先延ばしすることは実は悪ではない?「創造性は先延ばしで高まる」

「うちの職場に仕事でやらないといけないことを、いっつも先延ばししてばかりの人がいてうんざり。いっつもいっつも納期間際ギリギリになってから提出してくるのやめいや!ギリギリに提出されるとミスがあっても直せないんだよ、、、もっと時間余裕もって出してくんないと困るんよ、、、。頼むってばよ、、、。ま、わたしだって人のことは言えないけども、、でも努力しとるわ!」

うーん、せやねえ、、、先延ばしは困るよなあ。

、、、まあでも、多かれ少なかれ先延ばしって、みんなやるもんよね。

オニギリス!

脱マンネリストのオニギリです。

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「先延ばしすることは実は悪ではない?「創造性は先延ばしで高まる」」という話です。

今回は以下のような方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ
  • 先延ばし癖に悩んでいる人
  • 先延ばし癖を上手く活用する方法を知りたい人
  • 創造性を高めたい人

先延ばし癖は一般にいいものであるとは思われていません。

、、、しかし、先延ばし癖も使い方によっては大いに役に立ちます。

はい、先延ばし癖は使い方次第で「創造性を高めることができる」のです。

では、ゆるりとおおくりします。

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先延ばしは基本良くない

世間一般に広く認識されている通り、先延ばしは基本的にいいものではありません。

仕事で先延ばし癖が発動してしまうと、基本的に仕事のできない人となってしまう可能性が高いでしょう(とはいえ、環境や職種によるかもしれん)。

それに先延ばしをしてしまう心理の原因として、自尊心の低さや完璧主義のようなものも想定されます。

なにより、やらなければならない大事な仕事を先延ばしにすると心臓に負荷がかかって心臓病になりやすいなんて話もあるそう。

まあ、いずれにせよ、先延ばし癖はしないに越したことはないってことです。

創造性を高めたいなら先延ばし!

先延ばしは基本的にいいものではありませんが、その使い方次第では役に立ちます。

実は先延ばしすることで、「創造性が向上していいアイデアが生まれやすくなる」そうです。

例えば、その証左となるであろう実験というのが以下のような概要のもの。

  • 大学生を対象とした実験
  • コンビニがなくなった大学の跡地に何か新しいビジネスをそこで展開するということを考えた際、どんなビジネスだといいと思うかということを学生たちに提案してもらった(大学のキャンパス内にコンビニがあったが、そのコンビニが潰れたところを想定している)

この実験の結果、普通に考えた場合には以下のようなさほど斬新さのない意見が出ました。

  • 別のコンビニチェーンを入れる
  • スーパーマーケットを誘致する

一方、先延ばしをしてもらった学生たちによる意見は以下のようなもの。

※先延ばしをしてもらった学生たちは考えてもらう前にソリティア等のようなパソコンゲームを行ってもらった。

  • 個別指導センターを作る
  • 変わった倉庫をつくる

そう、先延ばしをした学生達の方がオリジナリティのある意見を出していたんですね。

事実、このアイデアを第三者により評価してもらったところ、先延ばしした学生達はそうでない学生達よりも28%高いと判断されたとか。

つまり、わたし達は先延ばしをすることで創造性が向上する可能性があるということですね。

ただし、上記の実験で創造性が向上した人の条件には以下のようなものがあることはしっかり認識しておくべきでしょう。

・意図的な先延ばしであること

そう、「意図的に先延ばしすること」が重要になってきます。

先延ばしも使いよう

上述のように、先延ばしは意図的に行うことが大事です。

もっと、具体的に言うなら

「自分の頭で考えるべきこと等について軽く考え、その課題を頭に置いた上でわざと先延ばしする」

のがいいです。

創造性あるアイデアは7~8割程度形が決まってしまった状態では、どうしてもすでにある構想から脱することができないので出てきにくくなるといいます。

なので、創造性を発揮したければ「何をすべきか一旦考えてから、そのすべきことを頭の片隅に置いてから少し先延ばししてあとでまた考える」のがよいのです。

これを裏付ける研究には実際のビジネスを対象としたものもあります。

この研究の結果によると、先延ばししがちな従業員程より多くの時間を自分の頭で考えることに費やし、上司から創造性が極めて高いとの評価を受けていたとか。

ただし、先延ばしすることでいいアイデアが出てくる人には、以下のような条件が必要であるとの示唆があります。

それは

「創造的アイデアを使うことでより良いものを創出しよう、とかより大きな問題を解決したいというモチベーションがある」

という条件です。

実は、研究者も昔から先延ばしを上手く活用していたりします。

例えば、研究にはそもそも研究する題材、つまりネタが必要なわけです。

なので、手帳をいつも持ち歩いてテーマを思いついたら、その場ですぐに書き込んでおいたりしてあとでみ直してそれに肉付けして研究計画を立てたりするんですな。

ちなみに私は研究者ではありませんが、ブログのネタを事前にスマホのメモ帳に打ち込んで収集しておき使えそうなものを後で肉付けして記事にしていたりします。

創造性が欲しい人は参考にしてみてくださいな。

参考

おわりに

今回は「先延ばしすることは実は悪ではない?「創造性は先延ばしで高まる」」と題しておおくりしました。

先延ばしは基本的にはいいものではありません。

しかし、先延ばしは活用の仕方では創造性を高める事ができる可能性があります。

先延ばしをする際には以下のことを意識してみてくださいな。

  • 先延ばしは意図的に行う
  • 創造的アイデアを活用することでより良いものを創出するとかより大きな問題を解決しようというモチベーションを持つ

先延ばしとは上手に付き合っていきたいものです。

では!

参考

参考記事等

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