「青汁ってさ、そもそもあんなもんに効果あるわけ?言っちゃああれだけどさ、あんなもんただの気休めなんじゃないの??青汁飲んで病気が治ったか言っている奴はもれなく嘘つきでしょ!薬じゃあるまいし、、、。つーか、やっぱり青汁なんかにたよるより野菜食べたほうがいいべ?ま、まずいから食べたかないけどさ、、、、。」
んまあ、そりゃあそうだわな。
青汁なんて所詮は健康補助食品だもん。
薬じゃないんだから病気なんて治らんわ。
オニギリス!
脱マンネリストのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「青汁に効果なんてあるんか?」という話です。
実は、わたしはかなり野菜が嫌いですの。
あの食感が「生理的に受け付けないのよさ!!」
、、、、ナカーマいる?
だけど、野菜嫌いだとメンタルや健康に悪いってことは事実なので、野菜はとらないといけないなって自覚はあるし結構真剣に悩んでいるんです。
そこで、まあ気休めでもなんでもやらないよりはましかってことで、青汁を普段から飲んでいるんですわ。
でーもね、やっぱり思うわけっすよ。
「こんな加工済みの野菜汁に効果なんて期待できるんかい、、、」てね。
なので、今回は「青汁につい徹底的に究明してやろう」と思います。
ま、今後自分が青汁を続けるかを判断するため、そして、同じ「野菜嫌いだけど野菜をとらないとやばい!」って感じる同志達のお役に立つために全力でやってみます!!
さあ、青汁に希望はあるのか、、、、?
レッツ、究明!!
目次
そもそも青汁ってなんぞ?
そもそも青汁とはなんなのでしょう?
青汁とは緑葉野菜を絞って作られる健康食品の俗称のことです。
ちなみに青汁の発症は日本であり、その歴史は1000年以上前にもさかのぼるといいます。
その原材料としては以下のようなものがよく用いられています。
- ケール
- アシタバ
- モロヘイヤ
- 大麦若葉
- クロレラ
最近では、酵素とか乳酸菌が含まれている商品も出てきていますね。
そして現在、青汁は以下のような効能があるとされて販売されているそうです。
- 野菜不足の改善
- ダイエット
- むくみ解消
、、、などなど、、、
しかし、本当にそんな効能があるのかは安易に信じるべきではないでしょうね。
実際、薬とかではないですからね、青汁は。
「青汁で病気が治る」なんて言い出したら、それは「完全なる誇大広告であり虚偽」といっていいでしょう。
外国にも青汁はある
青汁は日本にしかないかと思いきや、実は海外にも青汁は存在しています。
青汁というと日本にしかなさそうなイメージがしますが、実際にはそんなことはありません。
海外にも青汁は存在しているんですね。
海外では、青汁はグリーンカクテルやグリーンジュース等と呼ばれて普及してます。
特に健康問題の多いアメリカでは青汁の人気が高いといいます。
アメリカで普及している青汁は無農薬のオーガニック大麦を主原料としたプログリーンズというものです。
しかし、味に関しては草や芝のようだと表現されるほど独特だそうですねえ。
まあ、あんまり飲みたくないかも(笑)。
そして、アメリカでは日本の様な医療保険制度は整備されておらず医療費が高額であるため、安易に病院にかかることははばかられる風潮があるそうです。
そのため自分自身の健康は自分で守るためにサプリメントが普及しているってことですね。
アメリカの保険制度について詳しくこちら。
参考
なお、ヨーロッパではグリーンマグという青汁が普及しています。
グリーンマグに関してはプログリーンズより飲みやすい味だそうです。
ちなみに、海外の青汁の原材料は大麦若葉が主原料である場合がほとんどだとそうですねえ。
青汁の効果に関するエビデンス
青汁には以下のような効果があると示唆されているようです。
- 抗酸化作用
- 体重増加の抑制
- 下剤作用がある
実際、上記の作用に関しては一定の研究がなされている模様。
以下の医師の方が運営していらっしゃるブログでは青汁に関する論文を取り上げて上記効用に関して解説を施しています。
そのうえで、以下ブログでは
『青汁には効果が期待できそうである』
と結論している模様。
参考
また、その他青汁の効能に関する論文をネットであさってみても、結構な数が見つかりますね。
ただ、論文は必ずしも真実を語っているわけではないので、どこまでいっても参考という点には注意が必要ではあります。
例えば、成人の代謝に対してグリーンジュースは影響を与えないとする論文もあるんですよね。
参考
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29702027
そう、効果があるとする研究もあれば「ない」とする研究もあるって話。
だから、エビデンスベースで物事を考えることは大事ですが、基本的には「効果はそれなりにあると考えても期待しすぎない。また、摂取のし過ぎには気を付ける」という点は大事にしたいもんです。
青汁にそれなりの効果は期待できるとしても、「薬の様な効果を期待する」のは土台不可能であると肝に銘じましょう。
『青汁で病気が治ることなんてありません。』
他にも青汁に関する論文を調べてみたい方はこちらからどうぞ。
参考
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/
参考文献
青汁に効果は「ありそう」だが、妄信は危険!
ここまでいろいろなデータやら何やらを見てきたわけですが、いくら青汁の効果に関する研究があったとしても安易に信じるのはむつかしいですよね。
実際、消費者庁のデータバンクによると、2015年からの3年間で便秘やダイエットに良いとされる青汁に関してじんましんや下痢等の事故情報が300件以上報告されています。
ただ、青汁の事故の原因はよくわからないそうです。
事実、消費者庁消費者安全課の藤田佳代企画官は青汁の事故情報に注視してはいても何が原因かはわからないため、どのように注意をしたらいいのか悩んでいると言及しているようですしね。
ただ、青汁には多くの成分が含まれているのでそれらが相互作用をして体調不良を引き起こしている可能性はあるといいます。
参考
https://toyokeizai.net/articles/-/203612?page=2
また、例えば最近ではこんな例もありますね。
この例では株式会社シエルの「めっちゃたっぷりフルーツ青汁」に関して、景品表示法違反があったんですね。
参考
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/pdf/fair_labeling_181031_0001.pdf
そう、青汁選びは慎重にしないといけないってことですねえ、、、。
んー、難しい、、、。
結局、野菜嫌いは青汁とうまくつきあっていったほうがいい
はい、ここまでみてくると青汁というもの自体を信用できるか怪しくなってきます。
しかし、それでもそれなりの効果が期待できるとされる以上、野菜嫌いは積極的に青汁を日常生活に取り入れていくのが合理的といえるでしょう。
とはいえ、青汁は健康補助食品に過ぎません。
青汁に頼るだけで野菜を取る代替になるなんてことは言えないです。
なので、わたし達のような野菜嫌いや野菜が不足しがちであれども、それを改善することが諸事情で難しい人にとっては青汁で不足した栄養素等を取るのは理にかなっているといえるでしょうね。
健康の大前提は、以下3つ。
- 規則正しい食生活
- 運動
- 睡眠
なんにせよ、会社の標ぼうする青汁の効果を過度に信頼しきるのではなく、ほどほどに疑いつつ賢く付き合っていきましょう。
青汁を飲んだほうが野菜を取らないよりは全然いいですからね、それは確かでしょうから。
おわりに
この記事では「青汁に効果なんてあるんか?」と題しておおくりしました。
はい、結論です。
『青汁は健康に良さそうである』
といっていいかと思われます。
ただ、やはり青汁は所詮「健康補助食品」にすぎないので、その作用を過信しすぎることはないようにしましょう。
どこまで行っても、人間は食物から栄養素を取るのが基本です。
もし、今以上に科学が発達したなら、錠剤一つで全栄養素がとれるとか、そもそも「何も食べなくても済む時代」が来る可能性もありますが、現段階でそれは限りなくおとぎ話の類。
それまで、わたし達は不自由で手間がかかることながらも食べ物から栄養を取らざるを得ません。
なので、青汁とは賢くリテラシーをもって付き合っていきましょう。
では!
参考記事等