「絶望した!!、、、、そうだ、もう自分の人生のすべては終わったんだ、、、。もう、人生はおしまいだ、、、。」
さて、何があったのか?
まあ、ただな、生きてりゃそんな気持ちになることもあるよ。
それはわかる気がするってばよ。
そんな時には無理すんなし。
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラーのぐれんの おにぎりです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「絶望感しか感じない時も時にはある。無理に立ち直ろうとしなくていいさ」という話です。
今回は以下のような方に向けておおくりします。
- 気分が落ち込んでいる人
- なんとなく、絶望感を感じている人
めっちゃ落ち込むんでしまうと、もうこの先の人生に何の希望もないような気がしてくるものです。
まあ、いわゆる「絶望」っていう状態ですね。
まあ、正直わたしもほんの一時期絶望?かはわかりませんが、結構「人生SHOWもねえ」みたいな気分になって投げやりになっていたりしたんで、絶望している人の気持ちは「わかる」とまでは言えないまでも、「わかる気はします」。
「絶望した!」は、アニメ絶望先生の主人公である糸色望の口癖ですが、リアルで絶望している人はもはや堂々とそんな宣言はしませんよね。
ていうかね、そんな「絶望した!」んて言葉を発する気力すら残っていないっていうのが実情だと思いますの。
そんな風に絶望感を感じている時は、「無理にポジティブになろうとしない」のが大事です。
無理するとかえって状態が悪化したりしますのでね。
そして、「ちゃんと話を聞いてくれる人に相談する」のも大事!!
今回は絶望との向き合い方や絶望感の活用法なんかを心理学の知識や実体験等から考察してまいりたいと思います。
ま、落ち込んだ時の参考にしてくださるとこれ幸い。
ちなみに、
では、ゆるりとおおくりします。
目次
絶望とは一体どんな状態なんだろうか?
まずは例になって、語彙の意味の確認から。
絶望とは、、、、
〘名〙 希望や期待がまったく失われること。望みがなくなること。望みを捨ててあきらめること。失望。〔漢語字類(1869)〕
引用
https://kotobank.jp/word/%E7%B5%B6%E6%9C%9B-87423
ふむ、絶望は文字通り「望みが絶たれている心境」なわけですねえ。
絶望感にさいなまれている際には、自分が社会から見捨てられて完全に孤立してしまったような感覚に陥ってしまうもの。
そして、場合によっては自殺なんて選択肢をとったりもしてしまいます。
もし、自殺にまで至らないとしても「生きてるのが辛い」と考えてしまうのはかなり強い絶望感を感じている状態だといえるでしょうね。
なお、このような絶望状態に陥りやすい人の性格的特徴に、完璧主義があるとの説が存在する模様。
また、自尊心が低すぎる人は絶望しやすいとも言います。
個人的にはこれらの説には納得です。
これまで、自分の周りや実際に関わってきた人達で、完璧主義傾向が強い人達ほど絶望しやすかった気がします。
さらに言うと、ここに理想主義的な感性を持っている、プライドが高いなんて要素が加わると、絶望しやすさはさらに加速する気がする次第。
まあ、わたしはこれに関して科学的に有効な証拠なんて持っていませんが、そう感じます。
ちなみに、わたしは以前は今よりはるかに傲慢かつ完璧主義気味の人間でしたね。
幼少期等の状況をみるに本来、わたしは完璧主義とは程遠い性格だったはずなのですが、なぜか途中から完璧主義傾向になってしまった感じです。
個人的に「父親のせいかなあ、、、」みたいに思うところもありますが、まあ今となっては本来の性格に戻った感じなので結果オーライかなって感じですね。
完璧主義って本当に精神に有害です。
なんたって、100%のうち1%、いや0,001%ですらミスったら全体がおしまいって考え方になりやすいですから。
これじゃあ少しでも転んだら、すぐに「絶望した!!」なんて言うことになるでしょうよ。
生きているといつ何が起こるかなんてわからないもの。
自尊心等を高めて、人生は不完全主義で生きていきたいものです。
「絶望した!」時にやってほしい事
さて、では絶望したときに、やるべきことについて見ていきましょう。
絶望したときにやった方がいいことは以下になります。
- とにかく信頼できる人に頼る
- 運動してみる
- ストレス対策をする
- しっかりと休息をとる
以下順次見ていきましょう。
・とにかく信頼できる人に頼る
「絶望したら信頼できる人に相談しましょう」。
おそらくこれが絶望したときの最善の策です。
絶望してしまうと、「もう何をしても無駄だ」というような気分になり自暴自棄になってしまったり、酷い場合だとうつになってしまうでしょう。
絶望してしまったら、まずは自分が信頼できる家族や親友に話を聞いてもらうといいです。
、、、とはいえ、実は人の話を聞くという事は、いうほど簡単な事ではありません。
大体の人は、「大丈夫だ。気にしすぎだ」とか「丈夫だよ!生きていればいいことがあるから!」みたいな形で無理やり励まそうとしてきます。
しかし、絶望するくらいに心が疲弊している人に励ますなんてやってはいけないことなのです。
そういう意味では、ちゃんと人の話を聞くスキルのある心理カウンセラー等に相談したほうが安心かもしれません。
とはいえ、カウンセラーとの相性の問題もあるので、そこは注意が必要ですね。
・運動してみる
気分が落ち込んでいるときは出来る事ならば、運動するといいでしょう。
一番のおすすめは自然の中を歩くグリーンエクササイズ。
自然の中で運動するとストレスが減るとする研究があります。
グリーンエクササイズは非常に簡単です。
5分間、市街地にある緑化地区で歩いたり走ったり筋トレしたり、、、そんなことをするだけでも十分効果があります。
・ストレス対策をする
絶望したときは、ストレス過多の状態です。
絶望しているときにはなかなか難しいですけども、「出来る範囲で」ストレスを減らすための取り組みを始めてもいいかもしれないと思います。
ただ、あくまでも「出来る範囲で」です。
無理は禁物。
ストレス解消の方法について、具体的には以下を参照。
しっかりと休息をとる
絶望するほど精神的に疲労しているのであれば、もう素直に休息をとりましょう!!
特に、睡眠時間をしっかりと取るとかバランスの取れた食生活をするのが必要だといえましょう。
ちなみに、野菜を沢山とることでメンタルが健全化するという研究が多くあるため、野菜不足の自覚がある人は野菜を積極的にとるようにしたらいいと思います。
野菜嫌いの人は、野菜をスムージーにすると比較的とりやすいと思いますので、野菜スムージーを始めてみてもいいかもしれません。
参考記事等
「絶望した!」時にやってはいけない事
次に、絶望したときにやってはいけないことについて見ていきます。
正直、絶望感に襲われいる状態で「これはしちゃあかん!」といわれても、無理なきもしますが一応は抑えておいてくださいな。
知らないよりは知っていたほうがいいですからね。
以下が絶望したときにやってはいけない事になります。
- 自分自身を責める
- ネガティブ感情にとらわれすぎる
- 無理やりポジティブになろうとする
以下順次見ていきましょう。
・自分自身を責める
絶望のさなかにいる時は、「なんて自分はダメで救いようのない存在なのか、、、」みたいな凄まじいネガティブ思考に陥りやすいものです。
確かに、これは仕方ないし自力でどうにかするにしても限界があります。
ただ、そんな時にできたらで構いませんが、
「人間なんてそもそも神でもないんだから失敗もするし落ち込むこともあるさ。それが普通だ」
みたいに言い聞かせてみましょう。
悩んだり、絶望の中でもがくことも人間ならおよそあるものです。
いたわりの気持ちをもって自分の不完全性を容認してあげましょう。
・ネガティブ感情にとらわれすぎる
ネガティブな感情にとらわれてどうしようもない時には、感情を切り離す方法である脱フュージョンを行ってみるのがいいでしょう。
絶望感の中にいるときは、ネガティブ感情にとらわれて視野が狭くなっており、正常な判断力が失われていたりします。
一旦、ネガティブ感情を自分と切り離すことで、自分を客観的に見れるようになってきて、意外と絶望の沼から這い出せるかもしれません。
脱フュージョンについて詳しくはこちら。
・無理やりポジティブになろうとする
たまに絶望感を振り払おうとして無理やりポジティブになろうとする人がいます。
まあ、「なろうとできる」だけの元気が残っていることはいいことです。
が、それだけの元気があるのならむしろ運動をしてください。
変にポジティブになろうとすることは逆効果です。
落ち込んでいるときはカラ元気なんて出さずに、自分の話をちゃんと聞いてくれる人に話を聞いてもらったり、自分の心境に近い歌詞の音楽を聴いたりしたほうがいいでしょう。
自分の気持ちを見てみぬ振りせず、しっかりと正面から受け止めた方がかえって不安は減ります。
絶望の中にこそ「本当の光」があるかもしれない
絶望している時はもうこの世の全てが灰色に映り、取り巻くすべての存在が自分の存在を否定しにかかってくるような、そんな救いのない気持ちになるでしょう。
「この世に救いなどない」
「世界は自分の存在を否定している。世界は我が敵である」
、、、、なんて、かなりネガティブな気持ちになるかもしれません。
まさしく、「暗闇に閉ざされた大海をつかまるものはないかと無我夢中でもがいている」ような状態でしょうか、、、。
正直、生きている心地もしないものです。
自分が生きているのか死んでいるのかすらよくわからないかもしれません。
これは個人的に思うだけのことですので、エビデンスはないのですが、
「絶望するならいっそとことん絶望しきってしまったほうがいい。そうすれば本当に自分にとっての本当の願いが見えてくる」
なんて思っています。
もちろん、こんなこと万人に勧められませんけどね。
ただ、絶望してしまった時というのは、「自分の価値観を見直し再構築する絶好の機会でもある」とわたしは考えています。
絶望したときは、わたしはあえてその絶望から目を背けずに対峙して、今まで自分が堅持してきた価値観や世界への期待、願いみたいなものを全て「なぜ、それを望んだ?」、「なぜ、それに執着したのか?」のように全てに理屈で「なぜ?なぜ?なぜ?」と追求をかけていきました。
追求し続けると、次第に「その理想や願いは理屈では無理である」とか「そもそもそれは見栄の為であって本心ではないだろう」のような反論が自分の中から湧いてきます。
で、最終的に、「結局、お前の手にしたかったもの、見たかった景色は~ではないか!」等と自分の心理の奥にあった「自分の考えの根幹」ともいえるものに気がつけたりすると思うんですね。
結局、それがわたしの場合は、「良好な人間関係」とかだったという話ですな。
ちなみに、このように「なぜ?」と自分に問いかける方法はストレスを軽減するのにも活用できます。
ただし、この方法は「論理的思考が得意な人」に向いているとされているため、あまり論理的思考が得手でない自覚のある人はやめておいたほうがいいのかもしれません。
とはいえ、わたし自身が論理的かって言われたらそこはわからないので、何とも言えないところはあるんですけどね。
おわりに
この記事は「絶望感しか感じない時も時にはある。無理に立ち直ろうとしなくていいさ」と題しておおくりしました。
絶望とは文字通り「望みが絶たれている心境」のことです。
絶望している時には何をおいてもまず「誰か信頼できる人に頼る」事をおすすめします。
なので、日頃から良好な人間関係や信頼できる人をちゃんと作っておくことが欠かせません。
もし、そういった人間関係がないのなら、心理カウンセラーのような人達にコンタクトをとるといいですね。
ただ、カウンセラーとの相性もあるので、中々かんたんではないですけども。
まあ、そこは根気強く相性のいい人を探すしかないでしょう。
あと、完璧主義の人は絶望感を感じやすいという説があり、わたしもこれには同意の立場ですので、完璧主義の人はもっと自分に対して優しさをもって接するようにしてほしいと思います。
自分に優しく人にも優しくが理想形です。
最後に、逆境に強い人の特徴や逆境に強くなる方法についての記事を置いておくので、参考にどうぞ。
自分に思い遣りをもって、自尊心高めてまいりましょうぞ。
では!
参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%B6%E6%9C%9B
https://kotobank.jp/word/%E7%B5%B6%E6%9C%9B-
参考記事等