極的に認知させようとしないこと」があります。

「口下手」も「おおらか」も「自己主張しない」、、どれも「他人に対して自分を意思を表明し自分の存在を示そうとしていない」といえますね。

これがいいとか悪いとかそういう事ではなく、「ただそういえるだろう」というだけです。

ただ、このような性格傾向は割と従来の典型的な日本人像と一致します。

そのため、本来の性格を偽って無理に社交的に振舞い疲弊してる人が世の中に沢山いると思っているんです。

やはり、自分の素を偽るのはつらいものですよ。

特に、最近よく話題に上るようになった、繊細さんことHSPの人に関してはなおのことです。

※HSPには外向型も存在するため、すべてのHSPが大人しいわけではない。

大人しい性格を言い換えてみよう

大人しい性格をあまりいいものだと思えない人は、「大人しい性格を言い換えてみるといい」です。

これは以前の記事で言及した、「物事を見る枠組みを変えて見るリフレーミングという技術」ですね。

大人しい性格を別の言葉で言い換えてみると、自分の性格を前向きにとらえなおせます。

これを聞いた人の中には「なんだよ、ただの言葉遊びじゃん。バカらしい」みたいに思う人もいると思います。

しかし、リフレーミングはれっきとした心理学的手法なのでやって損はないです。

例えば、「大人しい性格」は以下の様に言い換えられます。

  • 慎重である
  • 大人びている
  • 落ち着きがある
  • ただの
  • 慎み深い
  • 思いやりがある
  • 穏やか
  • おおらか
  • 温厚
  • 優しい
  • クール
  • 品がある

さて、どれも割とお馴染みの表現かもしれません。

しかし、どれか一つくらい自分がポジティブに感じられる表現はあると思います。

今度から「大人しい性格って嫌だなあ~」と思ったりしたら、「いやいや、自分は~なんだから別に悪いわきゃないじゃん」等と考えてみて下さい。

結構、リフレーミングでとらえ方を変えているだけで心の有り様が変わってきたりしますよ。

個人的に「品がある」と「クール」は結構いい言いかえだと思います。

大人しい性格をビッグファイブ的に考えてみる

さて、次に大人しい性格を、心理学的に現在最も妥当であるとされているビッグファイブ性格分析に基づいて考えてみます。

※以下いじめられる等して本来の自分を抑圧している場合は除く。

ビッグファイブとは、人の性格を以下5つの側面からとらえるものです。

  • 外向性
  • 開放性(好奇心の強さ)
  • 神経症的傾向(不安の感じやすさ)
  • 誠実性(物事を地道に継続する傾向)
  • 協調性

以上5つの側面からいわゆる「大人しい人」の性格を考えてみると以下のようになります。

  • 外向性(低い、つまり内向型)
  • 開放性(好奇心の強さ):(人による)
  • 神経症的傾向(不安の感じやすさ):高い~かなり高めの場合が多い
  • 誠実性(物事を地道に継続する傾向):人による
  • 協調性:人による

まあ、大体上記の通りでしょう。

大人しい人についてほぼ断言できるのは、「外向性が低めであること」と「不安を感じやすいこと」の二つです。

もっとも、これとて厳密に考えれば妥当ではないですがね。

ただ、一般に考えられている、大人しい人の特徴から推測したら「不安を感じやすく外向性が低い」というのが大人しい人の性格のスタンダードとなるはずです

わたし自身が、人を色々と人を見ていてもその傾向で大体間違いはないなと思います。

大人しい性格の人は人間関係でどんな風に困るのか?

大人しい性格自体は悪くなくても、本人のおかれている環境次第ではその性格のせいで損害を被りかねません。

その最たるものが人間関係です。

大人しい性格の人が、およそ人間関係で困りがちなことが以下。

※恋愛に関しては、男性の場合大人しいと悲しいほどに不利。

おそらく、人間関係において大人しい人が被る損は上記以外にもあるでしょう。

大人しい人が人間関係で損をする最も大きな原因は、「自己主張しないこと」と「感情表現をしない事」の2つです。

特に、感情表現をしない事で大損失をこうむります。

学生時代に

「あいつ大人しくて地味で目立たないのになんだかんだ人気ある気がする。どうしてかな?」

と思うような人がクラスに数人いませんでしたか?

彼彼女らがソコソコ人気があったのは、「大人しいながらも感情表現自体はちゃんとしていた」からです。

※もちろんそれだけではない。

普段地味で大人しい人であっても、周りの人が面白い事をしていたり何かに感動していたりする時に一緒になって、その感情を共有していると意外と好かれるようになったりします。

一方で、「周りで何があっても仏頂面」みたいな人はそれだけで人から嫌われたりする傾向があるんです。

この理由は「何を考えているからわからないから」とか「感情を共有できないので一緒にいてもつまらないから」ですね。

特に、「何を考えているかわからない」のは致命的です。

人には元来「わからないもの、予測のつかないもの」に恐怖を持ち回避しようとする心理があります。

感情表現をロクにしない「何を考えているかわからない人」は、言ってみれば多くの人にとっての恐怖の対象なんです。

極論ですが、本能的に多くの人はこんな風に思うんですよね。

「なんか次の瞬間襲ってくるんじゃないか?」

「行動が予測できなくて何してくるかわかんなくて怖い」

、、、などと。

もうどれもこれも「そんなの君らの妄想だろ!そんな犯罪者みたいな目でこっちを見るな!!」といいたくなる言いがかりばかりですよね。

でも、実際これそのものとは言わずとも、似たような心理を多くの人は「感情表現を極端にしない人」に対して感じているといえます。

感情表現の豊かさの有無が、

「好かれる大人しい人と嫌われる大人しい人をわける大きな一つの境界線」

といえますね。

大人しい性格を変える方法

さて、ここまで結果的に大人しい性格の人をけなすような内容が続いてしまった気がします。

しかし、ここからちゃんと大人しい性格を変える方法は提示しますのでご安心を。

わたしが考える大人しい性格を変える方法には以下の様なものがあります。

  • 外向性を強化する
  • 環境を変える
  • 何か情熱の持てるものを見つける

以下順次捕捉です。

・外向性を強化する

大人しいのが嫌であれば、外向性を強化するのがおすすめです。

「外向性なんて強化できるもんなの?」といった声が聞こえてきそうですが、ある程度なら可能ですね。

人間の性格はおよそ遺伝と環境が半々なので、内向的な人が根っからの外向性に転換することは不可能ですがある程度は変われます。

外向性を高めるにあたっては例えば以下の様な方法がありますね。

  • 簡単にできそうなスポーツを探し誰かを誘ってみる
  • 誰かに質問されたら、相手の顔色をうかがわず正直に答える
  • ボランティア活動に参加してみる

さらに詳細を知りたい人はこちら

とはいえ、外向型は偉くて内向性はダメだなんて考えになるのはダメです!

冒頭でも言った通り、「そもそも正確にいい悪いはない」のですから。

大人しい人は外向性は向上させつつも、「自分は根っから外向的なわけではないけどまあそれ個性さ」くらいに思って自分を受け入れてあげてください。

もしここから「外向性こそ至高!内向とか大人しいとかマジクソ!!」なんて意識しだすと、どんどん精神状態があれて幸福感とは程遠い感情を感じて生きていく事になります。

外向性なんて社会でうまくやっていくために必要な必要最低限でいいのです。

そもそも社会には外向型の人間が多いので、社会は外向型に適したように作られている側面があります。

しかし、だからといって「内向型がまともに生きていけない」なんてことは決してありません。

現に、内向型の人は歴史上絶滅せずに存在し続けています。

それこそが「内向型でもまともに生きていけるのだ」という何よりの証拠。

必要なのは環境に適応する努力だけです。

大人しい事が仇になっていると感じる人は、外向性を無理のない範囲で高めてみて下さい。

なお、悩みがちな人は、ストレス管理やメンタルの弱さがネックになって、いつもじぶんのみかたでいてあげましょう自分を否定している可能性もあります。

ストレスの発散方法メンタル強化の記事も参考にしてみて下さいな。

・環境を変える

かなりの荒療治ですが、あえて勇気をもって自分の環境を変えるのも大人しい性格を変える上では有用です。

環境を変えるとは具体的に言えば、「日ごろからよく付き合う人たちを変えること」です。

以前取り上げた「陽キャになる方法」がまさに付き合う人を変えるという荒療治についての話でした。

正直、大人しい人達に、いわゆる陽キャやパリピといわれるような人たちとつるめとは言いませんし、そもそも推奨もしません。

ただ、「自分の付き合う人たちを変えると自分の性格をそれに合わせて変わるよ」という、環境の重要性を伝えたかったまでの話です。

ただ、逆を言えば、どうにかして大人しい人しかいない環境を作れれば、自分を一切変えることなく生きてもいけます。

ただ、あまり現実的ではなさそうです。

ちなみに、内気な人が多少無理をして外向的にふるまっても内気である事がばれないそう。

・何か情熱の持てるものを見つける

自分が情熱を持てる仕事や物事があると、人は自分の性格の枠を超えて活動することができます。

このような情熱を持って取り組める物事の事を「コアパーソナルプロジェクト」といいますね。

自分のコアパーソナルプロジェクトを見つけ、それにとりくむ事で、人生にも生活にも張りが出て生きる気力がみなぎってきます。

例えば、これまでずっと引っ込み思案で何に対しても消極出来だった人が、偶然ある漫画を読み勇気をもらって生きる気力を得たとしましょう。

その後、彼は「自分のように人生に対して希望を失っている人に希望を持ってもらえるような漫画を書く」ということをコアパーソナルプロジェクトに設定します。

すると、どうなるか?

彼は使命感にも似た気持ちを胸にこれまでの消極的で内向的な性格とは打って変わって活動的になり、漫画家としてまいしんするわけです。

しかし、ここで気をつけなければいけない事として、「彼自身の根っこの性格は変わっていない」ということがあります。

彼の根っこの性格は内向的なので、しっかりと休息するために一人だけになる時間を十分にとらないといけません。

コアパーソナルプロジェクトによって活力を得るのは、ある種のドーピングの様なもの。

自分の本来の性格の枠を超えたパフォーマンスは、一時的に可能であるにすぎません。

その点は十分に留意すべきです。

コアパーソナルプロジェクトについてより詳しくはこちら

おわりに

この記事は「「大人しい性格は辛いし悪?」大人しい性格を変えたいならこの3つ」と題しておおくりしました。

大人しい性格は悪ではありません。

そもそも性格に善悪などないのですから当然ですね。

ただ、現代社会において大人しい性格の人が損をしやすいのは確かでしょう。

それがいいとか悪いとかではなく、事実としてその傾向はあるのです。

そのため、大人しくともある程度外向性を後天的に高めておくことは快適に社会生活を送る上で必要でしょう。

とりあえず、「自分の性格をよくないものであると卑下するのはやめる」ようお願いします。

最終的には、自分こそが自分の救世主です。

自分はいつも自分の味方でいてあげましょう。

では!

参考記事等

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