今回は以下のような方に向けておおくりします。
・一体幸せを感じやすい人とそうでない人では性格上何が違うのか気になる人
・話しのネタが欲しい人等
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラーのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「幸せを感じやすい人と感じにくい人の性格って何が違うのか??」という話です。
世の中には、幸せを感じやすい人と幸せを感じにくい人がいる気がしますよね。
なんとなく、幸せそうな人の性格的特徴には共通点がありそうです。
それは幸せではなさそうな人も同様。
こういった共通点は気になりますよね?
今回は「性格のどういった要素が幸せに影響を与えるか」について調べた研究を参考になるためにはどういった性格ならいいのか、またその性格になるためにはどうしたらいいのかについて考えてみたいと思う次第。
今回は以下の研究を参考にしておりまする。
参考
Unique Associations Between Big Five Personality Aspects and Multiple Dimensions of Well-Being
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おにぎりのカウンセリングについて詳しくは以下。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
幸福をもたらす要素には11個ある
今回参考にしている研究では、計700人以上を対象として「幸福の多面性」と「幅広い性格特性」との関係を分析しているとのこと。
※幸福の多様性とは、大雑把に言うと幸福にはいろいろな側面やとらえ方があるという事。
この研究では、人に幸福をもたらす要素を以下の11個のパターンに分類している模様。
- 1:ポジティブな気分や感情の頻度や強度が高いかどうか
- 2:ネガティブな気分や感情の頻度や強度が低いかどうか
- 3:自分の人生に対し前向きな評価ができるかどうか
- 4:自分の考えにより自らの行動を決定できるかどうか(自律性)
- 5:自分の必要性や欲求に合うよう環境を変えていける能力(環境マスタリー)
- 6:自分が成長しつづける感覚を味わえるかどうか
- 7:温かく信頼される人間関係(いわゆる良好な人間関係の事)
- 8:自分に対する肯定的な態度(自己受容)
- 9:人生の目的や意義があるかどうか(例えば自分の努力に明確な方向性や意味がある、ないし自分より大きなものとのつながりが感じられる)
- 10:活動や生活に夢中になって従事できる
- 11:達成感の有無(目標の進捗や達成、有能感など)
ふむ、どれもこれも心理学で幸せを考える際に考慮されるお馴染みの面々といった感じですな。
特に、良好な人間関係に関しては当ブログで何度も言及している通り、「人生の幸福度の大部分を左右するほどの重大要素」です。
幸福につながりやすい性格特性と関係ない性格特性
今回の研究を行った研究チームは上記11の幸福要因に基づいて実験参加者達の性格を比較しております。
その結果、上記11要因を満たしやすい人は以下の5つの性格を持っていることが分かったそうです。
- 熱意が大きい
- 引きこもり度が低い
- 勤勉さが大きい
- 思いやりがある
- 知的好奇心が強い
以下順次捕捉です。
熱意が大きい
熱意とは、「友好的で感情表現が豊かであるとか報酬を喜ぶかどうか」を表す特性の事。
この熱意のスコアが高いと、友好的かつ社交的で感情表現が豊かであり人生を大いに楽しむ傾向があるといいます。
引きこもり度が高い
引きこもり度は、「不安や鬱の影響を受けやすさ、自意識が強いかどうかを表す」特性の事。
引きこもり度のスコアが高いと、落胆しやすい、圧倒されやすい、自意識が強いといった傾向があるそうで鬱病や不安神経症に悩まされる傾向があるといいます。
反対に引きこもり度が低いほど、生活満足度が高くポジティブ感情があってネガティブな感情が少ないそうです。
勤勉さが大きい
勤勉さとは、「目標志向やセルフコントロール力など」を表す特性の事。
勤勉さが大きいと、達成志向が強くて自己統制ができ、効率的で目的意識が高く有能な傾向にあるとか。
思いやりがある
思いやりとは、「他者の幸福や苦しみに共感できるかどうか」を表す特性。
思いやりのスコアが高いと、他人の感情や幸福を感じて気付きったりするのが上手だといいます。
知的好奇心が強い
知的好奇心とは、「知的な能力、ないし知的な活動を好むかどうか」を表す特性の事。
知的好奇心が強いと、新らたなアイデアを受け入れて物事を深く複雑に考えることを好み自分の経験について深く考える傾向にあるのだそうです。
そして、上の5つほどではないが幸福度への影響が大きい要素についてもわかったそうで、それが以下の2つ。
・自己主張性が高い
・ 想像的開放性が高い
以下順次捕捉。
自己主張性の高さ
自己主張性が強いと、社会的地位を目指すモチベーションが強く社会的に支配的で挑発的なふるまいをする傾向にあるといいます。
自己主張の強さは、大きな負の感情とも関連があるそうで幸福度の低下とも関連があるんだそうな。
創造的な開放性
創造的な開放性のスコアが高いと、美や創造性、想像、ファンタジー、感情を高く評価する傾向にあるといいます。
また、幸福に資さない性格的特性についても明らかなったそうでそれが以下の3つ。
・礼儀正しさ
・秩序性
・ボラティリティ
以下順次捕捉。
礼儀正しさ
礼儀正しさのスコアが高い人は、公正で思いやりがあって他人の欲求等を尊重して協力しやすい傾向があるといいます。
秩序性
秩序性スコアが高いと、整頓整頓やルーチンを好み完璧主義的な傾向にあるといいます。
ボラティリティ
ボラティリティのスコアが高いと、気分が不安定でイライラしやすく衝動の制御ができないといいます。
最後の幸福に関係ない要素は意外に思った人も多いでしょう。
わたしも結構意外だなって思いましたわ。
特に、礼儀正しさとボラティリティティーに関しては意外です。
衝動的な気分屋なんて常識的に考えたら、とても幸せになれる気がしないものですもんね。
ただまあ、衝動的かはともかく結構気分のコロコロ変わりやすいわたしとしてはなんか助かった気分ですかな。
ただ、礼儀正しさが関係なかったのは少しもやッとしますねえ。
あれですかね、、、公正さを大事にしたり他人のニーズを汲もうとする傾向が裏目に出てしまっているからでしょうか?
もう散々これまで取り上げてきたことですが、「世の中には思いやりなんて一切通用しない、むしろ優しさをかけるとつけこんでくるクソ野郎」が一定数存在しています。
礼儀正しいとこういったクソ野郎にすら優しくしてひどい目にあわされるからかもしれませんな、、、。
クソにはクソに応じた冷徹な対応が必要って事かもしれません。
誰にでも優しくするなんて必要はないってことですね。
優しさをかける人は選んだ方がいいって話でしょう。
礼儀正しい人は気をつけてくださいな。
幸せになりたいなら性格を変えていくしかない!!
人の幸福度に影響を与える要素には実に沢山のものがありましたね。
では、ここからは幸せになるためには性格をどう変えていったらいいのかについて、上述の内容を踏まえて少し具体的に考えて行きたいと思います。
まず、おさらいですが、幸福度を左右する性格的特性には以下の5つがありました。
- 熱意の大きさ
- 引きこもり度
- 勤勉さの高さ
- 思いやりの有無
- 知的好奇心の強さ
これら5つを科学的に現在もっとも妥当とされるビッグファイブを構成する性格因子の5つのそれぞれと対応させると以下の通りです。
- 外向性:熱意の大きさ、引きこもり度
- 誠実性:勤勉さの大きさ
- 協調性:思いやりの有無
- 開放性:知的好奇心の強さ
- 神経症的傾向:引きこもり度の高低
では、順次対策を講じていきましょう!!
なお、対策を見ていくにあたってまずは自分のビッグファイブにおける性格がどんなものかを以下の記事で確認しておくのをおすすめします。
熱意の大きさ
熱意の大きさとは、ほとんど外向性の高さに由来するものと言えそうです。
なんといっても中核にあるのは自己表現ですからねえ。
外向性を後天的に獲得したいなら以下の記事がおすすめですが、本質的な意味での外向性は変えられません。
外向性に関しては、ドーパミンの感受性が遺伝的に高いのも原因の一つでもあるのでそういった感受性自体は変えられません。
よって例えば、大勢でいると疲れてしまうという気質自体は遺伝レベルの話なので変わらないという事になります。
外向性が低い人は、外向性が必要となる要素以外の要素を集中的に高めて総合してプラスになるように持っていくのが得策かなって思う次第。
引きこもり度
引きこもり度は、外向性の低さと神経症的傾向の高さ、つまり「不安の感じやすさ」に由来するものと言えます。
先ほども言ったように、遺伝レベルで外向性を向上させてしまう事は不可能なので外向性が低い人はどこかで妥協点を見つける必要があるでしょう。
しかし、不安の感じやすさに関しては対処のしようがあります。
例えば、以下のような対策がありますね。
・ストレス対策を徹底する
・筋トレやメンタル強化を頑張る
・レジリエンスを強化する
勤勉さの高さ
勤勉さを高めたいのなら、自制心を養う必要があるでしょう。
となると、有効なのは瞑想やマインドフルネスなどを通して自分を客観視する能力を鍛える事が有効です。
また、物事の習慣化に当たってはとりあえずどんなことも始めたからには「3週間はやってみる」のを厳守してみるといいですね。
思いやりの有無
思いりやりを伸ばしたいのなら、「共感性を高める」のが対策となるでしょう。
ただここで重要な事は、共感性には2種類あるという事です。
一つはあなたが「思いやり」と聞いて真っ先に思い浮かぶであろう「他人の痛みを自分に引き寄せて感じる」という情動感染というもの。
そして2つめが「相手の立場に立って物事を見る」という「他者視点取得」というものです。
情に流されやすい人は情動感染優位の人と言えます。
ただこの両者はバランスが重要。
あまりに情動感染優位だと「相手のニーズを無視した独りよがりなお節介を働く」なんて事も少なくないでしょう。
なので、共感性を高めるにあたっては、「相手に痛みを知覚する」のと同時に「一歩引いてみる」という視点が大事です。
以下の記事が思いやりを高めたり実践する手助けとなるでしょう。
知的好奇心の強さ
知的好奇心を高めたいのなら、好奇心それ自体を高めるのがいいでしょう。
好奇心は日々の積み重ねで上がっていきます。
例えば、自分が普段何も考えずに行っていることを「あえていつもとは違ったやり方でやってみる」ことでも好奇心は上がっていくものです。
好奇心を高める方法の詳細についてはリンク先の記事参照。
なお、ここまで見てきた内容を包括的に解決する手段もあります。
それがアクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT)です。
アクセプタンス&コミットメントセラピーについて気になる人は以下からどうぞ。
おわりに
この記事は「幸せを感じやすい人と感じにくい人の性格って何が違うのか??」と題しておおくりしました。
幸せになるためには実にいろいろな要素が関わっているのが分かりましたよね。
本当に複雑です、、、。
ただ、各自自分の性格をまずビッグファイブで調べて、それから今回紹介した「幸せになりやすい人の性格的特性」を参考にして自分の性格をどう変えていったらいいかについてよ考えると幸せを感じやすくなるかもしれませんな。
やってみましょう!
では!
参考記事等
参考
Unique Associations Between Big Five Personality Aspects and Multiple Dimensions of Well-Being