共感性羞恥は悪いものなのか?その治し方についても考えてみた。

「わたし、テレビとかを見ていて芸人がドッキリで怒られたり、何かを失敗するシーンを見るとなんか見ていられない気持ちになって思わずその場から去りたくなる。でも、友達にそれをいったら『え?何それ?あんたおかしくね?』て言われた。これっておかしいことなの??」

まあ、おかしくはないけど珍しいかもなあ。

オニギリス!

脱マンネリストのオニギリです!

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「共感性羞恥は悪いものなのか?その直し方についても考えてみた」という話です。

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

  • 共感性羞恥が何か知りたい人
  • 共感性羞恥を直したい人
  • 共感性羞恥で悩んでしまっている人

世の中には、「他人の失敗している場面を見るとソワソワしてなんかじっとしてられない」とか「見ていられない」なんていう気持ちになる人が一定数いるものです。

そんな人たちはその気持ちを他人に素直に話しても、「え?何言ってんの?」みたいな反応をされたりすることがままあります。

そんな肩透かしに会うもんだから、「わたしって変な奴なのか?」なんて嫌な気分になったりするかもしれません。

でもね、心配いりません!

「別におかしくない」し、「変じゃない」ですから!

言ってみれば、他の人よりちょっと他人と自分の境界が薄いだけです。

対策のしようだってあります。

まずは、肩の力を抜いて自分を責めることをやめることから始めてみましょう。

ここで一瞬だけ宣伝?ですが、「悩みがあんよなー」て人も「ただ誰かに愚痴を言いたいねん!」て人も悩みが重症化する前に頭をクリアにしてみませんか?

おにぎりのカウンセリングについて詳しくは以下。

では、ゆるりとおおくりします。

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共感性羞恥ってなんぞ?

共感性羞恥とは

「人が怒られたり恥をかいたりしている場面を見た際、あたかも自分が怒られたり恥をかいたりしているように感じる感覚」

のことです。

そして、この共感性羞恥は数年前にテレビ朝日の番組「マツコ&有吉の怒り新党」でも紹介されています。

例えば、テレビのドッキリ番組で芸人等が恥をかくシーンが、流れたりするといたたまれない気持ちになって見ていられなくなる場合がそれに相当するでしょう。

なんで他人の恥が恥ずかしいんだろう?

「なぜ他人が失敗するのを見るのが恥ずかしいのか」といえば、それは共感性羞恥の名の通り「共感性」のせいだといえるでしょう。

そして、ある研究によると共感性羞恥については以下のような特徴が示唆されている模様です。

参考

https://www.jstage.jst.go.jp/article/personality/17/3/17_3_311/_pdf

  • 個人の恥への感受性が強いほど共感性羞恥を感じやすい
  • 心理的距離の近いものほど感じやすい(友人、家族等)

なるほどと言う感じですねえ。

テレビで芸人が恥をかいたりしているのを見て、「うわあ、見てらんないわあ」となるのはおそらく個人の恥に対する感受性が強いからでしょう。

ちなみに、わたしの友人にも共感性羞恥を感じる人は数人いますが、そのような人たちを見ても個人的には大体の傾向として「恥に対する感受性が強い」という印象が強いですね。

なので、上記の研究で提示されている共感性羞恥の特徴には納得がいく気がしています。

また上記研究とは別の研究で、「恥ずかしい行いをする人と一緒にいることで同類とみなされるのではないか?」という懸念により恥ずかしく思うことがあるともいわれています。

これは共感性羞恥とは無関係に誰にでもありそうなことですねえ。

共感性羞恥は恥ずべきものではない

上述の通り、共感性羞恥の根本は「共感性」です。

共感性は言わずと知れた「他人の気持ちを察するのに有用なものであり、思いやりの基本となるもの」。

ですから、原則として「共感性が強い」ことは悪いことではありません。

さらにいうと、恥を感じるというのも他者への配慮につながるため、程度の問題はあるでしょうが基本的にはそこまで悪い感情とも言えないでしょう。

ですから、共感性羞恥を感じることで自分を責めて利する必要は全くないし、自分をおかしなやつであるとなじる必要も全くないんです。

むしろ、「自分は他の人より少し他人や自分の恥に関して敏感で思いやり深い性格なんだ、これはいいことなんだ」くらいに思っていもいいかもしれません。

控えめに言っても、「悪い性格であるなんてことは決してない」ですからね。

そこは覚えておいてほしいものです。

共感性羞恥への対策

上述したように、共感性羞恥を感じるのは悪いことなどではありませんでした。

ただ、あまりに共感性羞恥が強いと友人や恋人との交流の中で、「一緒に同じテレビや映画を見られない」等いう体験の共有に支障が出る場合があるかもしれません。

共感性羞恥について理解がある人ばかりならいいですが、やはり現状では理解をしてくれる人はそこまで多くない印象です。

共感性羞恥を軽減する方法に関して少し考えてみたいと思います。

その対策は以下の通り。

  • 筋トレする
  • メンタルを強化する
  • スルースキルを身に着ける

以下順次簡単に解説します。

・筋トレする

恥という感情の発生には、他者(想像上の他者を含む)からの視線が影響しているといいます。

そのため、他人からの目線が気にならなくなれば個人的な恥の感情は軽減するのではないかと考えられますね。

個人的な恥の感情を感じにくくなればおそらく共感性羞恥に関しても感じにくくなるのではなるんじゃないでしょうか?

そこで提案したいのが筋トレです。

筋トレをして筋肉がつくと人目を気にしなくなる効果があると示唆する研究があります。

ぜひとも、筋トレをやってみましょう。

筋トレについての効果について詳しくは以下からどうぞ。

・メンタルを強化する

人目を気にするのには自尊心等が低いとかメンタルが弱いといった原因も考えられます。

そこでメンタルの強化をしてみるのがおすすめです。

メンタルの強化について詳しくは以下からどうぞ。

・スルースキルを身に着ける

恥ずかしいという感情をなくして0にすることはできません。

なので、どんなにメンタルを強化しても筋トレをしても、恥ずかしさの軽減には限界があります。

そこでより恥ずかしいという気持ちに上手く対処するのであれば、「恥ずかしい気持ちを感じてもうまくやり過ごせるようになる」のが一番効率的といえます。

以下の記事を参考にスルーの技術を身に着けてみてくださいな。

おわりに

この記事は「共感性羞恥は悪いものなのか?その直し方についても考えてみた」と題しておおくりしました。

共感性羞恥とは「人が怒られたり恥をかいたりしている場面を見た際、あたかも自分が怒られたり恥をかいたりしているように感じる感覚」のこと。

そして、その特徴としては以下の2つがありましたね。

  • 個人の恥への感受性が強いほど共感性羞恥を感じやすい
  • 心理的距離の近いものほど感じやすい(友人、家族等)

また、共感性羞恥を軽減するために有効と思われる対策には以下の様なものがありました。

  • 筋トレする
  • メンタルを強化する
  • スルースキルを身に着ける

今一度言わせていただきたいのですが、「共感性羞恥を感じる人はそこまで多くはないものの、共感性羞恥を感じることは悪いことなどではない」のです。

無神経な奴なんかよりははるかにいいんじゃないでしょうか?

ですから、間違っても自分を責めたりしないでいただきたいです。

それだけはおねがいしますよ。

では!

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