「自己啓発のセミナーとかでコンフォートゾーンとかよく聞くけどそもそもコンフォートゾーンってなんなの?」
「コンフォートゾーンって意味は分かっているけどさ、どうすれば変わるのかな?」
オニギリス!
脱マンネリストのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
コンフォートゾ―ンはいってみれば自分の居心地のいい場所です。
実は居心地のいい場所にとどまっていると成長できないんですね。
そのために、コンフォートゾーンを抜け出す必要があるんというわけです。
今回はコンフォートゾーンを抜け出すための方法を見ていきましょう!
なお、自尊心の低さをどうにかしたい人は、自尊心の高め方についての記事を参考にしてください。
では、ゆるりとお送りします。
目次
1、コンフォートゾーンとは?
コンフォートゾーンとは英語で表記すると「comfort zone」、つまり和訳すると「快適な領域」です。
要するに、コンフォートゾーンとは恐れや不安等のネガティブな感情を感じることなく過ごせる環境を意味しています。
実はこのコンフォートゾーンの原点となったのは「ヤーキーズドットソンの法則」です。
このヤンキーズドットソンの法則は、心理学者であるロバート=M=ヤーキーズ、ジョン=D=ドットソンが提唱した生理心理学の基本法則です。
この法則の内容は
「学習活動に対する動機づけは適切なレベルにあることが必要である」
引用元ウィキペディア
というものです。
つまり、具体的に言うなら
「学習段階によって適切なストレスレベルがある。適切なストレスによって作業の効率性が上がる」
ということですね。
ま、少々ややこしい説明になってしまっている感が否めませんが、ストレスがある程度はないと作業効率が上がらないよって話ですね。
例えばですが、人見知りの人が沢山色んな人とあっているうちに段々となれてきて普通に話せる場合があったりします。
このように初めはストレスを感じていても、段々とそのストレスになれて普通に対応できるようになった状態というのがコンフォートゾーンにいるという事を意味しています。
2、ラーニングゾーンとパニックゾーン
引用元https://www.lifehacker.jp/2014/07/140727comfortzone.html
私達が成長するにはコンフォートゾーンを広げ続けていく必要があります。
常に新しいことに挑み続けて自分のコンフォートゾーンを広げ続けないといけないのです。
そこで必要となるのがラーニングゾーンです。
上図でいうとコンフォートゾーンのすぐ外側にある領域ですね。 ラーニングゾーンとは、パニックにならない程度のストレスを感じる状況を指します。
そして、このラーニングゾーンをさらに外側にすすんでいくとパニックゾーンに到達します。
このパニックゾーンは名前の通りストレスが多すぎて学習効果が低下する状態と言えます。
ラーニングゾーンにいるという認識で努力を続けるうちに無理をしすぎてパニックゾーンに突入してしまうなんてこともあります。
パニックゾーンにいると当然のことながら自己評価が低下するは作業のパフォーマンスが下がるはで散々です。
あなたがラーニングゾーンからパニックゾーンへと突入しないようにするためには常に自分を客観視することが必要です。
自分を客観視することで自分が今どれくらいのストレスを感じているのかを把握することが大事なんですね。
3、コンフォートゾーンを抜け出すために必要な事
「コンフォートゾーンを広げていくことが大事なのはよくわかったよ。じゃあ、どうやってコンフォートゾーンを広げていけばいいわけ?」
はいな、ではここからはコンフォートゾーンを抜け出す、つまり広げるにはどうしたらいいかを見ていきましょう。
研究者のBrené Brownさんによると
「不確かな社会的、政治的、経済的状況においては、コンフォートゾーンはかなり小さくなる」
引用元https://www.lifehacker.jp/2014/07/140727comfortzone.html
とのことです。
恐怖心を持つことが多くなればなるほどにコンフォートゾーンが小さくなります。
そして、恐怖からコンフォートゾーンの外にでることをためらうようになり、コンフォートゾーンの外にでることが困難になります。
私達は誰しも慣れ親しんだ環境を居心地よく楽しく感じます。
進化論的な観点からすれば、私達は慣れ親しんだものをより安全と判断します。
そのため、私達は自分の既に知っているものの方が魅力的に見える訳です。
未知への挑戦はリスクです。
新しいことに挑戦するのには多大な労力も要します。
ですから、気力や体力が充実していないなら挑戦しようという気すら起きないものです。
そのため、私達がコンフォートゾーンを広げていくために必要な事としては以下が考えられます。
・自尊心を高める
・自己効力感を高める
以下順次見ていきましょうかね。
なお、人が怖い人がコンフォートゾーンを広げることで対人恐怖を克服する方法についてはこちらを参照。
・自尊心を高める
自尊心、心理学では自尊感情と言われるものです。
この自尊心とは「あるがままの自分を受け入れる心」です。
自分の存在の価値を他者との比較によって考えるのではなく、足っても足りなくても自分であると考えるのです。
あなたは不完全でできないことも当然あるし、知らないこともたくさんある、でもそれでいいのです。
それは私とて同じ事。
あなたはあなたとして存在しているそれだけで価値があるんです。
これは自分に優しくする事とも言えますね。
この自尊心を高めることで新たな事に挑戦して、例え失敗しても自分を責めることはなくなるでしょう。
失敗へのおそれが和らげば、自然と未知の事柄へ挑戦しやすくなります。
・自己効力感を高める
自己効力感、少し耳慣れない言葉ですね。
端的にのべるなら、自己効力感とは
「ものごとに対して自分はできると感じる感覚」
です。
この感覚が欠けていると「どうせ自分はやってもうまくいかないんだ」、「やるだけ無駄だ」なんて挑戦に対して否定的になってしまいます。
自己効力感を高めるのに最適な方法は
「小さな成功体験を着実に積み重ねる」
ことです。
これが最も効果的です。
日常のちょっとしたことでも自分をほめてあげるのなんてやりやすいですね。
少しでも早起きできたら
「今日は少し早く起きれた。私もやりゃできんじゃん!」
みたいになんてことない事でも自分をほめてあげるのはいいですね。
また、成功体験を積み重ねるには適切な目標設定が大事になってきます。
最終的に達成したい目標を達成しやすい単位に小
分けにする事が大事になります。
これをスモールステップ理論と言います。
自己効力感の詳しい高め方、スモールステップ理論についてはこちら。
おわりに
この記事ではコンフォートゾーンの意味と広げるために必要なことについて述べました。
コンフォートゾーンを広げるために必要な事は以下でした。
・自尊心を高める
・自己効力感を高める
結局、コンフォートゾーンを広げるという事を一言で言い表わすなら、
「自分の居心地のいい場所にとどまらず、常に新しいことに挑戦し成長する」
と言う事です。
正直、私も全然できているとは言えないですね(笑)。
これから、どんどん新しい事に挑戦して可能性の地平を拓いて行かねばいけませんね!
共にいきましょう、地平の彼方、まだ見ぬ自分の可能性を見るために!
では!
参考記事等