「ちまたでは成功したいなら~みたいなタイトルを冠した本が沢山出回っているけど、正直成功って一体何なんだろうかって気がしてくるわ。なんかうまく言えんけどショーもないことに精を出している気も少ししてくるんだよなあ。成功するとかしないとか、、、うーん。」
ふむ、昔からその手の本は多いわな。
成功する、、、と言っても何を持って「成功とするか」が大事よねえ。
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラ―のおにぎりです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「成功したいとかしたくないとかいう前にそもそも何が成功か考えようか」という話です。
・成功にこだわるのがバカバカしくなってきた人
・何を持って成功とするのか考えたい人
・話しのネタが欲しい人等
今回は以下のような方に向けておおくりします。
ちまたでは成功する人の特徴などを扱った書籍が沢山出回っていますね。
あなたも手に取ってみたことはあるのではないでしょうか?
実際、わたしもいわゆる成功者という人達がどんな感じの事を考えているのか気になってその手の書籍を読んでみたことがあります。
でも、何というかその手の自己啓発的な中身はどれもこれも似た通ったかで「で?」て感じのものばかりに感じましたな。
正直、その手の本は松下幸之助さんの「道をひらく」だけで十分な気がします。
で、結局感じたのは、誰かの言う成功に固執するのではなく「自分にとっての成功とは何か」をよく知らないと人生生きていても張り合いがないという事ですね。
成功したとかしたくないとかそんな事いう前に「そもそも何を持って自分は成功とするのか」を知らないと何も始まらないんですな。
人生に張り合いを出したいなら、「何を持って成功とするのか」について今一度考えてみるといいと思う次第。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
権力や地位、資産を築くことだけが成功なのか?
一般に、「成功者」と言うと資産家や権力者など社会的地位や財力を得た人の事を言うように思われます。
ですが、こういった権力や地位、資産といったものを得る事だけが成功なのかと言ったらちょっとそれは限定的な気がしますね。
こういった成功者像は「あくまで成功した人の一例」と言っていい気がします。
成功というのは本来「目的を達する事」を意味していますので、成功か失敗かは本来「目的に何を設定したか?それを達成したのか?」と言った観点から語られるべきものだという事です。
ですから、そもそもの目的が社会的地位などのようなものでないなら「それを得たからと言って成功とは言わない」でしょう。
まずは、「成功=資産家になる事、社会的地位等を得る事」といった思い込みを外してみることが大事ですね。
それにとらわれていると、かなり人生の可能性や幅を狭めてしまう気がします。
人生はその時々で状況がかなり変わっていくので、凝り固まった思考では時ににっちもさっちもいかず窮するものです。
「何としてもやり通す!」という鉄の意思も大事ですが、同時に「特定のの見方に縛られない柔軟な思考」も持っておきたいものですな。
果たして成功とは一体何じゃ?
「成功=資産家になる事、社会的地位等を得る事」という図式が成立しないとしたら、一体成功とは何であり何を目的とすべきものなのでしょうか?
ここまで偉そうにどや顔で語ってきて大変申し訳ないですが、わたしにも「普遍的にこれを達成すべき目的とすべきである」かはわかりません。
ただわたしの願いというか「こうあったらいいだろうな」というのは何といっても、「長期的な視点から幸せを感じられる人生を送る事」ではないかって気がします。
例えば、近視眼的にただ享楽にふけって本能的快をむさぼってもそんなものは長続きしませんので、これはこの趣旨から外れます。
そうではなく死に際に「まあ、なんだかんだやりたいと思った事はそれなりにやり切ったし全体的にいい人生だった」等と思えたなら人生の勝者というか「大成功だった」と言えるでしょう。
その死に際に「いくら資産があってどんな肩書を持っているか」なんて問題ではないんですな。
死んだら人は無に帰すので、どんなに資産を持ってようが肩書があろうが全て無意味ですし、死んだ後にこの世のあり様を認識などできないでしょうから死後の名誉なんてものも全く無意味でしょう。
全ては自分が生きている間のかりそめのものでしかないと思います。
何ら永遠たるものはありませんね。
そう考えると、「所詮人生など死までの余興、ヒマツブシの類」なのかもしれません。
でも、だからこそせっかくの余興を無為に過ごすのではなく、なるべく自分のできる範囲で楽しんでいこうとした方がいいと思います。
やっぱりその方が有意義ですよね。
その為にはやはり何といっても、「自分にとって何が大事で何に沿って生きていきたいのか」という事をある程度はっきりさせることが肝要かと思います。
もし、本心では「自分の家族を大事にする」という願いを持っていても、仕事ばかりに精を出して最初は家族にいい生活をさせるためだったのが次第に「いかに競合を蹴落とし出世し支配者として君臨するか」に没頭しては幸せになれるとは思えません。
そういった本心とは違う方向へ人生の舵を切り突っ走っていると、死の間際になって「もっと家族との時間を大事にしておくべきだった、、、」なんて悲嘆にくれながらこの世を後にすることになるでしょう。
事実、この手の嘆きは実に多いのです。
詳しくは以下。
なので、自分の人生は自分の大事なものを追及したりそれに沿った生き方をしていく方向につかいましょう。
人生で大事にしたいものを見つけたい人は以下の記事を参考にしてみてくださいな。
おわりに
この記事は「成功したいとかしたくないとかいう前にそもそも何が成功か考えようか」と題しておおくりしました。
世間一般で言われる成功とは社会的地位や金銭的なものに限定されて語られている気がしますが、本来成功は目的ありきのものです。
もし、目的が地位や金銭でなかったならそれを得たところで何も成功ではないし、むしろそれを得ることが成功であると思い込んで盲目的に生きることで不幸になる可能性もあるでしょう。
何をもって成功とするかは断言できないところですが、わたしは「人生を長期的な視点から幸福に生き切る」という事が成功なんじゃないかって思うところです。
自分の大事にしたいものを見つけて、それに沿って人生を生きていきたいものですなあ。
多分、それが一番後悔の少ない人生を歩む方法だと思いますね。
あなたの人生にお幸多からんことを。
では!
参考
参考記事等